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履歴書 銀行 書き方と例文|採用担当者が重視する3点

【無料作成ツール付き】履歴書 銀行 書き方と例文|採用担当者が重視する3点

この記事では、銀行への就職・転職で提出する履歴書の書き方を、採用担当者の視点から解説します。証明写真・志望動機・自己PRの書き方から「入行・退行」などの銀行特有の表記ルールまで、採用担当者が重視する3つのポイントとすぐに使える例文とあわせて紹介します。

目次

銀行の採用担当者が履歴書で最初に確認する3つの視点

銀行は顧客の資産を預かる職業です。採用担当者は履歴書を手に取った瞬間から、「この人に大切なお金を任せられるか」という基準で書類を読み始めます。他の業界と同じ感覚で書いていると、この段階で脱落することになります。

信頼感・誠実さが伝わるかどうか

採用担当者が最初に感じる「信頼できそうか」という印象は、志望動機や自己PRの内容よりも先に、書類全体の見た目から形成されます。証明写真の清潔感、文字の丁寧さ、記入の統一性といった要素が、無意識のうちに評価の土台を作っています。

採用担当者はここを見ている

  • 証明写真の表情・服装・髪型から誠実さを判断する
  • 手書きの場合は文字の丁寧さと修正液の有無を確認する
  • 西暦・和暦の混在がないか、全体の統一感を見る
  • 会社名・学校名が正式名称で書かれているかをチェックする

正確さ・コンプライアンス意識が伝わるかどうか

銀行業務は1円単位の正確さが求められる世界です。採用担当者は「この人に正確な仕事ができるか」を、履歴書の細部から読み取ります。誤字脱字はもちろん、学校名・会社名の略記(「高校」「㈱」など)や日付の書き間違いは、採用担当者に「雑な人」という印象を与えます。

銀行出身者が転職する際も同様で、前職が銀行だからこそ他の候補者以上に「几帳面さ」を期待されます。誤字や書き間違いは「銀行員なのに大丈夫か」という疑念を生むため、提出前の確認は必須です。

志望理由の具体性があるかどうか

「銀行業界に興味があります」「人の役に立ちたいです」という志望動機は、採用担当者が最も多く見る類型です。同時に、最も早く読み飛ばされる類型でもあります。

採用担当者が「この人なら採用したい」と感じるのは、「なぜ銀行か」「なぜうちの銀行なのか」という2点が具体的に書かれているときです。特に後者が欠けている履歴書は、どの銀行でも使い回せる内容だと即座に見抜かれます。

銀行への履歴書の基本的な書き方

日付・年号・基本情報欄の書き方

履歴書の基本情報欄には、見落としがちなルールがあります。特に銀行向けの場合、年号(西暦か和暦か)の不統一は、正確性を重視する採用担当者に大きなマイナス印象を与えます。記載前に「この履歴書全体をどちらの年号で統一するか」を決めてから書き始めましょう。

項目書き方のルール注意点
日付提出日(郵送は投函日、持参は面接日)を記載西暦か和暦か、記事全体で統一する
氏名戸籍上の正式な氏名を大きくはっきり記載フリガナはすべてカタカナで統一
住所都道府県から正式に記載「〜丁目〜番〜号」まで省略しない
電話番号日中に連絡がつきやすい番号を記載会社の電話番号は使用しない
メールアドレス個人のメールアドレスを記載会社のメールアドレスはマナー違反

証明写真で差がつく理由と撮影の注意点

銀行への応募で証明写真は、選考の初期段階で評価を大きく左右します。「信頼感と誠実さが伝わるか」という基準は、他業種への応募よりも厳格です。スピード写真で撮影した明らかにカジュアルな写真は、それだけで書類選考を不利にするリスクがあります。

採用担当者はここを見ている

  • 服装:男性はダークカラーのスーツ+白無地シャツが基本。女性はジャケット着用が必須
  • 表情:口角を少し上げた落ち着いた表情が理想。過度に歯を見せた笑顔は銀行向けには不向きな場合がある
  • 髪型:清潔感が伝わるよう、顔全体がはっきり見える状態に整える
  • 背景:白・グレー・青系の単色背景で撮影する(屋外・カラフルな背景は避ける)

