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履歴書テンプレート転職用|失敗しない選び方と採用担当者NGフォーマット

この記事では、転職活動で使う履歴書テンプレートの選び方を解説します。職歴欄の広さや厚生労働省推奨様式の選択基準、状況別フォーマットの使い分けと採用担当者が実際に気にするポイントを紹介します。

目次

転職用の履歴書テンプレートが「新卒用」と違う理由

転職活動で使う履歴書テンプレートを選ぶとき、多くの人が「どれでも同じだろう」と考えてしまいます。しかし転職用と新卒用では、採用担当者が書類を読む優先順位が根本的に異なります。

新卒採用では学歴欄が選考の主軸になりますが、転職採用では職歴欄の記載内容が選考の大部分を決めると言っていい状況です。テンプレートを間違えると、職歴を書くスペースが足りなくなるか、逆にスペースが余りすぎて「経験が薄い人」という印象を与えることになります。

採用担当者が転職者の履歴書で一番先に見る場所

採用担当者が転職者の書類を開いてから最初の数秒で確認するのは、次の3点です。

  • 在職期間の長さ:各社での勤続年数が職歴欄から一目で読み取れるか
  • 職種・業務内容の一致度:求人の要件と応募者の経験が重なる部分があるか
  • 空白期間の有無:職歴の時系列に不自然な空白がないか

この3点を確認するのに採用担当者が使う時間は30秒もかかりません。つまり、職歴の情報を正確に書き込めるフォーマットであることが、転職用テンプレート選びの最重要基準です。

採用担当者はここを見ている

  • 学歴欄:転職者は最終学歴と卒業年だけ確認する(新卒ほど重視しない)
  • 職歴欄:各社での業務内容・在籍期間・離職理由の流れを読む
  • 志望動機欄:転職の目的と入社後の貢献イメージが一致しているか確認する

2021年改定で履歴書から消えた記入欄

2021年4月、厚生労働省が推奨する履歴書の標準様式が改定されました。古いテンプレートを使い続けると、削除済みの項目に記入してしまうケースがあります。

削除された項目変更内容
性別欄強制記載から任意記載に変更
通勤時間欄削除(採用選考への使用が不適切)
扶養家族数削除(プライバシー配慮)
配偶者欄・配偶者の扶養義務欄削除(プライバシー配慮)

転職活動に使うテンプレートは2021年4月以降に更新されたものかどうかを必ず確認してください。ダウンロードページに更新日が記載されているサービスを選ぶと安心です。

状況別・転職用テンプレートの選び方

転職用の履歴書テンプレートは、自分の職歴の状況によって最適なフォーマットが変わります。以下の4パターンで自分に当てはまるものを確認してください。

転職初回・職歴が1〜2社

職歴が1〜2社で転職初回の場合、学歴欄と職歴欄のバランスが均等な厚生労働省推奨の標準様式(A4サイズ2枚組)がそのまま使えます。

  • おすすめ様式:厚生労働省推奨の標準様式(A4横2枚 or A3横1枚)
  • 注意点:職歴欄に余白が残った場合は「以上」で締めるのがマナー。余白を気にして情報を水増しする必要はない
  • 採用担当者の見方:職歴欄の行数より「業務内容の具体性」を重視する

良い例文

20XX年X月 株式会社〇〇 入社(営業部配属)
 ・法人向け提案営業を担当。月次目標達成率120%を2年継続。
20XX年X月 同社 退社(キャリアアップのため)

NG例

20XX年X月 株式会社〇〇 入社
20XX年X月 退社
退社理由・配属部署・業務内容が一切ない状態はNG。採用担当者は「何をした人か」を確認できない。

転職回数が多い(3回以上)

転職3回以上の場合、標準様式では職歴欄のスペースが不足しがちです。最も避けたいのは、職歴欄の行間を詰めて情報を詰め込むことです。読みにくくなり、採用担当者の読む意欲を下げます。

  • おすすめ様式:職歴欄拡張型フォーマット(各転職サイトの「転職回数が多い人向け」テンプレート)
  • 整理の方法:直近3〜4社を詳細に記載し、古い職歴は勤務先名・在籍期間だけに簡略化する
  • 採用担当者の見方:転職回数の多さより「各社での在籍期間と離職理由のストーリー」を読んでいる

職歴にブランク期間がある

育児・介護・療養・留学などのブランク期間がある場合、職歴欄の時系列に空白が生じます。このとき重要なのはテンプレートの選び方よりも、ブランクの長さに応じた補足を職歴欄に書けるかどうかです。

  • 6か月未満のブランク:特段の記載は不要(採用担当者はあまり気にしない)
  • 6か月〜1年のブランク:理由を一行で補足(「育児のため離職」等)
  • 1年以上のブランク:「〇〇の理由により離職。期間中は〇〇に取り組む」と明記が望ましい

ブランク期間がある場合は、職歴欄の補足行を追加できる行数の多いフォーマットを選ぶと書きやすくなります。

スキル・資格を前面に出したい

IT・医療・建設など専門資格が選考の鍵になる職種では、資格欄のスペースが大きいフォーマットが有効です。標準様式では資格欄が2〜3行程度しかなく、資格が多い人には書ききれないことがあります。

