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職務経歴書の職務要約 例文8選|採用担当者に読まれる書き方とNG例

職務経歴書の職務要約 例文8選|採用担当者に読まれる書き方とNG例

この記事では、職務経歴書の職務要約について、採用担当者に読まれる書き方と状況別・職種別の例文8選を紹介します。職務要約は書類の冒頭に置く数行のまとめで、採用担当者が続きを読むかどうかを判断する部分です。250文字前後で経歴を魅せるコツと、落とされやすいNG例まで具体的に解説します。

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目次

職務経歴書の職務要約とは?採用担当者が最初に読む「つかみ」

職務要約とは、これまでの職歴を3〜5行程度でまとめ、職務経歴書の一番上に記載する要約文です。採用担当者が最初に目を通す場所であり、ここで「この人の詳細を読む価値があるか」を判断されます。まずは似た言葉との違いを整理します。

職務要約・職務概要・職務経歴の違い

用語内容記載位置
職務要約職歴全体を3〜5行で要約したもの書類の冒頭
職務概要職務要約とほぼ同じ意味。テンプレートによって呼び方が変わるだけ書類の冒頭
職務経歴(詳細)会社ごとの業務内容・実績を時系列で詳しく書いたもの職務要約の下

「職務要約」と「職務概要」は名称が違うだけで、書く内容は同じと考えて問題ありません。要約と詳細を混同して冒頭に情報を詰め込みすぎると読みにくくなるため、冒頭は要約に徹します。

なぜ冒頭の職務要約で第一印象が決まるのか

採用担当者は、募集ごとに数十枚から数百枚の応募書類に目を通します。1枚あたりにかけられる時間は限られており、冒頭の職務要約でおおまかな適性を見極めてから、詳細を読み込むかどうかを決めるのが実情です。

採用担当者はここを見ている

  • 最初の1〜2行で、応募職種に必要な経験を持っているかを確認する
  • 要約が整理されているかで、情報をまとめる力があるかを推し量る
  • 冒頭が的外れだと、その先を読まずに次の書類へ進むこともある

適切な文字数は250文字前後

職務要約の文字数は250文字前後が目安です。採用担当者が30秒から1分ほどで読み切れる量に収めると、内容が頭に入りやすくなります。長くても300文字以内に抑え、詳細は下の職務経歴欄に回すのが基本です。職務経歴書全体の書き方は職務経歴書の書き方で項目ごとに解説しています。

採用担当者が職務要約で見ている3つのポイント

職務要約は「経歴を書けば通る」わけではありません。採用担当者が短時間で確認しているのは、次の3つに集約されます。

①募集職種にマッチしているか

経歴を平等に並べるのではなく、応募先の仕事に関係する経験を前に出します。営業職に応募するなら営業実績を、事務職なら業務範囲や正確性を冒頭に置くと、必要な人材だと伝わりやすくなります。

②経歴が一目で把握できるか

「いつから」「何を」「どれくらい」経験してきたかが、読んだ順にすっと入る構成が理想です。時系列を細かく追うのではなく、業界年数と担当領域を先に示すと全体像が伝わります。

③実績・強みが具体的か

「売上に貢献しました」だけでは印象に残りません。数字や役割を添えると、同じ経歴でも説得力が変わります。数字で表せる実績がない場合の対処法は、後半の状況別の例文で扱います。

採用担当者はここを見ている

  • 職種の一致:応募先の業務に直結する経験が最初にあるか
  • 把握のしやすさ:業界年数と担当領域が冒頭で分かるか
  • 具体性:実績が数字や役割とセットで書かれているか
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通過する職務要約の書き方|4ステップと基本の型

いきなり書き始めると、経歴の羅列になりがちです。次の4ステップで準備すると、応募先に合わせた職務要約に仕上がります。

  1. 経験の棚卸し:担当業務・実績・使ったスキルを書き出す
  2. 応募先の求人分析:求められる経験・人物像を確認する
  3. 型に沿って配置:業界年数→担当業務→実績→強みの順に並べる
  4. 数字で具体化:件数・金額・期間・人数などを入れて説得力を出す

