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介護職の職務経歴書 例文|採用担当者に通る書き方と状況別のコツ

介護職の職務経歴書 例文|採用担当者に通る書き方と状況別のコツ

この記事では、介護職の職務経歴書の例文を項目別・状況別にまとめました。数字の実績が出しにくい介護の仕事でも、採用担当者が即戦力と判断する書き方がわかります。未経験・ブランクあり・転職回数が多い場合まで、そのまま書き写せる形で紹介します。

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目次

介護職の職務経歴書で採用担当者が最初に見る3つのポイント

介護施設の採用担当者は、応募者の職務経歴書を1枚あたり数十秒で判断すると言われます。文章の上手さより、「自分の施設ですぐ戦力になるか」が伝わるかどうかが評価の分かれ目です。まず、担当者がどこを見ているかを押さえておきましょう。

採用担当者はここを見ている

  • 働いていた施設の形態と規模:特別養護老人ホームか訪問介護か、居室数や職員数まで書かれているか
  • 担当した介護の範囲:身体介護・生活援助・レクリエーション・記録のどこまで一人でできるか
  • 転職・退職の理由:短期離職や複数施設の経験に、納得できる背景があるか

介護は「利用者様に寄り添って頑張りました」といった抽象的な表現になりがちです。しかし採用担当者が知りたいのは頑張った気持ちではなく、入職後に任せられる業務の具体的な範囲です。施設形態・配属先・担当業務を明確に書くことが、そのまま通過率に直結します。職務経歴書全体の考え方は職務経歴書の書き方の基本でも整理しています。

介護職の職務経歴書の基本構成とフォーマット

例文に入る前に、職務経歴書の土台となる形式を確認します。介護職の場合、決まったフォーマットに沿って施設ごとの経験を整理していくのが基本です。

用紙・枚数・手書きかパソコンか

項目基本ルール
用紙サイズA4サイズ
枚数1〜2枚に収める(3枚以上は読まれにくい)
作成方法パソコン作成が主流。手書き指定がなければWord等でOK
文字色黒一色。色分けや装飾はしない

手書きを指定されない限り、パソコンで作成して問題ありません。使い回しの効くパソコン作成のほうが、複数施設へ応募する介護職の転職では効率的です。応募先ごとに志望動機や強調点だけ調整しましょう。

職務経歴書に書く5つの項目

  • 職務要約:これまでの介護経験を3〜4行でまとめた冒頭部分
  • 職務経歴:施設名・施設形態・規模・在籍期間・担当業務
  • 保有資格:介護職員初任者研修や介護福祉士などを正式名称で
  • 活かせる能力・スキル:応募先で役立つ経験や得意分野
  • 自己PR:介護観や強みを、根拠となる経験とセットで

この5項目を上から順に埋めていけば、介護職の職務経歴書は完成します。次の章から、それぞれの具体的な例文を見ていきます。

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【項目別】介護職の職務経歴書の書き方と例文

ここからは項目ごとに、そのまま参考にできる例文を紹介します。施設名や数字はご自身の経験に置き換えて使ってください。

職務要約の例文

職務要約は、採用担当者が最初に読む「あなたの要約」です。介護歴・経験した施設形態・保有資格を3〜4行に凝縮します。

良い例文(職務要約)

特別養護老人ホームおよび介護老人保健施設にて、通算6年間、介護職員として従事してまいりました。入居者様の身体介護・生活援助に加え、ユニットリーダーとして新人指導や介護記録の管理も担当しております。介護福祉士資格を活かし、認知症ケアと看取り介護の両面で経験を積んできました。

年数・施設形態・担当範囲・資格の4点が1つの文章に入っている点がポイントです。読み手が「何ができる人か」を最初の数行で把握できる状態を目指します。

職務経歴(施設情報の書き方)

介護職の職務経歴で差がつくのが施設情報の書き込み方です。施設名だけでなく、形態・規模・配属先まで書くと、担当者が業務内容をイメージしやすくなります。

良い例文(職務経歴)

  • 勤務先:社会福祉法人〇〇会 特別養護老人ホーム△△(入居定員80名・ユニット型)
  • 在籍期間:2020年4月〜2024年3月(4年)
  • 雇用形態:正社員
  • 担当業務:入居者20名の身体介護(食事・入浴・排泄)、レクリエーション企画、介護記録作成、夜勤月4回
  • 退職理由:家庭の事情による転居のため

