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編集・記者・ライターの職務経歴書の書き方と例文|採用担当者視点を徹底解説

編集・記者・ライターの職務経歴書の書き方と例文|採用担当者視点を徹底解説

編集・記者・ライターの職務経歴書は、担当媒体の規模とジャンル、担当フェーズ、実績を数値で明記するのが正解です。秘密保持契約で媒体名を出せない場合の代替表現や、編集者・記者・ライターそれぞれで評価される実績の違い、フリーランス・未経験者の書き方までを、採用担当者の視点から具体的な例文とともに解説します。

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目次

編集・記者・ライターの職務経歴書の書き方と例文【結論】

結論:まず書くべき3つの要素

編集・記者・ライターの職務経歴書で採用担当者が最初に確認するのは、「どの媒体で・どこまでの業務を・どんな成果を出したか」の3点です。書く順番も評価に影響するため、以下の要素をこの並びで記載してください。

  • 担当媒体の種類・規模・ジャンル(雑誌/Webメディア/新聞、月間PVや発行部数など)
  • 担当フェーズ(企画立案・取材・執筆・編集・入稿のどこからどこまでか)
  • 実績を示す数値(PV・発行部数・執筆本数・検索順位・視聴率・受賞歴など)

「編集業務全般を担当」のような書き方だけでは、採用担当者はどこまで任せられる人材か判断できません。次から編集者・記者・ライターそれぞれの例文で、具体的な書き方を確認していきます。

編集者の例文

良い例文

【担当媒体】Webメディア(転職・キャリア領域、月間200万PV規模)
【担当フェーズ】企画立案・外部ライターのディレクション・入稿・効果測定
【業務内容】
・月間20本の記事企画を立案し、外部ライター8名のディレクションを担当
・構成案の作成から校閲、CMS入稿までを一貫して管理
・担当特集記事が月間30万PVを獲得し、媒体全体のPVの15%を占める主力コンテンツに成長

NG例

【業務内容】Webメディアの編集業務全般を担当していました。→ 「編集業務全般」では、企画・取材・執筆・進行管理のどこを任せられる人材か伝わりません。担当フェーズを分解して書くことが必須です。

採用担当者はここを見ている

  • 企画・進行管理・外部スタッフのディレクションのどこを担当していたか
  • 担当したコンテンツが媒体全体にどれだけ貢献したか(PVシェア等)

記者の例文

良い例文

【担当媒体】地域経済専門紙(発行部数約8万部)
【担当分野】産業・企業取材(月間平均10件の取材・記事化)
【業務内容】
・企業の決算発表・新規事業に関する単独取材を実施
・原稿執筆に加え、写真撮影・レイアウト調整まで一貫して対応
執筆した特集記事が地域経済誌の年間アクセスランキングで3位を獲得

NG例

【業務内容】記者として様々な取材・執筆を行いました。→ 「様々な取材」だけでは、専門分野も取材件数も採用担当者に伝わりません。取材テーマの傾向と月間・年間の本数を明記してください。

採用担当者はここを見ている

  • 取材テーマの専門性と取材件数(単独取材か同行取材か)
  • 締め切りに追われる中で正確な原稿を仕上げる管理能力

ライターの例文

良い例文

【担当媒体】転職系Webメディア(月間150万PV規模)
【担当分野】キャリア・転職ノウハウ記事のSEOライティング
【業務内容】
・キーワード選定から構成作成、執筆、CMS入稿までを一貫して担当(月20本)
・主要キーワードで検索1位を獲得した記事が6件、担当記事の平均月間PVは2万PV
・外注ライター5名の品質チェック・添削を担当

NG例

【業務内容】ライターとして様々な記事の執筆に携わりました。→ 担当ジャンル・執筆本数・実績数値がなく、採用担当者の記憶に残る情報がありません。

採用担当者はここを見ている

  • 担当ジャンルと月間執筆本数(対応できる業務量の目安になる)
  • 検索順位・PVなど数値で示せる成果があるか

採用担当者が編集・記者・ライターの職務経歴書で必ず確認しているポイント

編集・記者・ライターの選考では、他職種にはない独自のチェックポイントがあります。書類選考を通過するには、採用担当者が書類のどこを見ているかを先に理解しておくことが近道です。