そのまま使える職務要約の基本テンプレート

職務要約の穴埋め型

〔業界・分野〕にて〔年数〕、〔担当してきた業務〕に従事してまいりました。〔具体的な実績・数字〕を達成し、〔強み・スキル〕を身につけております。今後は〔応募先で活かしたいこと〕に取り組みたいと考えております。

この型に自分の経歴を当てはめるだけで、伝わる職務要約の骨組みができます。次に、良い例とNG例を見比べてみます。

良い例文

人材業界にて5年間、法人向けの新規開拓営業を担当してまいりました。年間120社への提案活動を通じて、担当エリアの売上を前年比130%まで伸ばし、チームリーダーとして4名のマネジメントも経験しております。今後は無形商材の営業経験を活かし、貴社の新規事業拡大に貢献したいと考えております。

NG例

2019年に株式会社◯◯へ入社し、営業部に配属されました。その後、営業として日々努力してまいりました。責任感が強く、粘り強い性格です。時系列を追うだけで実績の数字がなく、性格(自己PR)と混ざっているため、経歴の強みが伝わりません。

公的なフォーマットから作りたい場合は、ハローワーク版の職務経歴書の書き方も参考になります。

【状況別】職務経歴書の職務要約 例文

例文は自分の状況に近いものを選ぶと当てはめやすくなります。ここでは迷いやすい4つのケースを取り上げます。

転職回数が多い場合の例文

すべての職歴を並べると散らかって見えます。共通する専門性や一貫したテーマでまとめると、転職回数の多さが弱みになりにくくなります。

良い例文

販売・接客の分野で通算8年、アパレルと家電量販の2業態で店舗運営に携わってまいりました。いずれの店舗でも接客とスタッフ育成を軸に成果を上げ、直近では月商1,500万円の店舗で副店長を務めております。培った顧客対応力を、貴社の店舗マネジメントで発揮したいと考えております。

複数社の経歴をどう整理するかは職務経歴書 複数社の書き方で詳しく扱っています。

未経験・異業種転職の例文

応募職種の経験がなくても、これまでの仕事で培った力が応募先で役立つことを示します。前職の実績と、応募先で活かせる要素をつなげるのがコツです。

良い例文(販売職からIT営業へ)

家電量販店にて4年間、接客販売と売り場づくりを担当してまいりました。お客様の要望を聞き取り最適な提案を行うことで、担当売り場の売上を前年比115%に伸ばした経験があります。この提案力とヒアリング力を、貴社の法人向けIT営業で活かしたいと考え、応募いたしました。

ブランク(離職期間)がある場合の例文

ブランクは隠さず、簡潔に理由を触れたうえで、復帰への意欲と過去の経験を前向きに書きます。長々と説明せず、事実を短く添えるのがポイントです。

良い例文(育児による離職からの復帰)

一般事務として6年間、受発注管理と請求書作成、電話・来客対応を担当してまいりました。出産・育児のため2年間離職しておりましたが、この間に簿記3級を取得し、復職の準備を進めてまいりました。これまでの事務経験と正確性を活かし、貴社の管理部門で長く貢献したいと考えております。

実績・数字がない場合の例文

数字で表せる成果がなくても、職務要約は書けます。担当した業務範囲や、工夫して取り組んだことを具体的に書くと、仕事への向き合い方が伝わります。

良い例文(数字で示せる実績がない事務職)

営業事務として3年間、見積書・契約書の作成と営業担当のサポート業務を担当してまいりました。書類の提出期限を一度も遅らせないよう進捗管理を徹底し、営業担当が商談に集中できる環境づくりに努めてまいりました。この正確さと段取り力を、貴社のバックオフィス業務で活かしたいと考えております。

数字がない場合の考え方は職務経歴書 実績なしの例文、アピールできる力の探し方は職務経歴書 活かせる能力の例文が参考になります。

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【職種別】職務要約の例文

ここでは代表的な4職種の職務要約を紹介します。自分の職種に近い例文を、先ほどの基本の型と組み合わせて調整してください。

営業職の職務要約 例文

良い例文

通信業界にて6年間、法人向けの新規開拓と既存顧客のフォローを担当してまいりました。担当エリアで年間売上目標を3年連続で達成し、社内表彰を2回受けております。課題をヒアリングし解決策を提案する力を、貴社のソリューション営業で発揮したいと考えております。

