履歴書の年齢欄には、提出日時点の満年齢を算用数字で記入するのが正解です。作成日と提出日がずれると年齢が1歳変わることもあり、数え間違いは細部への注意力を疑われる原因になります。生まれ年からすぐ分かる早見表と記入例、書き間違えたときの正しい直し方、年齢そのものへの不安を解消する書き方まで、まとめて解説します。
履歴書の年齢は「提出日時点の満年齢」が正解
結論:満年齢を算用数字で、提出日基準に書く
履歴書の生年月日欄にある「(満 歳)」には、数え年ではなく満年齢を書きます。生まれた年を0歳とし、誕生日を迎えるたびに1歳増える一般的な年齢の数え方です。
- 満年齢で記入する(数え年は使わない)
- 基準日は「作成日」ではなく「提出日」(郵送は投函日、持参は面接当日)
- 算用数字で書く(欄に「満」とあれば「満 26 歳」の形にする)
記入例で確認する良い書き方・NG例
良い例文
生年月日:2000年8月10日 (満 25 歳)※提出日が2026年7月29日で、まだ誕生日を迎えていないため前年基準の年齢を記入
NG例
作成日の年齢をそのまま書き、提出までの数日間に誕生日を迎えて実年齢と1歳ずれてしまう。提出直前に生年月日から年齢を数え直す習慣をつければ防げます。
誕生日をまたぐ場合の計算パターン
提出日がちょうど誕生日の前後にあたる人は、次のどちらに該当するかを確認してください。
| 提出日の状態 | 年齢の数え方 |
|---|---|
| 今年の誕生日をまだ迎えていない | 提出日の年 − 生まれた年 − 1 |
| 今年の誕生日をすでに迎えた | 提出日の年 − 生まれた年 |
転職活動中の方は転職用の履歴書テンプレート、新卒の方は新卒用の履歴書テンプレートを使うと、生年月日欄と年齢欄の位置関係が分かりやすく、書き忘れも防げます。
【早見表】生まれ年から今すぐ分かる満年齢一覧(2026年提出用)
2026年中に履歴書を提出する場合の満年齢を、生まれ年から一覧で確認できます。今年の誕生日を迎えたかどうかで1歳変わる点に注意してください。
| 生まれ年 | 誕生日前の満年齢 | 誕生日後の満年齢 |
|---|---|---|
| 1965年 | 60歳 | 61歳 |
| 1966年 | 59歳 | 60歳 |
| 1967年 | 58歳 | 59歳 |
| 1968年 | 57歳 | 58歳 |
| 1969年 | 56歳 | 57歳 |
| 1970年 | 55歳 | 56歳 |
| 1971年 | 54歳 | 55歳 |
| 1972年 | 53歳 | 54歳 |
| 1973年 | 52歳 | 53歳 |
| 1974年 | 51歳 | 52歳 |
| 1975年 | 50歳 | 51歳 |
| 1976年 | 49歳 | 50歳 |
| 1977年 | 48歳 | 49歳 |
| 1978年 | 47歳 | 48歳 |
| 1979年 | 46歳 | 47歳 |
| 1980年 | 45歳 | 46歳 |
| 1981年 | 44歳 | 45歳 |
| 1982年 | 43歳 | 44歳 |
| 1983年 | 42歳 | 43歳 |
| 1984年 | 41歳 | 42歳 |
| 1985年 | 40歳 | 41歳 |
| 1986年 | 39歳 | 40歳 |
| 1987年 | 38歳 | 39歳 |
| 1988年 | 37歳 | 38歳 |