  • おすすめ様式:「資格・免許特記欄」が独立して設けられているフォーマット
  • 優先順位:応募する職種に直結する資格を上に記載し、汎用資格(簿記・英検等)は下にまとめる
  • 採用担当者の見方:「資格の数」より「応募職種との関連性」を重視する

自分の状況に合った無料テンプレートのダウンロード先と選び方の詳細は、履歴書テンプレートの無料おすすめ記事でもまとめています。

採用担当者が目を細めるNGフォーマットと落とし穴

テンプレートの選び方を誤ると、記載内容が良くても書類の第一印象で不利になります。採用担当者が書類選考で実際に遭遇するNGフォーマットのパターンを確認しておいてください。

新卒用テンプレートをそのまま使っている

最も多いのが、就活で使った履歴書テンプレートを転職活動にそのまま流用するケースです。新卒向けフォーマットは学歴欄が広く設計されているため、必然的に職歴欄が狭くなっています。

NG例

就活時代のテンプレートを再使用し、高校・大学の記載に4行使い、職歴欄が1〜2行しか残っていない状態。転職者なのに職歴欄がほぼ空という状態は、採用担当者に「職歴の整理ができていない人」という印象を与える。

職歴欄が小さすぎるフォーマット

転職2〜3回以上の方が標準様式を選ぶと、全職歴を記載するスペースが不足します。この状況で「字を小さくして詰め込む」「枠外に追記する」のはどちらも避けてください。

  • 字が小さすぎると可読性が下がり、採用担当者が情報を拾いにくくなる
  • テンプレートの枠外への追記は書類の整合性を崩し、丁寧さに欠ける印象を与える

職歴欄のスペースが足りなければ、迷わず職歴欄が広いフォーマットに切り替えてください。適切なフォーマット選択ができるかどうか自体が、採用担当者に伝わっています。

「印刷して手書き前提」のフォーマットをPC作成で使っている

PDF形式のテンプレートをダウンロードした場合、そのPDFが「印刷して手書きする前提」で作られているケースがあります。このフォーマットをPC入力で使うと、入力フィールドが設定されていないため文字がはみ出したり行ズレが起きたりします。

PC作成で提出する場合は、Word・Excel形式のテンプレートか、入力フィールド付きのPDFを選んでください。フォーマットの崩れは内容の評価より先に「丁寧さに欠ける」という印象を残します。

テンプレートを選んだあとに確認すべき3つのポイント

フォーマットを決めたら、記入を始める前に以下の3点を必ず確認してください。

  • 更新日の確認:テンプレートが2021年4月以降に更新されているか。性別・通勤時間・扶養家族欄が削除されているか
  • 印刷サイズの確認:A4用紙2枚(またはA3用紙1枚)で正しく印刷できるか。転職用にB5サイズは推奨されない
  • 電子提出対応の確認:メールやWeb申し込みで送付する場合、PDF変換できるフォーマットか

テンプレートを選んだあとの書き方については、Web上で直接入力してPDF出力できる履歴書作成ツールを活用すると、フォーマット選びから記入・印刷まで一連の作業がスムーズになります。

まとめ

  • 転職用テンプレートの選択基準は「職歴欄の広さ」が最優先。学歴欄よりも職歴欄のスペースが大きいフォーマットを選ぶ
  • 使うテンプレートは2021年4月以降に更新された厚生労働省推奨様式であることを確認する
  • 転職回数・ブランク期間・資格の量によって最適なフォーマットが変わる。自分の状況に合わせて選ぶ
  • 新卒用テンプレートの流用・職歴欄への詰め込み・PC入力に対応していないPDFの使用は採用担当者に悪印象を与える

フォーマット選びは書類選考の入口です。適切なテンプレートを選んだあとは、各項目の書き方に集中して取り組んでください。

履歴書テンプレートに関するよくある質問

転職用と新卒用の履歴書テンプレートは別に用意する必要がありますか?

基本的には別に用意することをお勧めします。新卒用は学歴欄が広く設計されていますが、転職では職歴欄の広さが重要です。転職回数が2回以上の場合は特に、職歴欄が拡張されたフォーマットを使ってください。

厚生労働省の様式を使わないと採用で不利になりますか?

厚生労働省の様式が必須というわけではありませんが、採用担当者が慣れ親しんでいる形式のため使用を推奨します。企業から様式の指定がある場合は必ずそれに従い、指定がない場合は2021年4月以降に更新された様式を選べば問題ありません。

転職用の履歴書はA4とB5のどちらを選べばいいですか?

転職活動ではA4サイズを選んでください。B5は書ける情報量が少なく、転職者の職歴を十分に記載するスペースが確保しにくいためです。A4サイズ2枚組(またはA3横1枚)が転職用の標準フォーマットです。

テンプレートはWordとExcelのどちらが良いですか?

どちらでも問題ありません。PC作成が初めての方はWordのほうが文字入力・書式設定ともに扱いやすい傾向があります。Excelは列幅の調整が必要なケースがあります。Web上の履歴書作成ツールを使えばどちらも不要で、PDF形式で直接出力できます。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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