職務経歴書は、ホッチキスではなくクリップで留めて提出するのが正解です。企業がコピーやスキャンをする際に外しやすくするための配慮で、色はシルバー、留める位置は左上一箇所が基本になります。この記事では、枚数別のクリップの選び方から郵送・手渡し別の留め方、クリップを忘れた場合の対処法まで解説します。
職務経歴書はクリップ留めが正解|ホッチキスがNGな理由
結論:クリップ留めが基本マナー
職務経歴書は、クリップで留めて提出するのが基本マナーです。応募先企業から留め方の指定がある場合は、指示を優先してください。指定がなければ、ホッチキスではなくクリップを選びましょう。ハローワークで応募する場合はハローワーク用の職務経歴書テンプレートを使うと、書式選びで迷わずに済みます。
留め方の基本ルール
良い例(留め方の正解)
- 色:シルバーのゼムクリップが基本
- 留める位置:左上の一箇所のみ
- 重ねる順番:送付状 → 履歴書 → 職務経歴書
- 枚数が多い場合:ゼムクリップではなくダブルクリップを使用
ホッチキスがNGな2つの理由
職務経歴書をホッチキスで留めてはいけないのには、採用担当者側の実務上の理由があります。
採用担当者はここを見ている
- コピー・スキャンのしやすさ:ホッチキスの針を外す手間が発生し、書類の管理に余計な時間がかかります
- ファイリングのしやすさ:応募書類を個別に整理する際、綴じたままだと差し替えができません
NG例
職務経歴書と履歴書をホッチキスで一点留めにして提出する。針を外す手間がかかり、採用担当者の作業負担になるため避けましょう。のり付けや、複数箇所をダブルクリップで留めるのも同様にNGです。
クリップの選び方|色・サイズ・種類を表で比較
クリップは何でもよいわけではありません。色・サイズ・枚数に応じた選び方を押さえておくと、提出直前に慌てずに済みます。施工管理職の場合は施工管理の職務経歴書テンプレートを使うと、現場経験を整理しながら作成できます。
色はシルバーが基本
クリップの色は、シルバーまたは黒のシンプルなものを選んでください。赤や黄色などのカラークリップ、キャラクターがデザインされたクリップは、ビジネスの場にそぐわないと判断され、印象を下げる要因になります。
NG例
派手なカラークリップやキャラクタークリップを使用する。私物感が出てしまい、書類全体の印象を下げるおそれがあるため避けましょう。
枚数別クリップサイズの目安
| 状況 | 推奨クリップ |
|---|---|
| 職務経歴書のみ2〜3枚 | シルバーのゼムクリップ(小・23mm前後) |
| 職務経歴書4〜5枚 | 黒のダブルクリップ(小・19mm前後) |
| 履歴書1枚+職務経歴書3枚程度 | 黒のダブルクリップ(中・25mm前後、持ち手は倒す) |
ゼムクリップは23mm前後(小)・28mm前後(大)が一般的なサイズです。書類の厚みに対してクリップが小さすぎると外れやすくなるため、枚数が多い場合は無理にゼムクリップでまとめず、ダブルクリップに切り替えましょう。
郵送・手渡し別|クリップとクリアファイルの正しい使い方
クリップの使い方は、郵送するか手渡しするかによっても少し異なります。状況別に正しい手順を確認しましょう。建設業界への応募では建設業界の職務経歴書テンプレートを活用すると、実務経験を伝えやすくなります。
郵送する場合
良い例(郵送する場合の手順)
- 送付状 → 履歴書 → 職務経歴書の順に重ね、左上をクリップで留める
- クリップで留めたまま、書類全体をクリアファイルに入れる
- 封筒の表側に宛名の文字が向くように入れる
クリアファイルに入れるのは、郵送中の折れ・汚れを防ぐためです。クリップを外してからクリアファイルに入れると書類がバラバラになりやすいため、留めた状態のまま入れてください。
手渡し・面接持参の場合
面接で持参する場合は、封筒からクリアファイルごと取り出し、両手で手渡します。クリップは留めたままで問題ありません。担当者から求められたタイミングで渡せるよう、封筒はカバンから出しやすい位置に入れておきましょう。
クリップを忘れた・外れた場合はどうなる?
提出直前に「クリップを忘れたかもしれない」「移動中に外れてしまった」と不安になる方も少なくありません。派遣で就業していた方は派遣の職務経歴書テンプレートを使うと、就業先ごとの経歴を整理しやすくなります。
選考への直接的な影響
クリップの付け忘れ自体が、合否に直接影響することはほとんどありません。選考で重視されるのは、職務経歴書に書かれた内容そのものです。ただし、書類がバラバラの状態で届くと採用担当者に整理の手間をかけてしまい、細部への配慮に欠ける印象を与える可能性はあります。
今からできる対策
クリップが不安なときの対策
- 各ページの隅にページ番号を振っておく(バラバラになっても順番が分かる)
- 予備のクリップを1つ持参し、会場で付け直せるようにする
- 封筒に入れる直前に、重ね順とクリップの向きを確認する
まとめ
- 職務経歴書はホッチキスではなくクリップ留めが基本
- クリップは色がシルバー、留める位置は左上一箇所
- 枚数が多い場合はダブルクリップを使う
- 郵送はクリップ留めのままクリアファイルへ入れる
- クリップを忘れても合否には直結しないが、事前準備で防げる
留め方は書類の内容そのものではありませんが、細部への配慮として押さえておいて損はありません。



職務経歴書のクリップに関するよくある質問
- 職務経歴書1枚だけでもクリップは必要ですか?
-
職務経歴書のみを単体で提出する場合、クリップは不要です。履歴書など他の書類と合わせて2枚以上になる場合に使用してください。
- ダブルクリップや大きいクリップを使ってもいいですか?
-
書類の厚みに合ったサイズであれば問題ありません。ただし持ち手が大きすぎるものは封筒に入れる際にかさばるため、黒のダブルクリップ(小〜中サイズ)が扱いやすいです。
- 企業からホッチキス留めの指定があった場合はどうすればいいですか?
-
募集要項に留め方の指定がある場合は、その指示に従ってください。指定がない場合のみ、クリップ留めを基本としてください。