事務職の職務要約 例文

良い例文

メーカーの営業事務として5年間、受発注管理・請求処理・電話応対を担当してまいりました。専用システムへのデータ入力を正確に行い、月間300件の処理をミスなく回してきました。培った正確性と業務効率化の工夫を、貴社の管理部門で活かしたいと考えております。

販売・接客職の職務要約 例文

良い例文

アパレル販売員として7年間、接客・在庫管理・スタッフ教育に携わってまいりました。個人売上で店舗トップを2年連続で達成し、新人研修の担当も任されております。顧客一人ひとりに合わせた提案力を、貴社の店舗運営とスタッフ育成に活かしたいと考えております。

ITエンジニアの職務要約 例文

良い例文

SIerにて5年間、Webシステムの設計・開発・保守に従事してまいりました。JavaとPythonを用いた開発を中心に、5名規模のチームでリーダーを担当し、金融系システムの改修プロジェクトを納期内に完遂しております。要件定義から関わった経験を、貴社の自社サービス開発で活かしたいと考えております。

特定の職種でさらに具体的な例文を見たい場合は、歯科助手の職務要約の書き方のように、職種に特化した記事も用意しています。

職務要約でやりがちなNG例と改善のコツ

書き方の型を知っていても、次のようなNGに陥ると印象が下がります。当てはまっていないか確認してみてください。

NGパターン改善のコツ
入社・異動を時系列で並べただけ業界年数と担当領域を先に示し、実績を添える
300文字を大きく超えて長い250文字前後に絞り、詳細は職務経歴欄へ回す
「粘り強い」など性格の話に寄る性格は自己PRへ。要約は経歴と実績に絞る
どの企業にも同じ内容を使い回す応募先の求人に合わせて前に出す経験を変える

NG例

これまで営業・事務・接客など幅広い業務を経験し、どんな仕事にも真面目に取り組んでまいりました。コミュニケーション能力には自信があります。経験を広く浅く並べ、応募職種との関連や具体的な実績がないため、何ができる人か伝わりません。

自分で整えるのが難しいと感じたら、職務経歴書の自動作成ツールを下書きに使い、要約部分を自分の言葉で仕上げる方法もあります。

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まとめ

  • 職務要約は書類の冒頭で、採用担当者が続きを読むか判断する「つかみ」
  • 文字数は250文字前後、業界年数→担当業務→実績→強みの順で書く
  • 時系列の羅列・使い回し・自己PRとの混同はNG
  • 未経験・ブランク・実績なしでも、応募先で活かせる力を軸にすれば書ける

基本の型に自分の経歴を当てはめ、応募先ごとに前に出す経験を入れ替えれば、通過率は着実に上がります。

職務経歴書の職務要約に関するよくある質問

職務要約は何文字くらいが適切ですか?

250文字前後が目安です。採用担当者が30秒から1分で読み切れる量に収めると内容が伝わりやすく、長くても300文字以内に抑えるのが基本です。詳しい経歴は下の職務経歴欄に回します。

職務要約と自己PRはどう違いますか?

職務要約は経歴と実績を事実ベースでまとめたもので、自己PRは強みや人柄をアピールするものです。職務要約に「粘り強い性格です」といった自己PRを混ぜると要点がぼやけるため、役割を分けて書きます。

書くことがない・職務要約が書けないときはどうすればいいですか?

まず担当業務・工夫したこと・使ったスキルを書き出す棚卸しから始めます。数字で示せる実績がなくても、業務範囲や取り組みの姿勢を具体的に書けば職務要約は成立します。アルバイトや派遣の経験も職歴として活用できます。

職務要約は応募先ごとに変えるべきですか?

変えることをおすすめします。同じ経歴でも、応募先が求める経験を前に出すだけで印象が大きく変わります。求人内容を読み、関連する業務や実績を冒頭に持ってくると、必要な人材だと伝わりやすくなります。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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