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履歴書の学歴は二行で書いていい|長い学校名の分け方と字下げのコツ

履歴書の学歴は二行で書いていい|長い学校名の分け方と字下げのコツ

この記事では、履歴書の学歴欄が一行に収まらないときに、学歴を二行に分けて書く方法を記入例つきで解説します。学校名と学部・学科の分け方、二行目の字下げ、年月欄の扱いといった細かいルールから、行が足りないときの対処、採用担当者が実際に見ているポイントまで整理しました。学歴の二行書きはマナー違反ではなく、長い校名ならむしろ分けたほうが読みやすくなります。

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目次

履歴書の学歴は二行に分けて書いても問題ない

結論から言えば、学校名や学部・学科名が一行に収まらないときは、二行に分けて書いて構いません。二行書きはマナー違反ではなく、むしろ読みやすさを高める書き方として扱われます。大学の正式な学部・学科名や、専門学校のコース名は文字数が多くなりがちで、一行に無理やり詰め込むと文字が小さくつぶれ、かえって読みにくくなります。

採用担当者は一日に何十枚もの履歴書に目を通します。情報が整理されていて内容を一目で把握できる履歴書のほうが、印象は良くなります。無理に一行へ収めることより、正確で読みやすく書くことを優先してください。

採用担当者はここを見ている

  • 学校名・学部・学科が正式名称で書かれているか
  • 入学・卒業の年号が履歴書全体で統一されているか
  • 時系列に抜けや矛盾がなく、内容を瞬時に読み取れるか

一行に収めるか二行に分けるかは、この「読みやすさ」を基準に判断します。二行にすること自体で評価が下がることはありません。

学歴が一行に収まらないのはどんなとき?

そもそも学歴が一行に入りきらないのは、学校名だけでなく学部・学科・専攻・コースまで正式名称で書くと文字数が多くなるためです。よくあるのは次のようなケースです。

一行に収まりにくいケース具体例
学部・学科名が長い大学国際教養学部グローバル・スタディーズ学科 など
専攻・コースまで書く専門学校医療秘書科 診療情報管理士コース など
正式名称が長い学校「〇〇県立〇〇高等学校 普通科」など県名・学科込み
学校名が変わった場合在学中と現在で校名が異なり、旧称も添える必要があるとき

学校名は「〇〇高校」ではなく「〇〇高等学校」、学部・学科は略さず卒業証書どおりに書くのが原則です。この正式名称のルールについては高校・専門学校・大学院など校種別の書き方で詳しくまとめています。省略しないからこそ二行になる、というのが自然な流れです。

統廃合や改称で在学時と学校名が変わっているときは、書き方に迷いやすいポイントです。旧称・新校名のどちらを書くかは学校名が変更になったときの履歴書の書き方を参考にすると、二行に分ける前に迷いを解消できます。

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学歴を二行で書く正しい方法【記入例つき】

二行に分けるときは、ただ折り返せばよいわけではありません。どこで区切り、二行目をどう始めるかで見た目が大きく変わります。押さえるべきポイントは3つです。

一行目に学校名、二行目に学部・学科を書く

基本の分け方は、一行目に学校名、二行目に学部・学科・専攻名です。学校名と学部を意味の切れ目で分けると、読み手は「どの学校の・何学部か」を上から順に自然に追えます。学校名の途中や単語の途中で折り返すのは避けてください。

二行目は一文字分下げて書く(字下げ)

二行目の書き出しは、一行目より一文字分下げて(字下げして)書きます。こうすることで、二行目が一行目からの続きだと一目で分かり、次の学歴と混ざりません。字下げのない二行は、別の経歴が始まったように見えてしまうことがあります。

二行目の年月欄は空欄にする

意外と迷うのが年月欄です。年月は入学・卒業の事実が発生した行にだけ書き、折り返した二行目の年月欄は空欄にします。学部・学科名だけがはみ出した二行目に、年月を重ねて書く必要はありません。年号の西暦・和暦は履歴書全体でそろえます。

良い例文

(年月)2022年4月 〇〇大学 国際教養学部
(空欄)       グローバル・スタディーズ学科 入学

一行目に年月と学校名・学部、二行目は字下げして学科名と「入学」を書き、年月欄は空欄にしています。

NG例

2022年4月 〇〇大国際教養学部グローバル・スタディーズ学科入学

「〇〇大」と略し、無理に一行へ詰め込んでいる点がNGです。文字がつぶれて読みにくく、正式名称も守れていません。入学・卒業年の早見表は履歴書の学歴早見表で確認できます。

