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履歴書の浪人期間の書き方|採用担当が本当に見るポイント

【無料作成ツール付き】履歴書の浪人期間の書き方|採用担当が本当に見るポイント

この記事では、浪人経験のある方の履歴書の書き方を解説します。浪人期間の記載ルール・予備校の扱い・1浪2浪別の記載例・採用担当者が実際に確認するポイントまでをまとめました。

目次

浪人した場合の履歴書の基本ルール

浪人期間は学歴欄に記載しない

浪人期間そのものを学歴欄に書く必要はありません。高校卒業の年と大学入学の年にずれがあれば、採用担当者は浪人を経験したと認識します。わざわざ「浪人のため」と書き添えなくても、年度の差から状況が伝わるためです。

ただし、入学・卒業の年度を誤ると「計算が合わない」と不審に見えます。浪人した年数を正確に反映した年度で記載することが前提です。

予備校は学歴として記載できない

浪人中に予備校や塾に通っていた場合でも、学歴欄に予備校名を記入することはできません。予備校は学校教育法第1条が定める正式な学校(一条校)に該当しないためです。

記載してしまうと、学歴欄の意味を理解していないと判断される可能性があります。予備校で過ごした期間に何を学んだかは、面接で言葉として伝える場面です。

学歴欄に書ける学校・書けない学校

種別記載の可否備考
高等学校・中等教育学校記載できる学校教育法第1条の学校
大学・短期大学・高等専門学校記載できる学校教育法第1条の学校
専門学校(専修学校専門課程)記載できる学校教育法第82条の8の学校
予備校・各種学習塾記載できない一条校に非該当
英会話スクール・民間スクール記載できない一条校に非該当

入学・卒業年度の正確な計算方法

浪人した年数分だけ、大学入学年度がずれます。計算を誤ると年度の齟齬が生じるため、必ず確認してから記入してください。

  • 現役入学の場合:高校3月卒業の翌年4月に大学入学(ずれなし)
  • 1浪の場合:高校卒業から2年後の4月に大学入学
  • 2浪の場合:高校卒業から3年後の4月に大学入学

たとえば2024年3月に高校を卒業して1浪した場合、大学入学は2025年4月です。この年度をそのまま学歴欄に記入すれば問題ありません。

【記載例あり】浪人経験者の学歴欄の書き方

浪人年数や状況に応じた記載例を紹介します。基本は「事実の学歴のみを正確に記入する」こと。空白期間の説明文を添える必要はありません。

1浪の場合の記載例

1年浪人した場合、学歴欄には以下のように記入します。高校卒業と大学入学の間に1年のずれが生じますが、それ以上の説明を書く必要はありません。

1浪の場合の記載例

令和6年(2024年)3月 ○○県立○○高等学校 普通科 卒業
令和7年(2025年)4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学

NG例

令和6年(2024年)3月 ○○高校 普通科 卒業
令和6年(2024年)4月 ○○予備校 入学
令和7年(2025年)3月 ○○予備校 修了
予備校は学歴欄に記載できません。また「高等学校」を略して「高校」と書くのもNGです。

2浪以上の場合の記載例

2浪・3浪の場合も書き方の基本は変わりません。高校卒業年度から浪人年数を加算した年度を大学入学年として記載します。

2浪の場合の記載例

令和5年(2023年)3月 ○○県立○○高等学校 普通科 卒業
令和7年(2025年)4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学

2浪以上の場合は面接で理由を問われる可能性が高くなります。履歴書の記載は正確な事実のみで問題ありませんが、「なぜ2年以上かかったのか」を自分なりの言葉で整理しておくことが選考を左右します。

就職浪人(大学卒業後に就活を続ける場合)の記載例

大学卒業後も内定を得られず就職浪人になった場合は、大学卒業後から現在までが空白になります。この空白期間には職歴がないため、備考欄や本人希望欄に「就職活動中」と記載しておくと採用担当者に状況が伝わりやすくなります。

