退職届に必要なものは、白無地の便箋・封筒・黒ボールペン・クリアファイルの4点です。印鑑は必須ではなく、会社の慣習で求められる場合にだけ用意すれば足ります。急に退職を切り出すことになっても、今日中にコンビニや100円ショップで揃えられる代用品と、書き始める前に確認しておきたい意外な忘れ物まで、順番にまとめて解説します。
退職届に必要なものは4点|結論と一覧
結論:便箋・封筒・黒ボールペン・クリアファイルの4点
退職届の作成に最低限必要なのは、白無地の便箋(またはコピー用紙)・白無地の封筒・黒インクのボールペン・クリアファイルの4点です。特殊な道具は一切必要なく、どれも近所の店ですぐに揃います。
印鑑については、法律上は押印がなくても退職の意思表示として有効です。ただし会社によっては慣習として求められることがあるため、次のH2で判断基準を解説します。
必要なものチェックリスト
| 持ち物 | 必須度 | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| 便箋・コピー用紙 | 必須 | 白無地(罫線程度は可)、手書きはB5・パソコンはA4が目安 |
| 封筒 | 必須 | 白無地・郵便番号枠なし、長形3号または長形4号 |
| 黒ボールペン | 必須 | 油性推奨、消えるタイプのペンは不可 |
| クリアファイル | 必須 | 持ち運び中の折れ・汚れ防止 |
| 印鑑(認印) | 任意 | 会社の慣習次第、シャチハタは避ける |
今すぐ揃えたい人向け|コンビニ・100均で買えるもの
上司に切り出す日が決まっていて時間がない場合でも、以下の場所だけで4点はほぼ揃います。
- コンビニ:コピー用紙・黒ボールペン・クリアファイルは入手しやすい。白無地の便箋は取り扱いがない店舗もある
- 100円ショップ:便箋・封筒・ボールペン・クリアファイルがまとめて安く揃う。急ぎのときの第一候補
- 文具店:紙質や封筒のサイズにこだわりたい場合に選ぶ。品揃えが最も豊富
なぜこの4点で足りるのか|項目ごとの選び方
便箋・コピー用紙の選び方
手書きなら白無地の便箋、パソコンで作成するならA4の白いコピー用紙を使います。色付きや柄入り、再生紙は裏写りしやすく見た目が乱雑になるため避けてください。詳しいサイズ・紙質の選び方は以下でまとめています。

封筒の選び方
封筒も便箋と同じく白無地・郵便番号枠なしを選びます。用紙をB5で作成したなら長形4号、A4なら長形3号を選ぶと、三つ折りにしたときにちょうど収まります。サイズの組み合わせを間違えると折り目が増え、見た目が悪くなる点に注意してください。

筆記用具の選び方
手書きで作成する場合は、黒インクの油性ボールペンが基本です。摩擦で消えるタイプのペンは、熱で文字が消える恐れがあり公的な書類には不向きとされています。
良い例
黒インクの油性ボールペン、または万年筆で楷書体で書く
NG例
- 摩擦で消えるタイプのペンで書いてしまう
- 鉛筆やシャープペンで下書きのまま提出してしまう
- 青インクや色ペンなど、黒以外の色で書いてしまう
クリアファイルが必要な理由
意外と見落とされがちなのがクリアファイルです。カバンの中でそのまま持ち運ぶと、角が折れたり他の書類で汚れたりしやすくなります。無地のクリアファイルに挟んでおけば、提出直前まできれいな状態を保てます。
印鑑は必要?押すべきか迷ったときの判断基準
結論:法律上は不要、会社の慣習で求められることがある
退職の意思表示は、押印がなくても法律上有効です。押印を効力の条件とする規定は存在しません。とはいえ、実務上は多くの企業が慣習として押印を求めており、就業規則や社内フォーマットで指定されているケースもあります。

