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農業 履歴書の書き方|採用担当者が評価する例文と転職のコツ

【無料作成ツール付き】農業 履歴書の書き方|採用担当者が評価する例文と転職のコツ

この記事では、農業への転職・就農を検討している方に向けて、履歴書の書き方を採用担当者の視点から解説します。農業経験の職歴欄への記載方法、志望動機・自己PRの例文、農業系資格の書き方まで、書類選考を通過するために必要な情報をまとめています。

目次

農業の履歴書は一般的な書き方と何が違うのか

農業法人や農場への応募で提出する履歴書は、フォーマットや基本ルールは一般的な会社への応募と変わりません。ただし、採用担当者が履歴書で確認したいポイントが、一般的な職種とは異なります。農業職では体力・継続力・農業への本気度を重視する傾向があり、それを履歴書のどの欄でどう伝えるかが書類選考の通過率を左右します。

農業法人の採用担当者が最初に確認する3つのポイント

農業業界の採用担当者が履歴書を手に取ったとき、真っ先に目が向く箇所は決まっています。

採用担当者はここを見ている

  • 志望動機の具体性:「なぜ農業なのか」「なぜこの会社なのか」を具体的エピソードで語れているか
  • 職歴欄の農業との関連性:前職のスキル・経験が農業の業務でどう活かせるかが見えるか
  • 資格・免許欄:大型特殊・フォークリフト・農業技術検定など、農業現場で即戦力になる資格があるか

農業未経験で転職する場合、採用担当者は「スペック」より「本気度」を見ています。農業法人の多くは長期定着できる人材を求めているため、「なぜ今の仕事を辞めてまで農業をやりたいのか」という問いへの答えが、履歴書全体を通じて伝わる構成になっているかが重要です。

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農業 履歴書の基本ルールと書き方

農業法人・農場への応募に使う履歴書の基本ルールは以下の通りです。特別なフォーマットは不要で、市販の一般的な履歴書用紙(JIS規格)で問題ありません。

項目書き方のポイント
日付提出日(郵送の場合は投函日)を記入。西暦・和暦は統一する
氏名正式な氏名をフルネームで。ふりがなは「ひらがな」または「カタカナ」を指示に合わせる
住所都道府県から丁番地まで省略なく記入
電話番号日中に連絡のつく番号を記入(携帯電話可)
学歴・職歴中学校卒業から記入。農業系学校・農業大学校は正式名称で
資格・免許農業系資格・普通免許・大型特殊・農業技術検定なども記入

手書きとパソコン作成、農業法人ではどちらがいいか

農業業界に特有の慣習として「手書き指定」をする法人も存在しますが、現在は多くの農業法人でパソコン作成の履歴書が受け入れられています。指定がなければどちらでも構いませんが、パソコン作成のほうが誤字の修正がしやすく、見やすいレイアウトに仕上がります。

  • 手書きの場合:黒のボールペン(消えないタイプ)を使用。修正液・修正テープは使用不可。間違えたら最初から書き直す
  • パソコン作成の場合:フォントはMS明朝または游明朝(10〜11pt)、A4サイズで印刷。写真のみ後貼り
  • 写真:3か月以内に撮影した証明写真(スーツ・清潔感のある服装)。スナップ写真の流用は厳禁

学歴欄:農業系学校・農業大学校の正式な書き方

農業系の学校を卒業している場合、正式名称を正確に記入します。農業高校・農業大学校は都道府県立の場合が多いため、「〇〇県立」から書き始めるのが正式な記法です。

良い例文:農業系学校の学歴欄

〇〇県立〇〇農業高等学校 農業科 卒業
〇〇県農業大学校 農業経営学部 卒業

NG例

〇〇農業高校 卒業(「高等学校」を「高校」と略すのはNG。正式名称で記入すること

農業経験の職歴欄への書き方【状況別3パターン】

農業経験の職歴欄への記載方法は、どのような形で農業に従事していたかによって書き方が変わります。自分の状況に合ったパターンを確認してください。

農業法人(正社員・契約社員)として勤務した場合

農業法人への正社員・契約社員としての勤務経験は、一般企業への就職と同じように職歴欄に記載できます。法人名・入退社年月・担当業務を記入します。農業での具体的な業務内容(栽培作物・規模・担当工程)も添えると採用担当者に伝わりやすくなります。

