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職務経歴書 在職中の書き方|採用担当者が確認する3つのポイント

職務経歴書 在職中の書き方|採用担当者が確認する3つのポイント

この記事では、在職中に職務経歴書を書くときの「現在に至る」「在職中」「以上」の使い分けから、退職予定日や連絡先の記載方法、そして採用担当者が在職中の応募書類で必ず確認している3つのポイントまでを、そのまま使える例文とNG例つきで解説します。

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目次

在職中の職務経歴書は「現在に至る」と「以上」で締めくくる

在職中に職務経歴書を書くときにまず迷うのが、今の会社の職歴をどう締めくくるかです。すでに退職した会社なら「退職」と書いて終えますが、現職はまだ在籍中のため、書き方のルールが変わります。

基本の型はシンプルです。直近の会社の職務内容を書いたあと、改行して「現在に至る」または「在職中」と記載し、最後に「以上」で締める。この2つがそろっていれば、在職中であることは正確に伝わります。

状況職歴欄の締め方
現職に在籍中職務内容 → 「現在に至る」(または「在職中」) → 「以上」
すでに退職済み職務内容 → 「一身上の都合により退職」 → 「以上」
退職日が決定済み「現在に至る(20XX年X月X日退職予定)」 → 「以上」

「現在に至る」と「在職中」はどちらを使う?

結論として、どちらを使っても問題ありません。「現在に至る」は職歴欄の時系列の締めとして古くから使われる表現で、「在職中」はより口語に近い言い方です。採用担当者はどちらでも同じ意味に受け取ります。

1枚の書類の中で表記を混在させないことだけ意識してください。履歴書の職歴欄で「現在に至る」を使ったなら、職務経歴書でも表現をそろえると、細部まで整った印象になります。

良い例文(在職中の締め方)

2021年4月 株式会社〇〇 入社
 法人営業部に配属。新規開拓と既存顧客のフォローを担当。
2023年10月 主任に昇格し、メンバー3名のマネジメントを兼務。
 現在に至る
                          以上

「以上」を書き忘れると書類が未完成に見える

在職中の書類でとくに多いのが、「現在に至る」で止めてしまい「以上」を書き忘れるミスです。「以上」は職歴の記載がここで終わったことを示す合図で、これがないと採用担当者は「まだ書きかけなのか」「次のページがあるのか」と一瞬迷います。

「以上」は行の右端に配置するのが慣例です。文章の締めというより、書類全体の完成印のようなものだと考えると忘れにくくなります。

NG例

2023年10月 主任に昇格 現在に至る
(※「以上」がなく、職歴がここで終わったのか判断できない)

2023年10月 主任に昇格 退職
(※まだ在籍しているのに「退職」と書くのは事実と異なりNG。虚偽記載を疑われます)

職務経歴書そのものの基本構成が不安な場合は、職務経歴書の書き方の基本を先に押さえておくと、在職中特有のルールも理解しやすくなります。

退職予定日の書き方|決まっている場合・決まっていない場合

在職中の応募でもう一つ迷いやすいのが、退職予定日の扱いです。採用担当者は入社できる時期を知りたいため、退職の見通しは書類の評価に直結します。ただし、状況によって書き方が変わります。

退職予定日が決まっている場合

すでに退職日が確定しているなら、その日付を明記します。入社可能時期がはっきり伝わり、採用スケジュールを立てやすくなるためプラスに働きます。職務経歴書では「現在に至る」に続けてカッコ書きで添えるのが一般的です。

良い例文(退職日が決まっている場合)

  • 職務経歴書:「現在に至る(2026年8月31日退職予定)」
  • 履歴書の本人希望欄:「現職の退職手続きのため、2026年9月1日以降の入社が可能です」

退職予定日が決まっていない場合は「無理に書かない」

まだ上司に退職を切り出していない段階で、あいまいな日付を書くのは避けてください。あとで日程がずれると、内定後のスケジュール調整でトラブルになります。退職日が未定なら「現在に至る」「以上」で締め、退職予定日は記載しないのが正解です。

入社時期を伝えたいときは、日付を断定せず幅を持たせます。「内定後、1〜2か月程度で退職手続きを完了できる見込みです」と書けば、常識的な引き継ぎ期間を見込んでいることが伝わり、計画性のある印象になります。

有給消化中でも「有休消化中」とは書かない

退職日まで有給休暇を消化しながら転職活動をする人も多いですが、職務経歴書に「有休消化中」と書く必要はありません。会社に籍がある間は在職中の扱いになるため、通常どおり「現在に至る」「以上」で締めれば問題ありません。

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採用担当者が在職中の応募書類で確認している3つのポイント

書式のルールを守るだけでは、書類選考は通過できません。採用担当者は在職中の応募者に対して、離職中の人とは違う視点で書類を読んでいます。この3点を押さえておくと、同じ経歴でも通過率が変わります。

採用担当者はここを見ている

  • 入社可能時期:いつから来られるか。退職の見通しが立っているか
  • 現職での実績:今も第一線で成果を出しているか(過去形ではなく現在進行形か)
  • 連絡の取りやすさ:面接調整の際、日中に連絡がつくか

在職中は「むしろ有利」に働く場面が多い

在職中の応募を不利に感じる人は少なくありませんが、採用担当者の視点はむしろ逆のことがあります。働きながら転職先を選んでいるという事実は、収入が途切れない状態で冷静に判断できる人、計画的にキャリアを動かせる人という評価につながります。

