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医療事務の資格を履歴書に書く方法|正式名称と採用担当者視点

【無料作成ツール付き】医療事務の資格を履歴書に書く方法|正式名称と採用担当者視点

この記事では、医療事務の資格を履歴書の免許・資格欄に記載するときの正式名称・書き順・主催団体の書き方を解説します。採用担当者が資格欄で実際に確認しているポイントと、主要6資格の記載例も紹介します。

目次

医療事務の資格は「免許・資格欄」に取得日の古い順で書く

履歴書には「免許・資格欄」が設けられており、医療事務の資格はこの欄に記載します。書き方の基本ルールは2点です。

  • 取得した順序(古い順)に記載する
  • 正式名称を略さずに書く

資格が1つしかない場合はシンプルに1行書くだけです。複数ある場合は取得年月の古いものから順番に並べます。採用担当者は取得順序から「どのようにスキルを積み上げてきたか」を確認するため、時系列を崩さないことが重要です。

採用担当者はここを見ている

  • 資格の取得順序から「医療事務へのキャリア志向の継続性」を確認している
  • 取得時期が直近の場合、「応募に合わせて急いで取ったのか」「以前から準備していたのか」を見ている
  • 資格名の正確さから「細部への注意力・仕事の丁寧さ」を推測している

年号表記は学歴・職歴欄と統一する

資格欄の年月を西暦で書くか和暦で書くかは、学歴・職歴欄の表記と必ず一致させてください。例えば学歴欄を「令和5年3月卒業」と書いていれば、資格欄も「令和6年〇月」と和暦で統一します。

西暦と和暦が混在した履歴書は読みづらく、採用担当者に「細部が雑な人」という印象を与えます。提出前に欄全体を見渡す確認を習慣にしてください。

資格名は省略せず正式名称で書く

「医療事務」「メディカルクラーク」「医療事務資格」のような略称・通称での記載は避けてください。医療事務の資格は種類が10以上あり、名前が似たものも複数存在するため、略称では採用担当者がどの資格なのかを判断できません。

正式名称が手元にない場合は、合格証・認定証を確認するか、主催団体の公式サイトで確認してから記載します。

主要な医療事務資格6種の正式名称と履歴書記載例一覧

医療事務の資格は、すべて民間団体が主催するものです。以下の表で主要な資格の正式名称・主催団体・履歴書での記載例を確認してください。

資格名主催団体履歴書での記載例(和暦)
医療事務技能審査試験〈医科〉(メディカルクラーク®)一般財団法人 日本医療教育財団令和○年○月 医療事務技能審査試験〈医科〉 合格
医師事務作業補助者実務能力認定試験(ドクターズクラーク®)一般財団法人 日本医療教育財団令和○年○月 医師事務作業補助者実務能力認定試験 合格
医科医療事務管理士®技能認定試験JSMA技能認定振興協会令和○年○月 医科医療事務管理士技能認定試験 合格
医療事務認定実務者®試験全国医療福祉教育協会令和○年○月 医療事務認定実務者試験 合格
医療事務検定試験日本医療事務協会令和○年○月 医療事務検定試験 合格
医科2級医療事務実務能力認定試験全国医療福祉教育協会令和○年○月 医科2級医療事務実務能力認定試験 合格

表の記載例は「合格」で統一していますが、お手元の認定証・合格証の表記に合わせて調整してください(「合格」と「取得」の使い分けについては後述します)。

診療報酬請求事務能力認定試験は2025年に終了——既取得者の扱い

長らく医療事務資格の最難関として知られていた「診療報酬請求事務能力認定試験」は、2025年12月(第63回)をもって試験事業を終了しました。主催団体の公益財団法人 日本医療保険事務協会も2026年3月31日付で解散しています。

診療報酬請求事務能力認定試験を持っている場合の対応

  • 既取得者:引き続き履歴書に記載できます。長年、医療事務の最難関資格として知られていたため、採用担当者への訴求力は十分あります
  • 新たに取得を検討していた方:現在は受験できないため、医療事務技能審査試験や医科医療事務管理士技能認定試験などの取得を検討してください

