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調理師の職務経歴書の書き方|免許なしでも通る例文5選を徹底解説

調理師の職務経歴書の書き方|免許なしでも通る例文5選を徹底解説

調理師の職務経歴書は、担当した料理ジャンル・提供規模・実績を数字で示すことが正解です。「仕込み担当」「ホール対応」といった業務の羅列だけでは、採用担当者にキャリアの価値が伝わりません。この記事では、業態別の記載例と、調理師免許がない場合やパート・アルバイト経験しかない場合でも書類選考を通過しやすくする書き方を紹介します。

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目次

調理師の職務経歴書の書き方【結論】と業態別の例文

結論|数字・業態・ポジションの3点を盛り込む

調理師の職務経歴書で評価されるのは、①提供規模の数字、②料理ジャンルや業態、③担当していたポジションの3点をそろえた記述です。「厨房で調理業務を担当しました」だけでは、規模も役割も伝わりません。1日あたりの提供食数や店舗の席数、担当ポジション名を添えるだけで、同じ経験でも書類の説得力は大きく変わります。

【業態別】記載例

レストラン・ホテルの場合

良い例文

洋食レストラン(席数50席)にて調理経験3年。直近1年はコールド担当として、ランチ・ディナー合計で1日80食の提供を支えました。仕込みから盛り付けまで一通り対応し、季節メニューの提案にも携わった経験があります。

NG例

レストランで調理全般を担当していました。まかない作りや掃除も率先して行いました。担当ポジションや提供規模の数字がなく、経験の大きさが伝わりません

給食・社員食堂の場合

良い例文

給食受託会社にて2年間、社員食堂の調理業務に従事。1日最大300食規模の献立提供に携わり、アレルギー対応食の調理も担当しました。食品衛生責任者として衛生管理記録の実務も経験しています。

給食・社食での経験を職務経歴書にまとめる際は、対応食数やアレルギー対応の実績を具体的に書き出すことが欠かせません。給食調理に特化した書き方は、給食調理の職務経歴書の書き方でも詳しく紹介しています。

パート・調理補助の場合

良い例文

パートとして飲食店の調理補助を2年間担当。仕込みと盛り付けを中心に、繁忙時間帯はホールとの連携も行いました。「補助」であっても任されていた作業範囲を具体的に書けば、実務力は十分に伝わります

採用担当者はここを見ている

  • 数字がなくても「範囲」「頻度」「人数」など具体的な言葉に置き換えられているか
  • ポジション名がわからない場合、担当していた作業内容で代替できているか
  • 「〜担当」で終わらず、繁忙期対応など状況が一言添えられているか

なぜ「担当業務の羅列」では書類選考を通過できないのか

採用担当者が調理師の職務経歴書に目を通す時間は、一枚あたり数十秒程度とも言われます。その短い時間で「即戦力として動けるか」を判断するため、業務内容の列挙だけでは他の応募者との違いが伝わりません。

採用担当者はここを見ている

  • 何料理・何ポジションを担当していたかが数秒で読み取れるか
  • 提供規模(食数・席数・スタッフ数)が数値で示されているか
  • 自己PRに「志望先で活かせる根拠」があるか

自己PRについても、同じ失敗が起こりやすい項目です。「料理が好き」という気持ちだけを書いても、採用担当者が知りたい「何ができるか」は伝わりません。自己PRはスキルの種類+実績の数値+志望先での活かし方の3点で構成するのが基本です。

良い例文

洋食を中心に5年の調理経験があります。直近ではビストロ(席数40席)でスーシェフを担当し、日120食の提供を支えました。仕込み管理から新人指導まで任され、食材ロス率を前年比15%削減した実績があります。

NG例

料理が好きで、常に向上心を持って取り組んできました。どんな仕事にも一生懸命対応します。「何ができるか」が一切伝わらない自己PRは、書類選考で通過しにくくなります。

製菓のプロとして働いてきた方の場合、調理師とは異なる観点での言語化が必要です。パティシエの職務経歴書の書き方も参考にすると、自分の職種に合った言い換えが見つけやすくなります。

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調理師の職務経歴書に必要な4項目と書き方

調理師の職務経歴書は、大きく4つの項目で構成されます。それぞれに何を書けばよいか、目安の文字数とあわせて整理します。

項目記載内容目安文字数
職務要約経験年数・料理ジャンル・直近ポジション100〜150文字
職務経歴在籍先・業態・規模・担当業務・実績200〜400文字
資格調理師免許・食品衛生責任者等・取得年月2〜4行
自己PRスキル+実績+志望先での活かし方150〜200文字

職務要約の書き方

職務要約は、職務経歴書全体の見出しにあたる部分です。採用担当者が最初に目を通す箇所のため、料理キャリアのハイライトを3〜5行でまとめます。書くべき内容は「通算の調理経験年数」「メインの料理ジャンル」「直近のポジション」の3点です。転職理由や志望動機はここに書かず、自己PRにまとめましょう。

職務経歴の書き方

職務経歴は、在籍した店舗・施設ごとに記述します。採用担当者が業態と規模を正確に把握できるよう、以下の情報を盛り込みます。

  • 在籍期間:「〇〇年〇月〜〇〇年〇月(〇年〇ヶ月)」と具体的に記載
  • 店舗・施設名と業態:「〇〇レストラン(イタリアン・席数60席)」のように業態と規模を添える
  • 担当ポジションと業務:ポジション名(コールド担当・焼き場担当など)と主な業務を列挙
  • 実績・工夫点:「新メニュー導入後の客注率が向上」など貢献が伝わる記述を1行添える

