趣味・特技欄は、空欄や「特になし」にせず、続けていることを1つ選び、一言添えて書くのが正解です。採用担当者は趣味の派手さより、継続と人柄の手がかりを見ています。ギャンブルや虚偽は避け、面接で話せる事実だけを残します。思いつかないときは日常の習慣を言い換えてください。他の欄の順番は履歴書の基本的な書き方(完全ガイド)を見てください。
趣味・特技欄の正解|空欄禁止・一言添える
法律で決まった書き方はありません。市販用紙の枠に収まる量で、名称と一言コメントを並べるのが通例です。趣味と特技は分けても、1行にまとめても構いません。
| 項目 | 正解 | よくある誤り |
|---|---|---|
| 空欄 | 続けていることを1つ書く | 空欄、「特になし」だけ |
| 量 | 趣味・特技を各1つ。枠の約8割 | 詰め込みすぎ/一言だけ |
| 形 | 名称+(頻度や内容) | 名称だけ、長文だけ |
| 内容 | 面接で深掘りできる事実 | やっていないことの誇張 |

採用担当者はここを見ている
- 空欄や「特になし」だと、会話の入口が閉じている
- 書いてある内容と、面接の答えが食い違わないか
- ギャンブルや虚偽など、職場で懸念が出るテーマではないか
趣味・特技欄の基本的な書き方とNG例
見やすい型は「趣味:読書(月2冊。新書中心)」のように、名称の後ろに括弧で一言添える形です。枠からはみ出す長文は、小さく書いて詰め込むより、一言を短くします。
- 趣味と特技を分ける欄なら、それぞれ1つで足りる
- 頻度・ジャンル・続けた年数のうち、話せる数字を1つ入れる
- 応募職に無理に結びつけない。事実の範囲で人柄が見えればよい
| 避ける内容 | 理由 |
|---|---|
| パチンコ・競馬などギャンブル | 金銭感覚や計画性を疑われやすい |
| 政治・宗教の活動を前面に出す | 職場の価値観と衝突する懸念が出る |
| やっていない特技の誇張 | 面接の2問目で具体が出ず、信頼が落ちる |
| 危険行為や違法が連想される趣味 | コンプライアンス上の不安が残る |
良い書き方
趣味:読書(月2冊。歴史小説と新書)
特技:料理(週末に作り置きをし、工程を決めて作る)
NG例
特になし。趣味:パチンコ。特技:英語(ほとんど話したことがない)。空欄や虚偽は、欄を埋めたつもりでも面接で止まります。
趣味・特技が思いつかないときの探し方
立派な趣味が無いと感じる人ほど、日常の習慣を見逃しています。毎日続けていること、時間を忘れてやることを1つ選び、仕事で使う言葉に置き換えると欄が埋まります。
| 日常 | 履歴書での言い方 |
|---|---|
| 散歩 | ウォーキング(週4。近所を40分歩く) |
| 料理 | 料理(週末に作り置き) |
| 音楽を流す | 音楽鑑賞(通勤中に洋楽) |
| ゲーム | ゲーム(協力プレイを週2) |
- 直近1か月で、予定を入れてまでやったことを書き出す
- 人に説明できる具体(頻度・対象・続けた期間)が残るものを残す
- 残った1つだけを欄に入れ、面接用にエピソードを1つ用意する
良い書き方(思いつかないとき)
趣味:散歩(週4回、近所を40分歩く)
NG例
空欄のまま提出する。「特になし」とだけ書く。どちらも、意欲が低いのか書くことが無いのかが分かれません。

【趣味別】アピールにつながる書き方
同じ趣味でも、名称だけだと手抜きに見え、一言あると会話が始まります。ゲームやアイドルも、頻度と向き合い方を書けば欄に残してよい内容です。嘘の言い換えより、事実を短く整えてください。
良い書き方(ゲーム)
趣味:ゲーム(協力プレイを週2。役割分担を決めて進める)
NG例
趣味:ゲーム、だけ書いて終わる。夜更かしや没頭だけが伝わると、生活リズムの心配が残ります。
特技の書き方と資格欄との使い分け
特技は「人より続けていること」、資格は証明できる名称です。段位や検定は正式名称を資格欄へ置き、特技欄には「剣道(中学から継続)」のように実技の側面を書きます。
| 場面 | 詳細 |
|---|---|
| 特技の型 | 教員の特技 | 書道の欄分け | 剣道の段位 |
| 用紙の欄が1つ | 志望動機・特技・好きな学科 |
良い書き方(特技)
特技:書道(高校から継続。年賀状と宛名書き)
NG例
特技欄に資格の略称だけを並べ、資格欄が空。段位や検定は資格欄に正式名称を書き、特技欄は続けている実技にします。

まとめ
- 空欄と「特になし」は避ける。続けていることを1つ書く
- 名称の後ろに、頻度か内容を一言添える
- ギャンブル・虚偽・面接で話せない誇張は書かない
- 思いつかないときは、散歩や料理など日常を言い換える
- 他の欄は履歴書の基本的な書き方(完全ガイド)から戻る
氏名と学歴を埋めてから、趣味・特技欄を整えてください。全体の型は履歴書の書き方完全ガイドにあります。
趣味・特技欄に関するよくある質問
- 趣味と特技は分けて書く必要がありますか。
-
分けても1行にまとめても構いません。用紙の見出しに合わせて、それぞれ1つあれば足ります。
- 本当に趣味が無いときは、空欄でもよいですか。
-
空欄と「特になし」は避けてください。散歩、料理、音楽鑑賞など、週に何度かやっている習慣を一言添えて書いてください。
- ゲームやアイドルは書かない方がよいですか。
-
名称だけだと印象が分かれます。頻度と向き合い方を一言添え、面接で具体を話せるなら残してよい内容です。
- 特技と資格は同じものを書いてよいですか。
-
段位や検定は資格欄に正式名称を書きます。特技欄には、続けている実技や日常で使っている側面を書いてください。