だからこそ、現職の実績は過去形ではなく「現在も担当している」現在進行形で書くことが効きます。「担当していた」ではなく「担当し、前年比115%を継続中」と書けば、今まさに戦力である事実が伝わります。

現職の実績は「守秘義務」との線引きに注意する

在職中ならではの落とし穴が、現職の機密情報の扱いです。具体的な数字は説得力になりますが、社外秘の売上や顧客名をそのまま書くと、守秘義務への意識が低いと判断され、逆に評価を下げます。転職先も「うちの情報も漏らすのでは」と警戒します。

守秘義務に配慮した実績の書き方

  • 具体名 → 業界・規模に置き換える(例:「A社」→「大手食品メーカー」)
  • 実額 → 概算やパーセンテージで示す(例:「約3億円規模の案件」「売上前年比120%」)
  • 未公開の数値は「非公開のため割合で表記」と一言添える

数字で語る実績が思いつかない場合の考え方は、実績が少なくても通過する職務経歴書の書き方が参考になります。

連絡可能時間帯を書くと面接調整がスムーズになる

在職中は日中に電話へ出られないことが多く、採用担当者が連絡に手間取ると、それだけで選考が後回しになることがあります。履歴書の本人希望欄に、つながりやすい時間帯と手段を先回りで書いておくと、担当者の負担が減り印象が良くなります。

良い例文(連絡先の記載)

「在職中のため、平日日中はお電話に出られない場合があります。ご連絡はメールをいただけますと幸いです。お電話の場合は平日18時以降、または土日にご連絡いただけますと確実です。」

在職中の転職活動で書類が会社にバレないための注意点

在職中の転職活動で最も多い不安が、現職への発覚です。職務経歴書そのものより、作成・提出の過程で気づかれるケースが大半のため、ここを押さえておくと安心して活動を進められます。

会社のPC・メール・プリンターは使わない

職務経歴書の作成や送信を会社の端末で行うのは避けてください。業務用PCは操作ログが残る場合があり、共有プリンターへの出力も見られるリスクがあります。作成・保存・送信はすべて個人のPCやスマートフォン、個人のメールアドレスで完結させます。

  • 連絡先メールは私用アドレスを使い、会社アドレスは絶対に書かない
  • 作成データは個人のクラウドや端末に保存し、社内サーバーに置かない
  • 面接の予定は、有給や時間休をうまく使って調整する

転職サイトの「現職ブロック機能」を設定する

多くの転職サイトには、登録した職務経歴が特定の企業に表示されないようにする機能があります。現職や取引先を登録しておけば、スカウト型サービスで自分の経歴が今の会社に見られる事態を防げます。登録直後に設定しておくと安心です。

転職エージェントを使う場合は、応募先を自分で管理できるため発覚リスクを抑えやすく、日中の連絡もエージェントが窓口になってくれます。在職中の限られた時間で効率よく進めたい人に向いています。

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在職中でも職務経歴書を効率よく仕上げるコツ

働きながらの書類作成は、まとまった時間が取りにくいのが現実です。一気に完成させようとせず、工程を分けて進めると挫折しにくくなります。

  • 1日目:職歴と在籍期間だけを時系列で書き出す(事実の棚卸し)
  • 2日目:各社での実績を数字とともに肉付けする
  • 3日目:職務要約と自己PRを、応募先に合わせて仕上げる

転職回数が多く整理に迷うときは複数社の職歴をまとめる書き方を、フォーマットから用意したいときはハローワーク書式での書き方を活用してください。自己PRの言葉選びに詰まったら、転職者向けの自己PR例文も参考になります。

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まとめ

  • 現職の職歴は「現在に至る」または「在職中」で記し、必ず「以上」で締める
  • 退職予定日は確定していれば明記し、未定なら無理に書かない
  • 採用担当者は入社可能時期・現職での実績・連絡の取りやすさを見ている
  • 現職の実績は現在進行形で、ただし守秘義務に配慮して書く
  • 作成・送信は個人の環境で行い、転職サイトの現職ブロックを設定する

在職中は書式のルールを守るだけでなく、働きながら成果を出している事実を前向きに伝えることが通過への近道です。今のあなたの実績を、そのまま採用担当者に届く言葉に置き換えていきましょう。

在職中の職務経歴書に関するよくある質問

在職中は「現在に至る」と「在職中」のどちらを書くのが正しいですか?

どちらでも問題ありません。意味は同じで、採用担当者の評価も変わりません。1枚の書類の中で表記を混在させず、履歴書と職務経歴書で表現をそろえておくと整った印象になります。

退職日がまだ決まっていない場合、退職予定日は書くべきですか?

無理に書く必要はありません。あいまいな日付を書くと、あとで内定後のスケジュール調整でずれが生じます。未定なら「現在に至る」「以上」で締め、入社時期を伝えたいときは「内定後1〜2か月程度で退職手続きが可能」と幅を持たせて記載します。

在職中の応募は、離職中より選考で不利になりますか?

不利になるとは限りません。働きながら冷静に転職先を選んでいる点や、現職で今も成果を出している点は、計画性や戦力性の評価につながります。現職の実績を過去形ではなく現在進行形で書くと、その強みが伝わりやすくなります。

在職中の転職活動が今の会社にバレないか心配です。

書類そのものより、作成・提出の過程で気づかれるケースが大半です。会社のPCやメール、プリンターは使わず、私用の環境で完結させてください。スカウト型の転職サイトでは、現職や取引先を登録して自分の経歴が表示されないようブロック設定をしておくと安心です。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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