デューダ(doda)のエージェントサービスを使う場合、紙の履歴書を提出する必要は原則ありません。登録時に入力した情報が「Web履歴書」としてキャリアシートになり、履歴書の代わりに企業へ届きます。この記事では、Web履歴書の書き方、紙の履歴書が必要になる場面、作成ツールとテンプレートの使い分けまでをまとめます。
デューダ(doda)で履歴書の提出は原則不要|Web履歴書が代わりになる
結論:エージェント利用なら紙の履歴書はいらない
doda公式のヘルプでは、エージェントサービスの登録時に必ず提出しなければならない書類はないと案内されています。履歴書についても提出は不要で、登録情報が保存されたWeb履歴書がキャリアシートとなり、履歴書の役割を果たします。
手書きの履歴書を用意してから登録しよう、と考えて手が止まっている方は、その工程を飛ばして問題ありません。優先すべきは紙を書くことではなく、Web履歴書の中身を埋めることです。職務経歴書だけは、作成済みのものがあれば会員専用ページからアップロードしておくと、紹介される求人の精度が上がります。
dodaで履歴書を用意する3つの方法
dodaには履歴書に関わる手段が3つあります。目的が違うので、混同すると無駄な作業が増えます。
| 手段 | 役割 | こんな人向け |
|---|---|---|
| Web履歴書 | 登録情報がそのままキャリアシートになる。エージェント経由の応募はこれが履歴書 | dodaで転職活動をするすべての人(必須) |
| 履歴書作成ツール | ガイドに沿って入力し、印刷・提出できる履歴書を作る | 企業から紙やPDFの履歴書を求められた人 |
| テンプレート | Word・Excel・PDFの様式をダウンロードして自分で記入する | 様式を指定された人、書き慣れている人 |
まずWeb履歴書を完成させ、紙が必要になったら作成ツールかテンプレートを使う。この順番が最短です。様式にこだわりがなければ、転職用の履歴書テンプレートのように職歴欄が広い様式を選んでおくと、経験社数が多い方でも書き切れます。
それでも紙の履歴書が必要になる場面
提出不要といっても、ゼロにはなりません。次のようなケースでは別途用意することになります。
- Web履歴書を提出したあと、企業から改めて紙やPDFの履歴書を求められたとき
- 面接に履歴書を持参するよう指示されたとき
- 企業指定の様式(厚生労働省様式・JIS規格など)がある求人に応募するとき
- dodaの求人サイト機能から企業へ直接応募し、書類の追加提出を依頼されたとき
様式の指定があった場合は自己流の様式を使わず、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートやJIS規格に沿った履歴書テンプレートを使ってください。指定を無視した様式は、内容以前の段階で印象を落とします。
dodaのWeb履歴書の書き方|通過を分けるのは「職務要約」
Web履歴書は入力欄が多く、どこに力を入れるかで通過率が変わります。採用担当者が最初に目を落とすのは、経歴の一覧ではなく冒頭の職務要約です。ここで読む価値があると判断されなければ、下までスクロールされません。
職務要約は200文字前後で「年数・領域・数値」を入れる
良い例文
大学卒業後、住宅設備メーカーの法人営業として8年間従事しております。首都圏の工務店約60社を担当し、直近3年は年間予算を平均112%で達成しました。新規開拓と既存深耕の両方を経験し、2024年からは後輩4名の育成も担当しています。培った提案力を、より大きな商材を扱う環境で活かしたいと考えております。
NG例
営業職として長年勤務してまいりました。お客様との信頼関係を大切にし、日々の業務に真摯に取り組んでおります。今後もこれまでの経験を活かして貢献したいです。年数も担当領域も数値もなく、誰が書いても成立してしまう点がNGです。担当社数や達成率など、他人と入れ替えられない情報を必ず1つ以上入れてください。
採用担当者はここを見ている
