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履歴書 検定の書き方|正式名称・スコア目安・書くべき級

【無料作成ツール付き】履歴書 検定の書き方|正式名称・スコア目安・書くべき級

この記事では、履歴書の資格欄に検定を記載する際の正式名称・スコアや級の基準・「合格」「取得」の使い分けを解説します。TOEIC・英検・日商簿記・MOSを含む主要検定の書き方見本と、採用担当者が検定欄を評価する視点もまとめています。

目次

採用担当者が履歴書の資格欄で見ているもの

資格欄は「減点評価」で見られている

書類選考では多数の履歴書を短時間で処理するため、採用担当者は加点より減点で判断するケースが多いです。資格欄は「どんな検定を持っているか」だけでなく、記載のルールを正確に守れているかも判断材料になります。

略称で検定名を書く、「合格」「取得」を取り違える、年号表記が途中で変わる——こうしたミスは、採用担当者の目には「細かい作業への注意が低い人」として映ります。特に事務・経理・総務など、正確な資料作成が求められる職種では、資格欄の書き方が評価に直結することがあります。

採用担当者はここを見ている

  • 検定名が正式名称で書かれているか(略称は即減点)
  • 「合格」「取得」「修了」の使い分けが正確か
  • 取得年月の年号(和暦・西暦)が履歴書全体で統一されているか
  • 業務との関連性があるか、どのレベルの検定か

採用担当者が検定を評価する3つの軸

採用担当者が資格欄をチェックする際、主に以下の3つの観点から評価します。

評価軸内容特に重視される職種
業務関連性応募する仕事に直接役立つ資格・検定かすべての職種
学習意欲スキルアップへの取り組みが見えるか未経験職種・キャリアチェンジ
ビジネスマナー正式名称・記載ルールが正確に守れているか事務・経理・総務など

業務と無関係な検定であっても、正確に書かれていれば「マナーが身についている人」という印象を与えます。逆に業務関連の資格でも書き方に誤りがあれば、プラスの評価が打ち消されます。

検定を履歴書に書くときの基本ルール

正式名称で書かないと「ビジネスマナーがない」と判断される

資格欄で最も多いミスが、正式名称の略称使用です。「英検2級」「日商簿記3級」「MOS Word」といった書き方は日常会話では通じますが、履歴書という正式書類では通用しません。

採用担当者は「この人は正式名称すら確認せずに書いている」と判断します。正式名称を正確に記載することは、ビジネス書類を丁寧に扱える人材かどうかを示すシグナルになっています。

NG例

2024年6月 英検2級 合格(「英検」は略称。正式名称は「実用英語技能検定」)

2023年11月 日商簿記3級 取得(「日商」は略称、かつ検定には「取得」ではなく「合格」を使う)

良い例

2024年6月 実用英語技能検定2級 合格

2023年11月 日本商工会議所簿記検定試験3級 合格

「合格」「取得」「修了」「認定」の正しい使い分け

検定・資格の種類によって、末尾に付ける言葉が異なります。誤った使い方は減点につながるため、正確に確認してから記載してください。

使う言葉使用する場面具体例
合格試験を受けて合格することで認定される検定英検・日商簿記・秘書検定など
取得免許証・資格証が交付されるもの普通自動車第一種運転免許・宅地建物取引士など
修了一定の講習・研修を終えることで得られるもの防火管理者講習・特別教育など
認定所定の審査・研修を経て認定されるものAFP認定研修修了(FP)など

検定試験は原則として「合格」を使います。TOEICはスコア制のため「合格」ではなく「760点取得」のようにスコアを記載する形が正しいです。

取得年順に書くのが原則

資格欄は取得した年月が古い順(時系列順)に記載するのが基本ルールです。古い順から新しい順に並べることで、採用担当者がキャリア形成の流れを把握しやすくなります。

また、欄内の最後には「以上」と記載するのが正式なマナーです。書き終えた後に必ず確認してください。

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主要検定の正式名称と書き方の見本

よく使われる検定の正式名称と、履歴書での書き方見本をまとめます。手元にある合格証書・認定証に記載された名称が正式名称ですので、必ず証書と照合してから記載してください。

英語系検定(英検・TOEIC・TOEFL)

