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塾講師の履歴書テンプレートと書き方|採用担当者が明かすNG例

塾講師の履歴書テンプレートと書き方

この記事では、塾講師のバイト・転職採用に使える履歴書テンプレートの選び方と、採用担当者が実際にチェックする志望動機・職歴欄・自己PRの書き方を例文付きで解説します。バイト応募の大学生から転職を目指す社会人まで対応した内容です。

目次

塾講師の履歴書に使えるテンプレートの選び方

履歴書のテンプレートは多種多様ありますが、塾講師の採用では「志望動機欄と自己PR欄の記入スペースが十分あるもの」を選ぶことが基本です。採用担当者が最も重視するのはこの2項目であり、スペースが狭すぎるテンプレートでは伝えきれない内容が出てきます。

バイト・パート応募はA4標準様式で問題ない

塾講師のアルバイトや時間講師として応募する場合、市販の標準的なA4サイズ履歴書(JIS規格様式)で十分です。コンビニエンスストアや文具店で購入できるものや、厚生労働省が推奨する様式をPDFで印刷したものも問題ありません。

注意したいのは「学習塾専用」と書かれたテンプレートを特別に探す必要はないという点です。重要なのはテンプレートの種類ではなく、各項目に何を書くかです。

バイト応募時のテンプレート選びのポイント

  • 志望動機欄:5〜8行程度のスペースがあるもの
  • 自己PR欄:別枠で確保されているもの(ない場合は本人希望欄に記載)
  • 資格・免許欄:4行以上記入できるもの(英検・数学検定・教員免許を複数持つ場合)

無料で使えるテンプレートの選び方と注意点については、履歴書テンプレートの無料ダウンロード先と選び方で採用担当者目線のチェックポイントをまとめています。

転職・正社員採用は職歴欄が広いタイプを選ぶ

社会人として塾講師への転職を考えている場合、職歴欄が広く取られているタイプのテンプレートを選んでください。複数の職場での経験や、担当した科目・学年・生徒数などを詳細に記載するスペースが必要になります。

転職向けの履歴書は、学歴欄が最小限でその分職歴欄が広くなっているものが多くあります。既製品の場合は「転職用」「経験者用」と書かれたものを選ぶと職歴欄のスペースが確保されています。

手書きかPC作成か(塾講師に向いているのはどちら)

塾講師の採用において、手書きとPC作成のどちらかを強く求める塾はほとんどありません。PC作成でも採用担当者の評価に差は出ません。

ただし、手書きにメリットがある場面があります。学習塾では生徒への板書・添削など手書き作業が多いため、「字が丁寧かどうか」を採用担当者が気にするケースがあります。特に小中学生を対象とする塾では、手書きの履歴書が第一印象を上げることがあります。

比較項目手書きPC作成
採用担当者の評価「字が丁寧」との好印象を与えやすい読みやすく修正しやすい
作業効率時間がかかる(書き直しが大変)複数の塾に短時間で対応できる
向いている状況小中学生向けの塾、地域密着型の個人塾大手チェーン塾、複数同時応募の場合

迷う場合はPC作成を選んで問題ありません。無料で使えるPC作成ツールについては履歴書作成ツールのおすすめ比較でまとめています。

採用担当者が塾講師の履歴書で必ず確認する3箇所

履歴書の書式が整っていても、採用担当者が重視する3箇所に適切な内容が書かれていなければ書類選考は通りません。塾の採用担当者が実際にどの項目を見ているか、その理由と判断基準を整理します。

学歴・資格欄で「教えられる科目と学力」を見ている

採用担当者が学歴欄を確認する主な目的は、「どの科目を何のレベルまで指導できるか」の見極めです。大学の学部・学科と専攻科目から指導可能な教科を推測しており、そこに資格欄の記載が加わることで信頼性が高まります。

