この記事では、dodaが提供する履歴書テンプレートの種類と状況別の選び方、ダウンロードから提出までの手順を解説します。採用担当者が書類選考で確認するポイントと、テンプレートを活かした書き方のコツも合わせて紹介します。
dodaの履歴書テンプレートとは|提供されている種類を確認しよう
dodaの公式サイト(doda.jp)では、転職活動に使える履歴書テンプレートを会員登録なしで無料ダウンロードできます。ファイル形式はWord・Excel・PDFの3種類から選択でき、A4・A5サイズにも対応しています。
テンプレートは用途別に複数のフォーマットが用意されており、転職回数や強調したいポイントによって選び分けることが可能です。「とりあえずダウンロードして書き始める」という使い方をしている方も多いですが、自分の状況に合ったフォーマットを最初に選ぶかどうかで、書類の読みやすさが変わります。
会員登録不要で使える3つのファイル形式
dodaのテンプレートは、以下の3つのファイル形式で提供されています。
- Word(.docx):最も汎用性が高く、文字数に応じて行間や余白を調整しやすい。PCで書類を作成する方に向いている
- Excel(.xlsx):罫線やセルの整列が保ちやすく、職歴の行数を細かく調整したい方向け
- PDF:メール送付や印刷時にレイアウトが崩れない。書き込む場合はAcrobat Reader等が必要
会員登録が必要なのは、Web履歴書や履歴書作成ツール(レジュメビルダー)を使う場合です。Word・Excel・PDFのテンプレートダウンロードは会員登録なしで完結します。
5種類のフォーマットと用途の違い
dodaでは、用途の異なる以下のフォーマットが提供されています。どれを選ぶかは、自分の転職状況に合わせて判断することが重要です。
| フォーマット名 | こんな人に向いている |
|---|---|
| 厚生労働省様式 | 応募先から様式指定がなく迷っている人。最も汎用性が高い |
| JIS規格様式 | 製造業・技術系など、業界によっては一般的な様式 |
| 職歴欄が広いフォーマット | 転職回数が多い、または職歴を詳細に記入したい人 |
| 志望動機強調版 | 志望動機・自己PR欄を大きく使いたい人 |
| スキル・強み強調版 | 取得資格や専門スキルをアピールしたい人 |
次のセクションで、状況別にどのフォーマットを選ぶべきかを具体的に解説します。
状況別・dodaテンプレートの正しい選び方
採用担当者はここを見ている
- フォーマットの種類より「職歴の読みやすさ」を重視している
- 履歴書を最初に確認する時間は30秒〜1分。職歴欄と志望動機欄に視線が向く
- テンプレートの様式よりも、空白が少なく具体的な内容が書かれているかを確認する
転職活動が初めてで迷ったら|厚生労働省様式を選ぶ
応募先から「履歴書の様式は自由」と指定されている場合、まず選ぶべきは厚生労働省様式です。2021年4月に改訂された最新様式で、性別欄が任意記載・通勤時間や扶養家族数の欄がないシンプルな設計になっています。
多くの採用担当者が日常的に目にするフォーマットであるため「読みやすい」と感じやすく、選考において余計な印象を与えにくいという利点があります。初めての転職で「どのフォーマットが正解かわからない」という状態であれば、この様式を選べばまず問題ありません。
転職回数が3回以上ある場合|職歴欄が広いフォーマット
転職回数が多い場合、標準フォーマットでは職歴欄が狭くなり、文字が小さくなったり行が詰まったりしやすくなります。そうなると採用担当者にとって読みにくい書類になります。
dodaの「職歴欄が広いフォーマット」は、職歴の記載スペースを広く確保した設計になっています。転職回数が多い方は、最初からこのフォーマットを選ぶことで「詰め込まれた読みにくい履歴書」になるのを防げます。
資格・専門スキルをアピールしたい場合|スキル強調版
保有資格が多い、またはIT系・専門職など特定のスキルを前面に出したい場合には、スキル・強み強調版のフォーマットが有効です。資格欄や技術スキル欄を広く確保できるため、採用担当者が「どんなスキルを持っているか」をすぐに把握できる構成になっています。
ただし、スキルのアピールに力を入れるあまり、志望動機欄が薄くなるのは逆効果です。どのフォーマットを選んでも、志望動機と自己PRの充実度が書類選考の結果を左右します。
