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事務職の履歴書 職歴欄の書き方|採用担当者に響く業務内容の例文

事務職の履歴書 職歴欄の書き方|採用担当者に響く業務内容の例文

この記事では、事務職に応募するときの履歴書「職歴欄」の書き方を、採用担当者の視点から解説します。一般事務・営業事務・医療事務・経理事務の業務内容の例文、正社員・派遣・パート別の記入例、事務未経験や空白期間があるときの対処法まで、書類選考を通過するための具体的な書き方がわかります。

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目次

事務職の履歴書「職歴欄」で最初に押さえる基本ルール

事務職は応募者が多く、書類選考の倍率が高い職種です。だからこそ、採用担当者は履歴書の職歴欄を「経歴の確認」だけでなく応募者の正確さ・丁寧さが表れる書類として見ています。まずは、事務職に限らず全職種で共通する職歴欄の基本ルールから整理します。

職歴欄に必ず書く5つの要素

履歴書の職歴欄は、次の5要素を1行ずつ時系列で書きます。在籍期間が短くても、すべての職歴を省略せずに記載するのが原則です。

要素書き方のルール
入社・退社年月西暦か和暦のどちらかに統一。履歴書内で混在させない
会社の正式名称「(株)」と略さず「株式会社」と記載。前株・後株も正確に
配属部署・雇用形態「総務部に配属」「パートとして入社」など
退職の事実と理由「一身上の都合により退職」など(後述)
現在に至る/以上在職中は「現在に至る」、最終行の右下に「以上」

年号は西暦・和暦どちらでも構いませんが、生年月日欄・学歴欄・職歴欄で表記を揃えることが大切です。和暦で「令和1年」と書くべきか迷ったら、履歴書の元年の書き方で正しいルールを確認しておくと安心です。

退職理由は「一身上の都合」か「会社都合」か

退職理由は事実に沿って書き分けます。自分の意思で辞めた場合は「一身上の都合により退職」、倒産・解雇・雇止めなど会社側の事情による場合は「会社都合により退職」と記載します。契約社員や派遣で契約期間が終わった場合は「契約期間満了により退職」です。

  • 自己都合:一身上の都合により退職
  • 会社都合:会社都合により退職(倒産・解雇・退職勧奨など)
  • 契約終了:契約期間満了により退職

採用担当者はここを見ている

  • 「(株)」の省略や誤字がないか。事務職は書類作成が仕事のため、履歴書の正確さがそのまま評価につながる
  • 在籍期間と退職理由につじつまが合っているか。短期離職が続く場合は理由の一貫性を確認している
  • 年号や日付の表記が全体で統一されているか

「一般事務」で終わらせない|採用担当者に響く業務内容の書き方

事務職の職歴欄でもっとも差がつくのが、業務内容の書き方です。履歴書の職歴欄は職務経歴書ほどスペースがないため、多くの人が「一般事務」の一言で終わらせてしまいます。しかし、それでは採用担当者に何ができる人かが伝わりません。

職種名だけでは事務処理能力が伝わらない

採用担当者が事務職で確認しているのは、大きく「事務処理の正確さとスピード」「使えるPCソフトのレベル」「一緒に働ける人柄」の3点です。「一般事務」とだけ書かれていても、この3点は何も判断できません。職歴欄の会社名の下や横に、担当した業務を1〜2行で具体的に添えます。

良い例

営業事務として受発注管理、見積書・請求書作成、電話応対を担当(Excel・専用販売管理システム使用)

NG例

営業部にて一般事務を担当。具体的な業務が書かれておらず、何がどこまでできる人か採用担当者に伝わらない

件数・金額・ソフト名で具体化する

業務内容に数値を1つ添えるだけで、仕事の規模と処理能力が一気に伝わります。事務職は成果を数字で表しにくいと思われがちですが、扱った件数・金額・人数は立派な実績です。

  • データ入力:1日約60件の受注データを処理
  • 経理補助:月間200件超の伝票入力・仕訳を担当
  • 電話応対:1日30件前後の受電と取次
  • 使用ソフト:Word・Excel(VLOOKUP・ピボットテーブル)・弥生会計

職歴欄に書ききれない詳しい実績や工夫は、職務経歴書で補足します。応募書類全体でどう見せるかは職務経歴書の書き方もあわせて確認すると、履歴書との役割分担がはっきりします。

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【職種別】事務の職歴欄の書き方と業務内容の例文

ひとくちに事務職といっても、一般事務・営業事務・医療事務・経理事務では求められるスキルもアピールすべき業務も異なります。応募先の事務がどのタイプかを確認し、それに合わせて職歴欄の業務内容を書き分けると、募集要件とのマッチ度が伝わります。

事務の種類職歴欄で書くと響く業務内容
一般事務書類作成、データ入力、ファイリング、来客・電話応対、備品管理
営業事務受発注管理、見積書・請求書作成、納期調整、営業資料作成
医療事務受付、レセプト(診療報酬明細書)作成、会計、電子カルテ入力
経理事務伝票入力、仕訳、月次・年次決算補助、経費精算、売掛・買掛管理

良い例(一般事務)

総務部にて一般事務を担当。社内文書・契約書類の作成、経費精算(月約150件)、来客・電話応対、備品発注を担当。Word・Excelで各種帳票を作成。

良い例(医療事務)

