この記事では、職務経歴書を無料で作れるおすすめアプリ7選を機能・スマホ対応・AI機能別に比較します。選び方のポイントと、採用担当者に評価される職務経歴書に仕上げる具体的なコツも解説します。
職務経歴書をアプリで作る3つのメリット
転職活動における職務経歴書の作成は、書く内容だけでなく「どのツールで作るか」が仕上がりに直結します。WordやGoogleドキュメントでゼロから作ることも可能ですが、職務経歴書専用アプリを使うことで、次の3つのメリットを得られます。
- テンプレートがあるので、何を書けばいいか悩まずに済む:職種・経験年数に合ったフォーマットが最初から用意されており、入力項目の順番に従って埋めていくだけで書類の骨格ができあがります。
- スマホだけで完結できる:移動中や隙間時間に作業を進められ、コンビニ印刷まで対応したアプリならPCなしでも書類を完成させられます。
- AI機能で自己PRや志望動機の下書きを自動生成できる:経験やスキルをキーワードで入力するだけでAIが文章を生成。書き方に迷う時間を大幅に短縮できます。
ただし、アプリによって機能の差は大きく、「スマホ対応」と書いてあってもPC版ほど使い勝手がよくないケースもあります。自分の状況に合ったアプリを選ぶことが、効率的な転職活動への近道です。
採用担当者が職務経歴書で実際に見ているポイント
アプリ選びの前に、採用担当者が職務経歴書をどう評価しているかを押さえておくことが先です。どのアプリを使うかより、その書類に何が書かれているかのほうが合否に直結するからです。
「仕事内容・取り組み姿勢・成果」が評価の3本柱
dodaの調査によると、採用担当者が職務経歴書で重視する項目は「仕事内容(62%)」「仕事への取り組み姿勢(51%)」「成果(38%)」の順です。この3点を軸に書類を構成することが、書類通過率を上げる最短ルートです。
採用担当者はここを見ている
- 仕事内容(62%):どんな業務を、どの規模・環境で担当してきたか
- 取り組み姿勢(51%):困難にどう向き合ったか、何を工夫したか
- 成果(38%):数字・結果で語れる実績があるか
アプリで生成したAI文章をそのまま貼り付けると、仕事内容の説明は整っていても「取り組み姿勢」と「成果」が抜け落ちることが多いです。AI生成の文章は出発点として活用し、必ず自分の経験に基づいた具体的なエピソードと数値を加えてください。
フォーマット選びが通過率を左右する理由
職務経歴書のフォーマットには「編年体式(古い順)」と「逆編年体式(新しい順)」の2種類があります。採用担当者は「直近で何をしていたか」を最初に確認するため、逆編年体式(直近の職歴から書くフォーマット)のほうが書類の冒頭から要点を伝えられます。
近年は企業の採用管理システム(ATS)がPDFを自動スキャンして候補者をスコアリングするケースも増えています。画像として保存されたファイルや複雑なデザインのテンプレートはATSに正しく読み込まれないことがあるため、シンプルな構成・テキストベースのテンプレートを選ぶことが重要です。
フォーマット選びのチェックポイント
- 直近の職歴が冒頭に来る「逆編年体式」を選んでいるか
- 見出し→箇条書き→太字で要点を強調できる構成か
- PDFで出力したとき文字化けや余白のズレがないか
- デザインが凝りすぎていないか(ATS対応の観点)
職務経歴書おすすめアプリ7選【2026年最新】
主要な職務経歴書作成アプリを、スマホ対応・AI機能・コンビニ印刷・テンプレートの充実度を軸に比較しました。
| アプリ名 | スマホ対応 | AI機能 | コンビニ印刷 | テンプレート数 | 料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| Yagish(ヤギッシュ) | ○ | ○ | × | 職歴書28種類 | 基本無料 |
| らくらく履歴書 | ○ | ○ | ○ | JIS規格対応 | 無料 |
| リクナビNEXT | ○ | △ | × | 複数種類 | 無料(要会員登録) |
| Indeed 履歴書作成 | ○ | × | ○ | 職歴書21種類 | 無料 |
| レジュマップ | ○ | △ | × | 職種別対応 | 無料 |
| リレツク | ○(スマホ特化) | ○ | × | 複数種類 | 無料 |
| Canva | ○ | △ | × | 多数(デザイン重視) | 基本無料 |