就職浪人の場合の職歴欄・備考欄の記載例

【職歴欄】
なし

【備考欄・本人希望欄】
令和6年(2024年)4月より就職活動中

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採用担当者が浪人をどう評価しているか

「書類で落とされるのでは」という不安を抱えて履歴書作成に臨む方は少なくありません。実際の採用現場での評価を整理します。

1浪であれば選考への影響はほぼない

1年の浪人であれば、採用担当者の多くは特に気にしません。高校・大学入試での浪人は日本の就活市場において珍しくなく、採用担当者の中に自身が浪人経験者というケースも少なくありません。

採用担当者はここを見ている

  • 学歴の「ずれ」ではなく「人物」:1浪程度の空白より、面接での受け答えやスキル・志望動機の内容を重視している
  • 入学後の成果:浪人の有無より、入学した大学での学業・インターン・課外活動の内容を確認している
  • 自己分析の深さ:「なぜ浪人したのか」を問うとしたら、経験から何を学んだかを知りたいため。浪人した事実そのものを責めているわけではない

2浪以上でも、説明できれば問題にならない

2浪・3浪の場合は「なぜそこまで時間がかかったのか」を面接で問われる可能性があります。ただし、説明できれば大きなマイナスにはなりません。重要なのは浪人の年数ではなく、その経験をどう意味づけできるかです。

「第一志望の学部でどうしても学びたいことがあった」「家庭の事情で1年間受験を中断せざるを得なかった」など、事実ベースで前向きに語れる準備があれば、面接官の印象を変えることができます。

浪人経験は「粘り強さ」のエビデンスにもなる

困難な状況でも目標を諦めなかった事実は、採用担当者に「逆境に強い人物」という印象を与え得ます。ただし、この点は自分から積極的に売り込むというより、面接で浪人について聞かれた際の答えの中に自然に含める程度が適切です。

入学後の学業・インターン・アルバイトなどの具体的な成果が主軸であることを忘れないでください。浪人経験のアピールは補足にとどめるのがバランスとして正しい形です。

浪人に関する特殊ケースと注意点

仮面浪人(在籍中に受験した場合)の注意点

仮面浪人とは、大学に在籍しながら翌年の受験を目指すケースです。この場合の履歴書の扱いは、退学したかどうかで変わります。

  • 在籍した大学を中退して次の大学へ進学した場合:中退した事実が学歴に残ります。「中退」の事実は必ず記載しなければなりません
  • 除籍・退学となった場合:同様に、在籍していた事実と退学・除籍の事実を年度とともに記載します
  • 大学へ入学せずに浪人した場合:通常の浪人と同じ扱いで、空白期間の記述は不要です

仮面浪人で中退した場合の記載例

令和5年(2023年)4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
令和5年(2023年)9月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 中途退学
令和6年(2024年)4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学

中退の事実は必ず記載してください。意図的に省略した場合、経歴詐称に該当します。採用後に発覚すると内定取り消しや懲戒処分の対象になる可能性があります。

備考欄にやむを得ない事情を記載する場合

浪人の理由を自ら説明したい場合は、学歴欄ではなく本人希望欄や備考欄に簡潔に記載する方法があります。ただし記載は必須ではないため、理由が特にポジティブでない場合は無理に書かないほうが無難です。

備考欄への記載が有効なケース:

  • 病気療養のため進学が遅れた(現在は完治している旨を添える)
  • 家庭の事情で進学が1年遅れた(経済的な自立が確認できる場合)
  • 第一志望の学部・学科にどうしても進みたかった(強い志望動機と入学後の成果がある)

浪人中に取得した資格・免許の書き方

浪人中に資格や免許を取得した場合は、学歴欄ではなく免許・資格欄に記載します。取得年度と正式名称を正確に記入してください。

資格・免許欄への記載例

令和6年(2024年)6月 普通自動車第一種運転免許 取得
令和6年(2024年)11月 実用英語技能検定2級 取得

面接で浪人について聞かれたときの答え方

履歴書を提出した後、面接で「浪人した理由を教えてください」と聞かれるケースがあります。答え方次第で印象が大きく変わるため、事前に準備しておくことが選考を通過するうえで重要です。

