職務経歴書は、無料テンプレートを選んでダウンロードすれば、簡単にすぐ作成できます。とはいえ、フォーマットが崩れたり空欄が目立ったりすると、かえって採用担当者の印象を下げてしまうことがあります。この記事では、状況別のテンプレート選びから、ファイル形式の決め方、提出前の最終チェックまで順番に紹介します。
職務経歴書は無料テンプレートで今すぐ作れる
結論:ダウンロードしてそのまま使える
職務経歴書は、市販の用紙を買ったり一から罫線を引いたりする必要はありません。無料で配布されているテンプレートをダウンロードし、必要な項目を埋めていくだけで、実務に使える書類が完成します。
迷ったときは、まずWord形式の逆編年体式(直近の職歴から書く形式)を選ぶと失敗しにくくなります。転職回数が少ない人や、直近の実績を強くアピールしたい人に向いている形式です。
- 逆編年体式:直近の職歴から書く。実績を新しい順にアピールしたい人向け
- 編年体式:古い職歴から順に書く。勤続年数が長い人やキャリアの一貫性を示したい人向け
- キャリア式:業務や職種ごとにまとめる。転職回数が多い人やフリーランス経験がある人向け
ファイル形式(Word・Excel・PDF)の選び方
テンプレートをダウンロードした後、多くの人が迷うのが提出時のファイル形式です。作成はWordやExcelで問題ありませんが、提出時はPDFに変換するのが基本です。Wordのまま送ると、相手のパソコン環境によって書式や改行がずれてしまうことがあります。
良い例文
Word形式のテンプレートに入力する。内容を確認したうえでPDFに変換し、ファイル名を「職務経歴書_山田太郎_20260727」として提出する。
NG例
Wordファイルのまま「履歴書.docx」という名前で送付する。氏名も日付もない状態だと、採用担当者が複数の応募者のファイルを管理する際に混乱を招く。
採用担当者はここを見ている
- PDF化した際にレイアウトが崩れていないか
- ファイル名に氏名と日付が入っているか
スマホやMacでの作成方法、Googleドキュメントを使った編集方法は、形式ごとに注意点が異なります。あわせて確認しておくと安心です。


職務経歴書の基本項目と書き方のコツ
テンプレートには、あらかじめ入力欄が用意されています。まずはどの欄に何を書くべきかを押さえておくと、迷わず埋めていくことができます。
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 職務要約 | これまでの経歴を3〜4行で要約 |
| 職歴 | 会社名・部署・在籍期間・業務内容 |
| 資格・スキル | 応募職種に関係する資格やツール経験 |
| 自己PR | 実績や強みを数字を交えて記載 |
特に自己PR欄は、テンプレートの空欄をそのまま埋めるだけでは説得力が出にくい部分です。担当した業務の内容だけでなく、数字で表せる成果を1つでも加えると、印象が大きく変わります。
採用担当者はここを見ている
- 職務要約だけで応募者の経歴がイメージできるか
- 自己PRに具体的な数字や実績が含まれているか
- テンプレートの入力例がそのまま残っていないか
状況別テンプレートの選び方
同じ「無料テンプレート」でも、応募先や雇用形態によって使いやすい書式は変わります。状況に近いものを選ぶことで、記入の手間を減らせます。
転職・ハローワーク経由で応募する場合
ハローワーク経由の応募では、指定様式が求められることがあります。ハローワーク用の職務経歴書テンプレートを使うと、項目の抜け漏れを防ぎやすくなります。
アルバイト・パートの場合
アルバイトやパートの応募では、正社員向けの詳細な書式は不要な場合が多くあります。アルバイト用の職務経歴書テンプレートなら、必要な項目だけをシンプルにまとめられます。
営業・事務など職種で選ぶ場合
職種によってアピールすべき実績の書き方は異なります。営業職なら営業の職務経歴書テンプレート、事務職なら事務の職務経歴書テンプレートのように、職種に合わせた項目立てのテンプレートを選ぶと、実績を伝えやすくなります。
Excel形式でテンプレートを管理したい場合は、罫線や数値の扱いに注意が必要です。

無料テンプレートを使うときの注意点
無料テンプレートを使うこと自体は、選考でマイナスになりません。多くの転職エージェントや求人サイトも同様のテンプレートを提供しており、フォーマットそのものを理由に不採用になることはほぼありません。
気をつけたいのは、テンプレートの体裁ではなく中身です。入力例の文章を消し忘れる、罫線がずれたまま提出する、フォントサイズが項目ごとにバラバラになる、といった点は見落とされがちです。
NG例
テンプレートの「※ここに実績を記入」という説明文をそのまま残して提出してしまう。見直し不足と受け取られ、書類全体の信頼性が下がる。
良い例文
提出前にテンプレートの入力例・注釈をすべて削除し、印刷またはPDF変換した状態で一度見直してから送付する。
提出前の最終チェックとファイル名の付け方
作成が終わったら、提出前に次の点を確認します。
- テンプレートの入力例・注釈が残っていないか
- PDFに変換した状態で改行やレイアウトが崩れていないか
- ファイル名に氏名と日付が入っているか
ファイル名は「職務経歴書_氏名_日付」の形式にすると、複数の応募者のファイルを扱う採用担当者にとって管理しやすくなります。日付は西暦8桁、または6桁の数字にまとめると簡潔です。
まとめ
- 職務経歴書は無料テンプレートをダウンロードすればすぐに作成できる
- 提出時はPDFに変換し、ファイル名に氏名と日付を入れる
- 転職・アルバイト・職種など状況に合ったテンプレートを選ぶと記入がスムーズになる
テンプレートを選んだら、入力例の消し忘れがないか最後にもう一度確認してから提出しましょう。
職務経歴書ダウンロードに関するよくある質問
- 無料テンプレートを使うと不採用になりやすいですか?
-
テンプレート自体が理由で不採用になることはほとんどありません。見られているのは体裁ではなく、記入内容の具体性や入力漏れの有無です。
- Word・Excel・PDFのどれで提出すればいいですか?
-
作成はWordやExcelで問題ありませんが、提出時はPDFに変換するのが基本です。閲覧環境によるレイアウト崩れを防げます。
- テンプレートに入力例が残っていた場合はどうすればいいですか?
-
提出前に必ず削除してください。入力例が残ったままの提出は、見直し不足と受け取られる可能性があります。