Yagish(ヤギッシュ)—AI機能と28種テンプレートが充実
累計1,400万人以上が利用する国内最大級の履歴書・職務経歴書作成サービスです。職務経歴書テンプレートは営業・企画・エンジニア・デザイナー・経理・看護など職種別に28種類用意されており、自分の職種に合ったフォーマットをすぐに選べます。
- AI機能:経験・スキルを入力すると、AIが志望動機・自己PRの文章を自動生成(有料プラン「ヤギプライム」ではさらに高精度なAI職務経歴書要約も利用可能)
- OCR機能:紙の履歴書やPDFを写真で撮影すると、文字をデータとして読み取り編集できる
- 証明写真加工:スマホで撮影した写真の背景をワンタップで白く加工
- 対応デバイス:iOS・Android・ブラウザ(PC)のいずれからでも利用可能
コンビニ印刷には対応していませんが、PDFダウンロードでメール添付送信が可能です。テンプレートの種類と機能の豊富さで選ぶなら、Yagishが最有力候補です。
らくらく履歴書—質問形式で初心者でも迷わない
「初めて職務経歴書を作る」「何を書けばいいかわからない」という人に向いているのが「らくらく履歴書」です。質問形式で入力を進めていく設計のため、項目の意味や書き方に迷いにくく、転職活動の経験が少ない人でもスムーズに作成できます。
- AI自己PR生成:キーワードを入力するだけでAIが自己PRの文章を生成。例文も豊富に用意されている
- コンビニ印刷:FamilyMartまたはLawson全国店舗で印刷可能。業界最安値水準の料金設定
- 証明写真加工:AI背景除去・顔画像補正で証明写真を無料作成
- 対応デバイス:iOS・Android・ブラウザ(PC)
面接前日など急いで書類を用意したい場面では、スマホで作成してコンビニで印刷まで完結できる点が強みです。
リクナビNEXT—求人情報と連携できる転職者向け
転職大手リクルートが運営するリクナビNEXTでは、会員登録後に職務経歴書を作成・保存できます。作成した職務経歴書はそのまま求人への応募に使え、求人閲覧から応募まで一つのプラットフォームで完結するのが特徴です。
- グッドポイント診断:18問の質問で自分の強みを診断し、自己PRの参考にできる
- スカウト連携:職務経歴書を登録しておくと、企業からスカウトが届くこともある
- 対応デバイス:スマホ・PC(ブラウザ)
すでにリクナビNEXTで求人を探している人なら、別のアプリを使わずにそのまま職務経歴書を作成・応募できる点でスムーズです。書類単独での機能はYagishやらくらく履歴書に比べてシンプルですが、転職活動全体のハブとして活用しやすい選択肢です。
Indeed(インディード)履歴書作成—21種類の職務経歴書テンプレート
世界最大級の求人サービスIndeedが提供する履歴書・職務経歴書作成機能です。職務経歴書のテンプレートは21種類から選べ、転職用・新卒用・アルバイト用など用途別にフォーマットが用意されています。
- テンプレート:履歴書9種類・職務経歴書21種類から選択可能
- コンビニ印刷:全国のコンビニで印刷可能(PDFメール送信にも対応)
- Indeed直結:作成した書類をそのままIndeed求人への応募に使える
- 対応デバイス:iOS・Android・ブラウザ(PC)
AI文章生成機能はありませんが、21種類のテンプレートから選べる多様性と、コンビニ印刷まで完結する利便性は十分です。Indeedで求人を探している人なら、求人応募と書類作成を一本化できます。
レジュマップ—職種別テンプレートと見やすいデザイン
レジュマップは、職種別のテンプレートを豊富に揃えた職務経歴書作成サービスです。営業・ITエンジニア・事務など職種ごとに記入例付きのテンプレートが用意されており、「自分の職種で書くべき内容がよくわからない」という人に向いています。スマホ・PCの両方からアクセスでき、PDF出力に対応しています。
リレツク—スマホ完結に特化した設計
リレツクはスマートフォンでの操作に最適化した職務経歴書作成アプリです。PCを持っていない、または通勤中などのスキマ時間に作業を進めたい人に向いています。AI機能を搭載しており、入力した経験をもとに文章の自動生成が可能です。テンプレートからフォームに沿って入力するシンプルなUIが特徴で、書類作成の経験が少ない人でも使いやすい設計になっています。
Canva—デザイン重視の職務経歴書を作りたい人向け
