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履歴書の学校名が変更になったときの書き方|在学中・卒業後・廃校のケース別に徹底解説

履歴書の学校名が変更になったときの書き方|在学中・卒業後・廃校のケース別に徹底解説

「いざ履歴書を書こうとしたら、卒業した学校の名前が変わっていた」「在学中に改名があって、どっちの名前で書けばいいんだろう」と手が止まっていませんか?

少子化による統廃合や市町村合併、大学の学部再編など、学校名の変更は珍しくありません。しかし、書き方を間違えると採用担当者に「確認が取れない」「経緯が不明確」と感じさせてしまうこともあります。

この記事では、採用担当者が実際にどこを確認しているかを踏まえながら、在学中の変更・卒業後の変更・廃校・市町村合併まで、ケース別の書き方を例文付きで解説します。学校名が長くて欄に収まらないケースや、卒業証明書の取得方法も網羅しているので、最後まで読んで疑問をすっきり解消してください。

校名変更があった場合は変更前の名称を記入します。学科名の書き方に迷った場合は、高校の学科名・学科欄の正しい書き方も合わせて確認しておきましょう。

目次

履歴書に学校名の変更を記載する基本ルール

学校名が変更になっている場合、多くの人が「旧校名と新校名のどちらを書けばいいか」で悩みます。結論からいうと、「あなたが在籍していた当時の名称(旧校名)を書き、現在の正式名称を括弧で補記する」のが基本ルールです。

理由は明確です。履歴書の学歴欄はあなたの「在籍の事実」を記録するものです。在籍していた時点での正式名称が事実であり、現在とは異なる名前であっても、それが正確な記録になります。補記することで採用担当者が新旧どちらの名前でも学校を特定できるようになります。

卒業時の旧校名+現在の新校名を括弧で補記する

基本フォーマットは次のとおりです。括弧の書き方は「(現:新校名)」が一般的ですが、「(現 新校名)」という書き方でも問題ありません。どちらかに統一して記載しましょう。

✅ 基本フォーマット

令和〇〇年3月 〇〇高等学校(現:△△高等学校)卒業

在学中に名称が変わった場合は、入学時と卒業時で記載が変わります。廃校や統廃合の場合は少し書き方が異なります。それぞれのケース別の例文は次の章で詳しく解説します。

採用担当者が重視するポイント

採用担当者が学歴欄を確認する目的のひとつは「在籍・卒業の事実確認」です。最終的に内定が出た際に、提出書類と背景確認の内容が一致しているかどうかが重要になります。

👔 採用担当者はここを見ている
  • 「旧校名のみ」では現在の学校名と突き合わせができず、確認に余計な時間がかかる
  • 「新校名のみ」では在籍当時の正式名称と一致しないため、記録の正確性に疑問が生じる
  • 旧校名+「(現:新校名)」の補記があると、採用担当者側が迷わず確認できる。これが「丁寧さ」と「誠実さ」の印象につながる

ケース別|学校名変更の履歴書記載パターンと例文

学校名の変更には複数のパターンがあります。自分の状況に合ったケースを確認して、そのまま参考にしてください。

ケース記載の方針
卒業後に変更旧校名+(現:新校名)
在学中に変更入学時は旧校名、卒業時は新校名で記載+変更時期を補記
廃校・統廃合旧校名+(廃校)または(○○校と統合)
市町村合併市区町村名が変わった場合も同様に旧名+(現:新名)

①卒業後に学校名が変わった場合

最も多いのがこのパターンです。卒業後に母校が改名・統合されたケースで、あなたは「旧校名で卒業している」ので、旧校名を軸にして現校名を補記します。入学・卒業の両方の行に補記するのが丁寧です。

✅ 良い例文(卒業後に変更)

平成〇〇年4月 〇〇高等学校(現:△△高等学校)入学
平成〇〇年3月 〇〇高等学校(現:△△高等学校)卒業

❌ NG例(新校名のみで記載)

平成〇〇年4月 △△高等学校 入学
平成〇〇年3月 △△高等学校 卒業

在籍当時は存在しなかった名称のため、事実と一致しない経歴になってしまう。採用担当者が背景確認をした際に「その名称の学校には在籍記録がない」とみなされるリスクがある。

②在学中に学校名が変わった場合

在学中に改名があった場合は、入学時と卒業時で名称が異なります。この場合は入学行に旧校名、卒業行に新校名を記載し、どちらかに「〇〇年〇月校名変更」の旨を補記するのが分かりやすい方法です。