NG例

私服やカジュアルな服装で撮影した写真、スマートフォンの自撮り写真、笑顔が強すぎてビジネス感のない写真。銀行への応募では「清潔感と誠実さ」が写真から伝わることが最低条件であり、スタジオまたは高品質な証明写真機での撮影を強く推奨します。

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学歴・職歴欄の正確な書き方

学歴欄は中学校卒業から記載するのが一般的ですが、高校入学から書き始めても問題ありません。いずれにせよ、学校名は必ず正式名称(「高校」ではなく「高等学校」)で記載します。大学名も同様に、略称(「○○大」)は避け、正式名称を使用してください。

学歴記載の例文

令和〇年 3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
令和〇年 4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
令和〇年 3月 〇〇大学 経済学部 経済学科 卒業

職歴欄は、勤務先の正式名称(株式会社〇〇銀行)で記載します。異動歴がある場合は支店名と担当業務も記載しましょう。入行・退行などの銀行特有の用語については後述します。

職歴記載の例文

令和〇年 4月 株式会社〇〇銀行 入行
令和〇年 4月 〇〇支店 個人営業課 配属
 個人顧客への資産運用・ローン提案業務に従事(担当顧客数:約150名)
令和〇年 3月 同行 退行

資格・免許欄で評価されるポイント

銀行の採用担当者は資格欄から「勉強習慣があるか」「金融への適性があるか」を判断します。取得済みの資格に加え、現在勉強中のものも「取得に向け勉強中」として記載することで、主体的な姿勢をアピールできます。

資格名評価されるシーン備考
証券外務員一種・二種営業職・投資業務全般銀行業務に直結するため高評価
ファイナンシャルプランナー(FP)2・3級個人営業・資産相談業務3級でも勉強意欲のアピールに有効
日商簿記2・3級法人営業・融資業務財務諸表を読める証明として評価される
TOEIC 700点以上外国為替・グローバル業務メガバンクでは特に重視される
銀行業務検定(各種)法務・税務・財務等の専門業務新卒での取得は主体性のアピールになる

採用担当者に響く志望動機の書き方と例文

「なぜ銀行か」「なぜこの銀行か」を分けて考える

志望動機は2段階で設計します。第一段階は「なぜ銀行業界を選ぶのか」という業界志望理由、第二段階は「数ある銀行の中でなぜこの銀行なのか」という個社志望理由です。この2段階が揃っていない志望動機は、採用担当者に「別の銀行でもよいのでは」と判断されます。

採用担当者はここを見ている

  • 「金融業界で働きたい」だけでは、銀行を選んだ理由として不十分
  • 「安定しているから」「給与が高いから」という待遇面の言及はマイナス評価
  • その銀行ならではの取り組み・特徴(地域密着、グローバル戦略、特定の商品・サービス)への言及があると評価が上がる
  • 入行後に実現したいビジョンが具体的であるほど、採用担当者の記憶に残る

銀行タイプ別の志望動機の書き方

応募先の銀行タイプによって、採用担当者が重視する「志望理由の核心」は異なります。自分の志望先に合った内容に絞り込みましょう。

銀行タイプ求める人物像志望動機で押さえるべきポイント
メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほ等)グローバルな視野・高い専門性・組織対応力国際展開への関心、高い専門性の追求、スケールの大きい仕事への意欲
地方銀行・第二地銀地域への貢献意識・長期的な顧客関係構築力地域経済への貢献、中小企業・個人への深い支援、地域との長期的な関係
信用金庫・信用組合地域密着・コミュニティとのつながり地元への強い帰属意識、非営利的な地域貢献への共感、組合員との長期関係
ネット銀行・フィンテック系変化への適応力・デジタルリテラシー金融とテクノロジーの融合、利便性向上への関心、新しいビジネスモデルの理解

志望動機の例文(新卒・転職者別)

以下の例文は構成の参考としてご活用ください。そのまま使用するのではなく、自身のエピソードや志望銀行の特色に合わせて書き換えることが大切です。

良い例文(新卒・地方銀行向け)

