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医師の履歴書 無料ダウンロード|採用担当者が見落とすNG例と書き方

医師の履歴書 無料ダウンロード|採用担当者が見落とすNG例と書き方

この記事では、医師の履歴書を無料でダウンロードできるテンプレートの種類・選び方と、採用担当者が書類選考で確認するポイントを解説します。医籍登録番号・専門医資格・医局人事異動など医師特有の記載ルールと、落とされやすいNG例もあわせて紹介します。

目次

医師の履歴書ダウンロード前に確認すること

一般の市販履歴書で応募できるか

医師の転職・転院の応募に一般の市販履歴書(JIS規格)を使っても問題ありません。厚生労働省が推奨する様式は市販の文房具店やコンビニでも入手でき、医療機関を含むほとんどの採用担当者がこのフォーマットを前提に書類を読みます。

ただし、一般的な市販履歴書では医師特有の項目(専門医資格・医籍登録番号など)を記載するスペースが限られます。医局人事異動が多い医師や複数の専門医資格を持つ場合は、あとで説明する「医師専用テンプレート」を選ぶと情報が伝わりやすくなります。

履歴書と職務経歴書、どちらが必要か

医師の転職では、多くの場合「履歴書+職務経歴書」の両方提出を求められます。それぞれの役割は以下の通りです。

書類記載内容主な用途
履歴書学歴・職歴・資格・志望動機の概要人物像・基本情報の把握
職務経歴書診療科・手術経験・担当症例・研究業績など即戦力としての能力評価

非常勤・スポット勤務の場合は履歴書のみで問題ないケースが多いですが、常勤転職や大学病院・大手病院グループへの応募では両方を求められるのが通例です。応募要項を事前に確認してください。

手書きかPC作成か

医師の転職においては、PC作成が標準です。医局人事異動が多い医師の場合、職歴欄に記載する勤務先が複数になりやすく、手書きでは誤字修正が難しく書類の見栄えが下がります。PC作成であれば読みやすい文字サイズで情報を整理でき、複数の応募先に書類を使い回す際の修正も容易です。

「手書きを希望」と指定している医療機関は非常に少数です。特に指定がない場合はPC作成を選んでください。

医師の履歴書テンプレート 選び方と無料ダウンロード先

「ダウンロードして使う」「Webサービスで作成する」「PCソフトで自作する」の3つの方法があります。それぞれの特徴と、どの状況に向いているかを整理します。

厚生労働省推奨様式(JIS規格)

厚生労働省が2020年に改訂した履歴書様式は、以下の特徴があります。

  • 性別欄が任意記載・未記入可に変更された最新様式
  • 通勤時間・扶養家族数・配偶者欄が削除されたシンプルな構成
  • Word/PDF形式で厚生労働省公式サイトから無料入手可能

一般企業・医療機関のいずれにも対応できる汎用性の高い書式です。医籍登録番号や専門医資格の記載スペースが標準では設けられていないため、資格欄のスペースが多い様式を選ぶか、詳細は職務経歴書でカバーすることになります。

医師専用テンプレートが向いているケース

以下のいずれかに当てはまる場合は、各転職エージェントが提供している医師専用テンプレート(Excel形式)の利用が合理的です。

  • 医局人事異動による職歴が5か所以上ある
  • 専門医・認定医・指導医資格を複数保有している
  • 研究業績(論文・学会発表)を記載したい
  • 可能な手術・処置の一覧を示したい

民間医局・リクルートドクターズキャリアなど大手医師転職エージェントの公式サイトでは、こうした医師特有の記載に対応した無料テンプレートを配布しています。登録不要でダウンロードできるものもあります。

履歴書テンプレートの選び方全般については以下の記事で詳しく解説しています。

PCツールで作成する場合

手元にOfficeソフトがない場合、Web上で無料作成できるサービスも活用できます。Yagish(ヤギッシュ)などの無料履歴書作成サービスはブラウザ上で入力・PDF出力ができ、コンビニ印刷にも対応しています。医師用の特殊フォーマットには対応していませんが、資格欄や職歴欄を活用して対応できます。

PCで使える履歴書作成サービスの詳しい比較は以下をご覧ください。

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採用担当者が書類選考で最初に確認する3カ所

医療機関の採用担当者(人事部・事務長・院長など)が医師の履歴書を見る場合、すべての項目を均等に読むわけではありません。最初の30秒で行う確認には明確なパターンがあります。

採用担当者はここを見ている

  • ①写真・第一印象:清潔感があるか、社会人として適切な服装か。スナップ写真や1年以上前の古い写真は即マイナス評価
  • ②資格欄(医師免許・専門医):医籍登録番号の記載有無、診療科に関係する専門医・認定医資格が正確に書かれているか
  • ③志望動機の最初の2文:「御院の理念に共感し…」のような定型文は読み飛ばされる。なぜこの医療機関に応募したのか、具体的な動機が書かれているか

