職務経歴書に何を書く?迷わず埋まる9項目チェックリストを徹底解説

職務経歴書に何を書く?迷わず埋まる9項目チェックリストを徹底解説

職務経歴書に何を書くか迷ったら、結論は日付から自己PRまでの9項目を順番に埋めることです。空欄のまま手が止まりやすいのは、項目ごとの書く内容が整理されていないことが主な原因です。ここでは各項目の具体的な記載内容を、記入例とあわせて解説します。

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目次

職務経歴書に何を書く?結論は9項目を埋めるだけ

結論|まず9項目を確認する

職務経歴書は基本的に、日付・宛先・氏名、職務要約、職務経歴、職務内容・実績、活かせる経験・スキル、資格・免許、自己PR、本人希望欄という9項目で構成されます。この9項目さえ埋まっていれば、書類としての体裁は整います。フォーマットの選び方や項目ごとの詳しい書き方に迷う場合は、あわせて後述のテンプレートも活用してください。

【一覧表】職務経歴書に書く9項目と書く内容

項目書く内容目安
①日付提出日(郵送は投函日、メールは送信日)1行
②宛先・氏名応募先企業名(御中)と自分の氏名1〜2行
③職務要約経験年数・担当業務・代表的な実績200〜300字
④職務経歴在籍企業名・在籍期間・事業内容企業ごとに数行
⑤職務内容・実績担当業務の内容と成果企業ごとに詳細
⑥活かせる経験・スキル応募先で活かせる技術・知識・対応力箇条書き3〜5個
⑦資格・免許応募職種に関連する資格を取得年月とともに箇条書き
⑧自己PR強みと、それをどう活かすか300〜400字
⑨本人希望欄勤務条件の希望(特になければその旨)1〜2行

「何を書くか」で手が止まる人に共通する原因

9項目を確認しても手が止まってしまう場合、原因は書く内容そのものより「整理の仕方」にあることが多いです。よくある原因は次の3つです。

  • テンプレートの見出しだけを見て、具体的に何を書けばいいかイメージできていない
  • 「実績」という言葉に引っ張られ、数字で示せる成果がないと書けないと思い込んでいる
  • 履歴書と職務経歴書の役割の違いが整理できておらず、同じ内容を書こうとして手が止まる

特に3つ目は見落とされがちです。履歴書は経歴の事実、職務経歴書はその中身を掘り下げる書類という役割の違いを理解しておくと、書く内容の重複に悩まなくなります。

【項目別】職務経歴書に書く内容を徹底解説

ここからは9項目を1つずつ、書く内容と記入時のポイントを解説します。テンプレートを開きながら、上から順に埋めてください。

日付・宛先・氏名に書く内容

  • 日付:提出日(郵送は投函日、メールは送信日、Web応募は入力日)
  • 宛先:応募先の会社名を正式名称で記入し、末尾に「御中」(部署名がある場合はその後に「御中」)
  • 氏名:戸籍上の氏名をフルネームで記入

ハローワーク経由の応募では宛先の書式が指定されている場合があるため、ハローワーク用の職務経歴書テンプレートで形式を確認しておくと、宛先欄の書き方で迷わずに済みます。

職務要約に書く内容

職務要約は職務経歴書の冒頭に置く文章で、採用担当者が最初に読む箇所です。次の3要素を200〜300字にまとめます。

  • 経験年数と職種(何年、どんな業務を担当してきたか)
  • 担当範囲(新規開拓か既存フォローか、個人向けか法人向けかなど)
  • 代表的な実績を1つ(数字で示せるものがあれば優先)

職務経歴(企業概要)に書く内容

在籍していた企業ごとに、以下の情報を記載します。

  • 企業名と事業内容(何を扱う会社か一文で)
  • 在籍期間(西暦で統一)
  • 資本金・従業員数(分かる範囲で。相手企業の規模感を伝える情報になる)
  • 役職(役職に就いていた場合のみ)

同じ時期に複数の派遣先を経験している場合は、就業先ごとの契約期間を整理しやすい派遣の職務経歴書テンプレートを土台にすると、企業概要欄が書きやすくなります。

職務内容・実績に書く内容

職務内容は「どこで」「誰に対して」「何をしてきたか」「どんな成果を出したか」が分かるように書きます。

良い例文

中小企業を中心に新規開拓営業を担当。月20件のアポイント獲得から提案・契約まで一貫して対応し、担当エリアの新規契約件数を前年比130%に伸ばしました。既存顧客への提案営業も兼任し、契約継続率は95%を維持しています。

NG例

営業として様々な業務を担当しました。お客様対応やチームのマネジメントなど、幅広い業務を経験しています。「様々な」「幅広い」だけでは、何を担当していた人なのか採用担当者に伝わりません。

事務職や管理部門など数字で示しにくい職種では、「対応件数」「削減できた時間」「関わった人数」のように業務量や関係者の規模で成果を表現できます。

活かせる経験・スキルに書く内容

応募先の業務で活かせる技術や知識を、以下のような切り口で書き出します。

  • 業務システム・ツールの操作経験(例:会計ソフト、CADソフト、レジシステム)
  • 専門知識(例:法令知識、語学力、業界特有の実務知識)
  • 対応してきた業務の規模(担当件数・関係者数など)
  • マネジメント経験(後輩育成・チームリーダー経験など)

