この記事では、web上で無料で使える履歴書作成サービスを9つ紹介します。選び方の5つのポイントと、採用担当者が書類選考で実際に見ているチェックポイントも解説します。
web履歴書サービスとは?手書きとの違いをおさえておこう
web履歴書サービスとは、ブラウザやスマホアプリ上で履歴書・職務経歴書を作成・保存・出力できるオンラインツールです。フォームに必要事項を入力するだけで、整ったレイアウトの書類がPDF形式で完成します。
手書きとの主な違いを整理すると次の通りです。
| 比較項目 | 手書き | web作成 |
|---|---|---|
| 書き直し | 最初からやり直し | 入力内容をその場で修正できる |
| 作成時間 | 1〜2時間以上かかることも | 最短10〜15分で完成 |
| 提出方法 | 郵送・持参のみ | PDFメール・印刷どちらも可 |
| 使い回し | コピーか写真撮影が必要 | データ保存で複数社に転用できる |
| 費用 | 用紙・封筒・郵送代がかかる | 無料〜低コスト |
採用担当者はここを見ている
「手書きとweb作成のどちらが有利か」は企業の方針によります。ただし、採用担当者が書類選考で重視するのはツールの種類ではなく「内容の質」と「読みやすさ」です。フォーマットが整っていても、志望動機が使い回しだったり職歴が具体性に欠けたりすれば評価されません。
web履歴書の選び方|外せない5つのチェックポイント
サービスによって対応フォーマット・出力形式・料金体系が異なります。以下の5点を確認してから選ぶと、「作成後にダウンロードできない」「スマホでは印刷できない」という失敗を防げます。
①転職・新卒・バイト、用途に合ったフォーマットがあるか
履歴書のフォーマットは、応募先や目的によって求められる様式が異なります。転職では職歴欄が広いフォーマットが適しており、アルバイト応募では勤務曜日・希望時間帯を記入できる欄があるものが使いやすいです。
- 転職:職歴欄が広いJIS規格対応フォーマット、または転職者向けに職務経歴も一体化した様式
- 新卒・就活:学業・ゼミ・資格・自己PRを充実させたフォーマット
- アルバイト:勤務可能曜日・希望時間帯を記入できるシンプルな様式
使いたいサービスが「自分の用途に合ったテンプレートを持っているか」を先に確認してください。
②PDF出力が「本当に無料か」を先に確認する
「無料で作成できる」と明記されていても、PDF出力・ダウンロードに課金が必要なサービスが存在します。作成後に課金画面が表示されて時間を無駄にしないよう、公式サイトで「PDF出力まで無料か」を先に確認してください。本記事で紹介するサービスは、いずれも基本的なPDF出力が無料で使えるものに絞っています。
③スマホだけで完結できるか
スキマ時間を活用したい場合、スマホ完結型のサービスが有利です。ただし、スマホで入力できてもPDFダウンロードはPC専用というサービスもあります。「作成から出力まで」スマホ1台で完結するかどうかを確認してください。
④会員登録なしで使い始められるか
転職活動中は個人情報の管理に気を遣う方が多くいます。会員登録不要のサービスはスカウトメールが届く心配もなく、気軽に使い始められます。一方で、登録することでデータのバックアップや複数デバイスでの継続編集ができるメリットもあります。用途に合わせて選んでください。
⑤コンビニ印刷に対応しているか
自宅にプリンターがない場合、コンビニ印刷対応のサービスは大きな利点です。セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンなど主要なコンビニのネットプリントサービス(eプリント等)に対応しているかどうかを確認してください。
web履歴書おすすめ9選【2026年最新】
上記5つのポイントをもとに、2026年現在も安定して使えるサービスを9つ厳選しました。まず全体の比較表で条件に合うサービスを絞り込み、気になるサービスの詳細を確認してください。
