ビジネスコミュニケーション検定は履歴書に書ける?正式名称と記載例を徹底解説

ビジネスコミュニケーション検定は履歴書に書ける?正式名称と記載例を徹底解説

ビジネスコミュニケーション検定は、履歴書に「全国商業高等学校協会主催 ビジネスコミュニケーション検定試験 合格」と正式名称で書けば問題ありません。この検定には級の区分がなく、合否のみで判定される点が他の全商検定と異なります。この記事では、正式名称の書き方、級がない検定ならではの注意点、状況別の記載例、採用担当者が実際にどう評価するかまで解説します。

スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で履歴書を作成 ▶

目次

ビジネスコミュニケーション検定の履歴書の書き方【結論】

結論:正式名称で「合格」と書けば問題ない

ビジネスコミュニケーション検定を履歴書に書くときは、主催団体名を省略しないことが最も重要です。「ビジネスコミュニケーション検定」という名称だけでは、後述するサーティファイ主催の同名検定と区別がつきません。「全国商業高等学校協会主催」の8文字を必ず頭に付けることで、どちらの検定かが一目で伝わります。

この検定は級を設けず合否のみで判定されるため、「1級」「2級」のような級数は書きません。合格したという事実を「合格」の二文字で示すだけで十分です。「取得」という表現は運転免許のように登録が伴う資格に使う言葉なので、検定試験には「合格」を使います。

良い例文

2026年3月 全国商業高等学校協会主催 ビジネスコミュニケーション検定試験 合格

NG例

ビジネスコミュニケーション検定 1級 取得

主催団体名がなく、存在しない「1級」という級数を書いてしまっている点がNGです。全商のこの検定に級はないため、他の検定の記憶と混同して級数を書いてしまう応募者が少なくありません。「取得」という表現も検定試験にはそぐいません。

採用担当者はここを見ている

  • 主催団体名が省略されず、正確に書かれているか
  • 存在しない級数を書いていないか(この検定に級はない)
  • 「合格」と「取得」を正しく使い分けられているか

ビジネスコミュニケーション検定とはどんな資格か

全国商業高等学校協会(全商)が主催する検定

ビジネスコミュニケーション検定は、公益財団法人全国商業高等学校協会(全商)が主催する検定試験です。文部科学省の後援を受け、商業高校をはじめ総合学科や普通科の生徒も受験できます。全商は簿記実務検定やビジネス文書実務検定など9種類の検定を主催しており、この検定はそのうちの1つです。

試験ではビジネスマナーに関する知識、コミュニケーションに関する知識、総合問題、関連知識が出題されます。ビジネスの現場で求められる「聞く」「話す」といった基本的なマナーやルールを、体系立てて学んだことの証明になる検定です。

出題内容・合格基準・受験料

項目内容
主催公益財団法人 全国商業高等学校協会
級区分なし(合否のみ)
合格基準100点満点中70点以上
受験料1,600円(税込)
実施時期例年12月中旬(年1回)
直近の合格率6割強〜9割弱で推移

出典:全国商業高等学校協会公式サイトをもとに作成

合格率は年度によって差があり、6割台の年もあれば9割近い年もあります。難易度そのものは高くありませんが、出題範囲が広いため、教科書や市販のビジネスマナー関連書籍で対策する生徒が多いようです。

【要注意】サーティファイ主催の「コミュニケーション検定」との違い

履歴書を書く前に必ず確認してほしいのが、「ビジネスコミュニケーション検定」という名前の検定が2つ存在することです。全国商業高等学校協会が主催するものと、資格検定のサーティファイが主催する「コミュニケーション検定」は、名称が似ていますが別の団体・別の試験です。合格証書を見て、どちらの主催かを必ず確認してください。

項目全国商業高等学校協会サーティファイ
正式名称ビジネスコミュニケーション検定試験コミュニケーション検定
受験資格商業高校生等が中心なし(誰でも受験可)
級・段階なし(合否のみ)初級・上級の2段階
試験形式筆記試験オンライン(知識試験+上級は面接)

