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職務経歴書 営業テンプレート|採用担当者が30秒で見る3項目と例文集

職務経歴書 営業テンプレート|採用担当者が30秒で見る3項目と例文集

この記事では、営業職の職務経歴書テンプレートを採用担当者の視点で解説します。法人営業・個人営業・IT営業の3種類の記入例と、採用担当者が30秒で確認する3項目、数字の実績が弱い場合の書き方まで紹介します。

目次

採用担当者が30秒で確認する「営業の職務経歴書」3つのポイント

採用担当者は1回の選考で数十〜数百通の書類を確認します。1通あたりにかける時間は平均30〜60秒。この短時間で「自社で活躍できる人材かどうか」を判断するため、最初に目がいく項目は決まっています。

営業職の職務経歴書で採用担当者が最初に確認する3項目は「顧客層と商材」「営業スタイル」「実績と達成率」です。この3点が職歴欄の冒頭で読み取れるかどうかが、書類選考の通過率を左右します。

採用担当者が確認する3項目見ているポイント
① 顧客層と商材誰に何を売ったか(BtoB/BtoC、商材の種類・価格帯)
② 営業スタイルどんな方法で売ったか(新規開拓/既存深耕、訪問/電話/インサイドセールス)
③ 実績と達成率どれだけ売ったか(売上額、達成率、チーム内順位)

採用担当者はここを見ている

  • 「この人は自社でも売れるか」が最初の判断軸。商材が違っても、営業スタイルや数字感覚が自社に近ければ採用対象になる
  • 職歴欄だけで3項目が読み取れる場合、自己PRまで丁寧に読む確率が上がる
  • 「担当業務は顧客対応全般」のような曖昧な記載は、30秒では何も伝わらないと判断されやすい

次のセクションで、この3項目を盛り込んだテンプレートを営業種別ごとに紹介します。

営業職の職務経歴書テンプレート(コピー可)

テンプレートは「職務要約」「職歴・業務内容」「実績」「スキル」の4ブロックで構成します。○○の部分を自分の経歴に置き換えて使用してください。

法人営業(BtoB)向けテンプレート

製造業・商社・IT・人材など、企業を顧客とする法人営業向けのテンプレートです。稟議や意思決定に複数人が関わる案件に対応した構成にしています。

法人営業テンプレート

【職務要約】
〔会社名〕にてBtoB営業を〇年間担当。主に〔業種〕企業向けに〔商材〕を提案し、新規開拓と既存顧客のアップセルを両立。在籍〇年間で担当売上〇〇万円/年、目標達成率〇〇%を維持。

【職歴・業務内容】
20XX年〇月 〜 現在(または 20XX年〇月)
〔会社名〕(業種:〔製造業/IT/商社等〕 / 従業員〇〇名 / 売上〇〇億円)
・担当顧客:〔業種〕企業 〇〇社(うち新規〇〇社)
・商材:〔製品/サービス名〕(価格帯:〇〇万円〜〇〇万円)
・営業スタイル:新規開拓〔テレアポ/展示会/紹介〕、訪問件数〇件/月
・提案フロー:課題ヒアリング → 提案書作成 → プレゼン → クロージング → 契約管理

【実績】
・担当売上:〇〇万円/年(目標達成率〇〇%、前年比〇〇%)
・新規獲得:月平均〇件(チーム平均〇件を〇件上回る)
・最大成約案件:〇〇万円(〔業種〕企業向け)

【スキル・知識】
・法人向け提案営業(ヒアリング・提案書作成・稟議サポート)
・〔業界〕業界の基礎知識
・使用ツール:Salesforce / Slack /〔その他〕

記入例(建材メーカー営業 → 転職活動中)

【職務要約】
○○建材株式会社にてBtoB営業を5年間担当。建設・不動産会社向けの内装建材(単価50〜300万円)を提案し、年間新規開拓20社を継続。担当売上は年平均1.2億円、目標達成率は平均108%。

【職歴・業務内容】
2019年4月 〜 2024年3月
○○建材株式会社(業種:建材製造販売 / 従業員350名 / 売上120億円)
・担当顧客:中堅〜大手建設会社・不動産デベロッパー 約40社
・商材:内装建材(フローリング・タイル)単価50〜300万円/件
・営業スタイル:ルート営業(週3件訪問)+テレアポによる新規開拓(月10件)
・業務:設計士・現場監督との仕様打ち合わせ、見積もり作成、受発注管理

