この記事では、A3サイズの履歴書の折り方を、二つ折り・三つ折りの手順と封筒サイズ、封筒への入れる向きまで整理して解説します。A3の履歴書はそのまま折らずに送るのが最も丁寧で、折る場合も二つ折りが基本です。採用担当者が書類のどこを見ているかも踏まえ、提出前に迷いがなくなる状態を目指します。
履歴書のA3サイズとは?折る前に知っておきたい基本
市販の履歴書やコンビニ・自宅で印刷した履歴書が「A3」になっていて戸惑う方は少なくありません。まず押さえておきたいのは、A3は特殊な大判サイズではなく、A4を2枚並べた「見開き1枚」の状態だということです。中央で半分に折れば、そのままA4サイズの履歴書になります。
履歴書で使われる用紙は、大きく分けて次の2系統しかありません。A3とB4は、折るとそれぞれA4・B5になる「見開きサイズ」です。
| 見開きサイズ | 二つ折り後 | 用途 |
|---|---|---|
| A3(297×420mm) | A4(210×297mm) | 記入欄が広く転職で主流 |
| B4(257×364mm) | B5(182×257mm) | コンパクトでアルバイト等に多い |
ここで多いのが、A3の見開きを縦横にどんどん折って小さくしてしまう失敗です。A3は「二つ折りでA4」が完成形であり、それ以上折る必要は基本的にありません。折る回数が増えるほど折り目が本文にかかり、書類全体がだらしなく見えてしまいます。
履歴書A3の折り方は「二つ折り」が基本
A3履歴書の折り方は、中央の折り線に沿って縦に二つ折りにするだけです。市販の履歴書はもともと二つ折りの状態で売られており、その折り目を戻さずそのまま使えば失敗しません。自分で印刷した場合も、A3の中央で一度だけ折ればA4サイズになります。
二つ折りの正しい手順
- 机など平らな場所に履歴書を開いて置く
- 用紙の中央(左右の中心線)に指を当て、上下の端をきっちり合わせる
- ずれがないことを確認してから、定規や指の腹で折り目を一度でつける
- 氏名・写真のある面が表(おもて)に来るように折る
折り目を何度もつけ直すと線がガタついて跡が残ります。端をぴったり合わせてから一度で折るのがきれいに仕上げるコツです。
採用担当者はここを見ている
- 封筒から出したとき、開かなくても氏名・写真がすぐ確認できる向きか
- 折り目が氏名・写真・志望動機など読ませたい部分にかかっていないか
- 折り線がまっすぐで、扱いに雑さがないか
実は、A3履歴書で最も丁寧なのは「折らずに送る」方法です。二つ折りにしたA4がそのまま入る大きめの封筒を使えば、折り目ゼロの状態で届けられます。次章の封筒選びで、折らずに入るサイズを具体的に紹介します。
A3履歴書を入れる封筒サイズと選び方
A3を二つ折りにするとA4サイズになるため、A4がそのまま入る「角形」の封筒を選べば、それ以上折らずに送れます。転職・就活で使われる代表的な封筒は次の2種類です。
| 封筒 | サイズ | 特徴 |
|---|---|---|
| 角形2号(角2) | 240×332mm | A4がゆったり入る定番。迷ったらこれ |
| 角形A4号(角A4) | 228×312mm | A4にほどよく合うスリムサイズ |
| 長形3号(長3) | 120×235mm | 三つ折り専用。A3二つ折りは入らない |
色は白の無地が基本です。茶封筒は事務用の印象が強く、応募書類にはふさわしくありません。封筒がどこで買えるか迷ったときは、履歴書封筒はコンビニで買えるかを解説した記事で入手先と選び方を確認しておくと安心です。

B5サイズ(B4見開き)の履歴書を使う場合は、封筒の選び方も折り方も少し変わります。B5の場合はB5履歴書の封筒サイズと折り方をまとめた記事を参考にしてください。

封筒が小さいときのA3履歴書の三つ折り・四つ折り
手元に小さい封筒しかない、または企業から小型の返信用封筒を指定された場合は、A3二つ折り(A4)をさらに三つ折りにして長形3号などに収めます。ただし折り目が増えるほど読みにくくなるため、あくまで例外的な対応と考えてください。
三つ折りが許容されるケース
- 企業から小さい返信用封筒(長形3号など)が指定されている
- 短期アルバイト・パートなど、氏名や連絡先の確認が主目的の応募
- 大きい封筒がどうしても用意できず、提出期限が迫っている
三つ折りの折り方と四つ折りを避ける理由
三つ折りにするときは、A3を二つ折りしてA4にしてから折ります。A4を均等に三つ折りにするには端から約99mmごと(B5なら約86mmごと)に折るときれいに揃います。
- A4にした履歴書を、氏名・写真が見える向きで置く
- 下から3分の1を折り上げる
- 上から3分の1を重ねるように折り、書類が巻き込む形になるようにする
- 封筒から出して開いたとき、書き出しが上に来る向きに整える
NG例
読みにくくなるからと四つ折り・それ以上に折るのは避けてください。折り目が本文を横切り、開き癖で書類が浮いてファイリングしづらくなります。採用担当者が扱いにくいと感じる時点で印象はマイナスです。
郵送そのもののマナーや封筒の書き方に不安がある場合は、履歴書の郵送・手書き封筒の書き方をまとめた記事も合わせて確認しておくと、提出直前の見落としを防げます。

