Webマーケティングの志望動機は、経験の言い換え・数字・志望企業を選んだ理由の3点を軸に書くのが正解です。未経験者は独学や資格取得などの行動を根拠にすると説得力が増します。この記事では経験者・未経験者別の例文と、採用担当者が実際に見ているチェックポイントを紹介します。
Webマーケティングの志望動機の書き方と例文
結論|経験の言い換え・数字・志望企業理由の3点で書く
Webマーケティングの志望動機で通過率を左右するのは、これまでの経験をWebマーケティングの業務にどう言い換えるかです。未経験者であっても、数字への抵抗のなさや発信経験、分析が好きといった要素は立派なアピール材料になります。
- 経験の言い換え:前職・学生時代の経験をWebマーケ業務に結びつける
- 数字での裏付け:PV・CVR・フォロワー数など具体的な数値を使う
- 志望企業を選んだ理由:その会社でなければいけない理由を1文入れる
この3点が揃っていれば、未経験・経験者を問わず説得力のある志望動機になります。以下、状況別に例文を紹介します。
未経験者向け例文3選
未経験からWebマーケティングを目指す場合、実務経験がない分だけ「行動の裏付け」が重要になります。状況別に3パターンの例文を紹介します。
【他業種からの転職】未経験者の例文
良い例文
前職の販売員として、月間300名以上のお客様に接客する中で、購買データや来店動線を分析し、陳列を工夫することで客単価を8%改善した経験があります。この「数字で仮説を立て、行動に落とし込む」姿勢を、貴社のWebマーケティング業務でも活かしたいと考え志望しました。特にSNS広告の運用強化に力を入れている点に強く惹かれています。
【独学・資格取得】未経験者の例文
良い例文
Web業界は未経験ですが、独学でGoogle広告の認定資格を取得し、個人ブログで検索順位を上げる施策を実践して月間1,200PVまで伸ばした経験があります。自ら仮説を立てて検証するプロセスに面白さを感じ、Webマーケティングを本業にしたいと考えるようになりました。貴社のオウンドメディア運用に、この分析経験を役立てたいです。
【新卒】未経験者の例文
良い例文
大学のゼミでSNSを活用した地域活性化プロジェクトに携わり、投稿内容を工夫することでフォロワー数を半年で3倍に伸ばした経験があります。数字の変化を見ながら施策を改善する面白さを知り、Webマーケティングを志望しました。貴社のD2C事業におけるSNS運用に、この経験を活かしたいと考えています。
新卒で応募する場合は、新卒用の履歴書テンプレートの項目に沿って志望動機欄を埋めると、他の項目とのバランスが取りやすくなります。
経験者向け例文2選
Webマーケティング経験者は、実績を数字で語れるかどうかで印象が大きく変わります。2パターンの例文を紹介します。
【実績数値アピール型】経験者の例文
良い例文
前職では自社ECサイトの検索経由の集客・広告運用を担当し、自然検索からの流入を1年間で1.6倍、広告経由の成約率を2.1%から3.4%まで改善しました。この数値改善の裏付けとなった施策設計力を、貴社のより大規模なメディア運用でも発揮したいと考え志望しました。
【事業内容への共感型】経験者の例文
良い例文
前職ではBtoB向けのコンテンツマーケティングを担当し、ホワイトペーパー経由のリード獲得数を四半期で40件から90件に伸ばしました。貴社の「顧客の課題解決を起点にしたコンテンツ設計」という方針に強く共感しており、この経験を活かして貢献したいと考えています。
転職で応募する場合は、転職用の履歴書テンプレートを使うと、志望動機欄と職歴欄のバランスを取りやすくなります。
採用担当者はWebマーケの志望動機のどこを見ているか
Webマーケティング職は未経験からの応募が多いため、採用担当者は「経験の有無」よりも仕事への向き合い方を志望動機から読み取ろうとしています。
採用担当者はここを見ている
- 未経験でも「自走力」の証拠があるか(独学・資格・発信経験など)