✅ 良い例文(在学中に変更)

平成〇〇年4月 〇〇高等学校 入学(平成〇〇年4月 △△高等学校に校名変更)
平成〇〇年3月 △△高等学校 卒業

変更時期の補記が欄の幅的に難しい場合は、入学行に旧校名、卒業行に新校名のみの記載でも問題ありません。面接で質問された際に口頭で補足できれば十分です。

校名変更があった場合は変更前の名称を記入します。学科名の書き方に迷った場合は、高校の学科名・学科欄の正しい書き方も合わせて確認しておきましょう。

③廃校・統廃合になった場合

母校が廃校になっていたり、複数校が統合されて別の名称になっているケースです。現在存在しない学校名でも、在籍時の正式名称を書くことが正解です。廃校の場合は「(廃校)」、統合の場合は「(現:〇〇校に統合)」と補記しましょう。

✅ 良い例文(廃校・統廃合)

【廃校の場合】
平成〇〇年3月 〇〇高等学校(廃校)卒業

【統廃合の場合】
平成〇〇年3月 〇〇高等学校(現:△△高等学校に統合)卒業

「廃校した学校名を書いても大丈夫なのか」と不安になる方もいますが、問題ありません。採用担当者も経年による学校の変化を理解しています。補記さえあれば、むしろ「正確に確認してくれている」という好印象につながります。

④市町村合併で学校名が変わった場合

平成の大合併(2000年代初頭)以降、市区町村の合併によって「〇〇市立△△中学校」が「□□市立△△中学校」に変わったケースが多くあります。基本ルールは同じで、在籍時の旧市区町村名の学校名を記載し、現在の名称を括弧で補記します。

✅ 良い例文(市町村合併による変更)

平成〇〇年3月 〇〇市立△△中学校(現:□□市立△△中学校)卒業

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学校名が長くて書ききれないときの対処法

「(現:〇〇〇〇)」と補記すると、一行に収まらないことがあります。特に大学名や統合後の校名が長い場合に困る方が多いポイントです。

まず大前提として、学校名の略称(「〇〇大」「〇〇高」など)は使用禁止です。採用担当者から見ると「正式名称を確認していない」または「手を抜いている」という印象を与えます。正式名称で記載することを徹底した上で、以下の対処法を活用しましょう。

  • 文字を小さめに書く(手書きの場合):1行に収まるよう字のサイズを少し小さくして記載する。字が崩れない範囲で調整する
  • 2行に折り返す:学校名の途中で改行し、次の行にインデント(字下げ)して続きを書く。入学・卒業の記載行は、その次の行から書く
  • 補記を省略する:どうしても収まらない場合、補記(現:〇〇)を省略し、面接で補足する方法もある。ただし可能な限り補記することを推奨
✅ 長い学校名を2行で書く例

令和〇〇年4月 〇〇大学〇〇学部
       〇〇学科(現:△△大学△△学部△△学科)入学
令和〇〇年3月 同校 卒業

PC作成の場合は、Wordや専用フォームのフォントサイズを10pt程度に下げることで対応できます。セルがある場合は「セルの中でのみ折り返す」設定を活用しましょう。

やってはいけないNG表現と採用担当者の本音

学校名の変更対応で犯しやすいミスをまとめました。採用担当者視点で「なぜNGなのか」を理解することが大切です。

NGパターン採用担当者の本音正しい対処
新校名のみ記載「在籍当時に存在しない名前になっている。本当にこの学校を出たのか確認できない」旧校名+(現:新校名)に変更
旧校名のみ記載「学校名が変わっているのを知らないのか、確認が必要だ」と判断され、追加確認が発生する(現:新校名)の補記を追加
略称使用(〇〇大・〇〇高)「正式名称で書かないのは常識がない」「どの学校か特定できない」正式名称で記載
修正液・修正テープで訂正「改ざんの疑い」「作成が雑」という印象。書類の信頼性が落ちる書き直して新しい書類を提出
繰り返し記号「〃」の使用「正式な書類に略記は不適切」と判断される。学校名の前の行と同じに見えてしまう毎行フルネームで記載
👔 採用担当者がNG書類を見たときに何を考えるか

書類選考の段階では、採用担当者は数十〜数百枚の履歴書を確認します。確認に手間がかかる書類は、それだけで「丁寧さが足りない」という印象を持たれやすくなります。

「補記があって助かった」と思わせる書き方が、書類通過率を上げる最も手軽な工夫のひとつです。学校名変更の補記は、採用担当者への小さな配慮であり、丁寧な仕事ぶりをアピールする機会でもあります。

