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履歴書に掛け持ちアルバイトの職歴を書く方法|例文付きで解説

この記事では、履歴書の職歴欄に掛け持ちアルバイトの経歴を書く方法を、状況別にパターン別例文付きで解説します。現在も掛け持ち中の場合と、過去に掛け持ちしていた場合で書き方が異なります。本人希望欄・志望動機の書き方と、採用担当者がチェックするNGポイントもあわせて紹介します。

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目次

採用担当者は「掛け持ち経験」をどう評価するか

「掛け持ち」はマイナス評価にはならない

「掛け持ちと書いたら不採用になるかも」と不安に思っている方は多いです。しかし実際には、掛け持ちアルバイトそのものが採用のマイナス要因になることは稀です。副業・ダブルワークが一般化した現在、複数のアルバイトを掛け持ちすることは珍しい働き方ではありません。

採用担当者が気にするのは「掛け持ちかどうか」ではなく、「この人はうちのシフトにどれだけ入れるのか」という点です。掛け持ちを正直に記載したうえで希望シフトを明記している応募者のほうが、採用側としては安心して採否を判断できます。

採用担当者が職歴欄で確認していること

採用担当者はここを見ている

  • 記載の正直さ:在職中のアルバイトを隠さず書いているか。職歴欄に虚偽があると、採用後にトラブルの原因になる
  • 勤務継続年数:各職場でどれくらい続けたか。短期間での退職が連続している場合は定着性を疑われることがある
  • シフトの入れる時間帯と日数:掛け持ちしていて、実際にどの時間帯に勤務できるか。本人希望欄への記載が不十分だと採用担当者が判断できない

【現在進行中】新しい掛け持ち先に応募するときの職歴の書き方

在職中のアルバイトは「現在に至る」で必ず明記する

現在アルバイトをしながら新たな掛け持ち先に応募する場合は、職歴欄に現在の勤務先を記載し、最後に「現在に至る」と書くのが正しい書き方です。「在職中」という表現でも問題ありません。

在職中のアルバイトを職歴欄から省いてしまうと、採用後に「別のアルバイトをしていた」と発覚した際、信頼を損ねるリスクがあります。掛け持ちを最初から明示することで、シフト調整についても事前に相談しやすくなります。

【例文】現在1件目のアルバイト在職中、2件目に応募する場合

良い書き方(現在在職中・1件)

職歴
令和〇年 4月 〇〇カフェ(アルバイト)入社
現在に至る

以上

チェーン店の場合は「〇〇〇〇 △△店」のように店舗名まで書くと採用担当者がわかりやすくなります。法人格がある場合(「株式会社〇〇」など)は省略せず正式名称で記載してください。

【例文】現在2件を掛け持ち中、さらに3件目に応募する場合

良い書き方(現在2件掛け持ち中)

職歴
令和〇年 4月 〇〇コンビニエンスストア △△店(アルバイト)入社
令和□年 9月 ▲▲レストラン(アルバイト)入社
現在に至る

以上

NG例(在職を隠す)

職歴
なし(または空欄のまま)

在職中のアルバイトを「なかったこと」にする書き方は虚偽記載にあたります。たとえ短期間であっても、現在勤務しているアルバイトは記載してください。

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【過去の掛け持ち】複数のアルバイト経験を職歴欄に整理する方法

過去に掛け持ちしていた期間がある場合、職歴欄の書き方には2つのパターンがあります。どちらが正解ということはなく、自分の経歴の量や複雑さによって使い分けるのが適切です。

時系列で全記載する方法(基本パターン)

入社・退社を時系列順にすべて記載する方法です。職歴が少ない場合(3〜4件程度)に向いています。採用担当者が「どの時期に何をしていたか」を一目で把握できるため、経歴がシンプルな場合はこちらを基本とするとよいです。

良い書き方(時系列・過去の掛け持ち)

職歴
令和〇年 4月 〇〇居酒屋 △△店(アルバイト)入社
令和〇年 7月 ▲▲コンビニ □□店(アルバイト)入社
令和□年 3月 〇〇居酒屋 △△店 退職
令和□年 3月 ▲▲コンビニ □□店 退職

以上

掛け持ちしていた期間が重なる場合は、入社順にそれぞれ記載し、退職日もそれぞれの職場ごとに書きます。同じ月に退職している場合は2行続けて記載しても問題ありません。

会社ごとにまとめる方法(職歴が多い場合)

複数の職場での勤務歴を職場単位でまとめる書き方です。時期が複雑に絡み合っていてもスッキリ整理でき、特に職歴が5件以上になる場合に読みやすくなります。

良い書き方(会社ごとにまとめる)

職歴
令和〇年 4月 〇〇居酒屋 △△店(アルバイト)入社
令和□年 3月 同店 退職
令和〇年 7月 ▲▲コンビニ □□店(アルバイト)入社
令和□年 6月 同店 退職

以上

どちらを選ぶかの判断基準

状況推奨する書き方
アルバイト経験が3〜4件以下時系列で全記載(シンプルで伝わりやすい)
アルバイト経験が5件以上、または掛け持ち期間が複雑に重なっている会社ごとにまとめる(読みやすく整理できる)
特定の職場での経験・スキルを強調したい会社ごとにまとめる(各職場の特徴を添えやすい)
空白期間が少なくシンプルな経歴時系列で全記載(経歴の流れが把握しやすい)

本人希望欄と志望動機——掛け持ちをプラスに見せる書き方

本人希望欄に「ダブルワーク希望」と具体的なシフトを明記する

掛け持ちを希望する場合、本人希望欄は採用担当者への「シフト交渉の入口」になります。現在の勤務日・希望シフト・ダブルワーク希望の旨を具体的に明記することで、採用担当者が採否を判断しやすくなります。