- 数字を使って物事を語れるか(PV・成約率・フォロワー数など)
- 「なぜこの会社か」まで言語化できているか
- Web業界のトレンドへの関心が一過性で終わっていないか
特に「なぜこの会社か」の部分は、企業のサービスやコンテンツを実際に使ってみた感想を交えると説得力が増します。求人票をそのまま言い換えただけの内容は、他の応募者と差がつきません。
未経験者が書類で落ちる志望動機のNGパターンと直し方
未経験者の志望動機でよく見られる失敗パターンを2つ紹介します。どちらも「気持ちは伝わるが根拠がない」という共通点があります。
パターン1|「興味がある」で終わる
NG例
Webマーケティングに興味があり、これから成長できる分野だと感じたため志望しました。興味の理由も、自分がどう貢献できるかも書かれていないため、採用担当者には「なんとなく」の応募に見えてしまいます。
この場合は「なぜ興味を持ったか」のきっかけと、それに基づいて取った行動(独学・資格取得など)まで書くと、説得力のある志望動機に変わります。
パターン2|抽象的な「学びたい」だけで終わる
NG例
貴社でWebマーケティングのスキルを学び、成長していきたいと考えています。「学ばせてもらう」姿勢が前面に出ており、貢献する視点が抜けているため、受け身な印象を与えてしまいます。
学びたい内容を挙げる場合は、その先に「習得したスキルで何を実現したいか」まで書くことで、貢献意欲が伝わる志望動機になります。
履歴書と職務経歴書で志望動機の書き分け方
履歴書と職務経歴書では、志望動機に求められる文字数とトーンが異なります。書類ごとに使い分けることで、内容の重複を避けられます。
| 項目 | 履歴書の志望動機 | 職務経歴書の志望動機 |
|---|---|---|
| 目安の文字数 | 150〜200字 | 300〜400字 |
| 書く内容 | 結論と入社への熱意を簡潔に | 経験・実績を交えた具体的な志望理由 |
| トーン | 端的・要点重視 | ストーリー性を持たせてもよい |
厚生労働省の様式で提出する場合は厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレート、旧JIS規格を指定された場合はJIS規格に沿った履歴書テンプレートを使うと、志望動機欄の余白に合わせて文字数を調整しやすくなります。
職種別の志望動機の書き方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。



まとめ
- Webマーケティングの志望動機は、経験の言い換え・数字・志望企業理由の3点で書く
- 未経験者は独学や資格取得などの行動を根拠にすると説得力が増す
- 「興味がある」「学びたい」だけで終わる志望動機は根拠を足して直す
- 履歴書は150〜200字で端的に、職務経歴書は300〜400字で具体的に書く
採用担当者が見ているのは経験の有無ではなく、行動の裏付けと数字で語る姿勢です。自分の経験を棚卸しし、今回紹介した例文を土台に書き進めてみてください。
Webマーケティングの志望動機に関するよくある質問
- Webマーケティング未経験でも志望動機で好印象を与えられますか?
-
可能です。実務経験がなくても、独学での学習やSNS運用、ブログ運営などの行動実績があれば、自走力の証拠として十分に評価されます。行動の結果を数字で示すことが重要です。
- Webマーケティングの志望動機で数字が出せない場合はどうすればいいですか?
-
厳密な実績数値がなくても、取り組んだ期間や頻度、変化の度合いを具体的に書くことで説得力は補えます。「毎日更新した」「半年間継続した」など、行動量を示す表現に置き換えてください。
- 志望動機と自己PRの内容が被ってしまう場合はどうすればいいですか?
-
志望動機は「なぜこの会社・この職種か」、自己PRは「自分の強みが業務でどう活きるか」に役割を分けると重複を避けられます。志望動機では企業選定の理由、自己PRではスキルや強みの根拠に絞って書いてください。

