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履歴書の送付状テンプレート|ハローワーク応募で差がつく書き方

履歴書の送付状テンプレート|ハローワーク応募で差がつく書き方

この記事では、ハローワーク経由で求人に応募するときの送付状テンプレートと書き方を解説します。通常の応募と異なるハローワーク特有のポイント(紹介状の扱い・応募経緯の明記)と、採用担当者が実際に見ているチェックポイントも合わせて紹介します。

目次

送付状の役割と採用担当者が受ける第一印象

採用担当者が応募書類を受け取ったとき、封筒を開けた直後の印象が選考に影響します。送付状は「あいさつ状」「書類の一覧表」「応募者のビジネスマナーを示すもの」という3つの役割を持っています。

  • 誰から何の書類が届いたかを採用担当者に一目で伝える
  • 応募への誠意と礼儀を示す
  • ハローワーク経由の場合は応募の経緯を明記する

送付状があるかないかで合否が決まるわけではありませんが、送付状なしで届いた応募書類は「書類作成のマナーが身についていない」という印象を与えることがあります。逆に言えば、丁寧な送付状を添えるだけで他の応募者より一歩先に好印象を与えられます。

採用担当者はここを見ている

  • 送付状なしで届いた書類は「急いで作成した」という印象を受けることがある
  • 誤字脱字がある送付状は、書類作成全般への注意力を疑わせる
  • 本文が3〜5行に収まっている送付状は「要点をつかんでいる」と評価されやすい

ハローワーク経由の応募で送付状に書くべき2つの違い

ハローワーク(公共職業安定所)経由で郵送応募するときの送付状は、通常の応募と基本構成は同じです。ただし、ハローワーク特有の2点を必ず追加する必要があります。

① 本文に「ハローワークの紹介による」と明記する

通常の応募では「貴社の求人情報を拝見し」と書きますが、ハローワーク経由の場合は「ハローワーク○○(公共職業安定所○○)のご紹介により」と具体的なハローワーク名を入れます。採用担当者が「誰の紹介か」を紹介状と照合する際に、この一文が重要な情報になります。

② 同封書類リストに「紹介状 1通」を加える

ハローワークで求人を紹介してもらうと「紹介状」(ハローワーク所定様式)が発行されます。これを封を開けずに履歴書と一緒に封筒に入れて送ります。送付状の同封書類リストに「紹介状 1通」と記載することを忘れないようにしてください。

紹介状は必ず「封を開けずに」送る

紹介状はハローワークから採用企業へ宛てて発行された書類です。宛先が採用企業になっているため、応募者自身は開封せずにそのまま封筒に入れて送ります。開封すると採用企業に失礼にあたるため注意してください。

送付状テンプレート(ハローワーク応募用・すぐ使える例文)

以下のテンプレートを参考に、「○○」の部分を自分の情報に置き換えて使用してください。

送付状テンプレート(ハローワーク版)

令和○年○月○日

○○株式会社
採用ご担当者様

〒○○○-○○○○
○○県○○市○○○-○-○
氏名 ○○ ○○
電話 090-○○○○-○○○○

拝啓

 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 このたびは、ハローワーク○○(公共職業安定所○○)のご紹介により、貴社の○○職に応募させていただきたく、下記書類をお送りいたします。
 ご多忙のところ誠に恐れ入りますが、ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

  • 履歴書     1通
  • 職務経歴書   1通
  • 紹介状     1通(ハローワーク発行)

以上

テンプレートを使うときの5つのポイント

  • 「ハローワーク○○」は「ハローワーク渋谷」のように正式な所名を記入する
  • 「○○職」は求人票に記載の職種名をそのまま使う(例:一般事務、製造スタッフなど)
  • 職務経歴書が不要な求人では「職務経歴書」の行を削除して送る
  • 日付は郵便ポストに投函する日付(投函日)を記入する
  • パソコンで作成する場合は用紙サイズをA4に設定し、1枚に収める

送付状をスマホで作成してコンビニで印刷する手順については、下記の記事で詳しく解説しています。

送付状の各項目の書き方

日付・宛名の書き方

項目書き方のポイント
日付郵便ポストへの投函日を記入。「令和○年○月○日」または西暦のどちらでも可
会社名「(株)」と省略せず「株式会社○○」と正式名称で記載する
担当者名担当者名が分かる場合は「○○様」。不明な場合は「採用ご担当者様」とする
自分の住所・氏名会社宛名の下に右寄せで記載。郵便番号から書く

本文に書くべき内容

送付状の本文は、以下の3要素を3〜5行にまとめます。長い志望動機や自己PRを送付状に書く必要はありません。詳細は履歴書・職務経歴書に委ねましょう。

  • 時候のあいさつ:「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」(季節を問わず使える定型文)
  • 応募の経緯:「ハローワーク○○のご紹介により、貴社の○○職に応募いたします」
  • 締めの一文:「ご多忙のところ恐れ入りますが、ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます」

採用担当者はここを見ている

  • 「どのハローワークの紹介か」が明記されていると、紹介状との照合がスムーズになる
  • 本文に「貴社で力を発揮したい」など1〜2文の意欲を添えると印象がより良くなる
  • 敬語の使い方や文体のなめらかさも無意識に評価している

同封書類の書き方

「記」と「以上」でリストを囲むのはビジネス文書の基本形式です。ハローワーク応募の場合は一般的な書類に加えて「紹介状 1通(ハローワーク発行)」を必ず追加してください。

