証明写真の髪型はロングなら結ぶ?採用担当者が見る正解を徹底解説

証明写真の髪型はロングなら結ぶ?採用担当者が見る正解を徹底解説

証明写真の髪型は、肩より下に届くロングヘアなら「一つ結び」が最も無難な正解です。下ろしたまま撮っても即不採用にはなりませんが、髪でジャケットの襟や肩のラインが埋まると、写真の印象が一段暗くなります。この記事では結ぶ・下ろすの判断基準、前髪のセット方法、すでに撮った写真を使ってよいかの見極めまでまとめました。

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証明写真の髪型はロングなら「一つ結び」が正解

肩より下の長さは結ぶ。下ろしてよいのは2つの条件を満たすときだけ

髪を結ぶかどうかに法的なルールや企業の統一基準はありません。判断の軸になるのは、写真のなかで顔の輪郭と首元がはっきり見えているかという一点です。

ロングヘアを下ろすと、髪が胸元まで落ちてジャケットの襟を覆います。証明写真は縦40mm×横30mmという小さな枠なので、襟が隠れるとスーツを着ているかどうかすら判別しづらくなります。結ぶことが推奨されるのは、髪型の好みの問題ではなく、この構図上の理由からです。

下ろしたままでも問題ない2つの条件

  • 髪が肩に触れない長さで止まっている(鎖骨より上)
  • 髪を両肩の後ろに流し、襟とネックラインが完全に見えている

この2つを満たせない長さなら、迷わず結んでください。とくに胸元まである髪を前に垂らすと、首が隠れて顔だけが浮いたような写真になります。

良い例とNG例で見る仕上がりの違い

良い例

耳の高さより少し下でひとつに結び、耳と眉が見える状態。前髪は7:3で流し、ジャケットの襟と肩のラインが左右とも写真に写っている。結び目は後頭部にあるため正面からは見えず、髪型が主張しすぎない。

NG例

髪を下ろし、両サイドを前に垂らした状態。顔の横幅が髪で挟まれて輪郭がぼやけ、襟も隠れます。顔まわりに髪を寄せると小顔に写ると思われがちですが、証明写真では逆効果で、表情が暗く沈んで見えます。

ロングヘアが証明写真で選べる髪型3パターン

結ぶと決めたあとの選択肢は、実質3つです。応募先の雰囲気と自分の髪質で選んでください。

髪型向いている人注意点
一つ結び(ポニーテール)迷ったら全員。業界を選ばない低い位置で結ぶと重く見える。耳の高さ前後が目安
ハーフアップ結ぶときつい印象になりやすい人正面からは下ろしているのと同じに見えるため、襟が隠れると意味がない
シニヨン(お団子)毛量が多く、結ぶと横に広がる人高い位置だとカジュアルに寄る。うなじの低い位置でまとめる

ハーフアップは「結んだ」実感があるわりに、正面の一枚では結び目が写りません。上半分をまとめても下半分が襟にかかっていれば、写真の見え方は下ろしているときとほとんど変わらない点は押さえておいてください。

髪型を決めたら、次は書類そのものの様式です。応募先に合った様式は転職用の履歴書テンプレートから選べます。

ロングヘアの前髪の正解|分け目と長さ別のセット方法

眉が見える分け方が基本

前髪の判断基準は「眉と目にかかっていないか」だけです。分け目の比率は7:3または6:4がバランスを取りやすく、額の一部が見えることで表情が明るく写ります。スプレーで固定しないと、撮影ブースに入って座った拍子に前髪が落ちてきます。

  • 眉が完全に隠れる長さ:斜めに流してピンで固定する(黒か髪色に近いピン)
  • 眉にかかる程度:分け目を作って左右に散らす
  • すでに眉が見えている:触らなくてよい。整えすぎると不自然になる

ぱっつん前髪は切らずに分けて対応する

良い例

ぱっつんの毛束を中央から2つに分け、こめかみ方向へ斜めに流して固定。眉が見えるだけで、同じ顔でも実年齢に近い落ち着いた印象になります。撮影のために切る必要はありません。

NG例

眉のラインで真横に切りそろえた前髪をそのまま残した状態。眉が隠れると表情の情報量が減り、幼く見える・硬く見えるという両方向のマイナスが同時に出ます。

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採用担当者が証明写真の髪型で実際に見ているもの

書類選考の場で、写真の髪型を単体で採点することはありません。証明写真が果たしている役割は2つで、本人確認と、面接に来たときの身だしなみの予測です。髪型はその2つ目に関わります。

採用担当者はここを見ている

  • 目・眉・輪郭がはっきり確認できるか(面接で本人と照合できるか)
  • 襟や肩のラインが見え、服装まで含めて整えて撮ったことが伝わるか
  • おくれ毛やアホ毛が放置されていないか(準備の丁寧さが出る箇所)
  • 写真の中の髪色と、面接に来たときの髪色が食い違わないか

裏を返せば、結んでいるか下ろしているかそのものが評価対象になるわけではありません。結ぶことは目的ではなく、顔と襟を見せるための手段です。下ろしていても両方が見えていれば減点材料にはなりません。