| サービス名 | 無料PDF出力 | スマホ対応 | コンビニ印刷 | 会員登録 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| yagish | ◎ | ◎ | ◎ | 不要 | 迷ったらまずここ |
| らくらく履歴書 | ◎ | ◎ | ◎ | 必要(一部機能) | AI機能+転職サイト連携 |
| 電子履歴書 | ◎ | ◎ | ◎ | 不要 | 細かくレイアウト調整したい |
| ミライトーチ | ◎ | ◎ | × | 不要 | 就活・転職・バイト全対応 |
| 履歴書Maker | ◎ | ◎ | × | 不要 | 今すぐ登録なしで作りたい |
| doda | ◎ | ◎ | × | 必要 | 転職エージェントも使う予定 |
| Indeed | ◎ | ◎ | × | 必要 | Indeedで応募したい |
| Canva | ◎ | ◎ | × | 必要 | デザインにこだわりたい |
| 履歴書chan | ◎ | ◎ | × | 不要 | シンプルに素早く作りたい |
①yagish(ヤギッシュ)|累計1,400万人が使う国内最大級の完全無料サービス
累計利用者1,400万人以上を誇る、国内最大級の履歴書作成サービスです。履歴書は12種類・職務経歴書は28種類のテンプレートから選べ、すべての機能が完全無料で使えます。
- AI自己PR・志望動機生成:キーワードを入力するだけで文章を自動作成
- OCR機能:紙の履歴書をスマホカメラで撮影してデジタル化できる
- コンビニ印刷:全国約58,000店舗のeプリントサービスに対応
- スマホアプリ:iOS・Android両対応
会員登録なしでも利用を開始でき、どの用途にも対応できる万能サービスです。web履歴書を初めて使う場合、最初の候補として検討してください。
②らくらく履歴書|AI自己PRとコンビニ印刷がセットで使える
キャリアインデックスが提供する無料の履歴書・職務経歴書作成ツールです。AI自己PR生成機能を搭載しており、職種や経験のキーワードを入力するだけで書き出しに使える文章を自動作成します。
- AI自己PR:キーワード入力で文章を自動生成(無料会員登録後に利用可)
- コンビニ印刷:低価格でコンビニ印刷対応
- PDF・Word出力:メール添付にも対応
- 転職サイト連携:キャリアインデックスと連携して求人検索もできる
PDF出力やコンビニ印刷などの一部機能は無料の会員登録が必要ですが、登録することでデータのバックアップもできます。AI機能でとにかく自己PRの書き出しに詰まりたくない人に向いています。
③電子履歴書|フォント・余白まで細かく調整できる本格仕様
完全無料・会員登録不要のオンライン履歴書作成サービスです。フォントサイズ・字間・行間・余白をきめ細かく調整でき、既存テンプレートの枠に縛られず自分でレイアウトを整えたい人に適しています。B5・A4両対応で、コンビニの eプリントサービスにも対応しています。
- 10種類のフォーマット:新卒・中途・パート・アルバイト対応
- コンビニ印刷:eプリントサービスに対応
- 手書きとの組み合わせ:印字部分と手書き部分を組み合わせた出力も可能
④ミライトーチResume|就活・転職・バイト全対応の会員登録不要サービス
スマホから会員登録なしで使える完全無料の履歴書・職務経歴書作成ツールです。入力した情報はブラウザに自動保存されるため、途中で中断しても後から続きを編集できます。
- 全用途対応:就活・転職・アルバイト向けフォーマットを網羅
- 書き方ガイド充実:職種ごとの自己PR・職務経歴の書き方例が豊富
- ブラウザ自動保存:会員登録なしでも入力内容が残る
初めて就活・転職活動をする人にとって、書き方ガイドが充実している点が特に役立ちます。
⑤履歴書Maker|登録不要、生年月日入力で学歴年を自動計算
会員登録一切不要で今すぐ使えるシンプルな履歴書作成ツールです。生年月日を入力するだけで学歴の入学・卒業年が自動計算される機能が便利で、年号の記入ミスを防ぐことができます。JIS規格を含む8種類のテンプレートから選べます。
- 学歴年自動計算:生年月日を入力するだけで入学・卒業年を自動入力
- JIS規格対応テンプレート:8種類から目的に合わせて選択