地域の中小企業を資金面から支援することで地元経済の活性化に貢献したいと考え、貴行を志望しました。大学のゼミで地方の製造業を対象とした経営課題の調査を行った際、資金繰りの問題が事業継続に直結していることを実感しました。貴行は〇〇県の中小企業向けコンサルティング融資に力を入れており、融資担当者として企業の成長を長期的に支援できる環境があると感じています。入行後は銀行業務検定・法務の取得を目指し、企業の経営課題に寄り添った提案ができる担当者を目指します。

良い例文(転職・メガバンク向け)

前職の保険会社で5年間、法人顧客の財務リスク管理を担当してきました。その経験を通じて、企業が直面するリスクを包括的にサポートするには銀行との連携が不可欠だと感じるようになりました。貴行のグローバル法人営業部門は国内外の金融ニーズに対応する総合ソリューションを提供しており、私が培った財務分析スキルを最大限に発揮できると考えています。入行後は証券外務員の資格を活かし、法人顧客への資産運用提案も含めた幅広い支援ができる担当者として貢献したいと思います。

NG例

銀行員は安定していて社会的な信頼も高いため、志望しました。また、金融業界全般に興味があり、幅広い知識を身につけたいと考えています。人と話すことが好きで、窓口業務や営業でも活躍できると思います。「安定」「興味がある」「人が好き」は、その銀行を選んだ理由になっていないため、書類選考で最も落とされやすい志望動機の典型です。

書類選考を通過する自己PRの書き方と例文

銀行で評価されるスキル・強みとは

自己PRで伝えるべき「強み」は、銀行業務に結びつけて書くことで説得力が増します。採用担当者は「この人のスキルが銀行でどう活かせるか」を即座にイメージできる自己PRを高く評価します。

採用担当者はここを見ている

  • 正確性・几帳面さ:数値管理・書類作成における精緻さ(具体的なエピソードが必要)
  • コミュニケーション力:顧客との信頼関係を構築する能力(「人が好き」ではなく、具体的な行動で示す)
  • 目標達成力:数値目標に対して粘り強く取り組んだ経験(達成率・順位等の数字があると説得力が高い)
  • 学習意欲:資格取得や自己研鑽の実績(銀行関連資格なら特に評価が高い)

自己PRの例文(数値を活用した書き方)

自己PRで最も説得力を生むのは、具体的な数字を使ったエピソードです。「頑張りました」「努力しました」という表現は誰でも書けますが、数字を使うことで信頼性と差別化を同時に実現できます。

良い例文(正確性をアピール)

私の強みは、高い正確性と継続的な改善習慣です。前職のスーパーバイザーとして3店舗の棚卸管理を担当し、導入した在庫チェック手順の見直しによって年間の棚卸差異を前年比70%削減することができました。銀行業務では1円単位の正確さが求められると理解しており、この経験で培った「細部まで確認する習慣」を発揮できると考えています。現在はFP2級の取得に向けて勉強中で、金融知識の習得と正確性の高さで貢献したいと思います。

NG例

私は責任感が強く、与えられた仕事は最後までやり遂げることができます。また、人とコミュニケーションをとることが得意で、チームワークを大切にしています。入行後も積極的に取り組んでいきたいと思います。「責任感が強い」「コミュニケーションが得意」はほぼすべての応募者が書く定型表現であり、具体的なエピソードと数値がなければ採用担当者の記憶に残りません。

銀行経験者が転職時の職歴欄に書くべきこと

「入行」「退行」など銀行特有の用語の正しい使い方

銀行では「入社・退社」ではなく「入行・退行」という用語を使うのが業界慣習です。ただし、銀行以外の企業への転職活動では「入社・退社」を使った方が自然な場合もあります。下記の表を参考に使い分けましょう。

機関の種類入職時の表記退職時の表記
銀行入行退行
信用金庫・信用組合入庫退庫
証券会社・一般企業入社退社

銀行への転職(金融機関への応募)では「入行・退行」を使用します。異業種への転職で銀行経験を記載する場合は「入社・退社」を使うと読み手に自然な印象を与えます。また、合併・統合があった銀行に在籍していた場合は「株式会社〇〇銀行(現 株式会社△△銀行)入行」のように、当時の名称と現在の名称を両方記載すると正確です。