内科クリニックにて医療事務を担当。受付、電子カルテへの患者情報入力、レセプト作成、会計業務を担当(1日平均80名の患者対応)。

医療事務や経理事務のように専門性の高い事務では、扱った患者数・件数や使用したシステム名(電子カルテの製品名、会計ソフト名)を書くと、即戦力かどうかが判断しやすくなります。応募先で使っているソフトと同じものを使った経験があれば、必ず記載しましょう

【雇用形態別】正社員・派遣・パート・アルバイトの職歴の書き方

事務職は正社員だけでなく、派遣・パート・アルバイトでの経験も多い職種です。雇用形態によって職歴欄の書き方が変わるため、パターン別に整理します。いずれの場合も雇用形態を明記するのが基本です。

派遣事務は「派遣元」と「派遣先」を分けて書く

派遣の場合、雇用契約を結んでいるのは派遣会社(派遣元)です。そのため職歴欄には、まず派遣会社への登録を書き、その下に実際に働いた派遣先と業務内容を記載します。派遣先を「入社」と書くと事実と異なるため注意してください。

良い例(派遣事務)

2022年4月 株式会社○○スタッフ(派遣元)に派遣社員として登録
同月 株式会社△△商事にて営業事務に従事(受発注・請求書作成)
2024年3月 派遣期間満了により退職

常用型(正社員型)派遣など、契約形態によって「入社」「就業」の使い分けが変わるケースもあります。詳しくは正社員型派遣の履歴書の書き方で確認できます。

パート・アルバイトの事務経験も職歴になる

パートやアルバイトで事務を経験した場合も、雇用形態を明記したうえで職歴欄に書きます。「株式会社○○ パートとして入社 一般事務に従事」のように記載します。事務未経験からの応募なら、パート・アルバイトの事務経験は貴重なアピール材料になるため、業務内容も具体的に添えましょう。

アルバイトから正社員登用された経験や、複数のバイトを経験している場合の整理方法は、履歴書のアルバイトから正社員の書き方でパターン別に解説しています。

採用担当者はここを見ている

  • 雇用形態が正確に書かれているか。あとで判明する経歴詐称を最も嫌う
  • 派遣・パートでも、任された業務の範囲と責任が具体的に伝わるか
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事務未経験・空白期間があるときの職歴欄の書き方

事務未経験からの応募や、離職期間があるケースは書き方に悩みがちです。ここを丁寧に書けるかどうかで、書類選考の通過率が変わります。

未経験は前職の「事務的な要素」を拾って書く

事務が未経験でも、前職に事務につながる要素は必ずあります。販売職ならレジ締めや在庫データの入力、営業職なら見積書作成や日報のExcel管理など、書類・数字・PCを扱った経験を職歴欄の業務内容に含めます。「事務経験ゼロ」ではなく「事務に活かせる経験がある」と伝えるのがポイントです。

良い例(販売職から事務へ)

アパレル販売として接客・レジ業務のほか、日次売上のExcel集計、在庫データ入力、発注書作成を担当。

空白期間は理由を簡潔に添える

離職期間が数か月以上あるときは、職歴欄や自己PR欄で理由を簡潔に触れておくと、採用担当者の不安を先回りして解消できます。療養・育児・介護・資格取得など、事実を短く書けば十分です。無理に隠すより、前向きに準備していたことを伝えるほうが好印象につながります。

状況別の具体的な書き方は、履歴書の空白期間の書き方や、無職期間があるときの履歴書 無職の書き方で例文を確認できます。

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まとめ

  • 職歴欄は全職歴を正式名称で時系列に。年号は履歴書全体で統一し、最後に「以上」を書く
  • 「一般事務」で終わらせず、担当業務を件数・金額・ソフト名で具体化する
  • 一般事務・営業事務・医療事務・経理事務は、応募先に合わせて業務内容を書き分ける
  • 派遣は派遣元と派遣先を分け、パート・アルバイトも雇用形態を明記する
  • 未経験は前職の事務的要素を拾い、空白期間は理由を簡潔に添える

事務職の履歴書は、書かれた内容だけでなく書類の丁寧さ自体が評価されます。職歴欄をここまでの手順で見直せば、採用担当者に「一緒に働きたい」と思わせる一枚に近づきます。

事務職の履歴書 職歴欄に関するよくある質問

履歴書の職歴欄に業務内容はどこまで書くべきですか?

会社名・部署・雇用形態に加えて、担当業務を1〜2行で簡潔に書くのが目安です。応募職種に活かせる経験を優先し、件数やソフト名を1つ添えると事務処理能力が伝わります。詳しい実績は職務経歴書に回して役割分担しましょう。

「一般事務」とだけ書くのは不利になりますか?

不利になりやすいです。採用担当者は「一般事務」の一言では何ができる人か判断できません。データ入力・書類作成・電話応対など、実際に担当した業務を具体的に書き添えることで、他の応募者と差がつきます。

派遣で働いた事務経験は職歴欄にどう書きますか?

雇用契約を結んだ派遣会社(派遣元)への登録をまず書き、その下に実際に勤務した派遣先と業務内容を記載します。派遣先を「入社」と書くのは事実と異なるため避け、契約終了時は「派遣期間満了により退職」と書きます。

事務未経験でも職歴欄でアピールできますか?

できます。前職で書類作成・数字の集計・PC操作・電話応対などを経験していれば、それらは事務に活かせる要素です。「事務経験ゼロ」ではなく、前職の業務内容の中から事務につながる作業を拾って具体的に書きましょう。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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