| 1989年 | 36歳 | 37歳 |
| 1990年 | 35歳 | 36歳 |
| 1991年 | 34歳 | 35歳 |
| 1992年 | 33歳 | 34歳 |
| 1993年 | 32歳 | 33歳 |
| 1994年 | 31歳 | 32歳 |
| 1995年 | 30歳 | 31歳 |
| 1996年 | 29歳 | 30歳 |
| 1997年 | 28歳 | 29歳 |
| 1998年 | 27歳 | 28歳 |
| 1999年 | 26歳 | 27歳 |
| 2000年 | 25歳 | 26歳 |
| 2001年 | 24歳 | 25歳 |
| 2002年 | 23歳 | 24歳 |
| 2003年 | 22歳 | 23歳 |
| 2004年 | 21歳 | 22歳 |
| 2005年 | 20歳 | 21歳 |
| 2006年 | 19歳 | 20歳 |
| 2007年 | 18歳 | 19歳 |
| 2008年 | 17歳 | 18歳 |
計算式:2026年 − 生まれ年 − (今年の誕生日を迎えていれば0、迎えていなければ1)
採用担当者はここを見ている
早見表の年齢と生年月日欄の記載が食い違っていないかを、採用担当者は他の欄より先に確認します。手書きの場合、訂正は修正液ではなく書き直しが原則です。
満年齢と数え年を間違えやすい理由
満年齢と数え年の違い
数え年は生まれた年を1歳とし、以降は誕生日に関係なく元日ごとに1歳加算する古い数え方です。厄年や七五三など一部の伝統行事では今も使われますが、ビジネス文書である履歴書では満年齢一択です。数え年で書くと、生年月日と年齢の整合性が取れなくなり、採用担当者に違和感を与えます。
早生まれでも数え方は変わらない
1月〜3月生まれの「早生まれ」は学年の数え方が特殊なため、年齢の計算も特別だと誤解されがちですが、満年齢の計算方法は生まれ月にかかわらず同じです。誕生日を迎えたかどうかだけで判断してください。

履歴書の年齢を書き間違えたときの正しい直し方
年齢欄を書き間違えたことに気づいたとき、多くの人が「二重線と訂正印で直せないか」と考えますが、応募書類では修正液・修正テープ・二重線のいずれも使わず、新しい用紙に書き直すのが原則です。学校の書類や社内文書の訂正ルールをそのまま応募書類に持ち込むと、印象を損ねる場合があります。
良い例文
年齢欄の書き間違いに気づいた時点で新しい用紙に最初から書き直す。手書きに不安がある場合は、先に鉛筆で下書きしてからペンで清書すると書き損じを防げます。
NG例
数字を二重線で消して訂正印を押す、または修正液・修正テープで消して書き直す。訂正の跡が残った履歴書は、内容が正しくても雑な印象を与えてしまいます。
パソコンで作成している場合は、年齢欄だけ直して再印刷すれば済むため、訂正跡を残す心配自体がありません。手書きにこだわりがなければ、年齢や生年月日のように計算ミスが起きやすい欄はパソコン作成に切り替えるのも実用的な対策です。
採用担当者はここを見ている
- 年齢欄の訂正跡は、他の欄以上に「細部への配慮不足」という印象に直結しやすい
- 書き損じそのものより、書き損じたまま提出してしまう確認不足を見ている
- 提出直前に生年月日と年齢欄をもう一度突き合わせる習慣があるかどうかで、書類全体の丁寧さの印象が変わる
履歴書の年齢欄、性別欄と同じく「任意」だと思っていませんか?