採用担当者が資格欄を見るときに確認していること

資格欄は「資格の有無を確認する欄」と思われがちですが、採用担当者はそれ以上の情報を読み取っています。

採用担当者はここを見ている

  • 正式名称で書かれているか(略称・通称は「確認が必要」と判断される)
  • 取得時期が「転職活動を始めてから急いで取った」ものでないか
  • 保有資格のレベルが応募ポジション(未経験可 vs 即戦力)に見合っているか
  • 資格欄全体の丁寧さから「仕事への姿勢」を推測している

略称で書くと採用担当者に「確認作業」を増やす

書類審査では1件あたりに割ける時間が限られています。「メディカルクラーク合格」「医療事務管理士取得」と書かれた場合、採用担当者は「これはどの主催団体の、どのレベルの資格か」を調べる作業が発生します。

一方、正式名称で書くとその確認作業が不要になります。採用担当者の手間を省く書き方が「丁寧な応募者」という印象に直結します。競合する他の応募者と差をつけられる、地味で確実なポイントです。

主催団体名まで記載すると評価が上がる理由

医療事務の資格は名前が似ているものが多く、採用担当者がすべての資格を把握しているとは限りません。正式名称に加えて主催団体名を添えると、採用担当者がその場で資格の信頼性を判断できます。

主催団体名を添えた記載例

令和4年8月 医療事務技能審査試験〈医科〉 合格(主催:一般財団法人 日本医療教育財団)

スペースに余裕がある場合は主催団体名の記載をおすすめします。スペースが足りない場合は、正式名称の記載だけで十分です。

【状況別】医療事務資格の履歴書記載例

状況によって、資格欄の書き方は変わります。自分のケースを確認してください。

資格が1種類の場合

良い記載例

令和4年8月 医療事務技能審査試験〈医科〉 合格

NG例

令和4年8月 医療事務資格 取得

「医療事務資格」という名称の資格は存在しません。採用担当者に「何の資格か不明」と判断される書き方です。

複数資格がある場合の優先順位

複数の医療事務資格を持っている場合は、取得日の古い順に記載します。記載スペースに限りがある場合は以下の基準で選んでください。

  • 難易度が高い・認知度が高い資格を優先(例:医科医療事務管理士 > 医療事務認定実務者)
  • 応募先の業務(外来・レセプト・調剤等)と関連性が高い資格を優先
  • 廃止済みの診療報酬請求事務能力認定試験を持っている場合、その実績は有効なので積極的に記載する

複数資格の記載例

令和2年5月 医療事務技能審査試験〈医科〉 合格

令和4年11月 医科医療事務管理士技能認定試験 合格

資格がない・勉強中の場合

資格を持っていない場合、資格欄を空欄にするのではなく現在の状況を正直に書いてください。ただし書き方には注意が必要です。

良い記載例(勉強中の場合)

医療事務技能審査試験〈医科〉 勉強中(令和○年○月の試験受験予定)

NG例

令和○年○月 医療事務技能審査試験〈医科〉 取得予定

まだ取得していない資格に取得日と「取得予定」の記載はできません。日付なしで「勉強中」と書くのが正しい形です。

資格がなくても、医療事務の実務経験があれば採用担当者は経験を評価します。資格欄に何も書けない場合でも、職歴欄や志望動機で経験を補完することで書類通過の可能性を上げられます。

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書類通過率を上げる資格欄の書き方3つのポイント

正式名称を正確に書くことは大前提ですが、それ以外にも資格欄の評価を上げる細かいポイントがあります。

「合格」と「取得」の使い分け

医療事務の資格はすべて民間団体が認定する民間資格です。一般的なルールとして、国家資格(普通自動車運転免許・看護師免許など)は「取得」、民間資格は「合格」と書きます。

