履歴書の趣味「音楽を聴くこと」はOK|例文と面接の答え方を徹底解説

履歴書の趣味「音楽を聴くこと」はOK|例文と面接の答え方を徹底解説

履歴書の趣味欄に「音楽を聴くこと」と書いて問題ありません。ただし書類上は「音楽鑑賞」と表記を整えたほうが読み手に伝わりやすくなります。この記事では、そのまま使える例文、損をするNGな書き方、面接で深掘りされたときの答え方までまとめます。

スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で履歴書を作成 ▶
目次

履歴書の趣味は「音楽を聴くこと」のままでOK|結論と正しい表記

内容は問題なし、整えるのは表記だけ

音楽を聴く習慣は、趣味として履歴書に書ける立派な内容です。特別な資格も実績も必要ありません。書類選考でマイナスに働くこともほとんどありません。

気をつけたいのは中身ではなく表記と補足の一行です。「音楽を聴くこと」は話し言葉に近く、趣味欄という限られたスペースでは少し冗長に映ります。書類では「音楽鑑賞」と名詞で置き、その後ろにジャンルと聴き方を添える形が読みやすくなります。

そのまま使える基本の例文

良い例文

音楽鑑賞(邦楽ロック)。通勤時間の往復40分を使って毎日聴いています。気に入った曲は歌詞とアレンジの構成を調べる習慣があり、同じ曲でもライブ音源で印象が変わる点に面白さを感じています。

NG例

趣味は音楽を聴くことです。いろいろな音楽を聴きます。ストレス発散になっています。

ジャンルも聴き方も書かれていないため、読み手が人物像を何も想像できません。「いろいろな」という言葉は、具体性を消してしまう典型です。

良い例文とNG例の差は、文章のうまさではありません。ジャンル・頻度・聴き方という3つの具体情報が入っているかどうかだけです。この3点さえ入れば、文章が苦手でも十分に通用します。

「音楽を聴くこと」と「音楽鑑賞」の使い分け

2つの表現は同じ意味ですが、使う場面によって自然さが変わります。

場面推奨表記理由
履歴書の趣味欄音楽鑑賞スペースが狭く、名詞で置くほうが一覧性が高い
エントリーシートの自由記述どちらでも可文章として書くため「音楽を聴くこと」でも違和感がない
面接での受け答え音楽を聴くこと口頭では「音楽鑑賞です」より自然に聞こえる
職務経歴書の自己PR原則書かない業務に直結しない限り記載スペースを割く必要がない

手書きで趣味欄を埋める場合は、レイアウトの都合も出てきます。欄の広さが合わないときは転職用の履歴書テンプレートのように趣味・特技欄の記入スペースが確保された様式を選ぶと書きやすくなります。

採用担当者は趣味欄の「音楽」で何を見ているのか

趣味そのもので合否は決まらない

先に不安をひとつ解除しておきます。採用の現場では、趣味の内容そのもので合否を判断したことはないという回答が8割以上を占めます。「音楽を聴くこと」がありふれているから落とされる、という心配はほぼ不要です。

では何のために欄があるのか。主な用途は次の3つです。

  • 面接のアイスブレイク素材:緊張をほぐす最初の一問として使われる
  • 人柄と社風の照合:関心の方向から、職場になじめそうかを推し量る
  • 関心の持ち方の確認:好きなものにどう向き合う人なのかを見る

差がつくのは「聴き方」を書いた一行

3つ目の用途がそのまま差別化のポイントになります。同じ「音楽鑑賞」でも、聴くだけで終わる書き方と、聴いたあとに何かしている書き方では、読後の印象がはっきり変わります。

採用担当者はここを見ている

  • 受け身で消費しているだけか、自分から掘り下げているか
  • 何年も続いているか、直近だけの流行りものか
  • 面接で1〜2分、自分の言葉で話を広げられそうか
  • 書かれた内容と話す内容がずれていないか

「聴く」を「調べる」「比べる」「続けている」に一段変換するだけで、受け身な印象は消えます。作曲者の背景を調べる、同じ曲の別アレンジを聴き比べる、10年同じアーティストを追っている。どれも特別な行動ではありませんが、書けば具体性が生まれます。

スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で履歴書を作成 ▶

【状況別】「音楽を聴くこと」の例文集

応募先や立場によって、添えるべき一行は変わります。自分に近いものを土台に、ジャンルと頻度だけ書き換えてください。

転職の場合

良い例文(転職)

音楽鑑賞(ジャズ)。学生時代から10年以上続けており、休日はレコードショップで新譜を探しています。同じ曲を複数の演奏者で聴き比べ、解釈の違いを楽しむのが習慣です。

転職では「継続年数」が効きます。長く続けているものがあるという事実は、腰を据えて働く人物像とゆるやかに結びつきます。

新卒・就活の場合

良い例文(新卒)

音楽鑑賞(洋楽ロック)。歌詞を和訳しながら聴くことが多く、辞書を引いて意味を追ううちに英語を苦手に感じなくなりました。年に2〜3回はライブに足を運んでいます。

社会人経験がない分、趣味から何を得たかを一言添えると読み応えが出ます。無理に業務と結びつける必要はなく、身についたことを素直に書けば十分です。新卒用の様式は新卒用の履歴書テンプレートが使いやすい構成になっています。

アルバイト・パートの場合

良い例文(アルバイト)