- Web履歴書は「読む書類」ではなく「検索して絞り込む情報」。職種・経験年数・業界が明確でないと、そもそも候補一覧に残らない
- 自由記述欄が空欄のまま応募してくる人は、志望度が低いと判断されやすい
- 実績が数値で書かれていると、面接での質問を組み立てやすいため声がかかりやすい
自己PR欄と入力ミスの注意点
自己PR欄は、職務要約で挙げた実績の「再現性」を書く場所です。同じ話を繰り返すのではなく、その成果をどう出したのかというプロセスを書くと、別の会社でも通用する人だと伝わります。
見落としがちなのが、プルダウンで選択する項目です。生年月日や在籍期間の選択ミスは、誤解や不信につながります。とくに入社・退職の年月と、入学・卒業の年月は、あとで紙の履歴書を求められたときに食い違うと経歴詐称を疑われかねません。入力後に必ず見直してください。
Web履歴書の考え方は、dodaに限らず他の転職サービスでも共通します。複数サイトを併用するなら、入力欄の違いを事前に把握しておくと転記の手間が減ります。

dodaの履歴書作成ツールとテンプレートの使い分け
紙やPDFの履歴書が必要になったときの選択肢は2つです。どちらもdodaに登録していれば無料で使えます。
履歴書作成ツール:入力するだけで様式が整う
dodaの履歴書作成ツールは、画面の案内に沿って入力していくと履歴書が完成する仕組みです。スマートフォンからも操作でき、項目ごとに入力例が表示されるため、様式の知識がなくても崩れません。書き慣れていない方や、久しぶりに転職活動を始めた方はこちらが確実です。
職務経歴書側には「レジュメビルダー」という別のツールが用意されています。職務経歴・スキル・自己PRの3ステップで作成でき、完成後はWordやPDFでダウンロードできます。履歴書用と職務経歴書用でツールが分かれている点は、最初につまずきやすいポイントです。
テンプレート:様式を指定されたときの選択肢
dodaはニーズ別に複数の履歴書テンプレートを無料配布しています。厚生労働省様式やJIS規格のほか、職歴欄を広く取った様式、志望動機や自己PRを厚く書ける様式などがあり、Word・Excel・PDF形式、A4・A5サイズから選べます。
様式選びの判断基準
- 企業から指定がある:指定様式をそのまま使う(自己判断で変えない)
- 転職回数が多い:職歴欄が広い様式を選ぶ
- 経験が浅く実績が書きにくい:志望動機や自己PR欄が大きい様式を選ぶ
逆に、志望動機を書くよう求められていない企業へ提出する場合や、応募社数が多く記入を絞りたい場合は、志望動機なしの履歴書テンプレートのように欄そのものがない様式を使うほうが、空欄を作らずに済みます。
注意:Web履歴書はダウンロードできない
ここが最も誤解されやすい点です。dodaに登録したWeb履歴書を、そのままファイルとしてダウンロードすることはできません。公式ヘルプでも明記されています。
つまり「Web履歴書を埋めたから印刷して持っていけばいい」という段取りは成立しません。面接に履歴書を持参するよう言われた時点で、作成ツールかテンプレートで別途作る必要があります。前日に気づくと詰むので、応募が進んだ段階で一度作っておくと安全です。

dodaのWeb履歴書に写真を登録する手順
写真は必須ではありませんが、登録しておくと企業側の閲覧数が増えます。会員専用ページの「職務経歴書・写真アップロード」にある、キャリアシート(履歴書)用写真の枠から登録します。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ファイル形式 | JPG(.jpg/.jpeg) |
| ファイル容量 | 10MB以下 |
| 推奨の縦横比 | 4:3(縦長) |
| 登録場所 | 会員専用ページ「職務経歴書・写真アップロード」 |
手順は、対象の枠で新規ファイルをアップロードするボタンを押し、ファイルを選択してアップロードするだけです。スマートフォンで撮影したデータをそのまま使えますが、比率が4:3から大きく外れていると顔が切れて表示されます。アプリで撮影する場合は、履歴書用の比率で保存できるものを選んでください。