採用担当者はここを見ている

  • 大学の学部・専攻:理工学部なら理数系指導可、文学部英文学科なら英語指導可と判断する
  • 英検・数学検定のスコア:指導科目の学力を客観的に証明する材料として活用する
  • 教員免許の有無:必須ではないが、教育の専門知識があると評価が上がる
  • 出身校の偏差値・難関校受験経験:「自身が難しい受験を経験している」という信頼感につながる

志望動機欄で「長く続けてくれるか」を判断している

塾の採用担当者が志望動機を読む際の最大の関心事は「この人は長く続けてくれるか」という点です。塾講師は生徒との継続的な関係性が学習効果に直結するため、短期間で辞められると生徒・塾の両方に悪影響が出ます。

採用担当者の本音を言えば、「自宅から近い」「時給が良い」「空き時間を有効活用したい」という動機で来た人は続かない確率が高いと見ています。その経験から、志望動機では「なぜ教育に関わりたいのか」「なぜ塾という場なのか」を確認しています。

自己PR欄で「生徒・保護者と向き合えるか」を確認している

塾講師の仕事は、教科の知識があれば務まるわけではありません。やる気を失った生徒のモチベーションを引き出す力、保護者の不安や要望に丁寧に対応する力が求められます。

「コミュニケーション能力があります」という記述だけでは採用担当者には響きません。「具体的なエピソードをもとに、生徒や人と関わった経験を示すこと」が通過につながります。部活の後輩指導、家庭教師、ボランティア活動など、教育に限らず「人を育てた・支えた」経験はすべて使えます。

【項目別】塾講師の履歴書の書き方と例文

各項目の書き方を順番に解説します。バイト・転職どちらに該当するか確認しながら読み進めてください。

学歴欄:正式名称の書き方と卒業見込みの表記

学歴欄は最終学歴から記入するのではなく、中学校卒業から順番に書くのが原則です。塾講師の採用では学歴が指導力の証明材料になるため、特に大学名・学部・学科は省略せず正式名称で書きます。

良い例文

○○○○年 ○月 ○○県立○○高等学校 普通科 卒業
○○○○年 ○月 早稲田大学 教育学部 数学科 入学
○○○○年 ○月 早稲田大学 教育学部 数学科 卒業見込み

NG例

○○○○年 ○月 早大 教育学部 入学
○○○○年 ○月 同大学 数学科 卒業見込み

「早大」「慶大」などの略称は採用担当者に悪印象を与えます。「同大学」の省略も不可。学校名は毎行必ずフルネームで記載します。

在学中に応募する場合は、最終行に「○○大学 ○○学部 ○○科 卒業見込み(○○○○年○月)」と書きます。「在学中」という表記は使わないのが正しい書き方です。

職歴欄:雇用形態別(アルバイト・非常勤・正社員)の書き方

塾講師としての職歴は、雇用形態によって書き方が変わります。重要なのは担当した科目・学年・生徒数などを具体的に記載することです。

アルバイト・パートとして勤務した場合

アルバイト経験は正式な職歴欄には記載しないのが基本ですが、塾講師の採用においては指導経験を示す重要な材料になります。「職歴」の欄内に記載することに問題はなく、担当科目・学年・生徒数まで書くことで採用担当者への訴求力が上がります。

良い例文(アルバイト)

○○○○年 ○月 ○○個別指導塾 アルバイト講師として勤務
        担当科目:中学生 英語・数学(個別指導)
        担当生徒数:常時8〜10名
○○○○年 ○月 在籍中(現在も継続中) または 退職

非常勤講師・時間講師として勤務した場合

非常勤・時間講師として複数の塾を掛け持ちしていた場合、それぞれの塾名と担当を記載します。詳しい書き方は塾講師の職歴欄の書き方解説記事で例文付きで紹介しています。

資格・免許欄:教員免許・英検・数学検定の正しい記載例

資格欄は取得年月の古い順に書くのが基本です。塾講師の採用に関わりやすい主な資格の正式名称と記載例を整理します。

資格名正しい書き方よくある間違い
教員免許(中学・英語)中学校教諭一種免許状(英語)取得「英語教師資格」「教員免許取得」
教員免許(高校・数学)高等学校教諭一種免許状(数学)取得「数学教員免許」
英語検定2級実用英語技能検定2級 取得「英検2級」
数学検定2級実用数学技能検定2級 取得「数検2級」「数学検定2級」
TOEICTOEIC Listening & Reading Test ○○○点「TOEIC ○○○点」