dodaだけでなく他サービスのテンプレートとも比較したい方は、複数サービスのテンプレートを比較した記事も参考にしてください。

dodaテンプレートのダウンロードから印刷まで|失敗しない手順
Wordテンプレートのダウンロード手順
dodaの公式サイト(doda.jp/guide/rireki/template/)にアクセスし、使いたいフォーマットを選びます。会員登録は不要で、Word・Excel・PDFの各ボタンをクリックするとそのままダウンロードできます。
- ステップ1:doda公式サイトの履歴書テンプレートページにアクセスする
- ステップ2:自分の状況に合ったフォーマット(厚生労働省様式・職歴欄拡張版など)を選ぶ
- ステップ3:「Word」「Excel」「PDF」のいずれかのボタンをクリックしてダウンロードする
- ステップ4:ダウンロードしたファイルを開き、各欄に入力していく
- ステップ5:完成したらPDF形式で保存し、印刷またはメール送付する
印刷する場合はA4サイズ・白色の普通紙を使用してください。コンビニ印刷(セブン・ファミマ・ローソン)でも対応可能ですが、PDF形式で保存してからプリントするとレイアウトが崩れにくいです。
Web履歴書とテンプレートの違い|どちらを使うべきか
dodaには「テンプレートをダウンロードして自分で入力する方法」のほかに、サイト上で入力できる「Web履歴書」と「履歴書作成ツール(レジュメビルダー)」もあります。それぞれの使い分けを把握しておくと、目的に応じて適切な方法を選べます。
| 方法 | 特徴 | 会員登録 |
|---|---|---|
| テンプレートDL(Word/Excel/PDF) | 自由に編集可能。企業指定フォーマットにも対応しやすい | 不要 |
| Web履歴書 | dodaマイページ上で管理。エージェントサービス経由の応募で自動活用される | 必要 |
| レジュメビルダー | スマホ・PCで入力してPDF出力。手書き不要・修正が容易 | 必要 |
dodaの転職エージェントを通じて求人に応募する予定がある場合は、Web履歴書に入力した情報がエージェントとの面談や求人応募に活用されるため、会員登録してWeb履歴書を作成しておくことが推奨されます。
アプリやWeb上で履歴書を作成できるサービスを比較したい方は、履歴書作成ツールのおすすめ比較記事も参考にしてください。

採用担当者が実際に見ているdodaテンプレートの書き方ポイント
テンプレートのダウンロードは入口にすぎません。書類選考の通過率を決めるのは、テンプレートの種類より内容の質です。採用担当者が書類を確認する際に実際に見ている箇所を解説します。
採用担当者はここを見ている
- 最初に確認するのは職歴欄:会社名・在籍期間・業務内容の3点を30秒で把握しようとする
- 次に志望動機欄:「なぜうちの会社なのか」が具体的に書かれているかどうかを確認する
- フォーマットは「崩れていないか」だけを確認:テンプレートの種類は合否に影響しない
志望動機欄|書類選考の合否を分ける場所
志望動機欄は、dodaのテンプレートに限らず、すべての履歴書で書類選考の鍵を握る記入欄です。採用担当者が「この人はなぜ他社ではなく、うちを選んだのか」を確認する箇所であり、「御社の〇〇に共感しました」だけの内容では通過率が下がります。
書き方の基本は「自分の経験やスキル → 企業のどの事業・職種で活かせるか → だからこの企業を選んだ」という順で構成することです。dodaの志望動機強調版フォーマットは記載スペースが広い設計ですが、内容が薄ければスペースが広くなるほど逆効果になります。
良い例(採用担当者の印象に残る志望動機の型)
「前職では法人営業として新規顧客の開拓を担当し、3年で担当エリアの売上を120%に伸ばしました。貴社が注力している中小企業向けのDX支援事業で、この経験を活かしたいと考えています。特に〇〇サービスの展開を通じて、顧客の業務効率化に直接貢献できる点に魅力を感じています。」
NG例(書類選考で通らない典型的な志望動機)
「御社の成長性に魅力を感じ、ぜひ御社で働きたいと思い志望しました。」この理由はどの企業にも使えるため、採用担当者には「使い回し」と判断されます。企業名を変えても通じる内容は評価されません。
職歴欄|採用担当者が最初に30秒で読む場所