- ブラウザ保存:何度でも書き直しが可能
⑥doda 履歴書作成ツール|エージェント連携で転職活動をまとめて管理
転職サービス大手dodaが提供する、無料の履歴書作成ツールです。dodaの無料アカウントを作成することで利用でき、作成した書類をそのままdoda経由の応募に使えます。6ステップのガイドに沿って進めるだけで完成し、スマホでも編集できます。
- 資格検索機能:資格名を途中入力するだけで正式名称が候補として出る
- 卒業年早見表:学歴欄の年号入力を補助する機能付き
- エージェント連携:dodaのキャリアアドバイザーに相談しながら書類を仕上げられる
転職エージェントと書類作成を一元化したい人に向いています。
⑦Indeed 履歴書作成|Indeedからの応募に直結
求人サイトIndeedが提供する無料の履歴書作成機能です。Indeedアカウントを作成すると利用でき、プロフィールを埋めるだけで生成された書類をIndeedの求人に直接応募できます。
- Indeed応募に直結:別途書類を準備する手間が省ける
- URLシェア:オンライン提出先にURLで書類を送付することも可能
- PDF出力:Indeed以外の企業への提出にも使える
Indeedを主な求人検索プラットフォームとして使っている人に向いています。
⑧Canva|デザインにこだわりたいクリエイター・デザイン職向け
グラフィックデザインツールCanvaには、日本語対応の履歴書テンプレートが複数用意されています。フォント・配色・レイアウトを自由にカスタマイズでき、デザインの印象で差別化したいクリエイティブ職の応募に向いています。
- デザイン自由度:フォント・配色・レイアウトをゼロから設計可能
- 無料プランで使えるテンプレートあり:一部テンプレートは有料(Canva Pro)
- PDF出力:無料プランでも対応
ただし、一般的な転職・就活ではJIS規格対応のシンプルなフォーマットが無難です。Canvaは業界・職種の慣習を確認した上で活用してください。
⑨履歴書chan(りれきしょちゃん)|登録不要でシンプルに一枚仕上げたい人向け
会員登録不要・無料で使えるシンプルな履歴書作成サービスです。操作が直感的で、余計な機能なしに今すぐ一枚仕上げたい人に向いています。スマホからの入力にも対応しており、PDF出力まで完結して行えます。
採用担当者が書類を見るポイント|フォーマットより内容で差がつく
web履歴書サービスを選んだとしても、書類の「中身」が評価を左右します。採用担当者が実際に重視しているポイントを押さえることで、通過率を上げる書類に近づきます。
書類選考の第一関門は「読みやすさ」
採用担当者は1日に多くの書類を確認します。ひと目でわかる読みやすいレイアウトは、第一印象として大きく働きます。転職支援サービスが実施した採用担当者へのアンケートでは、書類形式に関して以下のような傾向が示されています。
採用担当者はここを見ている
- A4サイズ・1〜2枚に収まっているか(51%の担当者が標準とみなす)
- 職歴が時系列(編年体)で書かれているか(62%が推奨する形式)
- カラーの証明写真が使用されているか(79%の担当者が確認)
- 提出日・宛名が正確に記入されているか
web作成サービスのテンプレートを使えば、上記のフォーマット要件のほとんどは自動的に満たせます。あとは「内容の質」に集中できます。
志望動機・自己PRで差がつく3つのポイント
採用担当者がもっとも時間をかけて読むのが志望動機と自己PRです。内容のない書類は「使い回し」とすぐに見抜かれます。以下の3点を押さえることで、担当者が「面接で確認したい」と思う書類に近づきます。
採用担当者が前向きになる書き方の3ポイント
- 具体的な数字を含める:「営業担当として年間売上目標120%を達成」など、成果を数値で示す
- 応募先との接点を書く:「御社の〇〇事業に携わりたい」ではなく、自分のキャリアと企業のどの部分が一致するかを具体的に記述する
- 再現性を示す:「過去にこうした→こうなった→貴社でもこれができる」という行動・成果・転用の流れで書く
NG例