2021年の新様式で任意になったのは性別欄
2021年4月、厚生労働省は公正な採用選考の観点から新しい履歴書様式例を公表しました。このとき「任意記載」になったのは性別欄と写真欄で、通勤時間・扶養家族数・配偶者に関する項目は削除されています。一方、生年月日欄(年齢欄を含む)はこの変更の対象になっておらず、今も履歴書の基本項目として記載が必要です。
性別欄が任意になったニュースだけを覚えていると、「年齢も書かなくていい」と思い込んでしまう方がいますが、これは誤解です。生年月日は本人確認や年齢の整合性チェックに使われる基本情報のため、空欄での提出はおすすめできません。
年齢の記入欄がない履歴書もある
市販の履歴書やWebサービスの中には、生年月日欄のみで「(満 歳)」の年齢記入欄自体が印刷されていない書式もあります。この場合は年齢を無理に書き足す必要はありません。欄がある場合は必ず埋める、欄がなければ生年月日だけで問題ない、と覚えておいてください。
採用担当者はここを見ている
- 年齢欄が印刷されているのに空欄のままだと「記入漏れ」と見なされる
- 生年月日と年齢の数字が矛盾していないかを最初に確認している
- 性別欄の任意化と年齢欄を混同していないかは、採用担当者からは見えない部分だからこそ正確に書くことが信頼につながる
厚生労働省の新様式に沿って作成したい場合は厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレート、旧来のJIS規格に沿った書式で作成したい場合はJIS規格に沿った履歴書テンプレートを使うと、年齢欄の有無をあらかじめ確認できます。
年齢が転職で不利にならないか不安な人へ|書類での見せ方
年齢欄を書くたびに「この年齢だと書類選考で不利になるのでは」と手が止まる方もいます。ですが、履歴書に書く満年齢そのものは、能力や適性を示す数字ではありません。採用担当者が最終的に見ているのは、年齢と経歴のバランスが取れているかという点です。
- 年齢に見合った経験・実績が職歴欄や職務経歴書で具体的に示されているか
- 年齢を理由にした言い訳が自己PRに入っていないか(「年齢的に厳しいですが」等は不要)
- これまでの経験を応募先でどう活かせるかが、年齢の数字より優先して読まれる
年齢欄そのものを工夫する余地はほとんどありませんが、隣接する職歴欄・自己PR欄で「年齢分の経験をどう積み上げてきたか」を具体的に書くことで、年齢は不安材料から強みに変わります。年月の書き方や年号の統一にも不安がある場合は、あわせて次の記事も確認しておくと安心です。


まとめ
- 履歴書の年齢は数え年ではなく満年齢、提出日時点で算用数字を使って記入する
- 誕生日前後で年齢が1歳変わるため、早見表や計算式で提出直前に見直す
- 書き間違えたときは修正液・二重線ではなく新しい用紙に書き直すのが原則
- 2021年の新様式で任意になったのは性別欄で、年齢(生年月日)欄は変わらず必須項目
- 年齢欄の記入自体に工夫の余地はないが、職歴・自己PR欄で経験を具体的に示すことで年齢への不安は解消できる
年齢欄は履歴書の中でもとくに見落としが起きやすい項目です。提出前に生年月日と年齢の数字が一致しているか、最後にもう一度確認してください。
履歴書の年齢に関するよくある質問
- 履歴書の年齢は数え年と満年齢のどちらを書けばいいですか?
-
満年齢を書きます。数え年は生まれた年を1歳とする古い数え方で、履歴書のようなビジネス文書には使いません。生年月日から算出した現在の満年齢を、提出日時点で算用数字で記入してください。
- 履歴書の年齢欄は空欄のまま提出してもいいですか?
-
年齢の記入欄が印刷されている場合は、空欄のまま提出しないでください。書き忘れと判断され、確認不足の印象につながります。もともと年齢の記入欄がない書式であれば、生年月日のみの記載で問題ありません。
- 2021年の新様式で年齢欄も任意記載になったのですか?
-
いいえ。2021年4月に厚生労働省が公表した新様式例で任意記載になったのは性別欄と写真欄です。生年月日(年齢)欄はこの変更の対象ではなく、引き続き記載が必要な基本項目です。
- 誕生日の前日に提出する場合、年齢はどちらを書きますか?
-
誕生日を迎える前なので、まだ1つ前の満年齢を記入します。誕生日当日以降に提出する場合は、新しい満年齢を記入してください。基準は「作成日」ではなく「提出日」です。
- 履歴書の年齢を書き間違えたら、二重線と訂正印で直してもいいですか?
-
避けてください。応募書類では二重線・訂正印・修正液・修正テープのいずれも使わず、新しい用紙に書き直すのが原則です。パソコンで作成している場合は、年齢欄を直して再印刷すれば訂正跡は残りません。