NG回答と採用に近づく回答の違い

NG例:避けるべき答え方

「受験に失敗してしまい、仕方なく浪人しました。1年間は予備校に通っていましたが、特にこれといった収穫はありませんでした。」
「仕方なく」「収穫はなかった」は受け身で自己評価が低い印象を与え、採用担当者の確信を弱めます。

採用に近づく答え方

「第一志望の○○大学の○○学部でどうしても学びたい研究テーマがあり、1年間集中して受験に取り組みました。結果として合格でき、入学後は○○の研究に力を入れることができました。」
※浪人した理由と、その後の成果を結びつけて話す構成が効果的です

状況別:浪人理由の伝え方

浪人の状況面接での伝え方のポイント
第一志望の大学・学部に入りたかった入学後に何を学んだか・得た成果を必ず添える
家庭の事情(経済的な理由・介護等)事実を簡潔に述べ、「現在は解決しています」と現状を伝える
病気療養完治・健康である旨を伝え、療養中に得たことを言語化する
2浪以上・複数回の不合格「なぜその目標にこだわったか」の動機を語る。後悔より前向きな姿勢を見せる
やりたいことが見つからなかった就活では使いにくい理由のため、浪人中の具体的な行動(資格取得・アルバイトなど)を代わりに語る

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まとめ

  • 浪人期間は学歴欄に記載不要:年度のずれから採用担当者に伝わるため、説明を書く必要はない
  • 予備校は書けない:学校教育法上の学校でないため、学歴欄への記載は不可
  • 年度は正確に計算する:浪人年数分を加算した入学年度を記載する。年度のミスは不審に見える
  • 仮面浪人の中退歴は必ず記載:意図的な省略は経歴詐称にあたり、採用後に発覚すると取り消しになる場合がある
  • 面接対策を忘れずに:「なぜ浪人したか」への答えを事前に整理しておくことが書類通過後の選考を左右する

履歴書の記載は正確な事実を書くことが第一です。浪人の有無より、書類全体で「一つひとつ確認して作られた履歴書」という印象を与えることが選考を通過する近道です。

履歴書の浪人の書き方に関するよくある質問

浪人期間は履歴書に書かなければいけませんか?

書く必要はありません。高校卒業年と大学入学年にずれがあれば、採用担当者は浪人を経験したと判断できます。浪人期間を明示する欄は履歴書にないため、学歴欄には正確な入学・卒業年度だけを記入すれば問題ありません。

予備校は学歴として記載できますか?

記載できません。予備校は学校教育法第1条が定める正式な学校(一条校)に該当しないため、学歴欄に書くことは認められていません。予備校での経験は面接の場で言葉として伝える形が適切です。

仮面浪人していた場合、履歴書にはどう書きますか?

仮面浪人中に在籍していた大学を退学・中退した場合は、その事実を学歴欄に必ず記載してください。中退の事実を意図的に省略すると経歴詐称になります。「入学→中途退学→次の大学入学」の順に年度とともに正確に記入してください。

2浪以上の場合、書類選考で不利になりますか?

書類選考の段階では学歴欄の年度確認のみで、浪人年数を理由に足切りする企業は少数です。ただし面接では「なぜ2年以上かかったのか」を問われる可能性があります。理由を事実ベースで前向きに説明できれば、選考に致命的な影響を与えることはほとんどありません。

就職浪人の場合、履歴書の職歴欄はどう書きますか?

職歴欄には「なし」と記載します。備考欄や本人希望欄に「○年○月より就職活動中」と添えておくと、採用担当者に状況が伝わりやすくなります。アルバイトをしていた場合は、応募先に関連するものであれば職歴欄または自己PR欄への記載を検討してください。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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