総務・上司はここを見ている
- 押印そのものより、就業規則で指定された様式に沿っているか
- 押す場合はシャチハタではなく認印を使っているか
- 印影がかすれたり傾いたりしていないか
迷ったときは、無理に押印を省くより認印を1本用意しておくほうが安全です。就業規則に記載がなければ、上司や総務に一言確認しておくと二度手間になりません。
状況別|必要なものが変わるケース
手書き提出の場合
白無地の便箋・黒ボールペン・封筒・クリアファイルの基本4点で対応できます。書き損じに備えて、便箋は多めに用意しておくと安心です。
パソコン作成・印刷の場合
便箋の代わりにA4のコピー用紙とプリンターが必要です。署名欄だけは手書きで自筆する慣習が根強いため、印刷後に記入する黒ボールペンも忘れず用意してください。
郵送する場合に追加で必要なもの
直接手渡しできない事情がある場合は、退職届本体を入れる封筒とは別に、送付先の住所を書いた郵送用の封筒・添え状・切手が追加で必要になります。
| 重さの目安 | 郵便料金 |
|---|---|
| 25gまで(定形郵便) | 110円 |
| 50gまで(定形郵便) | 140円 |
| 速達を利用する場合 | 上記に300円プラス |
普通郵便は土曜配達や翌日配達が保証されていないため、退職日から逆算して余裕を持って投函することが欠かせません。
会社独自の様式がある場合
就業規則や社内イントラに退職届のフォーマットが用意されている会社もあります。作成を始める前に、まず社内規定や総務への確認を済ませておくと、せっかく用意した便箋や封筒が無駄になりません。
これがないと困る?よくある忘れ物とNG例
4点さえ揃えば安心と思われがちですが、実際に提出する段階で困る人が多いのは「揃えたつもりで足りていなかった」ケースです。
よくある忘れ物・失敗例
- クリアファイルを忘れ、カバンの中で封筒の角が折れたまま提出した
- 会社にあったシャチハタで押印してしまい、指摘されて書き直しになった
- 便箋は用意したのに封筒のサイズが合わず、三つ折りが入りきらなかった
- 予備の便箋を用意せず、書き損じた時点で提出をその日に諦めた
いずれも用意した物が足りなかったのではなく、組み合わせや予備を考えていなかったことが原因です。便箋は2〜3枚、封筒も予備を1枚多く買っておくだけで、当日のやり直しはほぼ防げます。
退職後に準備しておきたい書類
退職届を提出したあとは、転職活動の書類準備に進む方も多いはずです。応募先が決まり次第すぐに動けるよう、転職用の履歴書テンプレートを早めに手元に用意しておくと安心です。
ハローワーク経由での応募を予定している場合は、ハローワーク用の職務経歴書テンプレートを使うと記載項目の抜け漏れを防げます。
退職理由をそのまま書きにくい場合は、志望動機なしの履歴書テンプレートを土台にして、選考が進んでから内容を練り直す方法もあります。
応募先によっては様式を指定される場合もあるため、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートも候補として手元に置いておくと迷いません。
まとめ
- 退職届に必要なものは、白無地の便箋・封筒・黒ボールペン・クリアファイルの4点
- 印鑑は法律上不要だが、会社の慣習で認印を求められることがある
- 時間がなければコンビニ・100円ショップで、こだわるなら文具店で揃える
- 便箋・封筒は予備を1〜2枚多く用意しておくと書き損じや折れに対応できる
- 会社指定の様式がある場合は、そちらを最優先する
必要なものは決して多くありません。4点を予備込みで揃えておけば、提出直前になって慌てることはなくなります。
退職届の準備に関するよくある質問
- 退職届はコンビニだけで全部揃いますか?
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コピー用紙・黒ボールペン・クリアファイルはほぼ確実に揃いますが、白無地の便箋は取り扱いのない店舗もあります。便箋にこだわらないならパソコンで作成しコピー用紙に印刷する方法が確実です。
- 印鑑を忘れて用意できない場合はどうすればいいですか?
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法律上は押印がなくても退職の意思表示として有効です。就業規則で押印が明確に義務付けられていない限り、署名のみで提出しても問題ありません。心配な場合は事前に総務へ確認してください。
- 封筒に入れず退職届だけを渡しても大丈夫ですか?
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マナーとしては封筒に入れて渡すのが一般的です。折れたり汚れたりした状態で手渡すと印象を損ねるため、封筒とクリアファイルは省略せずに用意することをおすすめします。
- パソコンで作成する場合も便箋を買う必要がありますか?
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不要です。パソコンで作成して印刷する場合は、A4サイズの白いコピー用紙を使うのが一般的です。ただし署名欄は手書きで自筆する慣習が根強いため、黒ボールペンは別途用意してください。