施設形態や職業欄の書き分けに迷う場合は、介護職の履歴書の職業欄の書き方も参考になります。退職理由を一言添えておくと、転職の背景が伝わり印象が安定します。

保有資格の書き方(正式名称)

資格は略称ではなく正式名称で書きます。「ヘルパー2級」などの通称のまま書くと、確認の手間を採用担当者にかけてしまいます。

通称・略称職務経歴書に書く正式名称
ヘルパー2級介護職員初任者研修修了
ヘルパー1級・実務者研修介護福祉士実務者研修修了
介護福祉士介護福祉士(国家資格)
喀痰吸引喀痰吸引等研修修了

資格取得中の場合は「介護福祉士(2026年1月受験予定)」のように、取得予定として書けば前向きな姿勢が伝わります。取得年月がわかるものは併記しておきましょう。

活かせる能力・スキルの例文

この欄は、応募先が求める人物像に合わせて選ぶのがコツです。すべての強みを並べるのではなく、募集内容と重なる経験を優先します。

良い例文(活かせる能力)

  • 認知症の入居者様への声かけ・対応(ユニット型特養で4年)
  • 看取り介護・ターミナルケアの実務経験
  • 新人職員へのOJT指導、介護記録ソフトの入力・管理

能力の言語化に迷うときは、職務経歴書の活かせる能力の例文で他職種の書き方も見ると、表現の幅が広がります。

自己PRの例文

自己PRは「強み+それを裏づける具体的なエピソード」の順で書くと説得力が出ます。良い例とNG例を並べて確認しましょう。

良い例文(自己PR)

私の強みは、入居者様一人ひとりの生活リズムに合わせたケアを継続できる点です。前職の特別養護老人ホームでは、食事を拒否されがちな入居者様に対し、好みや時間帯を記録し職員間で共有する仕組みを提案しました。その結果、食事量が安定し、ご家族からも安心の声をいただきました。貴施設でも、日々の小さな変化を見逃さないケアで貢献したいと考えております。

NG例

私は明るく、利用者様に寄り添う介護を心がけてきました。どんな仕事も一生懸命頑張ります。貴施設でも精一杯努力します。具体的なエピソードや担当業務がなく、誰にでも当てはまる内容のため、経験が伝わりません。

数字の実績がない介護職が評価される書き方

営業職のような「売上◯%アップ」といった数字が、介護職では書きにくいものです。ここで手が止まる方は多いはずです。しかし、介護の仕事にも数字や事実に変換できる要素はあります。

介護の経験を「事実」に変換するヒント

  • 担当人数・夜勤回数:「入居者20名を担当」「夜勤月4回」
  • 委員会・研修:「感染対策委員として月1回の勉強会を運営」
  • 指導・育成:「新人3名のOJTを担当」
  • 改善の工夫:「記録の共有方法を見直し、申し送り時間を短縮」

大きな成果である必要はありません。日々の業務の中で「工夫したこと」「任されていたこと」を事実として書くだけで、抽象的なPRから一歩抜け出せます。同じ悩みを持つ人向けに、実績なしでも通過する職務経歴書の例文もあわせて確認してみてください。

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状況別|介護職の職務経歴書 例文

汎用の例文を見ても「自分の状況には当てはまらない」と感じる方へ、代表的な4つのケース別に自己PRの例文を用意しました。

未経験から介護職へ転職する場合

良い例文(未経験)

前職の接客業では、お客様の様子から要望を読み取る対応力を身につけました。介護は未経験ですが、介護職員初任者研修を修了し、祖母の在宅介護に3年間関わった経験があります。相手の立場で考える姿勢を活かし、入居者様が安心して過ごせる関わりを大切にしたいと考えております。

未経験の場合は、前職で培った対人スキルや、資格取得・家族介護など介護に関わる行動を結びつけると、意欲が具体的に伝わります。

ブランクがある場合

良い例文(ブランクあり)