書くべき情報具体例
媒体の種類雑誌・新聞・Webメディア・広告制作会社
担当フェーズ企画立案/取材/執筆/編集/入稿・進行管理
主なジャンルキャリア・転職、経済、グルメ、IT・DX
実績の数値月間PV、発行部数、執筆本数、検索順位、視聴率

採用担当者はここを見ている

  • 担当した媒体名・ジャンル・業務範囲が具体的に書かれているか
  • 実績がPV数・発行部数・執筆本数などの数値で示されているか
  • 職務経歴書自体の文章構成・文体に専門性が出ているか

担当媒体・ジャンル・担当フェーズの具体性

採用担当者は書類から「この人に何を任せられるか」を判断します。「編集者として勤務していました」という記述だけでは、どのジャンルで、どこまでの業務を担当したかが読み取れません。担当範囲の書き方次第で、採用担当者が即戦力かどうかを判断する速度が変わります。「執筆のみ」と「企画から入稿・進行管理まで一貫対応」では、任せられる業務の幅がまったく異なるため、あいまいな記述は避けてください。

実績を示す数値の種類

「評価をいただいた」ではなく、数字で示すことが採用担当者への唯一の説得手段です。以下のような数値を積極的に記載してください。

  • 担当記事・特集の月間PV、検索1位獲得件数
  • 担当媒体の発行部数、視聴率、購読者数
  • 月間執筆本数・取材件数、外部スタッフのディレクション人数

数値化が難しい業務については、「社内の表記ルールを整備し、外部ライター全員が参照する標準となった」のように、取り組みの規模感で補う方法もあります。

職務経歴書の文章力そのものが審査対象になる

編集・記者・ライター職特有のポイントとして、採用担当者は職務経歴書の文章自体も書き手としての評価対象として見ます。内容が正確でも書き方が粗いと、書類段階で落とされます。

NG例

「様々な媒体でさまざまなコンテンツ制作に携わり、文章力を磨いてきました。」→ 「様々」が2回登場し、何ができるかがまったく伝わりません。語彙の重複や曖昧な量的表現の多用は、専門性を疑われる原因になります。

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編集者・記者・ライターで評価される実績アピールの違い

編集者・記者・ライターは同じメディア系職種でも、採用担当者が重視する実績の見せ方が異なります。応募する職種に合わせてアピールの軸を変えることが通過率を左右します。

職種重視される実績
編集者企画力・進行管理力・外部スタッフのディレクション経験
記者取材力・専門分野の知見・締め切り遵守の実績
ライター執筆本数・SEO知見・検索順位やPVなどの数値実績

編集者に求められる実績の見せ方

編集者は自分で執筆した実績よりも、企画を立ち上げ、複数の書き手を巻き込んで形にした実績が評価されます。外部ライター・カメラマン・デザイナーへのディレクション経験、予算管理や進行管理の経験があれば必ず記載してください。転職活動では、転職用の履歴書テンプレートもあわせて準備しておくと、職務経歴書との内容の整合性を確認しやすくなります。

記者に求められる実績の見せ方

記者は取材テーマの専門性と、締め切りを守りながら正確な原稿を仕上げる管理能力が評価の中心です。単独取材と同行取材の違い、取材から原稿化までのリードタイムを具体的に書くことで、実務レベルが伝わりやすくなります。

ライターに求められる実績の見せ方

ライターは検索順位・PV・成約率など、施策と数値がセットになった実績が最も評価されます。SEOキーワード選定や効果測定の経験があれば、使用ツール名まで具体的に書くと専門性が伝わります。

よくある失敗と改善|編集・記者・ライターが書類で落ちる理由

媒体名を出せない場合の代替表現(秘密保持契約)

秘密保持契約により媒体名を開示できないケースは珍しくありません。その場合は媒体名の代わりに、ジャンルと規模感で代替すれば実績は十分に伝わります。

良い例文

【担当媒体】転職系Webメディア(月間100万PV規模、媒体名は秘密保持契約により非開示)
【業務内容】SEO記事の構成作成・執筆、月15〜20本を担当

担当したジャンルの専門性は十分に伝わるため、書類選考への影響はほとんどありません。数値の公開自体が禁止されている場合は、「社内評価を受けた」など評価の事実で代替する方法もあります。

編集・記者・ライターの経験が混在している場合の整理方法

編集者からライターに、記者から編集者にとキャリアが移り変わっている場合、時系列で並べるだけでは強みがぼやけます。以下の順で整理すると、応募先の職種に合わせて実績を編集し直せます。