どこで改行する?きれいに見える二行の割り方

二行に分けるときの見た目を左右するのが「改行位置」です。基本は学校名と学部・学科の境目で割りますが、学校の種類によって区切りの目安が少し変わります。

学校の種類一行目二行目(字下げ)
大学〇〇大学 △△学部□□学科 入学/卒業
大学院〇〇大学大学院 △△研究科□□専攻 修了
専門学校〇〇専門学校 △△科□□コース 卒業
高校(学科あり)〇〇県立〇〇高等学校△△科 入学/卒業

大学院は「卒業」ではなく「修了」と書く点に注意してください。研究科・専攻名まで含めると長くなるため、二行書きが特に活きるケースです。書き方の詳細は大学院の履歴書の書き方にまとめています。

専門学校はコース名まで書くと折り返しが増えやすく、正式な科名・コース名の並べ方に迷いがちです。専門学校の履歴書の書き方を、高校で普通科以外の学科に通っていた方は高校の学科の書き方を確認すると、どこで改行すべきか判断しやすくなります。

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学歴を二行にすると行が足りないときの対処法

二行書きで読みやすくなる一方、学歴欄の行数を使い切ってしまい、職歴を書くスペースが足りなくなることがあります。そんなときは次の順で対処します。

  • 学歴・職歴欄が大きい様式を選ぶ:市販・ダウンロード版とも行数の多い履歴書があります
  • 転職なら高校卒業から書き始める:中学以前は省略でき、行数を節約できます
  • 文字サイズを調整する:パソコン作成なら微調整可。ただし読みやすさ優先で9ポイントは下回らないこと

卒業年月の数え方に自信がないときは卒業年月日は3月31日が正解?もあわせて確認しておくと、記入し直しで行を無駄にせずに済みます。

NG例

行が足りないからと、通っていた学校の一部を丸ごと省いてしまうのはNGです。学歴を飛ばすと空白期間ができ、経歴の辻褄が合わなくなって不信感につながります。省略していいのは中学以前など時系列に矛盾が出ない範囲だけです。

二行で書くときに採用担当者が見ているポイント

二行にしたかどうか自体は評価に直結しません。採用担当者が見ているのは、その学歴欄から伝わる正確さと丁寧さです。二行で書くときも次の点を外さないようにしてください。

採用担当者はここを見ている

  • 学校名・学部・学科を略さず正式名称で書けているか
  • 二行目がきちんと字下げされ、続きだと分かるか
  • 年号が西暦か和暦で統一され、時系列に穴がないか
  • 「卒業」「修了」など区分を正しく使い分けているか

逆に言えば、この4点を満たしていれば二行書きはむしろ「読み手に配慮できる人」という印象につながります。見た目を気にして略称で一行に詰めるより、正式名称のまま二行で整えたほうが、結果的に評価されやすい書き方です。

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まとめ

  • 学歴が一行に収まらないときは二行に分けてよく、マナー違反ではない
  • 一行目に学校名、二行目に学部・学科を書き、二行目は一文字下げる
  • 折り返した二行目の年月欄は空欄にし、年号は全体で統一する
  • 行が足りないときは様式変更・高校卒業から記入・文字調整で対応し、学歴自体は省略しない

正式名称のまま二行で整えれば、読みやすさと正確さの両方を満たせます。手が止まっているなら、まず自分の学校名と学部・学科をどこで区切るかを決めるところから書き進めてください。

履歴書の学歴の二行書きに関するよくある質問

学歴を二行で書くと採用で不利になりますか?

不利にはなりません。学校名や学部・学科が長い場合、二行に分けたほうが読みやすく、正式名称を守れます。採用担当者は二行かどうかより、正確さと読みやすさを見ています。

二行目はどこから書き始めればいいですか?

一行目より一文字分下げて書き始めます。字下げすることで一行目からの続きだと分かり、次の学歴と混ざりません。二行目の年月欄は空欄のままにします。

長いので略称にして一行に収めてもいいですか?

おすすめしません。学校名や学部・学科は卒業証書どおりの正式名称で書くのが原則です。略して一行に詰めるより、正式名称のまま二行に分けたほうが好印象です。

二行にすると行が足りなくなります。どうすればいいですか?

学歴・職歴欄の行数が多い様式を選ぶ、転職なら高校卒業から書き始めて中学以前を省略する、パソコン作成なら文字サイズを微調整するといった方法があります。学歴そのものを飛ばすと経歴の辻褄が合わなくなるため避けてください。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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