逆に言えば、この3カ所さえしっかり整えれば書類通過率は大きく変わります。写真・資格欄・志望動機の書き出しに集中して完成度を高めることが優先事項です。

医師の履歴書 各項目の書き方ルール

写真・基本情報

写真は履歴書の中で唯一「見た目」を伝える手段です。以下のポイントを押さえてください。

  • サイズ:縦4cm×横3cm(JIS規格)
  • 撮影時期:3カ月以内、清潔感のあるスーツまたは白衣姿
  • スマホ撮影は避け、証明写真機または写真スタジオで撮影する
  • 裏面に氏名を記入し、履歴書本体に貼付する

日付は書類を提出・郵送する日付を記入します。採用担当者の視点では、1年以上前の日付が書かれた書類は「使い回し」と受け取られる場合があります。郵送する当日・面接当日の日付を記入することが基本です。

学歴・職歴欄の書き方(医局人事異動の正しい記載)

医師の職歴は「医局人事異動」による短期間の勤務先移動が多く含まれます。これを正しく記載しないと、採用担当者に「転職回数が多い」という誤解を与えかねません。

良い例文

20XX年 4月 〇〇大学医学部付属病院 内科学教室 入局
20XX年 4月 △△病院 内科 入職(〇〇大学医学部付属病院医局の人事異動による赴任)
20XX年 3月 △△病院 内科 退職(医局人事異動に伴う帰局のため)
20XX年 4月 〇〇大学医学部付属病院 内科 帰局

NG例

20XX年 4月 〇〇大学医学部付属病院 内科 入社
20XX年 3月 同院 退社
20XX年 4月 △△病院 内科 入社

「入社・退社」の表記と、医局人事の背景説明がない点が問題です。医療機関の入退職は「入職・退職」が正式で、医局人事による赴任であることを書かないと頻繁な自己都合転職に見えます。

医療機関への入退職は「入職・退職」が正しい表記です。医局に所属したまま関連病院へ赴任する場合は「医局の人事異動による赴任」と明記することで、採用担当者が状況を正確に理解できます。また、医療機関を指す書面上の呼称は「貴院」「御院」の使い分けも確認しておきましょう。

医療法人への応募に特化した履歴書の書き方は以下の記事でも詳しく解説しています。

資格・免許欄の書き方(医籍登録番号・専門医・認定医)

資格・免許欄は採用担当者が最も精査する項目のひとつです。以下の順番で記載します。

  • 医師免許:「医師免許取得(医籍登録番号:第〇〇〇〇〇号)」と記載。取得年月日は医師免許証に記載された年月日を使用
  • 専門医資格:「〇〇学会認定〇〇専門医 取得」と正式名称で記載
  • 認定医資格:専門医資格と同様に学会名と認定の種類を正確に記載
  • その他資格:麻酔科標榜医など、応募先の業務に関係するものを優先的に記載

医籍登録番号の記載は任意ですが、書いておくことで書類の信頼性が高まります。専門医・認定医資格は略称ではなく正式名称で記載することが重要です。例えば「内科専門医」ではなく「日本内科学会総合内科専門医」のように、学会名を含めて書いてください。

志望動機欄の書き方

志望動機は採用担当者が最も差がつく項目です。医師の転職では特定のNGパターンが繰り返されており、採用担当者はすぐに見抜きます。

NG例

「貴院の医療理念に強く共感し、地域医療に貢献したいと考えております」

どの医療機関にも使い回せる文章です。採用担当者は1日に複数の書類を読むため、この書き出しが来た瞬間に「また同じパターン」と感じます。定型文一辺倒の志望動機は書類通過率を下げる最大の原因のひとつです。

採用担当者が「この医師に会いたい」と感じる志望動機には、共通するパターンがあります。

  • 応募先の具体的な特徴に言及している:「貴院が○○地域で唯一の△△機能を持つ施設であるため」のように一般論でなく固有の強みに触れる
  • 自分の経験との接点が明確:「私は〇〇年間△△科で□□を専門に診てきたが、次のステージで〜を実現したい」という動線を示す
  • 100〜200文字程度で完結している:履歴書の志望動機欄は概要のみ。詳細は面接で話す前提でまとめる

医療法人向けの志望動機の書き方は以下の記事で詳しく解説しています。

キャリアステージ別 履歴書の書き方ポイント

初期研修医・後期研修医のケース

研修医が履歴書を提出する主なシーンは「後期研修プログラムへのマッチング」や「初期研修終了後の転院・入局」です。この段階では職歴が少ないため、志望動機と医学部・研修中の経歴記載が書類の大部分を占めます。