採用担当者はここを見ている
- 写真の質より、そもそも登録されているかどうか。未登録は「準備段階の人」と見なされやすい
- 自宅の壁や私服で撮った写真は、応募先が固い業界ほどマイナスに働く
- 紙の履歴書に貼る写真とWeb履歴書の写真は、同じデータで揃えたほうが印象がぶれない
dodaの履歴書で落とされる人に共通する3つのNG
書き方のルールを守っていても通過しない人には、共通した型があります。ルール違反ではなく「情報の出し方」の問題です。
1. Web履歴書を登録した時点で終わりにしている
登録直後の状態は、必須項目が埋まっただけの骨組みです。職務要約と自己PRが空欄のまま応募を続けている方は珍しくありません。企業側は同じ条件の候補者を横並びで見るため、自由記述が埋まっている人から順に声がかかります。
2. Web履歴書と紙の履歴書で年月が食い違っている
あとから紙の履歴書を提出する段階で、記憶を頼りに書き直して年月がズレるパターンです。意図がなくても、経歴の正確性を疑われる材料になります。Web履歴書に入力した年月をそのまま転記する運用にしてください。
3. 直接応募とエージェント経由の違いを把握していない
dodaの求人サイト機能から企業へ直接応募する場合、応募フォームにある項目のみが企業へ送信されます。職務経歴書をその場で添付する機能はありません。アピール材料を職務経歴書に集約している人ほど、直接応募では情報が届いていないという事態が起きます。直接応募を使うなら、Web履歴書側の記述を厚くしておくことが前提になります。
この「サービスごとに入力欄と提出の仕組みが違う」という問題は、複数の転職サイトを併用すると必ず出てきます。他社サービスでの作り方も押さえておくと、応募のたびに迷わずに済みます。

まとめ
- dodaのエージェントサービスでは履歴書の提出は原則不要で、Web履歴書がキャリアシートとして履歴書の役割を果たす
- 通過を分けるのは職務要約。200文字前後に年数・担当領域・数値を入れる
- Web履歴書はダウンロードできないため、紙が必要になったら作成ツールかテンプレートで別途用意する
- 写真はJPG・10MB以下・縦横比4:3で、会員専用ページから登録する
- 直接応募は応募フォームの項目しか企業に届かないため、Web履歴書の記述量がそのまま結果に響く
紙を書く前に、まずWeb履歴書の空欄を埋めてください。今日埋められる欄が、次の面接の入口になります。
デューダの履歴書に関するよくある質問
- dodaに登録するとき、履歴書は用意しなければいけませんか?
-
エージェントサービスの登録時に必須の提出書類はなく、履歴書の提出も不要です。登録情報が保存されたWeb履歴書が履歴書の代わりになります。作成済みの職務経歴書があれば、任意でアップロードしておくと求人紹介の精度が上がります。
- dodaのWeb履歴書は印刷して提出できますか?
-
できません。dodaに登録したWeb履歴書をダウンロードすることはできないと公式に案内されています。紙やPDFの履歴書が必要になった場合は、dodaの履歴書作成ツールを使うか、テンプレートをダウンロードして作成してください。
- dodaの履歴書テンプレートは無料で使えますか?
-
無料です。厚生労働省様式やJIS規格をはじめ、職歴欄が広い様式、志望動機や自己PRを厚く書ける様式などが用意されており、Word・Excel・PDF形式、A4・A5サイズから選んでダウンロードできます。
- Web履歴書の写真は必ず登録する必要がありますか?
-
必須ではありませんが、登録しておくと企業から閲覧されやすくなります。ファイル形式はJPG、容量は10MB以下、縦横比は4:3が推奨です。会員専用ページの「職務経歴書・写真アップロード」から登録できます。
- 企業へ直接応募するときも職務経歴書を添付できますか?
-
直接応募の求人では、応募時に職務経歴書を添付する機能はありません。応募フォームにある項目のみが企業へ送信されます。応募後に企業からファイル提出の依頼があった場合は、その時点で対応する流れになります。

