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職歴が多い人の履歴書テンプレート|採用担当者が教える選び方と書き方

職歴が多い人の履歴書テンプレート|採用担当者が教える選び方と書き方

この記事では、職歴が多い方向けの履歴書テンプレートの選び方と、限られたスペースに職歴を収めるための書き方のコツを解説します。採用担当者が職歴欄でどこを確認しているかも踏まえて構成しているため、書類選考の通過率を上げたい方はそのままお読みください。

目次

職歴が多い人に合った履歴書テンプレートの選び方

履歴書のテンプレートは市販・無料ダウンロードを合わせると数十種類以上あります。職歴が多い方は、テンプレートの選択を誤ると、書き直す前から書類が見づらい印象を与えてしまいます。まずは選び方の基準を確認しましょう。

テンプレートは「職歴欄のサイズ」で選ぶ

職歴が多い方が最初に確認すべきは、テンプレートの職歴欄の行数とスペースです。一般的なA4・1ページの履歴書では、学歴・職歴欄の合計が15〜18行程度。転職回数が3回以上の方や、派遣・契約社員としての勤務が複数社あった方は、最初から職歴欄が多めのタイプを選ぶことで書き直しのリスクを減らせます。

テンプレートの種類特徴こんな方に向く
A4・1ページ標準型学歴職歴欄が15〜18行転職1〜2回の方
A4・学歴職歴欄拡大型学歴職歴欄が20〜25行転職3〜4回の方
A4・2枚組型職歴欄を2ページ目に独立させる転職5回以上・派遣歴多数の方
厚生労働省推奨様式学歴・職歴欄がひとつにまとまった統合レイアウト勤務先の指定がない全般向け

無料で使える履歴書テンプレートの種類と選び方の詳細は、以下の記事で解説しています。

採用担当者が教える履歴書テンプレートの選び方と注意点も合わせて確認してください。

採用担当者が「見やすい」と評価するレイアウトの条件

採用担当者は、一人あたりの書類確認に費やせる時間が限られています。履歴書を受け取った直後に確認するのは、職歴欄の「在籍企業数・在籍期間・退職理由の有無」です。

採用担当者はここを見ている

  • 入社月・退職月の両方が記載されているか:どちらか一方のみでは在籍期間が確認できない
  • 雇用形態の区別がついているか:正社員・契約社員・派遣社員を区別して書いているか
  • 全体として判読できるレイアウトか:詰め込んで行間が詰まっていないか

このうち最も見落とされやすいのが「雇用形態の区別」です。正社員なのか、派遣・契約として就業したのかが不明な書類は、採用担当者が内定後の手続き(雇用保険・社会保険の確認)でも混乱を招きます。テンプレートを選ぶ際には、雇用形態を記入できるスペースが確保されているタイプを選んでください。

職歴をコンパクトにまとめる5つの書き方ルール

職歴欄のサイズが合うテンプレートを選んだ上で、記載する内容を整理します。職歴の省略・削除は原則として認められていませんが、書き方の工夫だけでスペースは大幅に節約できます。以下の5つのルールを確認してください。

ルール① 入社と退職を1行に収める

標準的な履歴書では「入社」と「退職」をそれぞれ1行に分けて記載するのが原則ですが、職歴が多い場合は1社を1行にまとめることが認められています。

良い例(1社1行)

2018年4月 〇〇株式会社 入社(契約社員) 2020年3月 退職

NG例

2018年4月 ㈱〇〇 入社
2020年3月 一身上の都合により退職
(株)の省略・退職理由の詳細記述はスペースを圧迫するNG例です

ルール② 学歴は最終学歴のみに絞る

転職活動の履歴書では、学歴を最終学歴(大学・専門学校・高校の卒業)1行のみに絞ることが可能です。中学・小学校の卒業を省略しても選考への影響はありません。これだけで職歴欄の行数を3〜5行確保できます。

ルール③ 部署・異動先は応募との関連が薄ければ省略する

同じ会社内での部署移動や転勤は、応募ポジションと関連する場合にのみ記載します。たとえば営業職への応募であれば、経理部への異動歴は省略しても選考への影響は最小限です。応募先に直結しないキャリアの細部は、職務経歴書で補足する方法も有効です。

ルール④ 派遣・契約・正社員を雇用形態で区別して書く

雇用形態が混在する場合、各行に雇用形態を明記することで採用担当者の確認効率が上がります。このひと手間が「書類作成の几帳面さ」として評価されるケースがあります。

雇用形態記載例
正社員〇〇株式会社 入社(正社員)
契約社員〇〇株式会社 入社(契約社員)
派遣社員△△株式会社(派遣元:✕✕人材サービス) 就業開始
業務委託フリーランスとして〇〇業務に従事

派遣社員として複数社に就業した経歴がある場合、派遣元と各派遣先の両方を記載するのが原則です。同一の派遣元から複数の派遣先に就業した場合は「派遣元:△△ / 派遣先:〇〇社・〇〇社(計〇社)」とまとめる書き方も認められています。

