MENU

履歴書Wordテンプレート無料5選|採用担当者が教える正しい選び方

履歴書Wordテンプレート無料5選|採用担当者が教える正しい選び方

この記事では、無料でダウンロードできる履歴書のWordテンプレートを状況別に5種類比較します。厚生労働省推奨の最新様式から職歴欄拡張型まで、採用担当者が気にするフォーマット選びのポイントと、ダウンロード後の注意点も解説します。

目次

Wordテンプレートを選ぶ前に確認したい3つのこと

doda・リクナビNEXT・ワンキャリアなど、多くのサイトが履歴書のWordテンプレートを無料配布しています。ただし「最初に見つけたものをダウンロードする」という選び方では、あとで使えないケースがあります。ダウンロード前に以下の3点を確認してください。

採用担当者はここを見ている

  • 応募先が指定している書式と異なるフォーマットが来ると「確認不足」と判断される
  • 2021年改訂前の古い様式(「男・女」の選択式性別欄)を使っていると情報感度が問われる
  • B4サイズのテンプレートをA4印刷した書類は余白バランスが崩れ、読みにくい印象を与える

①応募先が書式を指定していないか確認する

企業によっては「当社指定の履歴書をご使用ください」「ハローワーク様式で提出してください」など、特定のフォーマットを指定するケースがあります。求人票・企業サイト・採用ページに記載がある場合は、指定の書式を優先することが絶対条件です。

特に指定がない場合は、一般的なWordテンプレートで問題ありません。ただし、ハローワーク経由で応募する求人は「JIS規格様式(ハローワーク推奨)」を求めることもあるため、応募前に確認しておくと安心です。

②厚生労働省推奨の2021年改訂版を選ぶ

厚生労働省は2021年に履歴書の標準様式を改訂しました。最も重要な変更点は「性別欄が任意記入」になり、未記入でも問題ない様式に変わったことです。

旧来の「男・女」を選択する様式をそのまま使い続けると、採用担当者に「テンプレートの情報がアップデートされていない」という印象を与えます。大手転職サイトが配布しているWordテンプレートのほとんどは2021年版に対応済みですが、ダウンロード前に「2021年」「最新版」などの表記があるかを確認してください。

③A4サイズのテンプレートを選ぶ

現在の転職市場の主流はA4サイズです。かつてはB4サイズが標準でしたが、近年はコンビニ印刷やホームプリンターの普及に合わせてA4が定着しています。

業種・企業規模によらずA4で提出して問題ないため、テンプレートを選ぶ際は迷わずA4を選択してください。B4テンプレートをA4用紙に縮小印刷すると文字が小さくなり、読みにくくなります。

状況別・無料Wordテンプレート5選と選び方

同じWordテンプレートでも、転職者・新卒・アルバイト希望者では適切なフォーマットが異なります。以下の5種類から、自分の状況に合ったものを選んでください。

タイプこんな人向け主な特徴
①標準型(厚労省推奨)転職活動全般汎用性が高く最も無難
②職歴欄拡張型転職経験2回以上職歴欄が広く、資格欄はコンパクト
③志望動機・自己PR欄充実型新卒・第二新卒アピール欄が広い
④資格・スキル欄強調型専門職・資格保有者免許・資格欄が充実
⑤シンプル1枚型アルバイト・パートA4一枚、必要最小限の欄

①標準型(厚労省推奨):転職活動全般に最も無難

転職経験が1〜2回程度で、特別なアピールポイントがない場合は標準型が最適です。厚生労働省が推奨する様式をベースに、学歴・職歴欄・志望動機欄・本人希望欄がバランスよく配置されています。

採用担当者が最も見慣れているフォーマットであるため、記入内容以外の部分で減点されるリスクが最も低いです。doda・リクナビNEXT・マイナビ転職など大手転職サイトで配布されており、「厚生労働省推奨」「2021年版」と明記されているものを選んでください。

フリーターや第二新卒で転職活動をはじめる方も、まずこの標準型から入るのがおすすめです。

参考:フリーターの履歴書の書き方|職歴・空白期間を採用担当者目線で解説

②職歴欄拡張型:転職経験が複数ある人向け

転職回数が2回以上で、職歴欄に記入する内容が多い場合は職歴欄拡張型が有効です。標準型と比べて職歴欄の行数が多く設計されており、資格欄はその分コンパクトになっています。

NG例:標準型に職歴を詰め込んだケース

職歴が5社以上あるのに標準型を使うと、1行あたりの記入スペースが不足し、文字を小さくして無理やり収めた書類は読みにくく、採用担当者に「整理されていない」という印象を与えます。

