土地活用営業の職務経歴書は、地主開拓数や提案棟数、相続対策提案の実績を数値で示すのが正解です。飛び込み営業が中心の特殊な経験でも、書き方次第で他業界の採用担当者に伝わります。契約が伸び悩んだ時期がある方や未経験からの転職でも使える例文、職務要約の書き方、採用担当者が実際に見ているポイントをまとめました。
土地活用営業(不動産)の職務経歴書の書き方と例文【結論】
結論:実績は「地主開拓数」「提案棟数」「相続対策提案」を数字で書く
土地活用営業は既存顧客への提案よりも、地主や農家など土地所有者への新規開拓が業務の中心です。そのため職務経歴書では、契約実績だけでなく見込み顧客の発掘数や提案件数といった行動量を数字で示すことが評価の分かれ目になります。
- 月間の新規開拓件数・アポイント獲得数
- 相続対策・節税対策の提案件数
- アパート・マンション・駐車場など提案した活用方法の種類と棟数
- 契約件数・受注金額と、前年比や目標達成率
未経験から土地活用営業へ転職する場合の例文
前職が営業職でなくても、地主との信頼関係づくりや粘り強い提案の経験は評価対象になります。以下の例文を、自分の実績に合わせて数字を置き換えて使ってください。
良い例文
前職では法人向けルート営業として、月平均40件の新規訪問と既存顧客20社のフォローを担当。土地活用営業では未経験ながら、地主一人ひとりの状況に合わせて資産運用・相続対策の提案ができる点を強みとして活かしたいと考えています。前職で培った粘り強いヒアリング力を、初回訪問から成約までの信頼構築に応用します。
NG例
営業経験を活かして土地活用営業に挑戦したいです。人と話すのが好きで、コミュニケーション力には自信があります。
この書き方は具体的な数字や業務内容が一つもなく、他の応募者と差がつきません。「話すのが好き」だけでは、飛び込み営業の耐性や提案力が伝わらないため、採用担当者は再現性を判断できません。
採用担当者はここを見ている
- 新規開拓の行動量を具体的な数字で語れるか
- 断られ続けても提案を続けられる粘り強さの根拠があるか
職務要約の例文
職務経歴書の冒頭に置く職務要約は、担当業務・実績・強みを4行程度でまとめます。採用担当者が最初に目を通す部分のため、数字を必ず入れてください。
良い例文(職務要約)
不動産会社にて土地活用営業を3年間担当。地主への飛び込み訪問と資産運用・相続対策の提案を通じ、年間8棟のアパート建築契約を獲得(社内目標達成率120%)。既存オーナーへのフォローも兼務し、追加提案による契約更新率90%を維持しています。

フォーマットに迷う場合は、営業職向けの職務経歴書テンプレートをベースに、上記の実績を当てはめていくと書きやすくなります。
採用担当者が土地活用営業の職務経歴書でチェックしているポイント
土地活用営業の求人は未経験可の募集が多い一方、応募者数も多い職種です。採用担当者は経歴だけでなく、飛び込み営業に耐えられる行動特性を職務経歴書から読み取ろうとしています。
採用担当者はここを見ている
- 行動量:訪問件数・架電数など、成果が出る前の努力量が数字で書かれているか
- 専門知識の習得意欲:相続・税務・建築など、独学や研修で知識を吸収した経験があるか
- 関係構築力:一度で決まらない商談を、複数回の接触でどう前進させたか
土地活用の提案は、駐車場経営やアパート建築、マンション建設、テナント誘致など活用方法が多岐にわたります。どの選択肢からどう絞り込んで提案したかという思考プロセスまで書けると、コンサルティング力の高さが伝わります。
状況別|土地活用営業の職務経歴書の書き方
金融・保険・住宅営業から転職する場合
金融機関や保険営業の経験者は、資産運用や税金の知識をすでに持っている点が強みになります。住宅営業の経験者は、建築提案から契約までの流れに親和性があります。前職の知識を土地活用の文脈に置き換えて書くと説得力が増します。
良い例文(金融機関出身の場合)
地方銀行の個人営業として、資産運用相談・相続対策の提案を年間150件担当。相続税の基礎知識と、顧客の資産状況をヒアリングして最適な提案につなげる力を、土地活用の提案営業でも活かせると考えています。
契約が伸び悩んだ時期がある場合の書き方
土地活用営業は新規開拓が中心のため、成果が出るまでに時間がかかりやすい職種です。契約数が伸びなかった時期があっても、その間にどれだけ行動し、何を改善したかを書けばマイナス評価にはなりません。
良い例文
入社1年目は月間120件の飛び込み訪問を行うも契約0件が続きましたが、断られた理由を訪問後に記録・分析し、提案資料を活用方法別に作り直したことで2年目以降は月平均1.5件の契約を継続しています。
NG例
1年目は契約が取れず苦労しましたが、諦めずに頑張りました。
「頑張った」という感想だけでは、何を改善して結果につなげたのかが分からず、再現性のある行動として評価されません。