採用担当者が書類を手に取ったとき、まず視線が向くのは職歴欄です。この間に「会社名・在籍期間・業務内容」の3点を把握しようとします。職歴欄で差がつくのは「業務内容の具体性」です。
「営業職として従事」ではなく、「法人向け〇〇サービスの新規営業を担当、月間平均8件の新規成約を達成」のように数字と業務の中身を組み合わせて書くことで、採用担当者が面接に進ませたいと感じる書類になります。dodaのテンプレートは記載スペースを設けているだけであり、何をどう書くかは応募者次第です。
自己PR欄|「テンプレート感」を出さない書き方
自己PR欄で陥りやすいのは、「コミュニケーション能力があります」「チームワークを大切にしています」のような抽象的な文章です。これらはdodaに限らず多くのテンプレートを使う応募者が書いており、採用担当者からすると「誰でも書ける内容」と映ります。
差をつける書き方は「具体的なエピソード → 発揮したスキル → その結果」という構成です。テンプレートのフォーマットはあくまで書く場所を提供するものであり、内容は自分ならではの経験で埋めることが前提です。
dodaテンプレートを使う人が陥りやすいミス
テンプレートを使っても書類選考を通過できない場合、以下のいずれかのパターンに当てはまっていることが多いです。採用担当者が実際に感じる「惜しいポイント」を確認しておいてください。
NG:テンプレートを選ぶだけで満足してしまう
「dodaのテンプレートをダウンロードした」「厚生労働省様式を選んだ」という段階で安心してしまい、志望動機と自己PRの内容が薄くなるのが最も多い失敗パターンです。採用担当者はフォーマットより内容を見ています。テンプレートはあくまで「書くための枠」です。
NG:複数社に同じ志望動機をそのまま送る
dodaのテンプレートでWordを使う場合、ファイルを使い回して志望動機の会社名だけ変えるというケースがあります。しかし志望動機は企業ごとに書き直すことが基本です。使い回しで応募した場合、面接で「なぜ当社を選んだのか」と問われたときに詰まることになります。
NG:フォーマット選びを間違えて職歴が詰まりすぎる
転職回数が多いにもかかわらず標準フォーマットを選び、職歴欄に無理やり詰め込んだ結果、文字が小さくなって読みにくい書類になるケースがあります。職歴が多い方は最初から職歴欄が広いフォーマットを選ぶことで、こうした問題を防げます。
Web上で作成できる履歴書サービスを比較したい場合は、Web履歴書のおすすめサービス比較も参考にしてください。

まとめ
- dodaの履歴書テンプレートは、会員登録不要でWord・Excel・PDF形式からダウンロードできる
- フォーマットは5種類あり、転職回数・アピールしたいポイントに応じて選び分けるのが基本。迷ったら厚生労働省様式を選ぶ
- 採用担当者が最初に確認するのは職歴欄と志望動機欄。フォーマットの種類は合否に影響しない
- 志望動機はテンプレートを使い回さず、応募先ごとに「なぜこの企業か」を具体的に書くことが通過率を上げる最短の方法
テンプレートを正しく選び、内容を具体的に書くことが書類選考を突破するための基本です。
dodaの履歴書テンプレートに関するよくある質問
- dodaの履歴書テンプレートは会員登録なしでダウンロードできますか?
-
はい、Word・Excel・PDFのテンプレートダウンロードは会員登録なしで可能です。ただし、Web履歴書の作成・編集や、履歴書作成ツール(レジュメビルダー)の利用にはdodaへの会員登録が必要です。
- dodaのテンプレートと厚生労働省のテンプレートの違いは何ですか?
-
dodaのテンプレートには「厚生労働省様式」が含まれており、同じフォーマットをdodaのサイトからもダウンロードできます。dodaの特徴は、厚生労働省様式に加えて「職歴欄拡張版」「志望動機強調版」「スキル強調版」など、状況別に使い分けできる複数のフォーマットが一か所にまとめられている点です。
- dodaのテンプレートを使えば書類選考を通過しやすくなりますか?
-
テンプレートの種類自体は書類選考の合否に直接影響しません。採用担当者が評価するのはフォーマットより内容、特に「志望動機」と「職歴の具体性」です。dodaのテンプレートは使いやすく設計されていますが、内容を具体的に書くことが前提です。


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