【実績】
・担当売上:年平均1.2億円(目標達成率108%、部内3位/12名中)
・新規獲得:月平均2社(部内平均1社を1件上回る)
・最大成約案件:2,400万円(タワーマンション共用部リニューアル)

個人営業(BtoC)向けテンプレート

保険・不動産・自動車・金融など、個人顧客を相手にする営業向けのテンプレートです。顧客との長期的な関係構築や成約率をアピールポイントにします。

個人営業テンプレート

【職務要約】
〔会社名〕にて個人顧客向け〔商材〕の営業を〇年間担当。既存顧客のライフイベントに合わせた提案と紹介営業を中心に、〇年間で〔表彰/ランキング実績〕を達成。

【職歴・業務内容】
20XX年〇月 〜 現在
〔会社名〕(業種:〔保険/不動産/自動車〕 / 従業員〇〇名)
・担当顧客:個人〇〇名(担当エリア:〇〇地区)
・商材:〔生命保険/住宅/自動車〕(単価〇〇万円〜)
・営業スタイル:〔既存フォロー/テレアポ/紹介/飛び込み〕、月間訪問〇〇件
・業務:ライフプランヒアリング、提案書作成、アフターフォロー

【実績】
・月間成約件数:〇〇件(達成率〇〇%、社内平均〇〇%を〇ポイント上回る)
・最高月間売上:〇〇万円
・表彰実績:〇〇年 〇〇賞(社内〇位/〇〇名中)

【スキル・知識】
・個人顧客との長期リレーション構築
・ライフプランニング・提案書作成
・〔FP技能士/宅建/〇〇〕保有

記入例(生命保険営業 → 転職活動中)

【職務要約】
○○生命保険にて個人・法人向け保険営業を4年間担当。既存顧客への丁寧なフォローと紹介営業で安定した新規獲得を継続し、3年連続で部内Top10入り。

【職歴・業務内容】
2020年4月 〜 2024年3月
○○生命保険株式会社(業種:生命保険 / 従業員1,200名)
・担当顧客:個人・個人事業主 約120名(担当エリア:○○区)
・商材:生命保険・医療保険・法人向け保険(年間保険料:30〜200万円/件)
・営業スタイル:紹介主体60%、既存顧客フォロー30%、テレアポ10%
・業務:ライフプランヒアリング、提案書作成、契約手続き、継続フォロー

【実績】
・月間成約件数:平均4件(社内平均2.8件、部内Top10位/55名中を3年継続)
・年間新規獲得:36件/年(うち紹介経由20件)
・表彰:2022年・2023年 優績者表彰(全社上位10%)

IT・無形商材営業向けテンプレート

SaaS・システム・人材・広告など、無形商材のBtoB営業向けテンプレートです。受注単価・ARR(年間経常収益)・顧客規模など、IT営業特有の指標も積極的に活用します。

IT・無形商材営業テンプレート

【職務要約】
〔会社名〕にて〔SaaS/システム/人材/広告〕のBtoB営業を〇年間担当。インサイドセールス・フィールドセールス〔いずれか/兼務〕として〔エンタープライズ/中小企業〕向けの新規開拓を担い、〇年間で累計〇〇件の新規契約を獲得。

【職歴・業務内容】
20XX年〇月 〜 現在
〔会社名〕(業種:IT/SaaS / 従業員〇〇名)
・担当顧客:〔中小企業/中堅〜大手企業〕〇〇社(従業員〇〇名以上)
・商材:〔SaaSプロダクト名〕(月額〇〇万円〜/〔システム構築〕〇〇万円〜)
・営業フロー:マーケ引き渡し → ヒアリング → PoC提案 → 稟議サポート → 契約
・月間商談数:〇〇件(商談設定率〇〇%)

【実績】
・新規契約件数:月平均〇件(チーム内〇位/〇名中)
・ARR貢献額:〇〇万円(前期比〇〇%増)
・最大成約案件:〇〇万円(〇ヶ月のPoC経由で成約)