グラフィックデザインツールとして知られるCanvaにも、職務経歴書のテンプレートが多数用意されています。デザイン性の高いフォーマットを選べるため、クリエイター・デザイナー・マーケターなどビジュアル表現が評価されやすい職種の方が活用しやすいツールです。
一点注意が必要なのは、デザインが凝りすぎたテンプレートはATSに正しく読み取られないケースがある点です。Canvaを使う場合は、シンプルなレイアウトのテンプレートを選び、PDF出力後に文字化けがないか確認してから提出してください。Canvaに不向きな業種(製造業・公務員・金融など保守的な業界)への応募では、他のアプリを選ぶほうが無難です。
後悔しないアプリの選び方|4つの確認ポイント
アプリによって機能・対応範囲・無料の範囲が大きく異なります。選ぶ前に以下の4点を確認してください。
スマホだけで完結できるか
「スマホ対応」と記載していても、PCと比べて機能が制限されているアプリがあります。PCを持っていない場合や通勤中に作業したい場合は、iOS・Androidアプリが用意されているかを確認してください。
スマホアプリが用意されているのは:Yagish、らくらく履歴書、Indeed、リレツク、Canvaです。リクナビNEXTとレジュマップはブラウザ経由でのスマホ利用になります。
PDF出力・コンビニ印刷に対応しているか
Web提出の場合はPDF出力できれば十分ですが、紙で提出が必要な場合はコンビニ印刷への対応が鍵になります。対応しているのはらくらく履歴書とIndeedの2サービスです。面接前日など急いで紙の書類が必要になる状況を考えると、コンビニ印刷対応のアプリを最初から選んでおくと安心です。
職種別テンプレートが用意されているか
職務経歴書のテンプレートには「汎用型」と「職種別」の2種類があります。営業職とエンジニアでは書くべき内容も構成も異なるため、職種に合ったテンプレートを使うほうが書きやすく、採用担当者にも伝わりやすい書類に仕上がります。
職種別テンプレートが充実しているのはYagish(28種類)とIndeed(21種類)です。業種・職種が決まっていない段階では汎用型でも問題ありませんが、応募先が固まったタイミングで職種別フォーマットに切り替えることを検討してください。
AI機能の品質と無料範囲を確認する
「AI機能あり」と謳っていても、無料で使えるのは基本的な自動補完のみで、高度な文章生成は有料プラン限定のケースがあります。使い始めてから「ここから先は有料」となると作業が止まります。
無料で使えるAI機能の確認方法
- アプリの料金ページで「無料でできること」と「有料プランの追加機能」を確認する
- AI機能の使用回数に制限があるか確認する(1日N回まで等の制限がある場合がある)
- Yagishの場合:基本的なAI文章生成は無料、高度なAI要約・面接練習は「ヤギプライム」(有料)
- らくらく履歴書の場合:AI自己PR生成は無料会員登録で利用可能
アプリで作った職務経歴書を「通りやすく」する3つのコツ
アプリを使うことで書類の形式は整います。しかし、採用担当者に評価されるかどうかは、テンプレートを使ったあとの「中身の編集」で決まります。以下の3つのコツを実践してください。
テンプレートは「逆編年体式」を選ぶ
職務経歴書のテンプレートを選ぶとき、入社年が古い順(編年体式)か、直近の職歴が先(逆編年体式)かを確認してください。採用担当者が書類をチェックする平均時間は3分程度とされており、最初に読む部分が最も注目されます。
直近の職歴・実績が先頭に来る逆編年体式なら、担当者の目に最も伝えたい情報が最初に届きます。Yagishなど多くのアプリで逆編年体式のテンプレートが用意されているため、選択肢の中から積極的に選んでください。
AI自動生成の文章は必ず自分の経験・数値に書き換える
AI機能で生成した文章は「取り組み姿勢」が一般的な表現になりやすく、成果・実績の部分が空洞になりがちです。具体的な数値・固有名詞・規模感を自分で追加することで、採用担当者に「この人は本当にそれをやっていた」と伝わる書類になります。
NG例
「営業担当として顧客への提案活動を行い、売上向上に貢献しました。チームワークを大切にし、業務改善にも積極的に取り組みました。」数字がなく、誰でも書ける内容のためインパクトがゼロ。AI生成文そのままと見抜かれやすい。
良い例文