通称正式名称(履歴書に書く名前)末尾の言葉
英検2級実用英語技能検定2級合格
英検準1級実用英語技能検定準1級合格
TOEIC(LR)TOEIC Listening & Reading Test760点(スコアを数値で記載)
TOEIC(SW)TOEIC Speaking & Writing Tests270点(スコアを数値で記載)
TOEFL iBTTOEFL iBT80点(スコアを数値で記載)

TOEICはスコアを数値で記載します。「TOEIC 760点」ではなく、正式名称である「TOEIC Listening & Reading Test 760点」と書くのが正しい形です。

商業・経済系検定(日商簿記・販売士)

通称正式名称(履歴書に書く名前)末尾の言葉
日商簿記3級日本商工会議所簿記検定試験3級合格
日商簿記2級日本商工会議所簿記検定試験2級合格
全経簿記上級全国経理教育協会簿記検定上級合格
販売士3級日本商工会議所リテールマーケティング(販売士)検定3級合格
販売士2級日本商工会議所リテールマーケティング(販売士)検定2級合格

日商簿記は「日商」ではなく「日本商工会議所」と省略せずに書きます。欄のスペースが限られている場合でも、略称の使用は避けてください。

IT・パソコン系検定(MOS・ITパスポート・基本情報技術者)

通称正式名称(履歴書に書く名前)末尾の言葉
MOS WordMicrosoft Office Specialist Word 365合格
MOS ExcelMicrosoft Office Specialist Excel 365合格
ITパスポートITパスポート試験合格
基本情報技術者基本情報技術者試験合格
応用情報技術者応用情報技術者試験合格

MOSはバージョンによって名称が変わります。「Microsoft Office Specialist Word 2019」「Microsoft Office Specialist Word 365」のように、受験したバージョンを合格証書で確認して正確に記載してください。

その他の主な検定(秘書検定・漢字検定・数学検定)

通称正式名称(履歴書に書く名前)末尾の言葉
秘書検定2級秘書技能検定試験2級合格
漢字検定2級日本漢字能力検定2級合格
数学検定2級実用数学技能検定2級合格
色彩検定2級色彩検定2級合格

「秘書検定2級 合格」と書きがちですが、正式名称は「秘書技能検定試験2級」です。「秘書検定」は略称で、名称に「技能」が含まれていません。合格証書に記載された名称を必ず確認してください。

「書くべき・書かない」スコア・級の判断基準

検定によっては、スコアや級によって書くことがプラスになる場合とマイナスになる場合があります。応募先に対して逆効果にならないよう、記載の基準を確認しましょう。

TOEICは何点から書けるのか

TOEICは点数によって受け取られ方が大きく異なります。一般企業では600点が書くかどうかの目安とされていますが、応募する職種・企業によって以下の基準を参考にしてください。

スコア帯目安・評価
800点以上外資系・グローバル企業でも即戦力として評価される
700〜799点英語を使う職種でのアピールになる
600〜699点一般企業での基礎的な英語力の証明になる
500〜599点記載してもアピール効果は薄い。英語不要の職種のみ検討
499点以下英語力が求められる職種への応募では逆効果になる可能性がある

英語が業務で必要な職種に応募する場合、600点未満のスコアを記載すると「英語ができない」と判断されるリスクがあります。記載しないか、職務経歴書や面接で「現在スコアアップに取り組んでいる」と補足する方法もあります。

英検は何級から書けるのか

英検は2級以上が一般的に評価される目安です。2級は高校卒業・大学受験レベルとされており、ビジネスでの基礎的な英語力の証明として認識されています。

  • 準1級・1級:どの企業・職種でもアピールになる。英語を使う職種では特に高評価
  • 2級:一般企業で英語力の証明として記載できる。英語使用頻度の低い職種でも問題なし
  • 準2級:状況次第で記載可。英語必須職種への応募では記載しない方が安全
  • 3級以下:原則として記載しない。採用担当者に「英語力が低い」という印象を与えるリスクがある

日商簿記は何級から書けるのか

日商簿記は、応募する職種によって書くべき級の基準が変わります。

  • 1級:高度な会計知識の証明。経理・財務専門職への応募で特に高評価
  • 2級:経理・会計職の応募で「即戦力の基礎がある」として評価される。一般企業でも広く認知されている
  • 3級:経理未経験から挑戦する場合のアピールとして有効。経理専門職の応募では「入口レベル」として見られることも多い

