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履歴書の職歴・学歴で落ちる7つのNG|採用担当者が明かす正解

履歴書の職歴・学歴で落ちる7つのNG|採用担当者が明かす正解

この記事では、履歴書の職歴・学歴欄で採用担当者が確認している7つのNGポイントと、書類選考を通過するための正しい書き方を解説します。短期離職、空白期間、転職回数が多い場合の対処法まで、採用担当者目線で具体的にまとめています。

目次

履歴書の職歴欄・学歴欄とはどんな項目?

職歴欄:在職したすべての会社を正式名称で記録する欄

職歴欄は、これまでに在籍した会社名・入社・退職の年月を記録する欄です。パート・アルバイトは原則として記載不要ですが、正社員として1ヶ月しか在籍していなかった会社も省略はできません。

  • 会社名は正式名称(「株式会社〇〇」を「(株)〇〇」と略すのはNG)
  • 入社・退職は年月単位で記載(日にちは不要)
  • 部署・役職名を記入する場合も正式名称を使用
  • 現在も在籍している場合は「現在に至る」で締める
  • すべての職歴を書き終えたら「以上」と記載

副業・ダブルワーク経験がある場合の記載方法については、履歴書のダブルワーク・副業の書き方で詳しく解説しています。

学歴欄:高校入学から最終学歴卒業までを記録する欄

学歴欄は中学校卒業(または高校入学)から始めるのが一般的です。記載する際は、略称を使わず正式名称で記載することが大原則です。

学歴の種類正しい書き方(例)NGな書き方
高等学校○○県立□□高等学校 普通科 入学□□高校 入学
大学○○大学△△学部△△学科 入学○○大学 入学(学科省略)
大学院○○大学大学院△△研究科 修了○○大学院 修了
専門学校○○専門学校△△科 卒業○○専門学校 卒
短期大学○○短期大学△△学科 卒業○○短大 卒業
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採用担当者が「やばい」と感じる職歴・学歴の7つのNG

採用担当者が書類選考で最初に確認するのは、職歴欄・学歴欄の記載内容です。よくある履歴書のNGワードと並んで、以下の7つの問題が書類落ちの主な原因になっています。

①短期間(1年未満)で退職した会社を省略している

「1年も経たずに辞めた会社だから書かなくていい」という判断は誤りです。採用担当者は入社後に雇用保険・社会保険の加入記録などを通じて確認できる場合があり、後から発覚した場合は内定取消しや解雇の理由になることもあります。

1ヶ月・数ヶ月という短期退職の職歴の書き方については、1ヶ月で退職した履歴書の書き方で詳しく解説しています。

②空白期間・ブランクを何も書かずに空けている

退職から現在まで一定の期間が空いていると、採用担当者の目には一目で「ブランクあり」と映ります。育児、介護、病気、転職活動のいずれが原因であっても、何も書かずに空けておくことが最も不利に働く点を理解しておく必要があります。

空白期間の正しい書き方については履歴書の空白期間の書き方でパターン別に解説しています。

③転職回数が多いのに補足説明が一切ない

転職回数が5回以上ある応募者の書類を見るとき、採用担当者が最初に感じる疑問は「なぜこれだけ転職しているのか」です。回数そのものより、説明が何もないことが書類選考を通過しにくくする最大の原因です。

④学歴欄に「高校」「大学」などの略称を使っている

「高校」は日常的な呼び方ですが、履歴書の学歴欄での正式表記は「高等学校」です。採用担当者の中には略称を「基本的な礼儀を知らない」と受け取る人もいます。

学歴の種類正しい表記略称(NG)
高等学校高等学校高校
大学大学(学部・学科まで記載)大学(学部省略)
大学院大学院〇〇研究科大学院(研究科省略)
短期大学短期大学短大
専門学校専門学校(正式名称)専門(学校名省略)