良い例文:農業法人での職歴記載

〇〇年〇月 株式会社〇〇農場(農業法人) 入社
水稲・大豆の生産管理を担当(作付面積約50ha)
トラクター・田植機・コンバイン等農業機械の操作・整備
〇〇年〇月 一身上の都合により退職

採用担当者はここを見ている

  • 担当した作物の種類・規模(面積・頭数など)が書かれているか
  • 使用できる農業機械・設備が具体的に書かれているか
  • 生産管理・出荷管理・品質管理など、業務の守備範囲が伝わるか

家業農家として農業に従事していた場合

実家の農業を手伝っていた場合や、家業として農業に従事していた場合は、職歴として記載できます。記載方法は在籍形態によって異なります。

  • 家業を主体的に担っていた場合:「個人事業主(農業)として農場経営」と記載。作付け面積・売上規模・担当業務を具体的に
  • 家業の手伝いだった場合:「家業(農業)に従事」「家事手伝い(農業)」として記載。期間と担当した作業内容も添える

良い例文:家業農家の職歴記載

〇〇年〇月 家業(農業)に従事
野菜(きゅうり・トマト)の施設栽培に従事。播種から収穫・出荷まで一貫して担当
(作付面積:ハウス約3棟、約15a)
〇〇年〇月 独立のため終了

農業研修・アルバイト・体験の記載方法

農業研修やアルバイト、農業体験の経験は、期間や内容によって職歴欄と自己PR欄のどちらに書くかを判断します。

種別期間の目安記載先
農業研修(農業大学校・農林水産省系など)6か月以上職歴欄
農業アルバイト(継続的な従事)3か月以上職歴欄
農業体験・短期バイト1か月以下自己PR欄
農業インターン・就農体験目安なし自己PR欄で農業への本気度としてアピール

職歴欄に記載できない短期の農業体験でも、自己PR欄で「〇年〇月に〇〇農場で1週間の就農体験を行い、現場の作業工程を実際に確認した」と具体的に触れることで、農業への本気度のアピールとして有効に機能します。

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採用担当者の目に止まる「農業 志望動機」の書き方

農業法人への応募書類の中で、採用担当者が最も時間をかけて読む欄が志望動機です。履歴書のスペースは限られているため、300〜400文字を目安に、「なぜ農業か」と「なぜこの会社か」の両方を具体的に答える構成が求められます。

志望動機でNGになる2つのパターン

農業法人の採用担当者が志望動機を読んで「書類選考落ち」を決めやすいパターンは2つあります。どちらも応募者の意図とは裏腹に、採用担当者からは「定着しないかもしれない」と判断されるリスクがあります。

NG例①:「自然が好き」「食に興味がある」のみの志望動機

「自然の中で働きたいと思い、農業の仕事に興味を持ちました。食の大切さを感じており、農業を通じて社会に貢献したいです。」

なぜNGか:この志望動機は農業法人のどこにでも使い回せる内容です。「なぜこの会社でなければならないのか」が一切伝わらないため、採用担当者には熱意の薄さとして映ります。

NG例②:「仕事が嫌で農業に逃げた」ように読める志望動機

「現在の職場の人間関係に疲れてしまい、もっとシンプルな仕事がしたいと思い農業を志しました。」

なぜNGか:農業は「シンプル」ではありません。収穫・出荷・機械管理・天候への対応など複雑な業務を伴います。「前職からの逃避」として読まれると、農業でもすぐに離職するリスクがあると判断されます。

未経験転職の志望動機例文(状況別2パターン)

農業未経験で転職する場合の志望動機には、「農業に興味を持った具体的なきっかけ」と「前職の経験を農業でどう活かすか」の2軸を必ず盛り込みます。

良い例文①:異業種(会社員)からの転職

前職では食品メーカーの営業として6年間、スーパー・飲食店への食材提案を担当してきました。取引先の農家さんと直接話す機会が増える中で、生産現場の課題を間近に感じ、自ら作る側に携わりたいという気持ちが強くなりました。貴社が取り組む契約栽培事業に関心を持ち、営業で培ったバイヤーとの交渉経験や顧客管理のスキルを生産・販売の両面でお役に立てると考え、志望しました。

良い例文②:農業体験を経てのUターン転職

地元の農業を守りたいという思いから、昨年夏に2週間の就農体験研修に参加しました。実際の作業を通じ、農業の体力的なきつさと同時に、品質管理・工程管理の奥深さを実感しました。エンジニアとして携わってきたデータ管理・IoT導入の知識を、スマート農業の推進に役立てたいと考えており、IT活用に積極的な貴社でぜひ挑戦させていただきたいと思います。