異業種からの転職で書式に不安がある方は、転職用の履歴書テンプレートもあわせて確認しておくと、書類一式の準備がスムーズです。
土地活用営業ならではの経験をアピールする方法
土地活用営業は、不動産・建築・金融・法律の知識が交差する専門性の高い職種です。以下の観点を職務経歴書に盛り込むと、他の営業職経験者との違いが明確になります。
| アピールできる経験 | 職務経歴書での書き方の例 |
|---|---|
| 相続対策・節税提案 | 相続税の基礎控除や小規模宅地等の特例を踏まえた提案件数 |
| 建築提案 | アパート・マンション・駐車場など、提案した活用方法の内訳 |
| 地主との関係構築 | 初回訪問から契約までの平均接触回数・期間 |
| 金融機関連携 | 融資審査に向けた金融機関との折衝経験 |
「しつこい営業」の印象を払拭する職務経歴書の書き方
土地活用営業は飛び込みや電話での新規開拓が中心のため、警戒されやすい職種と見られがちです。職務経歴書では押し売りではなく、相手の状況に合わせた提案をしてきたことが伝わる表現を選んでください。
良い例文
初回訪問では契約を急がず、まず土地の現況と家族構成、将来の相続に関する希望をヒアリング。2〜3回の面談を重ねたうえで、複数の活用方法を比較資料にまとめて提案するスタイルで、長期的な信頼関係の構築を重視してきました。
NG例
粘り強い交渉力を活かし、何度も訪問して契約につなげてきました。
「何度も訪問した」だけでは、押し売りに近い印象を与えかねません。訪問のたびに何を提供したかを添えることが必要です。

職務経歴書とあわせて提出する履歴書の書式に迷う場合は、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートを使うと、迷わず作成できます。
まとめ
- 土地活用営業の職務経歴書は、地主開拓数・提案棟数・相続対策提案の実績を数字で書く
- 未経験からの転職は、前職の関係構築力や粘り強さを土地活用の文脈に置き換える
- 契約が伸び悩んだ時期は、行動量と改善の過程をセットで書く
- 相続・建築・金融の専門知識と、押し売りにならない提案スタイルを具体的に示す
職務経歴書は、土地活用営業という職種の特殊性を採用担当者に翻訳して伝えるための書類です。数字と行動プロセスを具体的に書き、自分の経験を正しく評価してもらいましょう。
土地活用営業の職務経歴書に関するよくある質問
- 土地活用営業は未経験でも職務経歴書で評価されますか?
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未経験可の求人が多い職種のため、営業経験そのものより行動量や粘り強さが伝わる書き方をすれば評価対象になります。前職での新規開拓や関係構築の経験を、数字を添えて具体的に書いてください。
- 宅地建物取引士などの資格がなくても書類選考は通りますか?
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資格の有無より実績・行動量が重視される傾向にあります。資格がない場合は、相続や税務に関して自主的に学んだ経験や、金融機関との折衝経験を記載すると補完できます。
- 契約実績が少ない場合はどう書けばいいですか?
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契約件数だけでなく、新規開拓の訪問件数や提案件数、行動量の推移を書くことで、成果に至るまでの過程を評価してもらいやすくなります。改善のために取り組んだ工夫も添えてください。