教員免許を複数持っている場合は取得年月の古い順に列挙します。取得見込みの場合は「○○○○年○月取得見込み」と記載します。

志望動機欄:採用担当者が通過させたくなる例文

志望動機は「なぜ教える仕事をしたいのか」「なぜ塾という場なのか」「なぜこの塾なのか」の3要素を盛り込むことが基本です。この3要素が揃うと、採用担当者は「この人はしっかり考えて応募している」と判断します。

採用担当者はここを見ている

  • 「長く続けてくれそうか」を判断する動機の根拠
  • 「うちの塾を選んだ理由」が表面的なものでないか
  • 責任感を持って生徒と向き合う姿勢が感じられるか

以下にバイト応募版と転職応募版、それぞれの例文を紹介します。

良い例文(アルバイト・大学生向け)

高校時代に受験勉強を通じて、「わかった瞬間」の面白さを強く感じました。大学で数学を専攻する中で、その「わかった」を生徒自身に体験させることへの関心が高まり、塾講師として関わりたいと考えました。貴塾を選んだ理由は、個別指導を通じて生徒一人ひとりのペースに合わせた指導を実践されている点です。丁寧に関わることで生徒の成績向上と自信の回復を支えたいと考え、応募しました。

良い例文(転職・社会人向け)

前職では○○業界で4年間勤務し、後輩の育成やOJTを担当する機会を多くいただきました。その経験を通じて「教えることで人が変わる瞬間」に大きなやりがいを感じ、教育分野でその力を発揮したいと考えました。塾を選んだ理由は、学校教育では拾いきれない「一人ひとりの躓き」に向き合えるからです。貴塾の少人数指導の方針に共感し、自分の強みを活かせると判断して応募しました。

自己PR欄:指導実績を数値で伝える例文

自己PR欄で採用担当者の目が止まるのは「具体的な数字」と「再現性のある行動」が書かれているものです。経験の有無に関わらず、工夫次第で説得力のあるPRは書けます。

良い例文(指導経験あり)

前塾でのアルバイト講師経験(2年間)で、担当した中学3年生3名全員が第一志望の公立高校に合格しました。3名とも入塾時は英語が苦手でしたが、単語テストの頻度を週2回に増やし、毎回間違えた単語を翌週に再テストする仕組みを作ったところ、半年で平均点が40点から65点まで上がりました。数値で結果を示す指導と保護者への定期的な報告を心がけ、信頼関係を築くことが自分の強みです。

良い例文(指導経験なし・未経験者向け)

大学のゼミでは後輩4名のデータ分析指導を担当し、研究発表本番まで週1回の個別フォローを続けました。苦手な部分を言語化して「なぜそうなるか」を順を追って説明することで、4名全員が発表を完遂しました。教えることへの手応えをこの経験で感じ、塾講師として生徒の理解を助ける仕事に本気で取り組みたいと考えています。