ルール⑤ 「現在に至る」と「以上」を同じ行に書く

在職中の場合、末尾は通常「現在に至る」と「以上」を別々の行に書きますが、職歴が多い場合は1行にまとめることができます。

良い例

現在に至る                     以上

それでも書ききれない場合の3つの対処法

5つのルールを適用しても職歴が収まらない場合は、以下の対処法を検討してください。

  • 職歴欄が多いテンプレートに切り替える:A4・2枚組型や、学歴職歴欄を拡大したカスタムテンプレートを使います。無料のWordテンプレートなら、行の高さを調整してスペースを増やすことも可能です。
  • 職務経歴書に詳細を移す:履歴書の職歴欄は「入社・退職の記録」として骨格のみに絞り、業務内容や実績は職務経歴書に移します。採用担当者も職務経歴書を前提に選考するため、この方法はむしろ読みやすさが増すケースがあります。
  • Web形式の履歴書に切り替える:PDFで送付できるWeb履歴書サービスは、学歴・職歴の入力欄が事実上無制限のものが多く、紙面スペースの制約がありません。応募先がWeb入力またはPDF受け取りに対応しているかを確認した上で利用できます。

スマホ・PC問わず利用できるWeb・アプリ形式の履歴書作成ツールについては、採用担当者の本音も含めた比較記事が参考になります。

採用担当者が職歴の多さより重視していること

「職歴が多いと印象が悪い」という不安を持つ方は多いです。ただし、採用担当者が書類選考でまず確認するのは、職歴の件数そのものではなく、在籍期間と退職の流れが整合しているかどうかです。

職歴が5社・6社あっても、各社での在籍期間が2〜3年単位であれば、採用担当者にネガティブな印象を与えることは少ないです。問題になりやすいのは以下のパターンです。

  • 入社から半年以内の退職が複数回続いている
  • 業界・職種が毎回大きく変わり、一貫性が見えない
  • 退職から再就職まで1年以上の空白期間が説明なく存在する

採用担当者はここを見ている

  • 在籍期間のパターン(短期離職が連続していないか)
  • キャリアの方向性(職種・業界に一貫性があるか)
  • 職歴欄の記載の丁寧さ(整理されて読みやすいか)

職歴が多くても整理されて読みやすい書類を作ることができれば、「書類作成に几帳面な人材」という印象を与えることができます。職歴の多さを隠そうとするのではなく、採用担当者が読みやすい形で提示することが書類選考通過への近道です。

まとめ

  • 職歴が多い方は、まず職歴欄が広いテンプレート(拡大型・2枚組型)を選ぶことから始める
  • 書き方の工夫(1社1行・学歴は最終学歴のみ・雇用形態の明記)でスペースは大きく節約できる
  • 職歴が多いこと自体は書類選考上の致命的なマイナスではなく、整理された見やすい書類が採用担当者への評価ポイントになる
  • 書ききれない場合は職務経歴書への分担、またはWeb履歴書への切り替えを検討する

テンプレート選びと書き方の整理を同時に進めることで、書類の完成度を高められます。

職歴が多い履歴書テンプレートに関するよくある質問

職歴が多い場合、履歴書でいくつかの会社を省略してもいいですか?

原則として履歴書の職歴はすべて記載する必要があります。省略した場合、採用後に社会保険や雇用保険の手続きで実際の経歴が明らかになり、経歴詐称として信頼関係に影響することがあります。職歴欄が足りない場合は、1社1行にまとめる・学歴を最終学歴のみにするなどの書き方の工夫と、職歴欄が多いテンプレートへの切り替えで対応してください。

派遣社員の経歴が多い場合、派遣元と派遣先のどちらを書けばいいですか?

原則として派遣元(人材派遣会社)と各派遣先の両方を記載します。同一の派遣元から複数の派遣先に就業した場合は、「派遣元:△△ / 派遣先:〇〇社・〇〇社(計〇社)」のようにまとめて記載することも認められています。派遣元だけを書いて派遣先を省略すると、在籍先と業務内容の確認ができず採用担当者が困惑するケースがあります。

職歴が多いと転職活動で不利になりますか?

職歴の件数そのものが不利になるわけではありません。採用担当者が確認するのは、各社での在籍期間、退職理由の整合性、キャリアの一貫性です。在籍期間が2〜3年あり、転職に合理的な理由がある場合は、5社・6社の職歴でも書類選考を通過することができます。書類の見やすさと整理された記載が、印象を左右する大きな要素になります。

職歴欄が多い履歴書テンプレートはどこで入手できますか?

厚生労働省推奨様式や各転職サービスが提供するWordテンプレートが代表的な入手先です。厚生労働省の公式サイトからは無料でダウンロードできます。リクナビNEXT・マイナビ転職・dodaなどの転職サービスでも職歴欄が多めのフォーマットを無料提供しています。詳しい比較は履歴書テンプレート無料おすすめの記事をご確認ください。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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