履歴書在中はスタンプで押しても問題ありません。位置と色のルールさえ守れば、手書きより仕上がりが安定し、採用担当者にも整った印象を与えられます。急な郵送で時間がない方や、手書きの文字に自信がない方も少なくありません。この記事では、スタンプの種類や購入先の比較、正しい押し方、手書き・印刷との使い分けまで具体的に解説します。
履歴書在中はスタンプでOK|結論と選び方
結論:スタンプ使用はマナー違反にならない
「履歴書在中」をスタンプで済ませても、選考に不利になることはありません。手書きが丁寧であることと同じくらい、文字が読みやすく整っていることが評価されるため、線がまっすぐ揃うスタンプはむしろ相性が良い方法です。
採用担当者はここを見ている
- スタンプか手書きかという方法自体は合否の判断材料にならない
- ただし、押した文字が曲がっていたり色がかすれていたりすると「詰めが甘い人」という印象につながる
- 複数社に応募する場合、スタンプは仕上がりが均一になるため、かえって丁寧に見えるケースが多い
手書き・スタンプ・印刷の比較表
「履歴書在中」を表記する方法は主に3つあります。それぞれの特徴を比較すると、自分の状況に合った方法を選びやすくなります。
| 方法 | 仕上がり | かかる時間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 手書き | 筆跡が出やすく、線がゆがみやすい | 1枚あたり1〜2分 | 字に自信があり、応募社数が少ない人 |
| スタンプ | 線がそろい、複数枚でも均一 | 1枚あたり数秒 | 字に自信がない人・複数社へ応募する人 |
| パソコン印刷 | 宛名ごと印字するため統一感が出る | 印刷設定の手間あり | 宛名からまとめて印刷したい人 |
状況別のおすすめ
- 今日中に投函したい:スタンプが最速。数秒で押せて乾く時間もほぼ不要
- 5社以上に同時応募する:スタンプで統一すれば、封筒ごとに仕上がりがぶれない
- 手先が器用で字に自信がある:赤ペンと定規を使った手書きでも十分きれいに仕上がる
転職活動で応募書類を急いで揃えたい場合は、転職用の履歴書テンプレートを使うと、履歴書本体とあわせて封筒の準備もスムーズに進められます。
スタンプの種類と選び方
浸透印(シャチハタ式)と台木ゴム印の違い
「履歴書在中」スタンプには、大きく分けて2つのタイプがあります。仕組みを知らずに選ぶと、思ったより手間がかかることもあるため、違いを押さえておくと安心です。
| タイプ | 特徴 | スタンプ台 |
|---|---|---|
| 浸透印(シャチハタ式) | 印面にインクが内蔵されており、押すだけで完了する | 不要 |
| 台木ゴム印 | スタンプ台にインクをつけてから押す。耐久性が高い | 必要 |
100円ショップや文具店で市販されている「履歴書在中」スタンプは、浸透印タイプが主流です。スタンプ台を別途用意する手間がなく、封筒に押してすぐ次の作業に移れます。
色・サイズ選びのポイント
- 色:赤。宛名の黒文字と混同されないよう、必ず赤インクのものを選ぶ
- 枠の有無:文字だけのタイプより、赤枠で囲まれたデザインの方が目立ちやすい
- サイズ:横幅6cm前後が定番。封筒の余白とのバランスを確認してから購入する
枠なしの文字だけのタイプでも失礼にはあたりませんが、採用担当者は封筒を受け取った瞬間の視認性を見ています。迷った場合は、赤枠付きのデザインを選ぶと確実に目に留まります。
履歴書在中スタンプはどこで買える?入手先比較
「履歴書在中」スタンプは、複数の販売ルートがあります。価格と入手の手軽さで選ぶと、当日中に用意できるかどうかが変わってきます。
| 購入先 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| 100円ショップ(ダイソー等) | 110円前後 | 最も手軽。文具コーナーで扱われていることが多い |
| 文具店・大型雑貨店 | 300〜800円程度 | デザインや枠のバリエーションが豊富 |
| 通販(Amazon・楽天等) | 500〜1,500円程度 | 店舗より高めだが、在庫切れの心配が少ない |
店舗に売っていなかったときの対処法
「近くの100円ショップに寄ったのに在庫がなかった」というケースは珍しくありません。小規模店舗では取り扱いがないこともあるため、今日中に投函したい場合は無理にスタンプを探し回らず、赤の油性ペンと定規で手書きに切り替えるのも現実的な選択です。手書きでも、位置・色・枠のルールさえ守れば評価に差は出ません。