ロングヘア特有のNG5つ

髪が長いからこそ起きる失敗があります。撮影ブースに入る前に、この5つだけ確認してください。

NGパターン写真にどう出るか対処
髪で襟が隠れるスーツを着ているか判別できず、服装の準備をしていない印象になる結ぶ、または髪を背中側へ全部流す
おくれ毛・アホ毛スピード写真は上からの光で頭頂部が明るく、跳ねた毛が線状に写るワックスかヘアスプレーで撮影直前に押さえる
巻き髪・強いウェーブ横に広がって顔が小さく見えすぎ、証明写真の枠と合わないブローで伸ばすか、まとめて隠す
根元だけ暗いプリン手入れをしていない印象が真っ先に伝わる撮影前に染め直す。難しければ暗めに寄せる
顔の横に髪を寄せる輪郭が隠れて表情が沈み、本人確認もしづらい耳にかける、または後ろへ流す

このなかで見落とされやすいのがアホ毛です。自宅の鏡は正面からの光で確認しますが、スピード写真機の照明は上方向から当たります。家では気づかなかった浮き毛が、撮影した一枚では白い線になって写ります。撮影機の前で頭頂部を手のひらで一度なでる、それだけで防げます。

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応募先別に見る髪型の許容ライン

求められる基準は応募先によって差があります。厳しい方に合わせておけば外しませんが、実際の許容範囲は次のとおりです。

応募先ロングヘアの扱い髪色の目安
金融・公務・医療事務一つ結びかシニヨン。下ろすのは避ける黒〜ごく暗い茶
一般企業への転職一つ結びが基本。襟が見えていれば下ろしても可暗めの茶まで
新卒の就職活動一つ結び。周囲の写真と揃うため浮きにくい黒が無難
アルバイト・パート結ばなくても可。清潔感が保てていれば十分明るすぎなければ可
アパレル・美容職種の雰囲気に合わせた範囲で自由度あり店舗のトーンに合わせる

男性で髪が肩にかかる長さの場合も考え方は同じで、耳と眉が見えているかが基準になります。結ぶ場合は低い位置でまとめ、結び目が正面から見えないようにしてください。

新卒での応募なら新卒用の履歴書テンプレート、アルバイト応募ならアルバイト用の履歴書テンプレートを使うと、写真枠のサイズも規格どおりに収まります。

すでに撮った写真は使える?撮り直しの判断基準

撮影後にこの記事にたどり着いた場合、判断はシンプルです。次の3つがすべて当てはまるなら、髪を下ろしていても撮り直しは不要です。

そのまま使ってよい写真の条件

  • 目・眉・輪郭が髪で隠れていない
  • 左右どちらかの襟が見えている
  • 撮影から3ヶ月以内で、今の髪色と大きく違わない

逆に、髪で首から下がほとんど隠れている写真は撮り直しをおすすめします。スピード写真機なら800円前後、10分あれば撮り直せます。書類を出し直す手間と比べれば軽い投資です。

厚生労働省が示す履歴書様式にも髪型の規定はありません。厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートでも、写真欄の指定は縦36〜40mm×横24〜30mmというサイズのみです。判断の主導権は応募者側にあると考えて差し支えありません。

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まとめ

  • 肩より下のロングヘアは一つ結びが基本。下ろすなら襟と輪郭が見えていることが条件
  • ハーフアップは正面写真では下ろしているのと同じに見えるため、襟の見え方で判断する
  • 前髪は眉が見えるように7:3か6:4で分け、スプレーで固定する
  • ロング特有のNGは、襟隠れ・アホ毛・巻き髪・プリン・顔まわりの髪の5つ
  • すでに撮った写真も、顔と襟が見えて3ヶ月以内なら使える

髪型で合否が決まることはありませんが、顔が隠れた写真は面接時の照合材料としても弱くなります。撮影機の前で頭頂部をなで、襟が見えているか確認してからボタンを押してください。

証明写真の髪型(ロング)に関するよくある質問

ロングヘアを下ろして撮った証明写真は選考で落とされますか

髪を下ろしていること自体を理由に落とされることはありません。判断されるのは顔の輪郭・目・眉が確認できるかと、襟が見えているかです。この2点を満たしていれば下ろしたままでも問題ありません。

一つ結びとハーフアップはどちらが無難ですか

迷ったら一つ結びです。ハーフアップは正面からの一枚では結び目が写らず、下半分の髪が襟にかかっていると下ろしているのと同じ見え方になります。結ぶときつい印象になりやすい方の選択肢と考えてください。

撮影のために前髪を切ったほうがよいですか

切る必要はありません。眉が隠れる長さでも、中央から2つに分けて斜めに流し、ピンやスプレーで固定すれば眉が出ます。撮影直前に切ると仕上がりが安定しないため、セットで対応する方が確実です。

写真の髪型と面接当日の髪型が違っても大丈夫ですか

結び方が違う程度なら問題ありません。ただし髪色が大きく異なる場合や、写真では長かった髪を大幅に切った場合は、本人確認がしづらくなります。撮影から3ヶ月以内を目安に、見た目が変わったら撮り直してください。

アルバイトの応募でも髪は結ぶべきですか

アルバイトやパートの応募では、結んでいなくても減点されにくい傾向があります。顔がはっきり見えて、寝癖やアホ毛が整っていれば十分です。飲食や医療系など衛生面が重視される職場に応募する場合は、まとめておく方が印象がそろいます。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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