A3履歴書の封筒への入れ方と向き
折り方が正しくても、封筒への入れ方が雑だと台無しになります。ポイントはクリアファイルで保護することと取り出してすぐ読める向きにそろえることの2つです。
クリアファイルと添え状で保護する
履歴書はそのまま封筒に入れず、クリアファイルにはさみます。雨や折れ、封筒内での擦れを防げるうえ、受け取った側が書類をそのまま保管しやすくなります。郵送する場合は、あいさつを記した添え状(送付状)を一番上に重ねます。
書類を重ねる順番と入れる向き
複数の書類を送るときは、上から添え状 → 履歴書 → 職務経歴書の順に重ねてクリアファイルに入れます。封筒に入れるときは、封筒の表(宛名を書く面)と履歴書の表(氏名・写真の面)をそろえ、写真・氏名が封筒の上側に来る向きにします。こうすると、担当者が封を開けて取り出した瞬間、正しい向きで氏名と写真が目に入ります。
採用担当者はここを見ている
- 封を開けて取り出す動作だけで、氏名・写真が正しい向きで読めるか
- クリアファイルで守られ、折れや汚れがないか
- 添え状で「誰が・どの求人に応募したか」がすぐわかるか
封筒に書く日付で迷ったときは、履歴書の封筒に書く日付をまとめた記事で郵送・手渡し別の正しい書き方を確認できます。

コンビニでA3履歴書を印刷して折るときの注意
自宅にA3対応プリンターがなくても、コンビニのマルチコピー機ならA3の見開き印刷ができます。データをUSBメモリに入れるか、ネットワークプリントに登録して番号で呼び出す方法が手軽です。
- 履歴書のデータは、見開き1枚(A3)で作られているファイルを選ぶ
- コピー機で用紙サイズを「A3」に設定して印刷する
- 印刷後は中央の折り線に沿って一度だけ二つ折りにする
A4を2枚に分けて印刷したときは、無理に折らず2枚をクリップでとめて折らずに送るのが正解です。ホチキスは外しにくく敬遠されるため、ゼムクリップを使います。コンビニでの印刷手順や封筒の準備をまとめて確認したい場合は、履歴書の封筒と印刷を解説した記事が役立ちます。

手渡し・持参のときのA3履歴書の扱い
面接や説明会でA3履歴書を手渡しするときは、折らずにクリアファイルへ入れ、封をしていない封筒に収めて持参するのが基本です。折り目のない状態で渡せるため、印象の面でも有利です。
- 封筒は封をせず、宛名も不要(会社名だけ表に書く場合もある)
- 渡すときは封筒から出し、相手が読める向きにして両手で差し出す
- かばんの中で折れないよう、クリアファイルで平らに保つ
持ち運びで角が折れると、それだけで準備の甘さが伝わります。かばんに入れる前に、履歴書が平らに保てるサイズのクリアファイルかどうかを確認しておきましょう。
まとめ
- A3はA4の見開きサイズ。中央で二つ折りにすればA4の完成形になる
- 最も丁寧なのは折らずに角形2号・角形A4号で送る方法
- 小さい封筒しかないときのみ三つ折り。四つ折りは避ける
- クリアファイルに入れ、写真・氏名が上・表に来る向きで封入する
折り方は書類選考の合否を直接左右するものではありませんが、開いてすぐ読める状態で届ける配慮は必ず伝わります。封筒サイズが用意できるなら、折らずに送る選択を最優先に検討してください。
履歴書A3の折り方に関するよくある質問
- A3履歴書は折らずにそのまま送ってもいいですか?
-
問題ありません。二つ折り後のA4がそのまま入る角形2号や角形A4号の封筒を使えば、折り目のない状態で送れます。折らずに送るのが最も丁寧な方法です。
- A3を三つ折りにしても大丈夫ですか?
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小さい封筒を指定された場合など、やむを得ないときは三つ折りでも許容されます。ただし折り目が増えて読みにくくなるため、大きめの封筒を用意して二つ折りまでにとどめるのが無難です。
- 履歴書はA3とA4どちらを選べばいいですか?
-
A3は二つ折りにするとA4になるため、実質的に同じ仕上がりです。企業から指定がなければどちらでも構いません。記入欄を広く使いたい場合はA3(=A4見開き)が向いています。
- 折り目がついて曲がってしまったらどうすればいいですか?
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折り目が本文にかかったり大きく曲がったりした場合は、印刷し直すのが確実です。写真や氏名の上に折り跡が残ると印象を損ねるため、時間に余裕があれば新しい用紙で作り直しましょう。


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