農業経験者が転職する場合の志望動機例文

すでに農業経験がある状態で転職する場合は、「現職(前職)から転職する理由」と「新しい環境で実現したいこと」を軸に構成します。同業種への転職では、スキルアップや経営規模の拡大など、前向きな理由を明示することが重要です。

良い例文:農業経験者の転職志望動機

現在の農業法人では水稲・大豆の生産管理を3年間担当し、大型農業機械の操作から収穫後の乾燥調製まで一通りの工程を経験してきました。将来は施設園芸の高付加価値作物に挑戦したいと考えており、トマト・いちごのハウス栽培で国内トップクラスの実績を持つ貴社に応募しました。現職での経験を土台に、新たな栽培技術を習得し、早期に戦力となることをめざしています。

採用担当者が評価する「農業 自己PR」の書き方

履歴書の自己PR欄(300〜400文字程度)は、志望動機と並んで採用担当者の判断を左右する重要な欄です。農業職での自己PRでは、「農業で活かせる強み」を前職の具体的なエピソードで裏付ける構成が高く評価されます。

前職スキルを農業に結びつける3つのポイント

どの業種から農業に転職する場合も、農業法人が求める能力と前職スキルを結びつけることができます。以下の3点を意識して自己PRを組み立ててください。

  • 体力・継続力の裏付け:農業は屈強な体力と長期継続が求められます。前職でのハードな業務経験(現場仕事・スポーツ経験など)を具体的なエピソードで示す
  • 問題解決・改善の実績:農業では天候・病害虫・機械トラブルなど予期しない問題への対応力が重要です。前職でのトラブル対応・業務改善の経験を具体的に記述する
  • 農業に応用できる専門スキルの明示:営業→契約販路の開拓、IT→スマート農業・データ管理、物流→出荷管理・物流コスト削減、など「農業でどう使えるか」まで踏み込んで書く

業種別・自己PR例文集(未経験者向け)

前職の業種別に、農業転職で使える自己PRの例文を紹介します。

例文①:建設業・製造業からの転職

建設現場での10年間の作業経験を通じ、夏場の炎天下での長時間作業や、機械・道具のメンテナンスを日常的に行ってきました。体力への自信と、農業機械の扱いへの親和性は、即戦力として貢献できる点だと考えています。また、現場の安全管理責任者として培ったリスク察知の習慣を、農業現場の安全な作業管理にも活かせると思います。

例文②:営業・サービス業からの転職

飲食店への食材・調味料の営業を5年間担当し、バイヤーとの継続的な関係構築と、品質・納期の厳格な管理を経験してきました。農産物の販売において、消費者や流通のニーズを把握した上での提案型営業経験は、農業法人の販路開拓・6次産業化の取り組みで直接活用できると考えています。コミュニケーション能力を生かし、出荷先との信頼関係構築にも積極的に取り組みます。

例文③:IT・事務職からの転職

前職ではERPシステムの運用保守を担当し、データ分析・業務フロー改善のプロジェクトに関わってきました。農業分野でのIoTセンサーや栽培データ管理への関心から、就農体験研修にも参加し現場の課題を直接確認しています。データを活用したスマート農業の推進が事業の柱となっている貴社であれば、技術バックグラウンドを生産管理の効率化に貢献できると確信しています。

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農業の資格・免許は履歴書にどう書くか

農業法人への応募では、資格・免許欄の記載が採用率に直結することがあります。農業現場で使える資格を持っている場合、正式名称と取得年月を正確に記入することが必須です。

採用で評価される農業系資格と履歴書への記載例

農業法人の採用担当者が資格欄を見たとき、評価されやすい資格は大きく「農業機械・免許系」と「農業専門知識系」の2種類です。

資格・免許名履歴書への記載例採用での評価
大型特殊自動車免許〇〇年〇月 大型特殊自動車第一種免許 取得★★★(トラクター等の農業機械を公道走行できるため最重視)
普通自動車免許(AT/MT)〇〇年〇月 普通自動車第一種運転免許(MT)取得★★★(農作業・出荷での移動に必須)
フォークリフト運転技能講習〇〇年〇月 フォークリフト運転技能講習 修了★★(出荷・倉庫作業で即戦力)
日本農業技術検定〇〇年〇月 日本農業技術検定2級 合格★★(農業知識の証明として評価)
農薬管理指導士〇〇年〇月 農薬管理指導士(〇〇県) 認定★★(農薬の適正使用指導ができる専門資格)
危険物取扱者(乙種4類)〇〇年〇月 危険物取扱者試験 乙種第4類 合格★(農業用燃料・薬品の管理ができる)
農業機械士〇〇年〇月 農業機械士(〇〇県知事認定) 取得★(農業機械の操作・整備の知識証明)