研修医段階の履歴書では、「どの診療科に力を入れて研修したか」「将来どの領域を目指しているか」を明確に示すことが採用担当者への訴求点になります。研修医の履歴書の書き方は以下で詳しく解説しています。

転職経験が多い・医局人事異動が複数回ある場合

勤務先が5か所以上になる場合、通常の履歴書フォーマットでは職歴欄に収まりきらないことがあります。この場合、「職歴欄には主要な勤務先のみ記載し、詳細は別紙職務経歴書に記す」と書き添える方法が一般的です。

「医局人事」による異動を自己都合の転職と混同されないよう、「医局人事異動による赴任」「大学医局の指示による勤務」などの文言を各行に添えることを徹底してください。採用担当者が一目で「計画的なキャリア」と理解できる記載が書類通過率を高めます。

産休・育休・海外留学・研究期間など空白期間がある場合

医師のキャリアには、育児・留学・大学院での研究といった非臨床期間が含まれることがあります。職歴欄でこれを「空白」のまま放置すると採用担当者に不審に思われます。

  • 育児休業:「〇〇病院 育児休業取得(〇年〇月〜〇年〇月)」と明記
  • 海外留学:「〇〇国 〇〇大学 〇〇研究室 研究員として留学(〇年〇月〜〇年〇月)」と研究内容を簡記
  • 大学院在籍:「〇〇大学大学院 〇〇科学専攻 在籍(研究・学位取得のため)」と記載

空白期間の存在そのものは採用可否を大きく左右しません。ただし、期間と理由を明記しない空白は採用担当者に憶測を生みやすく、書類段階での判断を難しくします。正直に、かつ簡潔に記載することが最善策です。

採用担当者が落とす「NG記載」と改善パターン

以下は医師の履歴書でよく見られるNG記載と改善例です。書類提出前のチェックリストとして活用してください。

NG記載改善ポイント
医師免許取得(年月のみ)「医師免許取得(医籍登録番号:第〇〇〇〇〇号)」と番号を明記
入社・退社の表記医療機関は「入職・退職」が正式。医局は「入局・退局」
専門医の略称記載(例:「内科専門医」)学会名を含めた正式名称で記載(例:「日本内科学会総合内科専門医」)
志望動機が定型文(理念共感・地域貢献のみ)応募先固有の情報に触れた具体的な動機を記載
空白期間の無記載育休・留学・研究期間の理由と期間を明記
証明写真が古い(1年以上前)3カ月以内に撮影した写真に更新

特に「専門医資格の略称」と「入社・退社表記」は医療業界特有のミスとして採用担当者の印象を下げやすい項目です。提出前に必ず見直してください。

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まとめ

  • 医師の履歴書は厚生労働省推奨様式(JIS規格)で問題ないが、医局人事や複数資格がある場合は医師専用テンプレートが使いやすい
  • 採用担当者が最初に確認するのは「写真・資格欄・志望動機の書き出し」の3カ所
  • 医局人事異動は職歴欄に「医局の人事異動による赴任」と明記し、自己都合転職と誤解されないようにする
  • 専門医・認定医資格は学会名を含めた正式名称で記載する
  • 空白期間(育休・留学・研究)は理由と期間を簡潔に記載することで採用担当者の判断を助ける

書類選考を通過する医師の履歴書に共通するのは「採用担当者が読みやすい情報整理」と「この医療機関でなければならない理由の具体性」の2点です。テンプレートをダウンロードして形を整えるだけでなく、内容の差別化まで意識して作成してください。

医師の履歴書に関するよくある質問

医師の履歴書は市販のもので大丈夫ですか?

はい、一般の市販履歴書(JIS規格・厚生労働省推奨様式)で問題ありません。ただし、医局人事異動が複数回ある場合や専門医資格を多数持つ場合は、記載スペースの余裕がある医師専用テンプレートを使うと情報を整理しやすくなります。

医籍登録番号は履歴書に書く必要がありますか?

記載は任意ですが、書いておくことで書類の信頼性が高まります。医師免許証に記載されている「第〇〇〇〇〇号」の番号を、資格欄の医師免許取得年月日と合わせて記載するのが一般的です。

医局人事異動が多くて職歴欄に書ききれない場合はどうすればいいですか?

職歴欄には主要な勤務先のみを記載し、「詳細は別紙職務経歴書をご参照ください」と添えて対応するのが一般的です。医局人事による赴任先はすべて職務経歴書に記載し、医局人事異動であることを明記すると採用担当者が状況を正確に把握できます。

研修医がマッチングに提出する履歴書で気をつけることは?

研修医マッチングでは、職歴が少ない代わりに志望動機とどの診療科を重点的に研修したかが重視されます。「なぜこのプログラムを選ぶのか」に具体的に答える志望動機と、研修中に取り組んだ症例・実習経験を簡潔にまとめた自己PR欄の完成度が書類評価を左右します。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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