「中小企業向けSaaS営業を担当。担当社数50社・月次訪問サイクルを構築し、年間売上目標120%達成(前年比+800万円)。既存顧客向けアップセル提案を標準化し、部内に横展開することでチーム全体の契約更新率を85%→93%に改善した。」
提出前にPDF表示で文字化けと余白を確認する
アプリ上で見えていた内容が、PDF出力・印刷後に崩れるケースは少なくありません。特にCanvaのような装飾要素の多いテンプレートでは、フォントの文字化けや余白のズレが起きやすいです。
- PDF出力後、スマホ・PCの両方でビューワーを開いて表示を確認する
- コンビニ印刷を使う場合は実際に1枚試し印刷し、用紙に収まっているか確認する
- メール添付で送信する場合は、受け取り側でPDFが開けるか確認をとれると安心
まとめ
- 職務経歴書作成アプリを使うとテンプレート・AI機能・コンビニ印刷などの恩恵を受けられ、書類作成の手間を大幅に減らせる
- 採用担当者が重視するのは「仕事内容(62%)」「取り組み姿勢(51%)」「成果(38%)」の3点であり、アプリで形式を整えたうえでこの3点を具体的に書くことが書類通過につながる
- スマホだけで完結したい人にはYagishまたはらくらく履歴書、コンビニ印刷が必要なららくらく履歴書またはIndeed、デザイン重視ならCanvaを選ぶのが基本の判断基準
- AI生成文はそのまま使わず、必ず自分の数値・実績・具体的なエピソードを加えて編集する
- 提出前にPDF表示で文字化けと余白を確認してから送付する
書類の形式はアプリが整えてくれます。あとは中身の充実に集中してください。
職務経歴書アプリに関するよくある質問
- アプリで作った職務経歴書は採用担当者にバレますか?
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テンプレートを使ったこと自体はバレません。採用担当者が「アプリ作成では?」と気づくのは、内容がテンプレートの記入例に近い汎用表現のままで、数字や具体的なエピソードが一切ない場合です。フォーマットはアプリに任せ、内容は自分の経験・実績を具体的に書き込めば問題ありません。
- AIが生成した自己PRや志望動機をそのまま使っても大丈夫ですか?
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そのままの使用は避けてください。AI生成の文章は一般的な表現になりやすく、採用担当者が多数の書類を読んでいると「定型文」として目に映ることがあります。AI文章はあくまで下書きとして活用し、自分の具体的な数値・職場での実例・応募先に合わせたキーワードを追記して仕上げてください。
- スマホだけで職務経歴書を作って提出できますか?
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可能です。Yagish・らくらく履歴書・Indeedはスマホアプリが用意されており、作成からPDF出力まで一貫してスマホで完結できます。コンビニ印刷が必要な場合は、らくらく履歴書またはIndeedを使うと全国のFamilyMartやLawsonで印刷まで対応できます。
- 無料で使える機能はどの範囲ですか?
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らくらく履歴書・Indeed・リクナビNEXTは、テンプレート使用・PDF出力・AI基本機能(らくらく履歴書)まで無料です。Yagishは基本機能が無料で、高度なAI機能(職務経歴書要約・AI面接練習など)は有料プラン「ヤギプライム」の範囲になります。Canvaは基本機能が無料ですが、一部テンプレートはCanva Pro(有料)が必要です。使い始める前に各サービスの料金ページで「無料でできること」を確認してください。
- 職務経歴書はWordで作った方がいいですか?アプリのほうがいいですか?
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どちらでも問題ありませんが、Wordでゼロから作るのは構成やデザインを自分で考える手間がかかります。専用アプリには職種別テンプレートとAI補助機能があるため、初めて作る場合や短時間で仕上げたい場合はアプリを使うほうが効率的です。一方、応募先から「Word形式で提出」と指定がある場合は、Wordで作成するかアプリで作成後にWord形式でエクスポートできるサービスを選んでください。