職歴欄拡張型テンプレートはdoda・リクナビNEXTなどで「職歴強調型」「転職者向け」として提供されています。職歴が3社以上になる方は、最初からこのタイプを選ぶことをおすすめします。

なお、Word形式以外のツールでも履歴書作成は可能です。用途に応じて選択肢を比較したい場合は以下の記事もご覧ください。

履歴書作成ツールおすすめ7選|採用担当者が本音で選ぶ基準

③志望動機・自己PR欄充実型:新卒・第二新卒向け

職歴が少ない新卒・第二新卒の場合、履歴書で差をつけられるのは「志望動機」と「自己PR」です。この2つの欄が広く設計されているテンプレートを選ぶと、アピール内容を詰め込まずに書けます。

志望動機・自己PR欄充実型は「新卒向け」「学生向け」として提供されていることが多いですが、転職経験が少ない第二新卒でも有効です。職歴欄が少なめの分、自己PRで人柄やポテンシャルを伝える構成になっています。

採用担当者はここを見ている

  • 職歴欄が少ない候補者には、志望動機の「具体性」と自己PRの「再現性」を特に重視する
  • 志望動機欄が小さいテンプレートに合わせて短く書いてしまうのは機会損失になる

参考:高校生の履歴書の書き方|初めてでも落とされない全項目解説

④資格・スキル欄強調型:専門職・資格保有者向け

医療・IT・建設・金融など、複数の資格や免許が選考に直結する職種では、資格欄が充実したテンプレートが有利です。標準型では資格・免許欄に4〜6行程度しかないものが多いですが、資格・スキル欄強調型は10行以上の記入スペースが確保されています。

書ける資格が多いにもかかわらず標準型を選ぶと、資格欄に収まりきらない情報を「特記事項」に流し込む書き方になりがちです。採用担当者は資格欄を必ずチェックするため、見やすい位置に整理して記載できるフォーマットを選ぶほうが印象がよいです。

⑤シンプル1枚型:アルバイト・パート向け

アルバイト・パートの応募では、A4一枚に収まるシンプルな様式が一般的です。正社員転職向けの2ページ構成テンプレートを使う必要はなく、記入項目が絞られたシンプル型のほうが読まれやすいです。

タウンワーク・バイトルなどのアルバイト求人サイトがシンプル型Wordテンプレートを配布しています。学歴・職歴・志望動機・本人希望欄だけがコンパクトにまとまった様式を選んでください。

スマートフォンから履歴書を作成・提出したい場合は、以下の記事も参考にしてください。

履歴書スマホ作成おすすめ7選|採用担当者に通じる使い方を徹底解説

Word・Excel・PDF・アプリなど複数のフォーマットを比較したい場合は、以下の記事も参照してください。

履歴書テンプレート無料おすすめ|採用担当者が教える選び方と注意点

ダウンロード後にWordテンプレートでやってはいけない4つの失敗

テンプレートを入手しても、使い方を誤ると採用担当者に届く前に問題が起きます。以下の4つは特によく発生する失敗です。

採用担当者はここを見ている

  • テキストのフォントがセクションによって違う書類は、細部への注意力が欠けていると判断される
  • Wordファイルを開いたときにレイアウトが崩れていると、そのまま選考から外れるリスクがある
  • 「様式 ○○年版」という記載が残ったまま提出されることが実際にある

失敗①:フォントが混在したまま提出する

Wordテンプレートは見出し部分に「ゴシック体」、入力欄に「明朝体」が設定されているケースがほとんどです。テキストを入力する際にコピー&ペーストを使うと、元の文字のフォントが持ち込まれてしまいます。

提出前に「すべて選択(Ctrl+A)」→フォント確認をする習慣を付けてください。フォントが混在していると、採用担当者の目に「整っていない書類」と映ります。

履歴書のフォント選びについて詳しく知りたい場合は以下の記事が参考になります。

履歴書のフォントは明朝体が基本|サイズ・種類と採用担当者が見るポイントを徹底解説

失敗②:WordファイルをそのままPDF変換せずに提出する

メールで履歴書を送る場合、Wordファイル(.docx)のまま送ると相手のPC環境によってフォントやレイアウトが崩れます。採用担当者が開いたときに欄のズレや文字化けが起きると、内容を読んでもらう前にマイナス印象を与えます。

WordをPDFに変換する手順(Windows)

  • Wordで編集が完了したら「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択
  • ファイルの種類を「PDF(*.pdf)」に変更して保存
  • 保存したPDFを開いて、レイアウトが崩れていないかを確認する

企業から「Wordファイルで送ってください」と指定がある場合はWordのままで問題ありません。指定がない場合は、必ずPDFに変換してから送ることをおすすめします。