新卒でこれから履歴書自体を準備する場合は、新卒用の履歴書テンプレートから作成すると、必要項目の抜け漏れを防ぎながら準備を進められます。
スタンプの正しい押し方【位置・色・かすれ対策】
押す位置(縦書き左下/横書き右下)
押す位置は封筒の向きによって変わります。宛名の文字と重ならないよう、下側の余白に配置するのが基本です。
| 封筒の向き | 押す位置 |
|---|---|
| 縦書き(和封筒) | 表面の左下 |
| 横書き(洋封筒) | 表面の右下 |
良い例
封筒の下側の余白に、宛名から指2本分ほど離してまっすぐ押す。試し押しで色の濃さを確認してから本番の封筒に押している。
NG例
力の入れ方が均一でなく、文字の一部だけインクが薄くなっている。押した後に気づいて上から重ね押しし、文字が二重にぶれている。
採用担当者はここを見ている
- かすれた文字を放置したまま投函していないか
- 重ね押しでにじんだ跡が残っていないか
スタンプは同じ力加減で押しても、インクの補充状態によって濃さが変わります。本番の封筒に押す前に、いらない紙に一度試し押しをしておくと、かすれや二重押しを防げます。
手書き・印刷との使い分けとNG例
スタンプ・手書き・印刷はどれを選んでも構いませんが、方法を問わず共通して避けたいNGパターンがあります。
| やりがちなNG | 正しい対応 |
|---|---|
| 黒インクのスタンプで押す | 宛名の黒と区別できる赤インクを使う |
| 宛名の真下に詰めて押す | 下側の余白に余裕をもって配置する |
| 中身は職務経歴書もあるのに「履歴書在中」 | 複数書類を同封する場合は「応募書類在中」にする |
| かすれたまま投函する | 試し押しで濃さを確認してから本番に押す |
職務経歴書や送付状を同封する転職活動では、「応募書類在中」の方が中身と表記が一致します。封筒に何を入れるかを確認してから、押すスタンプの文言を選んでください。
アルバイトやパートへの応募で履歴書自体がまだ手元にない方は、アルバイト用の履歴書テンプレートを使うと短時間で仕上げられます。
「履歴書在中」まわりで見落としがちな封筒マナー
「履歴書在中」の表記だけを整えても、封筒全体のマナーが崩れていると印象は半減します。採用担当者は在中表記の周辺、たとえば宛名の書き方や封の仕方まで含めて封筒全体の第一印象を見ています。あわせて確認しておきたい記事をまとめました。



履歴書のフォーマットに迷ったら、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートを使うと、項目の過不足なく仕上げられます。
まとめ
- 履歴書在中はスタンプで押しても選考に不利にならない
- 色は赤、位置は縦書きなら左下・横書きなら右下
- 浸透印タイプなら100円ショップや文具店で入手しやすい
- かすれ・重ね押しを防ぐため、本番前に試し押しをする
- 複数書類を同封する場合は「応募書類在中」に切り替える
スタンプが手元になければ手書きに切り替えても問題ありません。どちらの方法でも、色と位置のルールを守ることが封筒の第一印象を左右します。
履歴書在中スタンプに関するよくある質問
- スタンプの色は必ず赤でないといけませんか?
-
赤を使うのが基本です。宛名は黒で書くため、色を分けることで封筒を見た瞬間に中身が伝わります。黒インクのスタンプしか手元にない場合は、赤ペンや赤インクのものを別途用意してください。
- スタンプがかすれてしまった場合はどうすればいいですか?
-
かすれが軽度であれば、同じ位置に重ならないよう少しずらしてもう一度押すか、別の封筒に押し直してください。無理に上から重ね押しすると文字がにじみ、かえって見づらくなります。予備の封筒を1〜2枚多めに用意しておくと安心です。
- コンビニで履歴書在中スタンプは買えますか?
-
コンビニでの取り扱いは一般的ではありません。100円ショップや文具店、大型雑貨店の文具コーナーで扱われていることが多いため、急ぎの場合はそちらを先に確認してください。見つからない場合は赤の油性ペンで手書きに切り替える方法もあります。
- 「応募書類在中」とどちらを押せばいいですか?
-
封筒に履歴書だけを入れる場合は「履歴書在中」、職務経歴書や送付状などを一緒に入れる場合は「応募書類在中」を使います。書き方や押し方のルールはどちらも同じで、変わるのは表記する言葉だけです。

