履歴書の普通自動車免許は、持っているなら原則書きます。書かないと未所持に見えます。デスクワークの応募でも、ペーパードライバーでも資格欄には書きます。運転の自信と、免許を持っている事実は別です。書かない判断が要るのは、停止・取消中や、運転必須なのに運転不能を隠すときです。正式名称と記載例、例外の切り分けを先に示します。

普通自動車免許は書かない?結論と記載例
結論:持っているなら書く
普通自動車免許を履歴書に書かない判断は、ほぼ不要です。持っているなら書くが原則です。資格欄から外すと、採用側は未所持と読みます。デスクワークでも同じです。
- 正式名称は普通自動車第一種運転免許。普通免許・自動車免許は略称
- 語尾は取得。検定の合格と混ぜない
- AT限定は括弧で書く。隠すとMT可と読まれる
- MTは(MT)と書かなくてよい
- 書かない方がよいのは、停止・取消中と、運転必須なのに運転不能を隠すとき
転職で欄が狭い用紙でも、免許名を短くするために略称へ戻しません。転職用の履歴書テンプレートでも、普通自動車第一種運転免許と書きます。
書く場合の記載例
二種は旅客運送用です。普通は第一種です。年月は免許証の交付日ではなく、取得した年月に合わせます。
良い例文
平成30年 3月 普通自動車第一種運転免許 取得
令和2年 8月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得
NG例
平成30年 3月 普通免許 合格
略称と合格が重なると、何の免許か分かりません。第一種運転免許と取得で揃えます。
取得年によって名称が変わる場合
昔の普通が、いまも普通のままとは限りません。免許証の種類欄を見て書きます。推測で普通自動車第一種運転免許と固定しない方がよいです。
| 取得の境目 | いまの扱いになりうる名称 |
|---|---|
| 2007年6月1日以前の旧普通 | 中型自動車第一種運転免許(8t限定) |
| 2007年6月2日〜2017年3月11日 | 準中型自動車第一種運転免許(5t限定) |
| 2017年3月12日以降 | 現行の普通自動車第一種運転免許 |
名称は免許証の種類欄で確認します。覚えている取得年だけで決めない方がよいです。
良い例文(種類欄が中型8t限定のとき)
平成18年 5月 中型自動車第一種運転免許(8t限定) 取得
採用担当者はここを見ている
- 欄に免許が無いと、未所持として読む
- 普通免許と略していないか
- 種類欄と履歴書の名称がずれていないか
書かない判断が要るケース
「デスクワークだから書かない方がきれい」は、採用側の読み方と合いません。書かない判断が要るのは、持っていないのに近い状態か、運転の話を隠すときです。
書いてはいけない・書かない方がよいとき
書かない方がよい限定
- 免許停止中・取消中:書けない。書くと嘘になる
- 応募先が運転必須なのに、運転できない事実を隠す:資格欄から消しても面接で破綻する
停止中に「普通自動車第一種運転免許 取得」と書くと、いま使える免許だと読まれます。資格欄は所持の事実欄です。使えない期間は書けません。
書かなくてよいと思われやすいが、書くとき
- デスクワーク・在宅・出社のみ:書いてもよい。書かないと未所持
- ペーパードライバー:資格欄には書く。括弧でペーパーとは付けない
- AT限定:書かないのではなく、限定を明示して書く
- 古い普通:書かないのではなく、種類欄の名称で書く
資格を減らして印象を整えたいときは、趣味に近い検定から削ります。普通自動車免許は、その対象ではありません。厚生労働省の履歴書テンプレートでも、免許は資格より前に置きます。

ペーパードライバーでも資格欄には書く
運転の自信と、免許を持っている事実は別欄の話です。資格欄は事実です。ペーパーであることは、技能の自己評価です。括弧で(ペーパードライバー)と付ける必要はありません。
良い例文
令和元年 7月 普通自動車第一種運転免許 取得
資格欄にはこれだけです。ペーパーの自己申告は入れません。
NG例
令和元年 7月 普通自動車第一種運転免許(ペーパードライバー) 取得
限定条件のように読めます。AT限定とは種類が違います。技能の不安は資格名に混ぜません。
運転必須の求人では本人希望欄で補う
配送・営業車・出張運転が必須の求人で、日常的に運転できない状態なら、資格欄から消して隠すのは向きません。免許は書き、本人希望欄で補えます。
良い補足(本人希望欄)
普通自動車第一種運転免許は所持しています。日常的な運転には慣れていないため、配属後の運転頻度を確認させてください。
デスクワークで運転が発生しない求人なら、本人希望欄にペーパーと書く必要はありません。資格欄に免許があるだけで足ります。
AT限定は隠さない
AT限定を外して普通自動車第一種運転免許だけ書くと、MTも運転できると読まれます。書くなら限定を残します。MTの人は(MT)と書かなくてよいです。
良い例文
令和3年 4月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得
NG例
令和3年 4月 普通自動車第一種運転免許 取得
AT限定なのに括弧を外す書き方です。書かない判断ではなく、限定を隠す判断です。営業車がMTの会社では、後から食い違います。
AT限定の細かい書き分けは、資格欄から消す話ではありません。名称の括弧を残す話です。

採用担当者が免許欄で見る点
採用担当者は、資格欄に普通自動車免許が無いと未所持として処理します。「書かなかっただけ」とは読みません。デスクワークでも、出張や拠点間の移動で後から運転が出ることがあります。JIS規格の履歴書テンプレートでも、免許の有無は最初に目に入る行です。
採用担当者はここを見ている
- 欄が空か。空なら免許なしとして読む
- 普通免許と略していないか。第一種か二種か分かるか
- AT限定を隠していないか
- 運転必須なのに、本人希望欄も面接も無言ではないか
ペーパーであることを資格欄で自己卑下する必要はありません。隠すべきなのは限定条件と、使えない免許です。持っている事実まで隠すと、未所持の候補者と同じ棚に入ります。
まとめ
- 持っているなら書く。書かないと未所持と読まれる
- デスクワークでも書いてよい。書かない判断はほぼ不要
- 正式名称は普通自動車第一種運転免許。語尾は取得。略称は使わない
- ペーパーでも資格欄には書く。(ペーパードライバー)は不要。運転必須なら本人希望欄で補う
- AT限定は隠さない。MTに(MT)は不要
- 停止・取消中は書けない。旧普通は免許証の種類欄で名称を確認する
書かない方がよいか迷っても、持っているなら書きます。消す対象は免許そのものではなく、使えない状態と、限定の隠蔽です。
普通自動車免許を書かないかに関するよくある質問
- デスクワークなら普通自動車免許は書かない方がよいですか
-
書かなくてよい理由にはなりません。持っているなら書きます。書かないと未所持と読まれます。運転が発生しない求人でも、資格欄に置いて問題ありません。
- ペーパードライバーは資格欄に書きますか
-
書きます。資格欄は所持の事実です。括弧でペーパードライバーとは付けません。運転必須の求人では、本人希望欄で運転頻度の確認を添えます。
- AT限定を書かないとどうなりますか
-
MTも運転できると読まれます。書くなら普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得です。限定を外すのは、書かない判断ではなく隠蔽です。
- 免許停止中は履歴書に書けますか
-
書けません。書くと、いま使える免許だと読まれます。取消中も同じです。使える状態に戻ってから、種類欄の名称で書きます。
- 昔の普通免許も「普通自動車第一種運転免許」でよいですか
-
取得時期によっては、中型自動車第一種運転免許(8t限定)や準中型自動車第一種運転免許(5t限定)になっていることがあります。免許証の種類欄で確認します。