失敗③:欄を増やしすぎてレイアウトが崩れる

職歴が多く、行を追加したくなることがあります。WordのテーブルやEnterキーで行を増やすと、ページのバランスが崩れて2ページにはみ出すことがあります。

職歴が多い場合は無理に1枚に収めようとせず、2ページ構成のテンプレートを最初から選ぶか、職歴の記述を「入社・退社の事実のみ」にまとめてください。アピールしたい実績の詳細は職務経歴書に委ねる方法が一般的です。

失敗④:テンプレートのサンプルテキストが残ったまま提出する

Wordテンプレートによっては、各欄に「○○を記入してください」などのサンプルテキストが薄いグレーで入っています。このテキストを削除せずに提出するケースが実際にあります。

提出前に必ずPDF形式で保存したファイルを開き、すべての欄を目視確認する習慣を付けてください。Wordの編集画面だけで確認すると見落としが起きやすくなります。

手書きとWordテンプレート、どちらを選ぶか

「履歴書は手書きのほうが熱意が伝わる」という考え方は今も根強くありますが、採用担当者の実態はやや異なります。

比較項目手書きWordテンプレート(PC作成)
採用担当者の印象丁寧さが伝わりやすい読みやすく情報が整理されている
修正のしやすさ修正液は基本NG・書き直しが必要何度でも修正可能
複数社への応募毎回書き直しが必要コピーして使い回せる
向いている状況少数の厳選した企業への応募複数社への一斉応募

現在の採用現場では、PCで作成した整った書類のほうが読みやすく、選考プロセスをスムーズにすると評価する採用担当者が増えています。手書きを指定していない企業への応募では、WordテンプレートによるPC作成を基本にして問題ありません。

手書きが有利に働く場面は、「書道家・アーティストなどの職人的な職種」「高齢者層の経営者が多い中小企業・老舗企業への少数の応募」など、特殊なケースに限られます。迷った場合はWordテンプレートでの作成を選んでください。

履歴書作成サービスをより広く比較したい場合は、以下の記事もご覧ください。

履歴書作成おすすめ7選|採用担当者視点で失敗しない選び方を徹底解説

まとめ

  • 応募先の書式指定を確認してから、厚生労働省推奨の2021年改訂版・A4サイズのWordテンプレートを選ぶ
  • 自分の状況に合ったタイプを選ぶ:転職経験なし→標準型、職歴多い→職歴欄拡張型、新卒→志望動機欄充実型、専門職→資格欄強調型、アルバイト→シンプル1枚型
  • ダウンロード後はフォントの統一・PDF変換・サンプルテキストの削除を必ず確認する
  • 手書き指定がない企業への応募は、WordテンプレートによるPC作成が読みやすく合理的

フォーマット選びに迷っているうちに応募のタイミングを逃すことがあります。まず標準型(厚労省推奨)をダウンロードして書き始め、状況が変わったら他のタイプに切り替えるという順序が現実的です。

履歴書Wordテンプレートに関するよくある質問

履歴書のWordテンプレートを無料でダウンロードできるサイトはどこですか?

リクナビNEXT・doda・マイナビ転職などの大手転職サイトが無料配布しています。いずれも厚生労働省推奨の2021年改訂版に対応したWordテンプレートが入手できます。ハローワークインターネットサービスでも公式様式のWordファイルをダウンロード可能です。

履歴書はWordとExcel・PDFのどの形式で作るのがよいですか?

WordかExcelが最もおすすめです。どちらもレイアウトを自由に調整できます。メール送信の際はWordまたはExcelで編集したファイルをPDFに変換してから提出することで、相手のPC環境に関わらずレイアウト崩れを防げます。企業から「Wordで送ってください」と指定がある場合はWordのままで問題ありません。

厚生労働省推奨の履歴書テンプレートはWordで使えますか?

はい、Word形式でダウンロード可能です。厚生労働省が推奨する2021年改訂版の最新様式は、リクナビNEXT・doda・ハローワークインターネットサービスなどでWordファイルとして配布されており、そのまま編集できます。ダウンロード時に「2021年版」「最新版」と明記されているものを確認してください。

ダウンロードしたWordテンプレートを自分でカスタマイズしてもよいですか?

欄の高さや行数の微調整は問題ありません。ただし、全体の構成を大幅に変更したり、不必要な欄を削除したりするのは避けてください。採用担当者は多くの書類を確認するため、見慣れた標準フォーマットのほうが情報を素早く読み取れます。カスタマイズする場合は「読みやすさを損なわない最小限の変更」にとどめてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

コメント

コメントする

目次