エントリーシートの見本PDFは、基本情報欄のレイアウトに沿って埋めれば大きく崩れることはありません。ただし見本をそのまま書き写すだけでは選考で差がつかないのも事実です。この記事では見本PDFの記入例と入手方法、PDF提出時の落とし穴、新卒・転職・アルバイトなど状況別の活用法を採用担当者視点で解説します。
エントリーシート見本PDFの記入例|基本情報欄の書き方【結論】
結論:基本情報欄は見本のレイアウトに沿って埋めれば失敗しない
日付・氏名・学校名・連絡先・写真といった基本情報欄は、自由記述の少ない項目です。見本PDFの配置通りに項目を埋めていけば、体裁が崩れる心配はありません。差がつくのは自己PRや志望動機などの自由記述欄であり、そこは見本の言い回しをなぞるだけでは伝わらないという点を先に押さえておきましょう。
良い記入例
| 項目 | 見本PDFでの記入ポイント |
|---|---|
| 日付 | 提出日(郵送の場合は投函日)を記入する |
| 氏名・フリガナ | 「ふりがな」はひらがな、「フリガナ」はカタカナで統一する |
| 学校名 | 省略せず正式名称で記入する(〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科) |
| 連絡先 | メールアドレスは数字とアルファベットの読み間違いがないか確認する |
| 写真 | 企業指定のサイズ・撮影時期の条件を確認してから貼付する |
NG例
提出日を空欄のまま印刷している、学校名を「〇〇大」のように略している、写真のサイズが指定と違うといったケースが目立ちます。基本情報欄のミスは中身以前に「確認不足」と見なされやすいため、見本と照らし合わせて一つずつ確認してください。
採用担当者はここを見ている
- 基本情報欄が正確に埋まっているか(フォーマットの型自体は減点対象にならない)
- 写真のサイズ・服装が企業の指定条件に合っているか
- 見本を参考にしつつ、自由記述欄に自分の経験が反映されているか
エントリーシート見本PDFの入手方法|大学・就活サイト・企業ページ
大学のキャリアセンターでもらう
大学のキャリアセンターでは、多くの場合エントリーシートの見本PDFや過去の提出例を閲覧できます。窓口で相談すれば、自分の学部・学科に近い先輩の記入例を紹介してもらえることもあるため、初めて作成する場合はまず立ち寄っておくと安心です。
主要就活サイトからダウンロードする
マイナビやキャリタス就活などの就活情報サイトでは、会員登録後にエントリーシートの見本PDF・Word・Excel形式のフォーマットをダウンロードできます。入手の流れは次の通りです。
- 各サイトにログインし、フォーマット一覧または企業ページを開く
- 指定のエントリーシートをPDFまたはWord形式でダウンロードする
- 必要事項を記入したうえで、指定の方法でアップロード・提出する
企業の採用ページ・マイページから入手する
企業ごとに指定フォーマットがある場合は、採用ページやマイページから直接入手するのが確実です。案内メールにダウンロードリンクが添付されているケースも多いため、応募後は迷惑メールフォルダも含めて見落とさないようにしましょう。ダウンロードできない場合は、採用担当部署にメールか問い合わせフォームで連絡すれば対応してもらえます。
採用担当者はここを見ている
- ダウンロード期限と提出期限が別に設定されていないか(入手が遅れて提出に間に合わないケースが多い)
- 指定されたファイル形式・サイズ(A4/B5、ページ数)通りにダウンロードできているか
見本通りに書くだけで通過しない理由|採用担当者はここを見ている
見本PDFはあくまで「型」を示すものであり、そのまま埋めただけの文章は他の応募者と似た内容になりがちです。採用担当者は年間数百枚のエントリーシートに目を通しているため、見本の言い回しをなぞっただけの文章は一読で見抜きます。型を借りつつ、自分の経験の数字や固有名詞を入れることが通過の分かれ目になります。
見本のまま埋めた例
私の強みは責任感があることです。学生時代からどんなことにも一生懸命取り組んできました。貴社でもこの強みを活かして貢献したいです。
自分の言葉で書いた例
私の強みは、飲食店のアルバイトで発注ミスによる欠品を月2件から月0件に減らした改善力です。原因を記録するチェックシートを自分で作成し、シフトメンバーに共有しました。貴社の店舗運営でも、現場の小さな課題を仕組みで解決する形で貢献したいと考えています。
採用担当者はここを見ている
- 設問に対して結論から答えているか
- 数字や固有名詞があり、その人にしか書けない具体性があるか
- 企業名・職種名の書き換え忘れなど、使い回しのサインが残っていないか
PDFで提出する際の注意点|手書き・入力・ファイル名の落とし穴
