MENU

就活の履歴書テンプレートの選び方|採用担当者が教える正しい選び方

就活の履歴書テンプレートの選び方

この記事では、就活で使う履歴書テンプレートの選び方を採用担当者の視点から解説します。種類ごとの特徴・使い分けの基準・就活生に多い選択ミスまで、書類選考を通過するための具体的なポイントを紹介します。

目次

就活の履歴書テンプレートを選ぶ前に知っておくこと

「テンプレートはどれでも同じ」と思っている就活生は少なくありません。しかし採用担当者が書類を手に取った瞬間、最初に目に入るのは文字ではなくレイアウトです。テンプレートの選択ミスは、読み始める前から印象をマイナスに傾けることがあります。

テンプレートの種類で採用担当者への第一印象が変わる

採用担当者が書類を確認する際、まずレイアウトを通じて「この候補者はどの立場で応募してきているか」を把握しようとします。志望動機欄が小さい転職者向けフォーマットを就活生が使ってきた場合、採用担当者は「テンプレート選びの認識不足」として受け取ることがあります。

採用担当者はここを見ている

  • 証明写真欄があるか(顔を確認できるか)
  • 志望動機・自己PR欄が十分なスペースを確保しているか
  • 学歴欄が大学・学部・学科まで記載できる行数になっているか
  • 全体のバランスが就活向けのフォーマットになっているか

転職者向けのテンプレートは職歴欄が広く志望動機欄が狭い設計です。就活生がこれを使うと、志望動機を書くスペースが不足して文字が細かくなるか、逆に職歴欄が大量に空白になるという問題が起きます。

就活生が見落としやすいフォーマットの3原則

就活の履歴書テンプレートを選ぶ際、以下の3点をまず確認してください。

チェックポイント就活生向けの基準
①写真欄証明写真欄(40×30mm標準)が必ずある
②志望動機欄手書きで100〜200字程度が書けるスペース
③学歴欄高校・大学(学部・学科)まで記載できる行数

この3点が整っているテンプレートであれば、就活用として機能します。通勤時間・扶養家族数・健康状態など転職者向けの項目については、就活では「特になし」「0人」「良好」と記入するだけなので、テンプレート選びの優先基準としては外して考えて構いません。

就活向け履歴書テンプレートの種類と特徴

就活で使える履歴書テンプレートは大きく3種類に分かれます。それぞれの特徴と向いている就活生のタイプを整理します。

①厚生労働省推奨(JIS規格)様式

厚生労働省が公表している履歴書様式は、「性別記載欄が任意」「年齢欄なし」など公平な採用選考を支援する設計です。特定の職種・雇用形態を問わず広く使用されており、多くの転職サイトでもベースとして採用されています。

就活での使用は問題ありません。ただし、通勤時間・扶養家族・健康状態など就活生には記入内容が少ない項目が含まれており、空欄や「特になし」が増えてスペースが余りやすい構成です。「就活向け」と明示されたテンプレートと比較した上で、自分が書きたい内容に合うほうを選んでください。

②志望動機・自己PR欄が広いタイプ(就活の定番)

就活で最も差がつくのは志望動機と自己PRです。これらの欄が広いテンプレートは、内容を充実させるスペースを確保できるため、就活生にとって最も使いやすいタイプです。

採用担当者はここを見ている

  • 志望動機欄が広いほど、読み込む価値のある内容が書かれているという期待を持ちやすい
  • 自己PR欄が独立している設計は、学生の人柄・強みをまとまった形で確認しやすい
  • 欄が狭いテンプレートでは、内容を工夫しても「薄い書類」と受け取られる場合がある

多くの就活サイトが「新卒向け」として提供するテンプレートがこのタイプです。大学のキャリアセンターが配布するフォーマットも、概ねこの設計になっています。迷ったらこのタイプを選ぶことを基本としてください。

③学歴・活動歴を詳しく書けるタイプ

ゼミ・クラブ・インターンシップなど、学生時代の活動実績を複数まとめたい場合は、活動歴欄が広いテンプレートも選択肢に入ります。

ただし、活動歴欄を広げると志望動機・自己PR欄が小さくなる傾向があります。採用担当者が最も重視するのは「なぜこの会社なのか」「どんな強みがあるか」という2点です。活動のリストより志望動機の内容で勝負したい場合は、②のタイプを選ぶほうが有利なケースが多いです。

各テンプレートの無料ダウンロード先と様式ごとの詳しい比較は、履歴書テンプレート無料おすすめの解説記事でまとめています。

採用担当者が見た「就活生のテンプレート選びの失敗」4パターン

採用現場では、テンプレートの選択ミスが書類の印象を下げているケースを繰り返し目にします。就活生が陥りやすいパターンを4つ取り上げます。

失敗①:アルバイト向けのシンプルなテンプレートを選ぶ

コンビニや100均で販売されている市販の履歴書の多くは、アルバイト採用を想定した設計です。志望動機欄が手書きで50〜70字程度しか書けないコンパクトなものも少なくありません。

NG例

就活書類に「コンビニで購入した市販の履歴書」を使用する。志望動機欄が狭いため、どれだけ内容を工夫しても「薄い書類」という印象を採用担当者に与えやすくなります。就活においては無料でダウンロードできる専用テンプレートを活用するほうが得策です。

失敗②:証明写真欄のないテンプレートを提出する

写真欄なしのフォーマットは、オンライン提出専用や外資系企業の公平採用対応として設計されたものです。対面面接を前提とした一般的な就活では、写真欄があるテンプレートが原則です。

採用担当者はここを見ている

  • 書類を手に取った瞬間、採用担当者は写真で応募者の顔を確認する
  • 写真のない書類は「フォーム選択のミス」または「写真を貼り忘れた」と判断される場合がある
  • 企業から「写真不要」の明示がない限り、写真欄ありのテンプレートを選ぶ