業務実績を数値で伝えるためのポイント

銀行業務の職歴を書く際、「窓口業務に従事」「営業活動を実施」のような記載では採用担当者に業務規模や実力が伝わりません。担当件数・達成率・金額・順位などの数値を加えることで、業務の実態が鮮明になります。

良い例文(職歴の数値化)

令和〇年 4月 株式会社〇〇銀行 入行
令和〇年 7月 〇〇支店 個人営業課 配属
 個人顧客への資産運用商品・住宅ローンの提案営業に従事
 担当顧客数:約180名、年間融資実績:約2.3億円
 〇〇年度 支店内営業成績:上位20%
令和〇年 3月 同行 退行

銀行への履歴書でやってはいけないNG一覧

採用担当者が実際に気にしているNGポイントをまとめます。提出前に必ずチェックしてください。

  • 修正液・修正テープの使用:手書きの場合、書き間違いを修正液で直した履歴書は特にNG。書き直しが原則
  • 会社名・学校名の略記:「㈱」「(株)」「高校」などの略称は不可。「株式会社〇〇銀行」「〇〇高等学校」と正式名称で記載する
  • 西暦・和暦の混在:日付表記が記事内で統一されていない履歴書は「注意力がない」と判断される
  • 待遇面を志望理由にする:「安定しているから」「給与が高いから」は銀行採用の場で最もよく落とされる志望理由
  • 数値のない自己PR:「責任感があります」「コミュニケーション能力があります」だけで終わる自己PRは差別化できない
  • 証明写真の粗さ・不適切さ:スマートフォン撮影・私服・不鮮明な画質の写真は信頼感を損なう。必ずプロ撮影か高品質な証明写真機を利用する

採用担当者はここを見ている

銀行の書類選考は、スクリーニング(足切り)の段階でNGポイントが1つでもあると通過が難しくなります。他業種への転職と比べて、基本的なマナーや正確さへの要求水準が高いのが銀行業界の特徴です。「内容で勝負する前に、まず基本を完璧にする」という意識で作成してください。

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まとめ

銀行への履歴書は、一般的な書き方に加えて「信頼感・正確さ・志望理由の具体性」という3点が特に重視されます。

  • 証明写真はスーツ着用・清潔感重視でプロ撮影を推奨
  • 年号・会社名・学校名は全て統一・正式表記で記載する
  • 志望動機は「なぜ銀行か」「なぜこの銀行か」の2段階で設計する
  • 自己PRは具体的なエピソードと数値で差別化する
  • 銀行経験者は「入行・退行」などの正式用語と数値化した実績を記載する

書類の完成度を上げるには、第三者に一度見てもらうことが有効です。転職エージェントに添削を依頼すると、銀行業界の事情を踏まえたフィードバックを受けられます。

履歴書 銀行 書き方に関するよくある質問

銀行への履歴書は手書きとPC入力のどちらが良いですか?

どちらでも選考上の有利・不利は基本的にありません。ただし手書きで提出する場合は文字の丁寧さが評価に直結するため、自信がない場合はPC入力を選ぶ方が無難です。一部の信用金庫や地方銀行では手書きを指定するケースもあるため、採用情報を事前に確認してください。

職歴欄に「入行」と「入社」、どちらを使えばよいですか?

応募先が銀行・金融機関の場合は「入行・退行」を使うのが自然です。一般企業への転職で銀行経験を記載する場合は「入社・退社」を使っても問題ありません。信用金庫の場合は「入庫・退庫」が正式用語です。

銀行の書類選考で有利になる資格はありますか?

証券外務員一種・二種、FP2・3級、日商簿記2・3級は銀行業務に直結するため評価されます。TOEICはメガバンクや外資系銀行では700点以上が目安です。取得済みでなくても「取得に向け勉強中」として記載することで、主体的な姿勢をアピールできます。

履歴書に書き間違いをした場合はどうすればよいですか?

手書きの場合は修正液・修正テープを使用せず、必ず新しい用紙に書き直してください。銀行業界では特に「正確さ」が重視されるため、修正した跡がある履歴書はマイナス評価につながります。PC入力の場合は該当箇所を修正して再印刷すれば問題ありません。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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