校名変更があった場合は変更前の名称を記入します。学科名の書き方に迷った場合は、高校の学科名・学科欄の正しい書き方も合わせて確認しておきましょう。

卒業証明書・在籍証明書が取れない場合の対処法

転職活動や内定後に卒業証明書の提出を求められる場合があります。廃校や統廃合の場合、どこに申請すればいいか分からない方も多いでしょう。

名称変更のみの場合

名称変更のみで学校自体は継続している場合は、現在の学校名(新校名)で申請すれば卒業証明書を発行してもらえます。発行される証明書には「旧〇〇高等学校 → 現△△高等学校」のように変更の経緯が記載されている場合もあります。証明書の学校名が履歴書と一致しなくても、名称変更の事実があれば問題ありません。

廃校・統廃合の場合

廃校や統廃合の場合、証明書の発行先が変わります。以下の順番で問い合わせてみましょう。

  • 後継校に問い合わせる:統廃合の場合は後継校が旧校の記録を引き継いでいる場合がある
  • 学校があった自治体の教育委員会に問い合わせる:廃校後の記録は教育委員会が管理していることが多い(市立・町立の場合はその市区町村、都道府県立の場合は都道府県の教育委員会)
  • 大学・専門学校の場合:法人が引き続き存在している場合は法人窓口、解散している場合は当該都道府県の私学担当部署に相談する

証明書が全く発行できない場合は、採用担当者にその旨を率直に伝えましょう。「廃校のため証明書の発行が困難です」と正直に伝えることで、通常は事情を理解してもらえます。

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まとめ

履歴書の学校名変更:書き方のまとめ

  • 基本ルールは「在籍時の旧校名+(現:新校名)の補記」で採用担当者が確認しやすい形にする
  • 在学中に変更があった場合は、入学時に旧校名・卒業時に新校名を記載し変更時期を補記する
  • 廃校・統廃合でも在籍時の旧校名を書くのが正解。「(廃校)」「(〇〇校に統合)」と補記する
  • 学校名が長い場合は略称を使わず、2行折り返しや字を小さくして正式名称を記載する
  • 卒業証明書が取れない場合は後継校・教育委員会に問い合わせ、それでも困難なら採用担当者に正直に伝える

学校名の変更対応は「採用担当者への小さな配慮」です。正確に補記された履歴書は、確認作業のしやすさを通じて誠実さをアピールする機会にもなります。

履歴書の学校名変更に関するよくある質問

学校名の変更を知らずに旧校名だけ書いてしまいました。どうすればいいですか?

旧校名のみの記載でも、在籍時の正式名称として事実と一致しているため、経歴詐称にはなりません。ただし採用担当者が確認しにくくなるため、可能であれば(現:新校名)の補記を加えた書類に差し替えることをおすすめします。すでに提出済みの場合は、面接の際に「現在は○○という名称に変わっています」と補足するだけで十分です。

大学の学部名・学科名が変わった場合も同じように書けばいいですか?

はい、同じルールが適用されます。在籍時の学部名・学科名を正式に記載し、現在の名称を(現:〇〇学部〇〇学科)と補記します。学部・学科の再編は大学では頻繁に起こるため、採用担当者も事情を理解しています。在籍時の正確な名称で書くことが最も重要です。

卒業証明書の学校名が履歴書と異なる場合、問題がありますか?

学校名が変更になっている場合、卒業証明書には新校名で発行されることがあります。この場合、履歴書の旧校名と証明書の新校名が一致しないように見えますが、問題ありません。名称変更の事実が存在するため、採用担当者もこの点を理解しています。不安な場合は提出時に「名称変更のため証明書の表記が異なります」と一言添えると丁寧です。

廃校になった学校の卒業証明書はどこで取得できますか?

廃校になった学校の卒業証明書は、①統廃合後の後継校、②学校があった自治体の教育委員会(市立・町立の場合は市区町村教育委員会、都道府県立の場合は都道府県教育委員会)に問い合わせることで取得できる場合があります。私立学校の場合は、学校法人が解散していなければ法人に、解散している場合は都道府県の私学担当部署に相談しましょう。どこに問い合わせればよいか不明な場合は、卒業当時の住所地の教育委員会に相談するのが確実です。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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