資格・免許を複数持っている場合は、取得日が古い順から記載します。複数の級を持つ資格(農業技術検定など)は原則として最上位の級のみ記載すれば問題ありませんが、段階的に取得したことをアピールしたい場合は両方記入しても構いません。

採用担当者はここを見ている

  • 大型特殊免許・フォークリフトは農業現場での即戦力の証明になるため、保有していれば必ず記載する
  • 農業系資格の正式名称が正確に書かれているかどうかも見られている(略称はNG)
  • 資格が1つもない場合は「取得に向けて勉強中」とアピールするよりも、自己PR欄で農業への本気度を示す方が効果的

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まとめ

  • 農業の履歴書の基本フォーマットは一般企業と同じだが、採用担当者は「志望動機の具体性」「体力・継続力の裏付け」「農業に活かせるスキル」を重点的に見ている
  • 農業経験の職歴記載は形態によって書き方が変わる:農業法人勤務は一般職歴と同様、家業農家は「個人事業主(農業)」または「家業従事」、短期研修・バイトは自己PR欄で補足
  • 志望動機は「なぜ農業か」+「なぜこの会社か」の両方を具体的エピソードで語ることが通過のカギ。「自然が好き」だけの志望動機は即落選につながる
  • 自己PRは前職スキルを農業の具体的業務に結びつけること。業種ごとに「農業でどう活かせるか」まで踏み込んで記述する
  • 大型特殊免許・フォークリフト・農業技術検定などの資格は正式名称と取得年月を正確に記載すると評価が上がる

農業法人への転職では、書類選考で「この人は農業を仕事として続けられる」と採用担当者に判断してもらえるかどうかが分かれ道です。上記のポイントを踏まえた履歴書を作成して、書類選考を突破してください。

農業の履歴書に関するよくある質問

農業未経験でも農業法人に採用されますか?

農業未経験でも採用している法人は多くあります。採用担当者が重視するのは「なぜ農業か」という本気度と、前職の経験を農業でどう活かせるかという点です。体力のある若い世代や、IT・営業・物流など農業の現代化に貢献できるスキルを持つ人材は特に求められています。履歴書・志望動機で具体性を持たせることが書類選考通過のカギです。

農業の履歴書は手書きとパソコンどちらがいいですか?

応募先から「手書きで提出してください」と指定がない限り、パソコン作成でも問題ありません。パソコン作成のほうが読みやすいレイアウトに仕上がり、誤字の修正もしやすいです。手書きの場合は黒のボールペン(消えないタイプ)を使用し、修正テープ・修正液は使わないようにしてください。

農業の仕事に役立つ資格は何ですか?履歴書にどう書きますか?

採用で特に評価される資格は「大型特殊自動車免許」「フォークリフト運転技能講習修了」「日本農業技術検定」「農薬管理指導士」などです。いずれも略称を使わず正式名称で記載します。例:「〇〇年〇月 大型特殊自動車第一種免許 取得」「〇〇年〇月 日本農業技術検定2級 合格」のように、取得年月と正式名称をセットで記入してください。

家業の農業(実家の田んぼ・畑の手伝い)は職歴に書けますか?

書けます。主体的に農業経営を担っていた場合は「個人事業主(農業)として農場経営」と記載します。家業の手伝いだった場合は「家業(農業)に従事」と記載し、担当した作業内容・期間・規模(面積・担当作物など)を添えると採用担当者に伝わりやすくなります。短期・断続的な手伝いであれば、職歴欄よりも自己PR欄で触れる方が自然です。

農業の志望動機で「自然が好き」は書いてもいいですか?

「自然が好き」という気持ち自体は問題ありませんが、それだけを志望動機にするのは避けてください。採用担当者は「なぜこの会社でなければならないのか」を知りたいと思っています。農業に興味を持った具体的なきっかけ(就農体験・取引先農家との交流・家族の農業経験など)と、前職のスキルがどう農業に活かせるかを組み合わせることで、説得力のある志望動機になります。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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