スマートフォンで証明写真を作成できるアプリを使えば費用を抑えて写真を用意できます。採用担当者が見るNGポイントを避けたアプリの選び方も確認しておくと役立ちます。

失敗③:転職者向けフォーマットで就活書類を出す

転職サイトや転職エージェントが提供するテンプレートは、職歴記入を前提とした設計です。就活生(職歴なし・薄い)が使うと、職歴欄が大量に空白になるか、アルバイト歴を無理やり詰め込む形になります。

NG例

職歴欄に「株式会社〇〇(アルバイト)2023年4月〜現在」と記入し、その下の欄が大量に空白になっている。採用担当者からは「テンプレートの選択が適切でない」と判断され、書類全体のクオリティが下がって見えます。

失敗④:学校指定フォームを無視して自己選択する

大学のキャリアセンターや学部が特定の書式を指定している場合は、それを最優先してください。学校指定フォームは採用担当者が慣れているレイアウトであることが多く、大学名・学部名の信頼性と合わせて好印象につながりやすいという側面があります。

特に公務員試験・教員採用試験では、指定様式に従わないと書類選考の土俵に乗れないケースがあります。テンプレートを選ぶ前に、大学のキャリアセンターへの確認を必ず行ってください。

手書きかPC作成か、就活生に合った選び方

テンプレートを選んだ後、もう一つの判断が「手書きかPC作成か」です。どちらを選ぶかは企業の指定と自分のスキルによって変わります。

採用担当者の本音と現場の実態

採用担当者の多くは「手書きかPCかで選考基準を変えない」と答えます。しかし現場では、次のような実態的な違いが生まれます。

手書きPC作成
印象丁寧さ・誠実さを感じやすい読みやすく情報が整理されている
主なリスク誤字・修正液の使用印刷ミス・フォントのずれ
向いている場面手書き指定がある、または印象で差をつけたい内容量が多い・PC提出が主流の業界

企業から特に指定がない場合、PC作成で問題ありません。「手書きの誠実さで差をつけたい」という意図は有効ですが、文字の乱れや修正液の使用は逆効果になる場合があります。自分の文字に自信がない場合はPC作成を選ぶほうが無難です。

PC作成時に確認すべき3つのポイント

PC作成を選んだ場合、テンプレートをダウンロードする際に以下の3点を同時に確認してください。

  • フォント選び:明朝体(游明朝・MS明朝・ヒラギノ明朝)が基本。正式な書類として採用担当者に違和感を与えない選択です
  • 印刷前の確認:余白・文字サイズ・写真の表示サイズが設定通りか、A4用紙で試し刷りをしてから本番印刷する
  • PDF変換:メールで送付する場合はWordのままではなくPDFに変換する。受信者の環境によるレイアウト崩れを防げる

採用担当者が実際にフォント選びで確認しているポイントは、履歴書のフォントの選び方で詳しく解説しています。

テンプレートを決めたら各欄の書き方を確認する

テンプレートを選んだ後は、各欄に何をどう書くかを確認してください。フォーマットが適切でも、記入内容の質が書類選考の合否を左右します。以下の記事で各項目の書き方を確認できます。

PC作成に使えるサービスを探している方は、採用担当者が評価する観点で比較した履歴書作成おすすめ一覧も参考にしてください。

まとめ

  • 就活の履歴書テンプレートは「写真欄あり・志望動機欄が広い・学歴欄が複数行対応」の3点を確認して選ぶ
  • 厚生労働省推奨様式は就活でも使用可能だが、転職者向け項目が多いため就活専用テンプレートと比較して選ぶほうが無難
  • アルバイト向け・写真欄なし・転職者向けのテンプレートは就活には不向きで、採用担当者への印象をマイナスにする場合がある
  • 学校指定フォームがある場合はそちらを最優先にする
  • 手書き・PC作成どちらでも問題ないが、PC作成時はフォント・印刷設定・PDF変換の3点を確認する

テンプレートの選択それ自体が選考の合否を直接決めるものではありません。ただ、採用担当者への第一印象を整えることは、志望動機や自己PRの内容を正しく届けるための土台になります。適切なフォーマットを選んだ上で、各欄の内容を充実させることに力を入れてください。

就活の履歴書テンプレートに関するよくある質問

就活で厚生労働省推奨の様式を使っても問題ありませんか?

使用自体は問題ありません。ただし通勤時間・扶養家族数など就活生には記入内容が少ない項目が含まれているため、「就活向け」と明示されたテンプレートと比較した上で、スペースの使い方を確認してから選ぶと安心です。企業から様式の指定がある場合はそちらに従ってください。

大学名・学部名が長くて学歴欄に収まらない場合はどうすればいいですか?

大学・学部・学科の名称は正式名称を使うことが原則です。略称は基本的に使えません。2行に分けて「○○大学」「○○学部○○学科 入学」のように記入してください。どうしても欄が足りない場合は、学歴欄が複数行対応になっている就活向けテンプレートを選ぶことで解決できます。

履歴書テンプレートはWordとExcelどちらを選ぶべきですか?

どちらを選んでも採用評価には影響しません。Wordは文字入力と印刷設定が直感的で使いやすく、Excelはセルの幅を自由に調整できる利点があります。慣れているほうを使い、最終的にPDFに変換して保存・印刷することをお勧めします。

複数の企業に応募する場合、テンプレートは1種類に統一すべきですか?

同じテンプレートを継続して使うことで書き方に慣れ、作業効率が上がります。ただし企業が特定の様式を指定している場合はそちらに従ってください。テンプレートを変えること自体は問題ありませんが、志望動機の核心部分など内容の一貫性は保つよう注意してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

コメント

コメントする

目次