手書き指定の場合(印刷→記入→スキャン)
手書き指定のエントリーシートは、見本PDFを印刷して記入したあと、スキャンして再びPDF化する流れが基本です。自宅にスキャナーがない場合は、大学の複合機やコンビニのマルチコピー機を利用すると、文字のかすれや影が入りにくくきれいに仕上がります。
PC入力・PDF編集の場合
入力可能なPDFフォームであれば、そのままPC上で記入できます。WordやExcelで作成した場合は、提出前に必ずPDFへ変換し、フォントの崩れや文字の見切れが起きていないかを別の端末でも確認しておくと安心です。
ファイル名・提出形式のNG例
NG例
- 「無題.pdf」「スキャン1.pdf」など、誰の提出物か分からないファイル名
- PDF指定なのにWord形式のまま提出してしまう
- スマホで撮影した写真をそのまま提出し、文字が読み取りにくい
ファイル名は指定がない限り「エントリーシート_大学名_氏名」のように、誰の提出物かひと目で分かる名前にしておきましょう。
状況別の見本活用法|新卒・転職(中途)・アルバイト
新卒の場合
新卒者は、学業・サークル・アルバイトでの経験を「学生時代に力を入れたこと」として整理するのが基本です。大学指定のフォーマットがない場合は、新卒用の履歴書テンプレートの項目構成を参考にすると、記入漏れを防ぎやすくなります。
転職・中途の場合
転職や中途採用でエントリーシートを求められた場合は、成果を数字で示すことが評価につながります。転職用の履歴書テンプレートの職歴の書き方も参考にすると、実績の抜け漏れを防げます。
アルバイトの場合
アルバイトの選考でエントリーシートを求められるケースでは、志望動機を「働きやすさ」だけで終わらせず、シフトへの対応力や接客での工夫を盛り込むと評価されやすくなります。アルバイト用の履歴書テンプレートの項目も参考にしてください。
企業からフォーマット指定がある場合
企業から「厚生労働省の様式に準じたもの」「JIS規格に沿ったもの」といった指定がある場合は、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートやJIS規格に沿った履歴書テンプレートの項目配置を確認しておくと、記入欄の過不足を防ぎやすくなります。
採用担当者はここを見ている
状況が違っても見本を使うこと自体は評価に影響しません。見ているのは、自分の立場(新卒・転職・アルバイト)に合った内容へ書き換えられているかという点です。新卒向けの例文をそのまま転職活動で使うなど、立場のズレは一目で伝わります。
まとめ
- 基本情報欄は見本PDFのレイアウトに沿って埋めれば失敗しない
- 見本は大学のキャリアセンター・就活サイト・企業ページから入手できる
- 見本の言い回しをなぞるだけでは差がつかず、自分の経験の数字や固有名詞が評価を分ける
- PDF提出時はファイル名・提出形式の指定を守る
見本PDFを土台にしつつ、自分自身の経験で肉付けした一枚に仕上げていきましょう。
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エントリーシート見本PDFに関するよくある質問
- エントリーシートの見本PDFはどこで手に入りますか?
-
大学のキャリアセンター、マイナビやキャリタス就活などの就活情報サイト、企業の採用ページ・マイページの3つが主な入手先です。企業から案内メールが届いている場合は、そちらにダウンロードリンクが添付されていないか確認してください。
- 見本PDFの内容をそのまま使っても大丈夫ですか?
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基本情報欄のレイアウトはそのまま参考にして問題ありません。ただし自己PRや志望動機などの自由記述欄は、見本の言い回しをなぞるだけだと他の応募者と似た内容になりやすいため、自分の経験の数字や固有名詞に置き換えて書き直してください。
- エントリーシートは手書きとPDF入力どちらで作成すべきですか?
-
企業から指定がある場合はその指示に従ってください。指定がない場合は、入力可能なPDFフォームであればPC入力の方が読みやすく、修正もしやすいためおすすめです。手書き指定の場合は、印刷して記入したものをスキャンしてPDF化してください。
- PDFのファイル名はどう付ければいいですか?
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企業からファイル名の指定がない場合は「エントリーシート_大学名_氏名」のように、誰の提出物かひと目で分かる名前を付けてください。「無題.pdf」や「スキャン1.pdf」のような名前のまま提出しないよう注意しましょう。