各団体の公式サイトをもとに作成

商業高校の授業や学校斡旋の検定で合格した場合は、全国商業高等学校協会主催のものである可能性が高いです。合格証書に記載された主催団体名を確認し、履歴書には証書の表記に合わせて正確に書いてください。

級がない検定だからこそ気をつけたい書き方の注意点

「合格」であって「取得」ではない

全商の検定はほとんどが1〜3級の級制ですが、ビジネスコミュニケーション検定だけは級を設けていません。この違いに気づかず、他の検定と同じ感覚で「◯級」と書いてしまう応募者が一定数います。合格証書に級の記載がないことを確認したうえで、資格欄には合格した年月と検定名だけを書いてください。

日付欄には試験を受けた日ではなく、合格証書に記載された年月を記入します。履歴書全体で西暦・和暦のどちらかに統一することも忘れないようにしてください。

全商の他検定と一緒に書くときの並べ方

商業高校在学中に複数の全商検定を取得している場合、資格欄には合格した順、または応募職種に関連の深い検定を上から並べるのが基本です。ビジネスコミュニケーション検定は級がないため、簿記や情報処理のように「1級だけ書けばよい」という判断はできません。合格していればそのまま1行として記載します。

良い例文(複数の全商検定と併記する場合)

2025年11月 全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定試験 1級 合格
2026年3月 全国商業高等学校協会主催 ビジネスコミュニケーション検定試験 合格

簿記や情報処理のような知識・スキル系の検定と、ビジネスコミュニケーション検定のようなマナー系の検定を両方書くと、専門知識と対人対応力の両方を学んだことが伝わりやすくなります。

スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で履歴書を作成 ▶

状況別の書き方|高卒新卒・アルバイト・転職

高卒新卒の場合

学校斡旋の就職活動では、全国高等学校統一応募用紙を使うため資格欄の行数が限られます。取得した検定が多い場合は、応募職種に関連する検定を優先し、3〜4件程度に絞って記載するとバランスが取れます。厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートであれば資格欄の行数を確保しやすく、複数の検定を書きたい場合に向いています。

良い例文

2025年6月 全国商業高等学校協会主催 情報処理検定試験(ビジネス情報部門) 2級 合格
2026年3月 全国商業高等学校協会主催 ビジネスコミュニケーション検定試験 合格

接客・営業・事務など人と接する機会が多い職種を志望する場合、面接で「この検定でどんなことを学んだか」を一言で説明できるように準備しておくと、資格欄の印象がより強くなります。

アルバイト・パート応募の場合

アルバイトやパートの応募では、資格欄がコンパクトな様式を使うことが多く、記載する検定は1〜2件に絞るのが一般的です。接客業やコールセンターなど、コミュニケーション力が重視される職種であれば、ビジネスコミュニケーション検定は他の資格より優先度を上げて書いても差し支えありません。アルバイト用の履歴書テンプレートを使う場合も、正式名称の書き方は同じです。

転職(社会人)の場合

社会人経験がある方の場合、高校時代に取得したビジネスコミュニケーション検定の優先度は下がります。ただし、営業・接客・カスタマーサポートなど対人対応が業務の中心となる職種であれば、実務経験と組み合わせて自己PR欄で触れる方法が有効です。

良い例文(自己PR欄での補足)

高校在学中にビジネスコミュニケーション検定に合格し、ビジネスマナーの基礎を身につけました。前職では窓口業務を3年間担当し、お客様対応の中でこの学びを活かしてきました。

資格単体を並べるだけでなく、実務でどう活かしてきたかまで書くと、採用担当者は検定の中身をイメージしやすくなります。新卒用の履歴書テンプレートと併せて、転職の場合は職歴を書き込みやすい様式を選ぶことも意識してください。

採用担当者は実際どう評価する?