ハローワークの求人に応募する場合、様式に指定があることもあります。応募先の形式に迷ったときは、ハローワーク用の職務経歴書テンプレートで項目の過不足を確認しておくと安心です。

資格欄の書き方

調理師が記載すべき主な資格を整理します。

  • 調理師免許:「〇〇年〇月取得(〇〇調理師専門学校)」のように取得年月・取得経緯を記載
  • 食品衛生責任者:調理師免許保有者は講習受講のみで取得できるため、取得していれば必ず記載
  • 専門調理師・調理技能士:取得している場合はジャンル(日本料理・西洋料理等)とともに記載
  • HACCP関連研修:修了歴があれば、給食・病院施設への応募で評価されやすくなります

調理師免許がない・調理補助のみの経験でも通る書き方

調理師免許を持っていない、あるいは調理補助としての経験しかないという理由で、職務経歴書に書くことがないと感じる方は少なくありません。しかし免許の有無よりも、担当してきた作業範囲をどれだけ具体的に言語化できるかが評価を左右します。仕込み・盛り付け・在庫管理など、実際に担当した業務を一つずつ書き出すところから始めましょう。

派遣を通じて複数の厨房で調理補助の経験を積んできた場合は、就業先ごとに記載がまとめやすい派遣の職務経歴書テンプレートを土台にすると整理しやすくなります。

良い例文

調理師免許は保有していませんが、居酒屋の厨房にて調理補助を3年間担当。仕込み・盛り付け・在庫管理を中心に、繁忙期は焼き場のサポートも行いました。食品衛生責任者の資格を取得しており、衛生管理の基礎知識があります。

NG例

調理師免許がないため、大した経験はありません。厨房の手伝いを少ししていました。経験を自ら過小評価してしまうと、実際に担当した業務まで伝わらなくなります

パート・アルバイト調理経験しかない場合の職務経歴書の書き方

パートやアルバイトとしての調理経験しかない場合も、書き方次第で職務経歴書は十分に成立します。雇用形態ではなく在籍期間・シフトの頻度・任されていた作業範囲を具体的に示すことが、正社員経験者との差を埋めるポイントです。

パート勤務が中心だった方は、パート用の職務経歴書テンプレートを使うと、勤務日数や時間帯といった項目が書きやすくなります。

短期のアルバイト調理経験が複数ある場合は、アルバイト用の職務経歴書テンプレートで在籍先を時系列にまとめると、経歴の流れが伝わりやすくなります。

良い例文

大学在学中よりカフェのキッチンでアルバイトを3年間継続。週4日、ランチタイムの仕込みと調理を担当し、1日60食程度の提供を支えました。新メニューの試作にも参加した経験があります。

採用担当者はここを見ている

  • 在籍期間と勤務頻度(週〇日・〇年継続など)が明記されているか
  • 複数店舗の経験がある場合、店舗ごとの業態や規模が区別できているか
  • 正社員登用や資格取得に向けた意欲が自己PRで示されているか
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まとめ

調理師の職務経歴書は、料理の腕前そのものではなく、経験をどれだけ正確に言語化できるかで通過率が変わります。以下の3点を押さえるだけで、書類選考での評価は大きく変わります。

  • 担当業務の列挙だけでなく、提供規模と実績を数値で盛り込む
  • 料理ジャンル・業態・ポジションを具体的に明記する
  • 免許なし・パート経験でも、任されていた作業範囲を過小評価せずに書く

本文中の例文は、自分の業態やポジションに近いものを選び、数値を実際の経験に置き換えるだけで活用できます。

職務経歴書と履歴書で書く内容の違いに迷う場合は、履歴書と職務経歴書の違いもあわせて確認しておくと、両方の書類を効率よく仕上げられます。

調理師の職務経歴書に関するよくある質問

調理師免許を持っていない場合でも職務経歴書は必要ですか?

はい、免許の有無にかかわらず、転職活動では職務経歴書の提出を求められることがほとんどです。免許がない場合は、実務経験の年数・担当業務の詳細・食品衛生責任者などの関連資格を具体的に記載することで、実務力を十分にアピールできます。

調理補助の経験しかないのですが、書けることはありますか?

調理補助の経験でも、業務内容・担当規模・継続年数を具体的に記載すれば、十分な職務経歴になります。「1日100食規模の仕込みサポート」「衛生管理チェックリストの記録担当」など、担当していた役割を書き出すことで実務力が伝わりやすくなります。

転職回数が多い場合、職務経歴書はどうまとめればよいですか?

飲食業界は転職回数が多い方も少なくないため、回数そのものより「各職場で何を担当し、次にどう活かしたか」という一貫性を示すことが重要です。在籍期間が短い職場については、店舗閉店や契約満了など客観的な理由を一行添えると、採用担当者の懸念を和らげられます。

パートやアルバイトの調理経験だけでも職務経歴書は書けますか?

書けます。雇用形態にかかわらず、勤務期間・シフトの頻度・担当していた作業範囲を具体的に書けば、実務経験として十分に評価対象になります。複数店舗の経験がある場合は、店舗ごとの業態や規模を区別して記載しましょう。

この記事を書いた人

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 著者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

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