良い書き方(本人希望欄)

ダブルワークを希望しています。現在〇〇でアルバイトをしており、月・水・金曜の昼間(10時〜16時)が勤務中のため、週3〜4日・夕方以降のシフトを希望します。

NG例(本人希望欄)

「特になし」や「相談可」のみ記載

掛け持ちの事実を採用担当者が知らないまま採用が進むと、シフト調整で後からトラブルが起きやすくなります。掛け持ちの事実と希望条件は必ず明記してください。

志望動機に「なぜ今、掛け持ちするのか」を自然に組み込む

志望動機に「収入を増やしたい」という理由を書くこと自体は問題ありません。ただし、経済的な理由だけを前面に出すと「うちはお金のための職場なのか」と受け取られる場合があります。

経験や興味関心と組み合わせた動機を伝えると、採用担当者への印象が変わります。以下の例文を参考にしてください。

良い書き方(志望動機)

現在カフェでアルバイトをしていますが、接客スキルをさらに磨きたいと思い、異なる業態での経験を積みたいと考えました。貴店はランチタイムの対応が多く、時間内に効率よく動く力が求められると伺っています。現職とは曜日・時間帯が重ならないため、業務に支障はありません。

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採用担当者がNGと感じる職歴欄の書き方と落とし穴

掛け持ちアルバイトの職歴を書くときに、意外と多い「書き方の失敗パターン」があります。採用担当者の視点から3つの落とし穴を確認してください。

在職中のアルバイトを「なかったこと」にする

職歴欄に現在のアルバイトを記載しないまま提出する応募者がいますが、これは虚偽記載と見なされる可能性があります。採用後に別のアルバイトを掛け持ちしていたことが発覚すると、「最初から隠していた」と受け取られ、信頼関係が損なわれるリスクがあります。

3ヶ月以上継続しているアルバイトは、原則として職歴欄に記載するのがマナーです。短期間であっても現在勤務中であれば記載してください。

掛け持ちの理由を「生活費のため」だけで終わらせる

志望動機や本人希望欄に「生活費のためにダブルワークを希望しています」とだけ書く方がいます。経済的な理由自体は正直で問題ありませんが、それだけでは採用担当者に「この職場への興味が薄い」という印象を与えることがあります。

「なぜこの職場で、このジャンルの仕事をしたいのか」という視点を1行でも添えると、印象が大きく変わります。

勤務条件を職歴欄・本人希望欄に一切書かない

掛け持ちをしていると、勤務できる曜日や時間帯に制約が生まれます。それを本人希望欄に明記しないまま応募すると、採用担当者は「どのシフトに入れるのか」を判断できず、採用のハードルが上がります。

採用担当者はここを見ている

  • 「週に何日、何時間入れるのか」:希望欄に具体的な数字がないと採用担当者が試算できない
  • 「既存のシフトと被らないか」:現職の勤務曜日・時間が書いてあると採用担当者がシフト全体を考えやすい
  • 「急なシフト変更に対応できるか」:掛け持ちしている事実が明確なら、採用担当者も条件を前提に話し合いができる

面接の結果を待っている間も、郵送で送った履歴書の 到着確認をするのがマナーです。履歴書郵送後の報告メールの書き方も合わせて確認しておきましょう。

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まとめ

  • 掛け持ちそのものはマイナスではない:採用担当者が気にするのは「正直に書かれているか」「シフトが合うか」の2点
  • 現在在職中なら「現在に至る」で明記:在職を隠すと虚偽記載になるリスクがある
  • 過去の掛け持ちは時系列 or 会社ごとで整理:職歴が少なければ時系列、多ければ会社ごとのまとめが読みやすい
  • 本人希望欄に具体的なシフト希望を記載:掛け持ち希望・現職の勤務日・希望時間帯を明示することで採用担当者が判断しやすくなる
  • 志望動機は経済的理由だけで終わらせない:「なぜこの職場か」の視点を一行加えるだけで印象が変わる

職歴欄に正直かつ整理された情報を書くことが、掛け持ちアルバイトでの採用への近道です。

掛け持ちアルバイトの職歴に関するよくある質問

掛け持ちアルバイトは職歴欄に必ず書かなければいけませんか?

現在も在職中のアルバイトは必ず記載してください。過去のアルバイトについては、3ヶ月以上継続したものは記載するのが基本マナーです。極端に短期間のものは省略することもありますが、現在の勤務先を隠すことは虚偽記載と見なされる可能性があるため避けてください。

掛け持ちと書いたら採用されにくくなりますか?

掛け持ち自体を理由に不採用になることは多くありません。採用担当者が懸念するのは「シフトに入れる時間が少ない」「スケジュール管理が難しそう」という点です。本人希望欄に希望シフトと現職の勤務日を具体的に書くことで、採用担当者が採否を判断しやすくなります。

業種がバラバラな掛け持ちアルバイトの経歴はどう整理して書けばいいですか?

業種が異なっていても書き方は同じです。時系列または会社ごとにまとめて記載し、各職場での役割や習得したスキルを自己PRや志望動機で補足すると効果的です。異業種での経験は「対応力が広い」「柔軟に働ける」という強みとしてアピールできます。

現在のアルバイトを辞める予定がある場合、職歴欄にどう書けばいいですか?

退職予定があっても、応募時点でまだ在職中であれば「現在に至る」と記載してください。退職予定日が確定している場合は、本人希望欄に「〇年〇月末に現職を退職予定です」と添えると採用担当者への補足になります。在職中の段階で「退職済み」と書くのは虚偽記載になるため避けてください。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

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