級がなく合否のみで判定される検定であるため、「他の全商資格より軽く見られるのでは」と不安に感じる人もいます。実際の評価は、応募職種とどれだけ関連づけて伝えられるかで大きく変わります。

評価されやすい場面

  • 接客・販売・営業事務などお客様対応が発生する職種への応募
  • 電話応対・来客対応を含む一般事務職への応募
  • 他の全商検定(簿記・情報処理など)と組み合わせて、専門知識と対人対応力の両方を示す場合

評価されにくい場面と対処法

  • 専門技術職への応募で、マナー系検定単体を書いても実務との関連が薄い→技術系の資格と併記する
  • 級がない検定のため実力の水準が伝わりにくい→自己PR欄で具体的な学習内容や活かし方を補足する

採用担当者は資格の名前そのものより、応募者が「その資格をどう仕事に結びつけるか」を説明できるかを見ています。ビジネスコミュニケーション検定は、電話応対やお客様対応の場面で学んだ内容を語れる資格として活かすと、資格欄の1行以上の価値を持たせられます。

スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で履歴書を作成 ▶

まとめ

  • 正式名称は「全国商業高等学校協会主催 ビジネスコミュニケーション検定試験 合格」
  • 級区分はなく、合否のみで判定される。存在しない級数を書かない
  • 「取得」ではなく「合格」と書く
  • サーティファイ主催の「コミュニケーション検定」とは別の検定なので混同しない
  • 接客・営業・事務などコミュニケーション重視職種では、実務エピソードと組み合わせるとより伝わる

資格欄の1行は、名称の正確さと応募職種との結びつきで印象が変わります。合格証書を手元に置きながら、正式名称を確認して記入してください。

ビジネスコミュニケーション検定の履歴書に関するよくある質問

ビジネスコミュニケーション検定は履歴書に書く価値がありますか?

接客・営業・事務などコミュニケーション力が求められる職種であれば、書く価値があります。級のない検定のため単体では実力の水準が伝わりにくいですが、自己PR欄で「電話応対の基礎を学んだ」などと補足すれば、資格の内容が具体的に伝わります。

サーティファイ主催のコミュニケーション検定と何が違いますか?

主催団体がまったく異なります。全国商業高等学校協会主催のビジネスコミュニケーション検定は商業高校生を中心とした筆記試験で級区分がなく、サーティファイ主催のコミュニケーション検定は受験資格なしのオンライン試験で初級・上級の2段階があります。合格証書に記載された主催団体名で必ず確認してください。

「全商」と略して書いてもいいですか?

略さず「全国商業高等学校協会主催」と正式名称で書いてください。「全商」という略称だけでは、採用担当者が主催団体を判別できず、誤解を招くおそれがあります。他の全商検定と同様、主催者名を省略しないことが基本です。

合格証書に級の記載がないのですが、間違っていませんか?

間違いではありません。ビジネスコミュニケーション検定は全商の他の検定と異なり、もともと級区分を設けていない試験です。合格証書に級の記載がないのは正しい状態なので、履歴書にも級を書かず「合格」とだけ記載してください。

この記事を書いた人

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 著者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

履歴書・職務経歴書をスマホ・パソコンから無料で作成!テンプレート・フォーマットをPDFダウンロード・コンビニ印刷も可能。看護師、ITエンジニア、施工管理、営業職の履歴書・職務経歴書作成ならサクレキ

厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147

利用規約

プライバシーポリシー

運営会社情報

運営者情報

商号株式会社レクリー
URLhttps://recree.jobree.co.jp/
設立年月日2019年11月14日
代表者湯川大志
事業内容人材サービス事業、ウェブメディア事業
所在地〒171-0033 東京都豊島区高田3-5-14 サイテックビル4階
資本金6,000,000円(資本準備金含む)
許可厚生労働大臣許可番号 有料職業紹介事業(13-ユ-312147)

>>運営者情報の詳細はこちら

目次