区分書き方
国家資格取得普通自動車第一種運転免許 取得
民間資格(医療事務系)合格医療事務技能審査試験〈医科〉 合格

ただし、お手元の認定証・合格証に「認定」「交付」などの文言が使われている場合は、それに合わせることが最も正確です。手元の証明書を必ず確認してください。

®マーク・登録商標の正しい扱い方

「メディカルクラーク®」「医療事務管理士®」などには登録商標を示すRマーク(®)が付きます。履歴書での扱いは次の通りです。

  • PC作成の場合:「®」を入力するのが望ましい。省略しても評価への影響はほぼない
  • 手書きの場合:「(R)」または「(R)」と書くか省略しても問題なし

採用担当者がRマークの有無を細かく確認するケースは少ないですが、正確に書く姿勢が積み重なることで「几帳面な人」という印象につながります。

資格欄のスペースが足りない場合の対処法

市販の履歴書は資格欄の行数が3〜4行程度しかないものもあります。複数の資格に加え普通自動車免許なども記載する場合は、スペースが不足することがあります。

  • 厚生労働省が推奨するJIS規格の履歴書様式を選ぶ——資格欄のスペースが比較的広い
  • 「資格・免許欄が多い」タイプの市販履歴書を使う
  • WordやPDFで作成する場合は、資格欄の行数を自由に増やせる

資格欄以外で採用担当者が確認しているポイント

資格欄を正確に書くことに注力するあまり、他の欄との整合性が取れていない履歴書になることがあります。資格欄だけで完結する話ではなく、履歴書全体で「医療事務で働きたいという一貫性」を示すことが書類通過の条件です。

志望動機で資格取得の背景を補足する

採用担当者は資格欄を確認した後、必ず志望動機欄を読みます。「なぜ医療事務の資格を取ったのか」「なぜこの医療機関に応募したのか」という背景が志望動機で語られていないと、資格の記載が活きません。

例えば「患者さんの対応を通じて医療に貢献したいと思い、スキルの証明として医療事務技能審査試験を取得しました」のように、資格取得の動機を志望動機と連動させると、採用担当者に「考えて行動してきた人」という印象を与えられます。

未経験・無資格での応募は「学習への姿勢」で勝負する

資格がない状態で医療事務に応募する場合、採用担当者は「採用後にどれくらい早く戦力になれるか」を判断しています。資格がない分、「現在勉強中」の記載と合わせて、志望動機で以下を明示してください。

  • どの資格のどのテキスト・スクールを使って勉強しているか
  • 受験予定の試験日程
  • 医療事務を選んだ具体的な理由

「資格がないから不利」という状態は、準備の可視化によって大きく変わります。

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まとめ

  • 医療事務の資格は「免許・資格欄」に正式名称・取得日の古い順で記載する
  • 略称・通称(「医療事務」「メディカルクラーク」のみ)は使わず、合格証で正式名称を確認する
  • 主催団体名まで添えると採用担当者への印象が上がる
  • 医療事務の資格はすべて民間資格のため「取得」より「合格」を使う
  • 診療報酬請求事務能力認定試験は2025年12月に終了——既取得者は記載可、新規取得は不可
  • 資格がない場合は「勉強中」と書き、志望動機で学習状況を補足する

資格欄の1行が、書類通過を左右することがあります。正式名称を確認してから記載してください。

医療事務の資格・履歴書に関するよくある質問

資格名を「医療事務資格」と書いてはいけませんか?

問題があります。「医療事務資格」という名称の資格は存在しないため、採用担当者に「何の資格かわからない」と判断されます。手元の合格証・認定証を確認し、正式名称を記載してください。

診療報酬請求事務能力認定試験の合格を持っていますが、まだ履歴書に書けますか?

書けます。2025年12月をもって試験事業が終了しましたが、既取得の資格としての効力は変わりません。長年、医療事務の最難関資格として知られていたため、採用担当者への訴求力は十分あります。試験終了の背景を面接で聞かれた場合に備えて概要を把握しておくとよいでしょう。

資格が複数ある場合、すべて書く必要がありますか?

すべて書く必要はありません。スペースに余裕があれば全記載が望ましいですが、記載欄が限られている場合は難易度が高いもの・応募先の業務に関連するものを優先してください。取得日の古いものから順番に並べるルールは守ってください。

医療事務の資格がなくても採用されますか?

採用されるケースはあります。実務経験がある場合は、資格の有無よりも経験が評価されることが多いです。未経験・無資格で応募する場合は「現在勉強中」の記載と、志望動機での動機の明確化が書類通過のカギになります。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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