【スキル・知識】
・SaaSビジネスモデルの理解(ARR/NRR/Churn等の指標)
・エンタープライズ向け稟議・意思決定プロセスの攻略
・使用ツール:Salesforce / HubSpot /〔その他〕

記入例(HR-Tech SaaS営業 → 転職活動中)

【職務要約】
○○株式会社にて採用管理SaaSのBtoB営業を3年間担当(フィールドセールス)。中堅〜大手企業向けの新規開拓を中心に、年間新規契約30社以上を継続。ARR貢献額は3年累計で1.2億円。

【職歴・業務内容】
2021年7月 〜 2024年6月
○○株式会社(業種:HR-Tech / SaaS / 従業員180名)
・担当顧客:従業員300名以上の中堅〜大手企業(製造・小売・IT)約70社
・商材:採用管理システム(月額30〜120万円)
・営業フロー:IS引き渡し → ヒアリング → 導入事例提案 → PoC → 稟議対応 → 契約
・月間商談数:15〜20件(商談設定率30%)

【実績】
・新規契約件数:月平均2.5件(チーム1位/8名中を2年継続)
・ARR貢献額:年間4,000万円(前期比120%)
・最大成約案件:1,400万円(製造業向け、6ヶ月のPoC経由)

職務経歴書の各項目、何を書くか

テンプレートの各ブロックに何を書けばよいか、採用担当者の視点から補足します。特に「職務要約」と「実績」は、書き方ひとつで評価が大きく変わる項目です。

職務要約:冒頭3行でキャリアを伝える

職務要約は採用担当者が最初に読む項目です。3〜5行で「どんな会社で」「誰に」「何を」「どれだけ」売ってきたかを凝縮します。ここを読んで続きを読もうと思われるかどうかが分岐点です。

NG例

「営業職として5年間、さまざまな業務を経験してきました。顧客対応やチームでの連携を通じて成果を上げてきたと自負しています。」
何を売ったか・どれだけ売ったかが一切わからない。30秒で何も判断できない。

良い例文

「○○商事にて食品メーカー向け原材料の法人営業を6年間担当。担当売上は年間2.8億円(目標達成率106%)、新規開拓25社/年を継続。営業部内TOP5位(12名中)を3年連続で維持。」

職歴・業務内容:顧客層・商材・スタイルの3セット

業務内容欄では、テンプレートで示した「顧客層・商材・営業スタイル」の3セットを必ず記載します。採用担当者は「自社の営業モデルに近いか」を確認するため、この3点が揃っていないと判断材料がありません。

  • 顧客層:業種・規模・BtoB/BtoCを具体的に(「中堅製造業 40〜200名規模」など)
  • 商材:製品名・カテゴリ・価格帯まで(「SaaS月額10〜50万円」「自動車平均350万円」)
  • 営業スタイル:新規/既存の比率、インサイドセールス/フィールドセールス、訪問件数など

実績欄:絶対値・達成率・比較の3パターンを使い分ける

実績は「絶対値だけ」では伝わりません。採用担当者は「この数字が高いのか低いのか」を外部からは判断できないため、達成率・比較・順位などの相対値を必ずセットで記載します。

表現パターン書き方の例効果
絶対値担当売上 年間1.5億円規模感が伝わる
達成率目標達成率 112%目標との差が伝わる
比較・順位部内 3位 / 15名中相対的な強さが伝わる
前年比前年比 130%成長性が伝わる

実績が数値化しにくい場合の対処法は、次のセクションで解説します。

職務経歴書の「活かせる知識・スキル」欄の書き方については、職務経歴書の活かせる能力欄の書き方と例文もあわせて確認してください。

スキル・資格欄:営業に直結するスキルのみ記載する

スキル欄には「営業に直結するもの」を優先します。資格は保有している全てを並べるのではなく、転職先の業務と関連性が高いものを選んで記載します。

  • 優先して記載すべきもの:業界資格(宅建・FP・ITパスポート等)、英語力(TOEIC等)、使用CRMツール(Salesforce等)
  • 記載しなくていいもの:普通自動車免許(職種上必須でない限り)、日常業務で当然使うOffice操作