学校の種類(校種)の正式な書き方については履歴書の校種の書き方で詳しくまとめています。

⑤会社名・所属部署を正式名称で書いていない

会社名に「(株)」「(有)」などの略称を使うのはNGです。会社が社名変更・吸収合併をしていた場合も、在籍当時の正式名称を使用します。よく見られるミスは以下の通りです。

  • 「(株)〇〇」→「株式会社〇〇」と正式表記する
  • 「〇〇部」のみ→「〇〇部△△課 配属」のように正式な部署名・役職を記載する
  • 社名変更があった場合→在籍当時の名称で記載し、括弧書きで「現:〇〇株式会社」と補足可
  • グループ会社への出向・転籍は「〇〇株式会社へ出向」のように明記する

⑥学歴・職歴で西暦と和暦が混在している

学歴欄は「令和〇年」、職歴欄は「20〇〇年」のように西暦と和暦が混在している履歴書は、採用担当者が確認する際に手間がかかります。学歴・職歴欄は西暦か和暦かどちらかに統一することが基本ルールです。

西暦和暦西暦和暦
2024年令和6年2019年令和元年(平成31年)
2023年令和5年2018年平成30年
2022年令和4年2016年平成28年
2021年令和3年2014年平成26年
2020年令和2年2012年平成24年

⑦採用担当者が絶対に気づく職歴詐称のリスク

職歴欄での最大のNGは、在籍期間を実際より長く書いたり、在籍していない会社を追加したりする職歴詐称です。業界は狭く、在職確認は採用担当者が思っているよりも容易に行える場合があります。

職歴詐称が発覚する主な場面

  • 入社時の身元調査・リファレンスチェック
  • 雇用保険の被保険者記録照会
  • 採用担当者・社内の誰かが前職の関係者である
  • 転職後の社内手続き(社会保険・厚生年金)の際
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採用担当者の評価が上がる職歴・学歴の書き方

ブランク・空白期間を不利にしない書き方

ブランクがある場合、履歴書では期間を正直に示した上で、空白期間中に何をしていたかを補足します。採用担当者が知りたいのは「なぜ空いたのか」であり、理由が明確であれば評価は回復しやすくなります。

ブランク理由別の書き方例

  • 育児・介護:「子育てのため退職、〇年〇月より職場復帰を目指し求職活動中」
  • 病気・療養:「療養のため退職。〇年〇月に回復し、現在は求職活動中」
  • 転職活動中:「前職退職後、転職活動に専念」
  • スキルアップ:「〇〇資格取得のため学習中(〇年〇月取得)」
  • 留学・渡航:「語学留学のため渡航(〇年〇月〜〇年〇月)」

空白期間の状況別の書き方は履歴書の空白期間の書き方で解説しています。無職期間の書き方については履歴書の無職期間の書き方もあわせてご覧ください。

短期離職・転職回数が多い場合に使える書き方のコツ

短期離職や転職回数の多さは、履歴書だけで解決しようとするのが間違いです。履歴書の職歴欄では事実を正確に記載し、退職理由の説明は職務経歴書に委ねるのが基本の戦略です。

  • 会社都合(倒産・事業撤退・リストラ)の場合は「会社都合により退職」と明記する
  • 契約期間満了の場合は「契約期間満了のため退職」と書ける
  • 自己都合でやむを得ない事情がある場合は「一身上の都合により退職」+職務経歴書で補足
  • 転職ごとにキャリアアップしている場合は、その点を職務経歴書に明記する

短期間での退職履歴の書き方については1ヶ月で退職した場合の書き方も参考にしてください。短期アルバイト経験がある場合は短期バイトの履歴書の書き方もあわせてご覧ください。

学歴コンプレックスがある場合の正しい対処法

中卒・高卒・大学中退・専門学校卒などの学歴を気にして、正直に書くことをためらう人は少なくありません。ただし、学歴欄での詐称は絶対にNGです。正しく記載した上で、スキルや経験の実績で勝負する姿勢が採用担当者に響きます。