音楽鑑賞(J-POP)。家事や勉強の時間はいつも音楽をかけています。気分に合わせてプレイリストを作り分けるのが好きで、友人に共有することもあります。

アルバイトの応募では、長文よりも読みやすさが優先されます。1〜2文で収めて構いません。記入欄の広さは様式によって差があるため、アルバイト用の履歴書テンプレートのように必要項目が絞られたものを使うと迷いません。

「音楽を聴くこと」で損をする書き方4パターン

合否を左右するほどではないものの、印象を確実に下げる書き方があります。

パターン何が起きるか
趣味名だけで補足なし人物像が何も伝わらず、欄を埋めただけに見える
「いろいろ」「幅広く」で濁す具体性が消え、面接で深掘りされたときに困る
ジャンルへの過剰な熱量1行で語りきれず、趣味欄だけ文章量が浮く
聴いていないジャンルを書く面接の追加質問で必ず崩れる

NG例(盛りすぎ)

音楽鑑賞。クラシックからジャズ、ロック、ヒップホップまで幅広く聴き、月に30枚以上のアルバムをチェックしています。音楽理論にも精通しています。

「精通」と書いた瞬間に、面接で理論の質問が飛んできます。答えられなければ、趣味欄以外の記述まで疑われかねません。等身大より少し控えめが安全です。

宗教色や政治的主張の強い楽曲、過度に攻撃的な歌詞で知られるアーティストを前面に出すのも避けたほうが無難です。相手の価値観がわからない場面では、余計な論点を持ち込まないほうが得をします。

スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で履歴書を作成 ▶

面接で「どんな音楽を聴くの?」と聞かれたときの答え方

趣味欄に書いた以上、面接で触れられる可能性は高いと考えてください。ここで固まってしまうと、せっかくのアイスブレイクが逆効果になります。

答えの型はシンプルです。ジャンル → きっかけ → 今の楽しみ方の順に、合計30秒程度で話します。長く話す必要はありません。

良い例(口頭)

邦楽ロックをよく聴きます。高校の文化祭でバンドの演奏を見たのがきっかけで、そこから10年ほど同じバンドを追いかけています。最近はライブ音源と原曲を聴き比べるのが楽しくて、休日はその時間に充てています。

NG例(口頭)

えっと、特に決まってなくて……そのときの気分でいろいろ聴いています。

会話がここで止まり、面接官が次の質問を組み立て直すことになります。書いた趣味について最低ひとつ、アーティスト名かジャンル名を即答できる状態にしておいてください。

聞かれやすい追加質問は限られています。好きなアーティストは誰か/いつから聴いているか/ライブには行くか/仕事中も聴くかの4つに答えを用意しておけば、まず困りません。

ジャンル別|印象を損なわない伝え方

ジャンルに優劣はありません。ただ、添える一行によって伝わる印象は調整できます。

ジャンル添えると伝わりやすい一行
クラシック作曲家の時代背景を調べながら聴いている
ジャズ同じ曲を演奏者ごとに聴き比べている
邦楽ロック同じバンドを長年追い続けている
洋楽歌詞を和訳しながら聴いている
K-POP音源とパフォーマンスの構成に注目している
アニメソング・ゲーム音楽作品世界と楽曲の対応を楽しんでいる

アニメソングやアイドルを書くことをためらう方もいますが、隠す必要はありません。ジャンルの好き嫌いより、質問されたときに答えられるかどうかのほうが影響します。正直に書いて、聴き方の一行を添えるのが結局いちばん強い書き方です。

なお、志望動機欄がない様式を使う場合は趣味欄の比重が相対的に上がります。志望動機なしの履歴書テンプレートを使うときは、趣味の補足をやや厚めに書いてください。

あわせて読みたい

スマホで簡単に!面倒な履歴書も質問に答えるだけ、受かる履歴書が完成
個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
利用規約個人情報保護方針に同意の上ご利用いただけます。
無料で履歴書を作成 ▶

まとめ

  • 「音楽を聴くこと」は趣味として問題なく書ける。表記は「音楽鑑賞」に整えると読みやすい
  • ジャンル・頻度・聴き方の3点を添えれば、それだけで具体性が出る
  • 趣味の内容そのもので合否を判断しない採用担当者が8割以上を占める
  • 差がつくのは「聴く」を「調べる・比べる・続けている」に変換した一行
  • 書いた内容は面接で聞かれる前提で、30秒の答えを用意しておく

趣味欄で悩んで手が止まっているなら、まずジャンル名と聴く時間帯だけ書き出してください。そこから一行つなげれば完成します。

履歴書の趣味「音楽を聴くこと」に関するよくある質問

「音楽を聴くこと」と書くと手抜きだと思われませんか?

趣味名だけで終わると簡素に見えますが、ジャンルと聴き方を一行添えれば手抜きの印象はなくなります。趣味の珍しさより、書き方の具体性のほうが読み手に伝わります。

趣味欄は何文字くらい書けばいいですか?

趣味・特技欄全体で100文字以内が目安です。趣味名に補足を1〜2文添える程度で十分で、欄からあふれるほど書く必要はありません。

好きなアーティスト名は書いたほうがいいですか?

必須ではありません。ジャンル名だけでも成立します。書く場合は、面接で活動歴や好きな曲を聞かれても答えられるアーティストに限定してください。

趣味と特技が同じ欄のときはどう書きますか?

「趣味:音楽鑑賞(邦楽ロック)/特技:〇〇」のように区切って併記します。特技が思いつかない場合は趣味だけを書き、補足を一行厚めにしても問題ありません。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

目次