数字の実績が書けない場合の対処法

「売上目標を達成できなかった年がある」「数値管理が厳しくない職場だった」という場合でも、職務経歴書の実績欄は書けます。採用担当者が落とすのは「書かないこと」であり、「数字が小さいこと」ではありません。

採用担当者が落とすNGパターン3選

採用担当者はここを見ている

  • NG①業務の羅列で終わっている:「顧客対応、提案書作成、受発注管理、社内報告」のように「やったこと」だけ並べ、「何を達成したか」が一切ない
  • NG②専門用語・社内用語を使いすぎている:他業種の採用担当者が読んだとき「何のことかわからない」状態になっている。略語・製品名の説明がない
  • NG③自己PRが「コミュニケーション能力があります」だけ:全営業職の書類に書いてある内容。数字や具体エピソードが伴わなければ選考理由にならない

「プロセス型」の実績表現で通過させる方法

数値が出しにくい場合、「何をしたら売れるようになったか」というプロセスの変化を数字で表現する方法が有効です。採用担当者は「この人を採用すれば、うちのチームでも再現できそう」と感じられる書き方を評価します。

状況プロセス型の書き方例
売上目標が達成率80%の年がある「目標達成率80%の時期に商材特性を分析し、提案資料を再構成。翌期は達成率105%に改善」
数値管理がなく実績数字がない「1日平均3件の訪問に加え、夕方フォローコールを導入。既存顧客の継続率が推定20%向上」
チーム営業で個人数字が出ない「5名チームのリーダーとして月次進捗管理を担当。チーム全体の目標達成率を前期比115%に改善」

「数字が弱い」は決定的な不利にはなりません。ただし実績欄を空白にすることは、採用担当者に「この人は成果を意識していない」と判断される最大のリスクです。

実績の数字が出しにくいケースへの対処については、職務経歴書 実績なし例文もあわせて参考にしてください。

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まとめ

  • 採用担当者が30秒で確認する3項目は「顧客層と商材」「営業スタイル」「実績と達成率」。この3点を職歴欄の冒頭に盛り込むことが基本
  • テンプレートは法人営業・個人営業・IT営業の3種類を使い分ける。商材・顧客層・スタイルを具体的に記載することで、採用担当者が「自社で活躍できるか」をイメージしやすくなる
  • 実績は「絶対値」だけでなく「達成率・比較・順位」をセットで記載する。数字が弱い場合はプロセスの変化を数値で表すプロセス型の表現が有効
  • 業務の羅列・専門用語の多用・自己PRの抽象化が、採用担当者が落とす典型的な3つのNGパターン

職務経歴書は「どんな経験をしてきたか」を伝える書類ですが、採用担当者が見ているのは「転職先でも同じように売れるかどうか」です。テンプレートを活用しながら、自分の経歴を採用担当者の視点で整理して記載してみてください。

営業の職務経歴書に関するよくある質問

職務経歴書は手書きとパソコン、どちらがいいですか?

営業職の転職では、パソコン作成が標準です。手書きを指定する企業は少なく、パソコン作成の方が修正や再提出もしやすい利点があります。ただし企業から「手書き提出」の指定がある場合はその指示に従ってください。

営業職の職務経歴書は何枚(何ページ)が適切ですか?

A4サイズ2枚が基本です。職歴が多い場合でも3枚を超えないよう、直近5〜7年の経歴を中心に記載し、古い経歴は簡潔にまとめます。読む側の負担を考え、情報を絞り込むことが採用担当者には好印象です。

転職回数が多い場合、職務経歴書にどう書けばいいですか?

転職回数が多い場合は「経歴の羅列」ではなく、各社での実績と転職理由を簡潔に記載します。直近の2〜3社は詳細に書き、それ以前は会社名・在籍期間・職種のみに絞ることで読みやすさを保ちます。転職のたびに営業スキルや担当商材の幅が広がっていることを、職務要約でまとめて伝えると効果的です。

在職中で実績の最新数字がまだ出ていない場合、どう書けばいいですか?

「現時点での実績」として記載します。例えば「2024年度(現在集計中):前半期達成率108%」のように、途中経過であることを明記したうえで数字を入れてください。空白のままにするより、途中経過でも記載する方が採用担当者には誠実さと意識の高さが伝わります。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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