  • 大学を中退した場合:「〇〇大学△△学部 入学」→「〇〇大学△△学部 中途退学」と正確に記載
  • 高校を中退した場合:「〇〇高等学校 中途退学」と記載し、中退理由は面接や職務経歴書で補足
  • 通信制・定時制の場合:「〇〇高等学校(通信制)卒業」と正式名称で記載(隠す必要はない)
  • 高卒・専門卒の場合:卒業後に取得した資格・実績で職歴欄を補う

高校中退の退学理由の書き方については高校退学理由の書き方と例文で具体的な例文を紹介しています。

学歴・職歴の記載が整ったら、次は職務経歴書の内容を強化することが書類通過率を上げる最短ルートです。職務経歴書の書き方も合わせて確認してみてください。

「正直に書いたら絶対落ちる?」採用担当者が語る評価の本音

多くの転職者が気にしている「正直に書いて本当に大丈夫か」という問いに対し、採用担当者の本音は「正直に書いた上でどう説明するかが全て」という答えに集約されます。問題のある職歴・学歴を隠そうとするより、正面から向き合って説明できる準備をしている応募者の方が評価される場面が多いのが実態です。

採用担当者が評価を変える3つのポイント

  • 原因の客観性:自分の非ではなく外部要因(倒産・リストラ・家庭事情)によるブランクや転職は、評価が下がりにくい
  • 期間中の行動:ブランク中に資格取得・スキルアップなどの具体的な行動があると、プラスの評価につながる
  • 説明の一貫性:履歴書・職務経歴書・面接の3つで話の軸が一致していること。バラバラだと「隠している」と判断される

採用担当者が書類選考で絶対に落とすのは、職歴詐称や明らかな矛盾のある書類です。問題のある経歴そのものより、それを誠実に説明できるかどうかを見ている採用担当者の方が実態として多いといえます。

職歴・学歴に不安がある人に向いている転職活動・向いていない転職活動

向いている転職活動のアプローチ

  • スキル・資格・実績で評価される職種への応募(資格重視、技術職など)
  • 書類選考より面接を重視する中小企業・ベンチャーへの応募
  • 転職エージェント経由の非公開求人ルート(書類選考なしで面接から始まる案件もある)
  • 業界経験を活かした同業種・同職種での転職
  • 事前に企業の採用担当者と話せるカジュアル面談を活用する

避けた方がいい転職活動のアプローチ

  • 書類選考倍率が高い大手・人気企業への直接応募を中心にする
  • 業界未経験の転職を、説明なしに複数同時進行で進める
  • 転職サイトのみに依存して自力で応募を続ける(書類対策のフィードバックが得られない)
  • 採用担当者に経歴を問われた際に明確に答えられないまま選考に進む

職歴・学歴に不安がある人におすすめの転職エージェント

ここまで読んで「正直に書くのはわかったが、書き方の正解がわからない」「そもそも書類が通過するのか不安」という状態なら、転職エージェントへの相談が最も効率的な選択肢です。エージェントは履歴書・職務経歴書の添削をした上で、書類選考なしで面接に進める非公開求人を紹介できます。

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まとめ

履歴書の職歴・学歴欄で採用担当者が確認している7つのNGポイントをまとめます。

  • 短期間(1年未満)で退職した会社を省略してはいけない
  • 空白期間は何も書かずに空けず、理由と期間中の活動を記載する
  • 転職回数が多い場合は職務経歴書で理由の一貫性を説明する
  • 学歴欄は「高等学校」「大学△△学部△△学科」など正式名称で記載する
  • 会社名は「株式会社〇〇」と略称なしで記載する
  • 西暦か和暦かどちらかに統一する
  • 職歴詐称は必ず発覚する。正直に書いた上で説明の準備をすることが最短ルート

問題のある職歴・学歴でも、書き方を整えて説明の準備をすることで書類選考の通過率は変わります。一人で悩んでいるなら、転職エージェントへの相談が現実的な突破口になります。

履歴書の職歴・学歴に関するよくある質問

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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