アルバイト経験が中心の場合でも、業務で使った接客ツールやレジシステムの操作経験はスキルとして記載できます。書き方に迷う場合はアルバイト用の職務経歴書テンプレートを参考にしてください。

資格・免許に書く内容

資格・免許は、応募職種に関連するものから順に「正式名称」と「取得年月」を記入します。運転免許なら「普通自動車第一種運転免許」のように正式名称で書きます。応募職種に関連する資格がない場合は、無理に書かず省略して構いません。

自己PRに書く内容

自己PRは「頑張りました」で終わらせず、どんな課題をどう解決してきたかという行動と結果をセットで書きます。

良い例文

入力ミスを防ぐため、完了後に必ず項目別のセルフチェックを行う手順を自ら設け、担当期間中の入力エラーをほぼゼロに抑えました。この工夫をチーム内で共有し、後から加わったメンバーの習熟時間の短縮にも貢献しています。

NG例

私は責任感が強く、どんな仕事にも一生懸命取り組みます。この強みを貴社でも発揮したいです。行動や具体的なエピソードがなく、誰にでも当てはまる文章になっています。

パート勤務が中心のキャリアでも、業務への向き合い方を具体的に書けば十分な説得力になります。パート用の職務経歴書テンプレートには自己PR欄の記入例も収録しています。

本人希望欄に書く内容

勤務地や給与について強い希望がなければ、「貴社規定に従います」の一行で問題ありません。給与や待遇の交渉は面接以降で行うのが基本で、本人希望欄で細かい条件を並べる必要はありません。

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状況別|書く内容に迷いやすいケースの対処法

実績や数字がない場合に何を書くか

数字で示せる実績がなくても、業務範囲や任される仕事の変化を書けば十分に伝わります。「担当業務を後任へマニュアル化した」「新人教育を任され、後輩が独り立ちした」など、信頼や役割の変化を具体的に書き出してください。

転職回数が多い場合に何を書くか

短期間で退職した職場も含め、すべての職歴を正直に記載します。退職理由を一言添えておくと、面接で深掘りされたときの印象が安定します。職歴の省略は在職履歴の確認で発覚するリスクがあるため避けてください。

ブランク期間がある場合に何を書くか

育児・介護・療養などのブランクは隠す必要がありません。採用担当者が確認したいのは、その期間に何もしていなかったかではなく、今後仕事に向き合う準備ができているかです。ブランクの理由と、復職への準備状況を一言添えてください。

採用担当者は「書く内容」のどこを見ているか

採用担当者はここを見ている

  • 空欄や記載漏れがないか(項目の埋め忘れは内容以前の問題として扱われる)
  • 職務要約と自己PRの内容が矛盾していないか
  • 数字や固有名詞を使って具体的に書かれているか

採用担当者が1件の職務経歴書に目を通す時間は、決して長くありません。9項目が過不足なく埋まっているかどうかが、内容の良し悪しを判断してもらう前提条件になります。

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まとめ

  • 職務経歴書に書く内容は、日付・宛先・氏名から本人希望欄までの9項目
  • 職務要約は200〜300字、自己PRは300〜400字を目安にまとめる
  • 職務内容は「どこで」「誰に」「何を」「どんな成果か」の順で書く
  • 数字の実績がなくても、業務範囲や信頼の変化を書けば説得力は出せる
  • 空欄や記載漏れは内容以前に評価を下げる原因になる

9項目を上から順に埋めていけば、職務経歴書は完成に近づきます。

職務経歴書に何を書くかに関するよくある質問

職務経歴書に書くことがない場合はどうすればいいですか?

数字で示せる実績がなくても、業務を振り返れば書ける内容は見つかります。「任される業務が増えた」「後輩の教育を担当した」など、信頼や役割の変化を具体的なエピソードとともに書けば、数字がなくても職務内容として成立します。

職務経歴書の項目はすべて埋める必要がありますか?

資格・免許のように該当がなければ省略できる項目もありますが、職務要約・職務経歴・職務内容・自己PRは空欄にせず記載してください。空欄が多い状態は、内容の良し悪し以前に採用担当者の印象を下げる原因になります。

職務経歴書と履歴書で書く内容は同じでいいですか?

同じ内容にする必要はありません。履歴書は氏名・学歴・職歴の概要など基本プロフィールを伝える書類で、職務経歴書は職務内容や実績など経験の中身を詳しく伝える書類です。役割を分けて書くことで、採用担当者に伝わる情報量が増えます。

職務経歴書はパソコンと手書き、どちらで書けばいいですか?

職務経歴書はパソコンで作成するのが一般的です。修正のしやすさに加え、レイアウトを整えやすく読みやすい書類に仕上がります。手書きが必須と指定された場合を除き、パソコンでの作成を選んで問題ありません。

この記事を書いた人

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 著者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

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