採用担当者が見て即判断するNG例と改善パターン

採用担当者は一日に数十枚の履歴書を確認します。「見た瞬間に落とす」理由となるNG例を把握しておくことで、書類選考通過率が大きく変わります。

志望動機のNG例3パターン

NG例①:理由が「好き」だけ

「子どもが好きで、教えることも好きなので応募しました。」

採用担当者は「好き」という感情ではなく、「責任を持って指導できるか」を見ています。「子どもが好き」は動機にはなっても、その人を採用する理由になりません。

→ 改善:「高校受験を通じて得た学習法を伝えることで、同じ悩みを持つ生徒の力になりたいと考えています。」のように、経験と意図を結びつけた形にする。

NG例②:塾を選んだ理由が「立地・待遇」のみ

「自宅から近く、時給も希望に合っているため応募しました。」

採用担当者は「なぜうちの塾なのか」を確認しています。立地・時給のみを理由にする応募者は、より条件の良い塾に移る可能性が高いと判断されます。

→ 改善:「貴塾の個別指導で一人ひとりの苦手に集中的に対応するスタイルに共感し、この指導方針のもとで力をつけたいと考えました。」

NG例③:継続意志が伝わらない

「春休みの空き時間を活用したいと思い応募しました。」

「空き時間」「短期間限定」という表現は採用担当者が最も避けたい応募者像です。塾は学期をまたいで生徒を担当するため、継続できる見込みのある人材を求めています。

→ 改善:「大学3年生の間、通年で週○回の指導に取り組みたいと考えています。」のように期間・頻度を明示する。

自己PRのNG例と改善

NG例:根拠のない能力宣言

「私はコミュニケーション能力が高く、生徒との信頼関係をすぐに築くことができます。」

能力の宣言だけでは証拠にならない。「○○の場面で○○を行い、○○という結果が出た」という形で具体的なエピソードを示すことが必要です。

→ 改善:「部活のマネージャーとして、練習後に毎回1人1人に今日の課題を伝える習慣を作り、チーム全体の連帯感向上に貢献しました。一人ひとりの状況を把握して適切に関わることを習慣にしています。」

まとめ

  • テンプレートはバイト・パートならA4標準様式、転職・正社員なら職歴欄が広いタイプを選ぶ
  • 採用担当者は「学歴・資格欄(指導可能科目の確認)」「志望動機欄(継続意志の確認)」「自己PR欄(対人力の確認)」を特に重視する
  • 学歴欄は略称を使わず正式名称で、職歴欄は担当科目・学年・生徒数まで記載する
  • 志望動機は「なぜ教育か」「なぜ塾か」「なぜこの塾か」の3要素で構成する
  • 自己PRは「コミュニケーション能力があります」で終わらせず、具体的なエピソードと結果をセットで書く

書類選考の通過率を上げるには、テンプレートの選択よりも各項目の中身が決め手になります。採用担当者の視点から「この人と会いたい」と思わせる内容を書くことが最優先です。

塾講師の履歴書に関するよくある質問

塾講師の履歴書に使えるテンプレートはどこで入手できますか?

厚生労働省の公式サイトから無料でダウンロードできる標準様式(JIS規格)が最もよく使われます。大手転職サイト(マイナビ転職・doda等)でもWord・PDF形式のテンプレートを無料配布しています。バイト応募ならコンビニや文具店で購入できる市販の履歴書でも問題ありません。

塾講師のアルバイト履歴書は手書きとPC作成のどちらが良いですか?

どちらでも採用に差は出ません。ただし小中学生向けの個人塾では、板書や添削など手書き作業が多いことから「字が丁寧かどうか」を確認する採用担当者もいます。迷う場合はPC作成でも問題ありませんが、手書きを選ぶなら丁寧に時間をかけて書くことが重要です。

大学在学中に塾講師バイトに応募する場合、学歴欄の「在学中」の書き方は?

学歴欄の最終行には「○○大学 ○○学部 ○○科 在学中」ではなく、「○○大学 ○○学部 ○○科 ○○○○年○月卒業見込み」と卒業予定年月を記載するのが正しい形式です。「在学中」という表記は使わないのが原則です。

教員免許は持っていませんが塾講師に応募しても問題ありませんか?

問題ありません。学習塾の講師には教員免許は原則不要です。塾の採用担当者が重視するのは、指導できる科目の学力(学歴・資格欄から判断)と、継続して働く意志・生徒への関わり方です。教員免許がなくても、大学の専攻や英検・数学検定のスコアをしっかり記載することで指導力を示せます。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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