「御社の成長性に魅力を感じ、自分のスキルを活かして貢献したいと考えております。」
どの企業にも送れる「使い回し」の典型文です。採用担当者は多くの書類を読む中で、こうした志望動機をすぐに識別します。「どこに魅力を感じたか」「どのスキルを」「どう貢献するか」を具体的に書き直してください。
web履歴書を使う前に知っておきたい注意点
PDF化後は必ず「印刷プレビュー」で確認する
web上で作成した書類をPDFに変換すると、フォントや余白がずれてレイアウトが崩れることがあります。提出前に必ずPDFを開いて印刷プレビューを確認してください。以下の点を特にチェックすると安心です。
- 文字が枠からはみ出していないか
- 写真が正しい位置に表示されているか
- ページ数がA4・1〜2枚に収まっているか
- 文字化けや特殊フォントの崩れがないか
企業から指定フォーマットがある場合は必ず従う
求人票に「当社所定の履歴書を使用すること」と記載がある場合、web作成サービスのテンプレートではなく指定フォーマットを使う必要があります。指定を無視した書類は選考前に除外される可能性があります。応募前に必ず募集要項を確認してください。
複数社に提出する場合、志望動機は企業ごとにカスタマイズする
web作成サービスの利便性から、同じ書類を複数社に使い回すケースが多くなります。しかし志望動機の使い回しは採用担当者に必ず伝わります。学歴・職歴・資格欄は共通で使い回しても問題ありませんが、志望動機と自己PRは応募企業ごとに書き直すことを徹底してください。
完全無料の履歴書・職務経歴書作成ツール
「サクレキ」質問に答えるだけで、選考書類がカンタンに完成
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無料で履歴書・職務経歴書を作成する →まとめ
- web履歴書サービスは完全無料で使えるものが多く、手書きより短時間・低コストで書類を仕上げられる
- 選び方の5ポイントは「①用途フォーマット ②PDF無料出力 ③スマホ完結 ④会員登録不要 ⑤コンビニ印刷対応」
- 迷った場合はyagish(ヤギッシュ)から試すのが最も手軽(国内最大、全機能無料、登録不要)
- 採用担当者が評価するのはツールの種類ではなく「志望動機の具体性」と「読みやすさ」
- PDF化後は必ず印刷プレビューでレイアウト崩れを確認してから提出する
まずは1つのサービスで書類を一枚仕上げてみることが、転職活動を前に進める最短の手順です。
web履歴書おすすめサービスに関するよくある質問
- web作成の履歴書は採用担当者に悪い印象を与えませんか?
-
採用担当者の多くは、書類がweb作成か手書きかよりも「内容の質」を重視します。志望動機や職歴が具体的で読みやすく整っていれば、web作成の書類は不利になりません。ただし、求人票に手書き指定がある企業では必ず指示に従ってください。
- スマホだけで履歴書を完成させることはできますか?
-
yagish・らくらく履歴書・ミライトーチ・履歴書Makerはスマホからの入力・PDF出力まで完結して使えます。yagishはスマホアプリ(iOS・Android)も提供しており、特にスマホ完結を重視する場合は最初の選択肢になります。コンビニ印刷まで行う場合はyagishまたは電子履歴書を選んでください。
- 複数の企業に応募する場合、書類を毎回作り直す必要がありますか?
-
yagishやらくらく履歴書では作成したデータを保存できるため、一度作った書類を複数社への応募に転用できます。ただし、志望動機と自己PRは企業ごとにカスタマイズすることを推奨します。学歴・職歴・資格欄は共通で使い回しても問題ありません。
- 会員登録せずに使えるweb履歴書サービスはどれですか?
-
yagish・ミライトーチ・履歴書Maker・電子履歴書・履歴書chanは、会員登録なしで無料で使用を開始できます。メールアドレスや個人情報を登録せずに試してみて、必要に応じて後から登録を検討するとよいでしょう。


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