3級を書くべきか迷う声は多いですが、経理系への転職・就職では記載することで「会計の基礎を学んでいる」という姿勢が伝わります。業種・職種との関連性を踏まえて判断してください。

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迷いやすいケースの書き方

受験中・合否待ちの検定はどう書くか

現在勉強中または受験直後で合否が出ていない場合も、履歴書に記載できます。学習意欲をアピールできる機会なので、記載することを推奨します。

書き方の見本

2026年6月 日本商工会議所簿記検定試験2級 取得予定

2026年5月 日本商工会議所簿記検定試験2級 受験済・合否待ち

日本商工会議所簿記検定試験2級 取得に向けて勉強中

「勉強中」と記載する場合、面接で試験予定日や学習の進捗を聞かれることがあります。具体的な受験予定日が決まっているなら「2026年6月受験予定」と日程を明記する方が、信頼性が高まります。

スコアが2年以上前の場合(TOEICなど)

TOEICなどのスコア型検定は、2年以上前のスコアは記載に注意が必要です。公式には有効期限はありませんが、採用担当者によっては「現在の実力を反映していない」と判断するケースがあります。

スコアが古い場合は再受験を検討するのが最善です。応募時期の都合で再受験が難しい場合は、そのまま記載したうえで面接時に「現在も英語学習を継続しており、近いうちに再受験する予定」と補足すると印象が変わります。

書ける検定がない場合

資格・検定が一切ない場合は、「特になし」と記載するのが正しい対応です。欄を空欄のままにすると、記入漏れと誤解されます。

現在勉強中の資格がある場合は「〇〇取得に向けて勉強中」と記載できます。入社後のスキルアップ意欲をアピールする機会として活用してください。

書ききれないほど資格がある場合

資格が多く履歴書の欄に収まらない場合は、以下の基準で優先度をつけて絞り込みます。

  • 応募職種に直結する資格を優先:求人票の必要スキルと対照させて選ぶ
  • 上位の級を優先:同じ検定の複数の級を持っている場合は最も上位の級のみ記載する(英検準1級があれば2級の記載は不要)
  • 国家資格・公的資格を優先:民間検定より法的な裏付けのある資格を先に書く

選択した資格以外は、職務経歴書の「保有資格・スキル」欄に記載する方法もあります。

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まとめ

  • 資格欄は「減点評価」で見られるため、正確な記載がすべての前提になる
  • 検定名は正式名称(略称NG)で記載し、「合格」「取得」を正確に使い分ける
  • TOEICは600点以上、英検は2級以上、日商簿記は3級から状況に応じて記載を検討する
  • 受験中・勉強中の場合も「取得予定」として記載し、学習意欲をアピールできる
  • 資格がない場合は「特になし」と記載し、空欄のままにしない

正式名称の確認は手間に感じるかもしれませんが、手元の合格証書で1回照合するだけで、採用担当者への印象は大きく変わります。

履歴書の検定の書き方に関するよくある質問

TOEICのスコアは履歴書に何点から書いてよいですか?

一般企業への応募では600点以上が目安です。英語を使う職種では700点以上、外資系・グローバル企業では800点以上がアピールになります。英語が必須の職種に500点以下のスコアを記載すると逆効果になる場合があるため、記載するかどうか慎重に判断してください。

英検3級は履歴書に書けますか?

一般的には書かないことが推奨されます。採用担当者に「英語力が低い」という印象を与えるリスクがあるためです。英語力をアピールしたい場合は2級以上の取得を目指すか、現在勉強中であれば「実用英語技能検定2級取得に向け勉強中」と記載する方法があります。

「日商簿記3級 合格」と書いてはいけないのですか?

はい、「日商」は略称です。正式名称は「日本商工会議所簿記検定試験3級」となります。採用担当者は正式名称で書かれているかを確認しており、略称の使用はビジネスマナーへの意識が低いと判断されるリスクがあります。合格証書に記載された正式名称を必ず確認してから記載してください。

まだ合格していない(勉強中の)検定は履歴書に書いてよいですか?

書いてかまいません。「〇〇 取得予定(202X年X月)」「〇〇取得に向けて勉強中」のように記載します。具体的な受験予定日が決まっている場合は日程を明記すると信頼性が高まります。ただし、実際に勉強している事実がある場合のみ記載してください。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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