出産・育児のため約3年間介護の現場を離れておりましたが、その間も家族の介護を通じて実務感覚を保ってまいりました。復職にあたり、最新の介護技術を学び直すため実務者研修を受講しています。特別養護老人ホームでの5年間の経験を土台に、再び現場で貢献したいと考えております。

介護業界はライフイベントによるブランクへの理解が比較的あります。空白期間そのものより、離れていた理由と復職への準備を書くことが大切です。書き方の詳細は履歴書の空白期間の書き方で状況別に解説しています。

転職回数が多い場合

介護業界は転職が珍しくない分野です。回数の多さより、それぞれの職場で何を学んだかを書き分けることで、意味のある経歴に見せられます。

良い例文(転職回数が多い)

これまで訪問介護・デイサービス・特別養護老人ホームと、異なる形態の施設で経験を積んでまいりました。在宅から施設まで幅広い介護に携わったことで、利用者様の状態に応じた柔軟な対応力が身についたと考えております。今後は特養で培った看取り介護の経験を、貴施設で長く活かしていきたいと考えております。

各施設の退職理由に一貫性を持たせ、「幅広い経験」として前向きにまとめるのがコツです。回数が多くて不安な方は、複数社の職歴を整理する書き方も参考にしてください。

無資格・資格取得中の場合

良い例文(無資格・取得中)

現在は無資格ながら、有料老人ホームで介護補助として2年間勤務し、食事・入浴の介助や見守りを担当してまいりました。より専門的なケアに携わるため、介護職員初任者研修を受講中です。現場で学んだ基本を土台に、資格取得後は身体介護の幅を広げ、長期的に貴施設へ貢献したいと考えております。

無資格でも、担当してきた業務と資格取得への行動を書けば十分に評価されます。「これから伸びる人材」であることを、受講中の研修などの事実で示しましょう。

採用担当者が落とす介護職の職務経歴書 NG例

書き方のコツと同じくらい、避けるべきポイントを知っておくと失敗を防げます。介護職の書類でよく見られるNGを整理しました。

  • 施設情報が施設名だけ:形態・規模・担当業務がなく、何ができるか伝わらない
  • 退職理由が一切ない:短期離職が続くと、理由なく辞める人に見える
  • 資格が略称のまま:「ヘルパー2級」など通称で書き、確認の手間をかけさせる
  • 色文字や過度な装飾:カラフルな書類はビジネス文書として不適切
  • 経歴の誇張・虚偽:経歴詐称は信頼を失い、内定取り消しの原因になる

特に多いのが1つ目の「施設名だけ」のパターンです。採用担当者は書類から入職後の姿を想像します。情報が薄い書類は、判断材料がないという理由だけで見送られます。フォーマットの型で迷う場合はハローワーク版の職務経歴書の書き方が土台として使えます。

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まとめ

  • 介護職の職務経歴書は、施設形態・規模・担当業務まで書いて即戦力を伝える
  • 数字が出しにくくても、担当人数・夜勤回数・研修・指導など事実に変換できる
  • 未経験・ブランク・転職回数が多い場合も、理由と学びを書けば前向きに伝わる
  • 資格は正式名称で書き、退職理由を一言添えると印象が安定する

例文を土台に、あなた自身の施設名と担当業務を当てはめれば、採用担当者に伝わる職務経歴書に仕上がります。まずは職務要約の3行から書き始めてみてください。

介護職の職務経歴書に関するよくある質問

職務経歴書は何枚にまとめるべきですか?

A4サイズで1〜2枚が目安です。介護経験が長い場合でも、応募先で活かせる経験を中心に整理し、2枚以内に収めると読まれやすくなります。

短期間で辞めた職歴も書く必要がありますか?

基本的には記載します。省略すると経歴詐称と受け取られる恐れがあります。短期離職には「体調回復のため」など簡潔な退職理由を添えると、印象が和らぎます。

パートや派遣での介護経験も書けますか?

書けます。雇用形態を明記したうえで、担当した業務内容を具体的に記載します。正社員経験と同じように、施設形態や担当範囲を書くことが評価につながります。

手書きとパソコン作成はどちらが良いですか?

指定がなければパソコン作成で問題ありません。複数の施設へ応募する際も修正しやすく、読みやすさの面でも有利です。手書き指定がある場合のみ、黒のボールペンで丁寧に記入します。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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