  • 職務要約で「現在の応募職種に最も近い経験」を先に要約する
  • 職務経歴は時系列で書きつつ、各経験に共通するスキル(企画力・取材力・執筆力等)を明記する
  • 応募先に直接関係しない経験は、業務内容を簡潔にまとめて分量を調整する

ポートフォリオと職務経歴書の役割分担

職務経歴書とポートフォリオは役割が異なります。採用担当者がポートフォリオを開かずに選考を進めるケースがあるため、数値実績は必ず職務経歴書側にも記載してください。

ドキュメント記載する内容
職務経歴書担当業務の規模・実績数値・業務の担当範囲
ポートフォリオ実際の記事URL・誌面画像・成果のスクリーンショット

実績の数値化に自信が持てない場合は、以下の記事で数字なしでも伝わる書き方を確認できます。

職務経歴書とあわせて履歴書を提出する場合、志望動機欄の書き方に迷うこともあります。志望動機なしの履歴書テンプレートを参考にすれば、自己PRを職務経歴書側で厚く書く構成にも対応しやすくなります。

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フリーランス・未経験から編集・記者・ライターを目指す場合の書き方

フリーランスの編集・ライター経験の書き方

フリーランスとして活動した期間は、在籍期間・担当業務・実績を正社員と同等の粒度で記載します。「フリーランスとして活動」という一行だけでは、採用担当者は業務内容を判断できません。

良い例文

【活動内容】フリーランス編集・ライター(開業届なし・業務委託契約ベース)
【活動期間】20XX年4月〜現在
【主な取引先】法人3社(Webメディア2社・企業広報誌1社)
【業務内容】企画構成の提案から執筆・入稿までを一貫して担当、月20〜30本

NG例

「2022年〜現在 フリーランス」→ 活動期間・担当業務・実績がすべて不明で、採用担当者は何も判断できません。

副業やパートタイムでの執筆・編集経験がある場合は、パート用の職務経歴書テンプレートを土台にすると、勤務時間と業務範囲を整理しやすくなります。

未経験から編集・ライター職を目指す場合の書き方

実務経験がなくても、個人ブログやSNSでの発信経験は具体的な数値とセットにすれば実績として書けます。

良い例文(未経験・ブログ実績あり)

個人ブログ(月間3万PV)でのキャリア系記事の企画・執筆を通じて、構成設計とSEOキーワード選定を独学で習得しました。開設8か月で掲載記事数を20本から60本に拡大し、検索経由の流入を安定的に獲得しています。

ハローワーク経由での応募を予定している場合は、ハローワーク用の職務経歴書テンプレートのフォーマットに沿って作成すると、提出時の手戻りを防げます。書類の完成度に不安がある場合は、添削サービスの活用も選択肢のひとつです。

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まとめ

  • 編集・記者・ライターの職務経歴書は、担当媒体の規模・担当フェーズ・実績の数値化が最重要
  • 編集者は企画力とディレクション経験、記者は取材力、ライターはSEO知見と数値実績を軸にする
  • 秘密保持契約で媒体名を出せない場合は、ジャンルと規模感で代替表現を使う
  • フリーランス・未経験の場合も、在籍期間や実績を具体的な数値で示すことが通過につながる

職務経歴書の作成に時間をかけたくない場合は、AIを活用して効率化する方法もあります。

編集・記者・ライターの職務経歴書に関するよくある質問

媒体名を秘密保持契約で開示できない場合はどう書けばいいですか?

「転職系Webメディア(月間100万PV規模)」のようにジャンルと規模感で代替できます。担当業務と実績数値は明記し、媒体名だけを伏せる形にすると、採用担当者は業務内容を十分に把握できます。

編集・記者・ライターの経験が混在している場合、どれを中心に書けばいいですか?

応募先の職種に最も近い経験を職務要約で先に要約し、他の経験は共通するスキル(企画力・取材力・執筆力等)で補足する構成が基本です。時系列だけで並べると強みがぼやけるため注意してください。

職務経歴書の文字数はどのくらいが適切ですか?

経験年数にもよりますが、A4用紙1〜2枚程度が目安です。担当したすべての案件を羅列するより、成果が数値で伝わる実績を優先的に記載する書き方が評価されます。

この記事を書いた人

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 著者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

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