同封書類リストの例

  • 履歴書     1通
  • 職務経歴書   1通
  • 紹介状     1通(ハローワーク発行)

以上

採用担当者が見るNGパターン5つ

正しいと思っていても、採用担当者に「マナーがわかっていない」と見られてしまうNG例が5つあります。書類選考を通過するために、事前に確認しておきましょう。

NG①:「様」と「御中」を同時に使う

NG例

○○株式会社 採用担当者様 御中
「様」と「御中」が共存しているのでNG

正しい書き方

特定の担当者宛→「○○株式会社 採用担当 ○○様」
担当者名不明→「○○株式会社 採用ご担当者様」または「○○株式会社 採用部 御中」

NG②:「ハローワーク経由」の明記を忘れる

本文に「ハローワーク○○のご紹介により」と書かなければ、採用担当者は応募経緯をすぐに把握できません。ハローワークには複数の所があり、同じ求人に複数の応募が届くこともあるため、具体的なハローワーク名の記載は必須です。

NG③:同封書類リストに「紹介状」を書き忘れる

紹介状は実際に封筒に入れているのに、書類リストに記載していないケースがあります。リストと実物の不一致は「最終確認をしていない」という印象を与えます。「紹介状 1通」をリストに必ず加えてください。

NG④:本文に志望動機や自己PRを書きすぎる

送付状はあいさつ状です。採用担当者が送付状を読む時間は2〜3秒程度であり、長い自己PRを読む余裕はありません。志望動機・自己PRは履歴書と職務経歴書に書き、送付状の本文は簡潔に収めましょう。

NG⑤:「拝啓」「敬具」のセットを崩す

「拝啓」で始まり「敬具」で終わるのはビジネス文書の基本です。「敬具」を書き忘れる、または「敬具」の位置が左寄りになっているケースがあります。「敬具」は必ず右揃えで記入してください。

採用担当者はここを見ている

  • 日付の記入漏れは意外と多く、「最終確認をしていない」という印象につながる
  • 「こちらは○○と申します」のような口語的な書き出しは選考の場では避ける
  • 送付状の誤字・脱字は、採用後の書類作成への不安を採用担当者に与えることがある

送付状の封筒マナー

丁寧な送付状を作成しても、封筒の使い方を間違えると採用担当者に「書類提出に不慣れ」という印象を与えてしまいます。

封筒の選び方

履歴書の郵送には、A4サイズが折らずに入る「角形2号(角2)」の白い封筒を使います。コンビニや文具店で購入できます。封筒の入手方法については下記の記事を参考にしてください。

封筒の表面・裏面の書き方

書く内容
表面送り先の住所・会社名・担当者名(または「採用ご担当者様」)。封筒右下に赤字で「応募書類在中」と記入またはスタンプ
裏面郵便番号・自分の住所・氏名。投函日を左上に記入

書類を入れる順番

封筒に書類を入れる順番は、採用担当者が取り出しやすい順にします。

  • ① 送付状(一番上・表向きで)
  • ② 履歴書(折らずに・表向きで)
  • ③ 職務経歴書(折らずに・表向きで)
  • ④ 紹介状(封を開けずにそのまま)

封筒への書類の折り方・印刷から宛名まで一連のマナーについては下記の記事で詳しく解説しています。

まとめ

  • ハローワーク経由の郵送応募では送付状を同封し、本文に「ハローワーク○○のご紹介により」と明記する
  • 同封書類リストには「紹介状 1通(ハローワーク発行)」を必ず追加する
  • 紹介状は封を開けずに、そのまま封筒に入れて送る
  • 送付状の本文は3〜5行が目安。志望動機の長い記述は逆効果
  • 宛名は「様」か「御中」のどちらか一方を使い、両方を同時に使わない
  • 封筒は角形2号の白を選び、「応募書類在中」を赤字で記入する

送付状は書類選考の合否を直接左右するものではありませんが、採用担当者の第一印象を形成する書類です。テンプレートをもとに正確に作成し、自信を持って応募書類を送り出してください。

履歴書の送付状に関するよくある質問

送付状は手書きとパソコン作成のどちらがいいですか?

現在はパソコン作成が主流です。手書きでも丁寧に書かれていれば問題ありませんが、誤字の修正がしにくい点に注意が必要です。書き直しができるパソコン作成の方が、完成度の高い書類を準備しやすいです。

窓口に書類を直接持参する場合も送付状は必要ですか?

採用企業の窓口や面接当日に書類を持参する場合は、送付状なしで問題ありません。送付状が必要なのは主に「郵送」で応募書類を送るケースです。ハローワークの窓口に書類を提出する場合も不要です。

送付状に志望動機を詳しく書いた方がいいですか?

志望動機は履歴書・職務経歴書に記載するものです。送付状はあくまでも「書類を送ったことのあいさつ状」なので、「ご縁をいただければ幸いです」程度の1〜2文に留めましょう。長々と書くと採用担当者に伝わりにくくなります。

紹介状を開封せずに送るのはなぜですか?

紹介状はハローワークから採用企業宛てに発行された書類です。宛先が採用企業になっているため、応募者は開封せずにそのまま転送します。開封すると採用企業に対して失礼にあたるため、封をしたままの状態で封筒に同封してください。

参考:履歴書を普通郵便で送ってしまった!採用への影響と今すぐできる対処法

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
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