通勤時間欄は、玄関から勤務先入口までの片道を、5分単位で書くのが正解です。電車の乗車時間だけは足りません。徒歩と乗り換えも含め、1時間未満は「0時間」を置きます。転居や勤務地未定は、今の住所で計算し、希望は本人希望欄に分けてください。他の欄の順番は履歴書の基本的な書き方(完全ガイド)を見てください。
通勤時間欄の正解|片道・5分単位・0時間
法律で単位が決まっている欄ではありません。市販用紙の「約 時間 分」に、ドアツードアの片道を入れるのが通例です。1分単位の42分より、40分や45分の方が読みやすいです。
| 項目 | 正解 | よくある誤り |
|---|---|---|
| 範囲 | 玄関〜勤務先入口。徒歩・乗車・乗り換えを全部足す | 乗車時間だけ書く |
| 向き | 片道。往復は書かない | 往復を足して長く見せる/短く見せる |
| 単位 | 5分単位。端数は四捨五入 | 28分、42分とそのまま書く |
| 1時間未満 | 約 0時間40分 | 時間欄を空ける |

採用担当者はここを見ている
- 出社時刻に間に合う経路か。特急や高速を前提にしていないか
- 徒歩を抜いて短く見せていないか
- 転居予定なのに、今の住所と時間が食い違っていないか
交通機関の書き方|電車・徒歩・車
時間の横に(電車・徒歩)のように手段を添えると、経路が想像しやすくなります。電車は路線の正式名称、車は渋滞が出やすい出勤時刻で測ってください。
| 手段 | 測り方 | 添える言葉 |
|---|---|---|
| 電車・バス | 出社時刻の乗換案内。駅までの徒歩も足す | (電車・徒歩) |
| 徒歩だけ | 地図の徒歩ルート。近いことは隠さない | (徒歩) |
| 自転車 | 自転車ルート+駐輪場からの徒歩 | (自転車) |
| 自家用車 | 出勤時刻の車ルート。駐車場から入口も足す | (自家用車) |
良い書き方
約 0時間40分(電車・徒歩)
NG例
約40分、電車だけ28分。時間の桁が空いている、徒歩が抜けている、1分単位のまま、のどれかだと確認が増えます。
特急や高速道路を使う時間は、会社が運賃を認める前提になりやすいです。使う場合は添え、使わない場合の時間も残しておくと誤解が減ります。
通勤時間が長い・分からない・転居するとき
勤務地が未定のときは、希望勤務地か本社で一度計算します。転居予定でも、いま住民票がある住所で書いた時間が先です。短く見せるための仮の住所は、面接の経路確認で食い違います。
- 長い場合:実際の片道を書く。短く切り詰めるより、本人希望欄で転居や時差出勤の相談を分ける
- 分からない場合:乗換案内の出勤時刻で一度出す。空欄や「ー」だけは書き漏れに見える
- 転居予定:今の時間を書き、転居後の目安は本人希望欄か面接で伝える

本人希望記入欄・備考の書き方
通勤時間に書ききれない条件は、本人希望記入欄に移します。条件が無いときは「貴社の規定に従います」で閉じるのが基本です。空欄や「特になし」だけだと、書いていないのか希望が無いのかが分かれません。
良い書き方(希望なし)
貴社の規定に従います。
NG例
特になし、空欄、給与の希望だけを大きく書く。通勤の事情があるなら、転居予定や車通勤の可否を1行で足してください。

まとめ
- 通勤時間は玄関から入口までの片道。5分単位
- 1時間未満は0時間を書く。手段を括弧で添える
- 転居や条件は本人希望欄へ。希望が無ければ貴社規定に従います
- 他の欄は履歴書の基本的な書き方(完全ガイド)から戻る
住所の書き方が決まってから、通勤時間を計算してください。全体の型は履歴書の書き方完全ガイドにあります。
通勤時間・希望欄に関するよくある質問
- 往復の時間を書いてもよいですか。
-
片道です。往復を足すと、実際の出社に間に合うかが分からなくなります。
- 1時間未満のとき、時間欄は空欄でよいですか。
-
空欄は書き漏れに見えます。「約 0時間35分」のように0を置いてください。
- 車通勤は認めていない会社でも、車の時間を書いてよいですか。
-
就業規則で車通勤が不可なら、電車やバスの時間を書いてください。車しかない場合は、本人希望欄で可否を確認する旨を1行添えます。
- 本人希望欄は「貴社の規定に従います」だけで足りますか。
-
条件が無いときはそれで足ります。転居予定や時短など、採用後に必ず調整が必要なことだけを短く足してください。

