エントリーシートの送付状は、日付・宛名・本文・同封書類の4項目をテンプレ通りに埋めれば5分で完成します。郵送で提出する場合は同封するのが基本マナーで、省くと社会人経験の少なさが伝わってしまうこともあります。この記事では、そのままコピペできる状況別の例文と、採用担当者が実際にチェックしているポイントを解説します。
エントリーシートの送付状はこの例文でOK|結論と書き方
結論:送付状は同封が基本、5分で完成する
エントリーシートを郵送する場合、送付状(添え状)は同封するのが基本マナーです。手渡しやメール・Web提出の場合は不要ですが、封筒で送るなら「誰が」「何を」送ったのかを一目で伝える表紙の役割を果たします。書く内容は日付・宛名・差出人情報・件名・本文・同封書類の6項目のみで、下の例文をコピーして名前や大学名を差し替えるだけで完成します。
【状況別】そのまま使える例文
良い例文(新卒・エントリーシートのみ郵送する場合)
2026年8月22日
株式会社〇〇
採用ご担当者様
〒000-0000 東京都〇〇区〇〇1-2-3
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名 太郎
電話番号:090-0000-0000
メールアドレス:〇〇@〇〇.com
エントリーシート送付のご案内
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。この度は貴社の採用選考にエントリーの機会をいただき、誠にありがとうございます。つきましては下記の通りエントリーシートを送付いたしますので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。
敬具
記
一、エントリーシート 1通
以上
良い例文(履歴書と一緒に送る場合)
履歴書とエントリーシートを一緒に郵送するときは、同封書類の欄に両方を書き出すのがポイントです。履歴書のフォーマットに迷ったら新卒用の履歴書テンプレートを使うと、入力の手間を減らせます。
記
一、履歴書 1通
一、エントリーシート 1通
以上
良い例文(第二新卒・転職でエントリーシートを送る場合)
転職での応募では、職務経歴書も同時に送るケースが多く、送付状の同封書類欄にすべて書き出す必要があります。書式に迷う場合は転職用の履歴書テンプレートを活用すると、項目の抜け漏れを防げます。
貴社の求人に応募させていただきたく、下記書類を送付いたします。ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。
記
一、履歴書 1通
一、エントリーシート 1通
一、職務経歴書 1通
以上
送付状に書く6項目の書き方
| 項目 | 書き方のポイント |
|---|---|
| 日付 | 作成日ではなく投函(郵送)する日を記載 |
| 宛名 | 会社名は正式名称、部署宛は「御中」、個人名がわかれば「様」 |
| 差出人情報 | 住所・大学名や現在の所属・氏名・連絡先を記載 |
| 件名 | 「エントリーシート送付のご案内」など内容が一目でわかる一文 |
| 本文 | 簡潔な挨拶と送付の経緯のみ。自己PRや希望条件は書かない |
| 同封書類 | 「記」「以上」で挟み、箇条書きで書類名と枚数を明記 |

エントリーシートの送付状はいらない?採用担当者の本音
提出方法によって、送付状の要不要は変わります。郵送するかどうかが判断の分かれ目で、それ以外の方法では基本的に不要です。
- 郵送で提出する場合:同封するのが基本マナー。なくても即不採用にはなりにくいが、あるだけで印象は上がる
- メール・Web提出フォームの場合:紙の送付状は不要。メール本文に簡潔な挨拶と送付書類の一覧を書けば十分
- 企業に直接持参する場合:その場で担当者に手渡すため、送付状は不要
志望動機や自己PRは、エントリーシート本体や面接で伝えるものです。履歴書側で志望動機欄を省略した構成にしたい場合は、志望動機なしの履歴書テンプレートを使うと構成に悩まずに済みます。

採用担当者はここを見ている|送付状でチェックされる社会人マナー
送付状の内容そのものより、「基本的なビジネスマナーが身についているか」が見られています。エントリーシートの中身より先に目に入る書類だからこそ、第一印象を左右する要素になります。
採用担当者はここを見ている
- 会社名や宛名を省略せず、正式名称で書けているか
- 日付が投函日と一致しているか(使い回しの跡がないか)
- 本文が簡潔で、余計な自己アピールが混じっていないか
- 誤字脱字がなく、テンプレートをそのまま貼り付けた形跡がないか
簡潔で過不足のない送付状を用意できていると、それだけで「基本を押さえている人」という好印象につながります。逆に、ここでつまずくと本文を読む前に評価が下がってしまう可能性もあるため、丁寧に仕上げましょう。
エントリーシートの送付状のNG例|評価を下げる書き方
送付状は「表紙」としての役割に徹するのが正解です。以下のようなNG例は、意図せず評価を下げてしまうため注意が必要です。
NG例
拝啓 貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。私は学生時代に〇〇サークルの代表を務め、リーダーシップを発揮してまいりました。貴社でもこの経験を活かし、必ずお役に立てると確信しております。なお、勤務地は〇〇希望でお願いいたします。
敬具
自己PRや希望条件は送付状の役割から外れる内容です。これらはエントリーシート本体や面接で伝えるべき情報のため、送付状に書くと「基本的な使い分けができていない」と受け取られてしまいます。
- 日付・宛名の使い回しミス:前回応募した企業名がそのまま残っているなど、コピペ元の情報が消し忘れられているケース
- テンプレートの丸写しがわかる内容:氏名や大学名の差し替え漏れ、フォントやレイアウトの不統一
- 誤字脱字・敬語の間違い:「御中」と「様」の併用、二重敬語など基本的なミス

エントリーシートの送付状を送るときの注意点
書き終えたら、封筒に入れる前に以下のポイントも確認しておきましょう。
封筒への入れ方・作成時の注意点
- 入れる順番:封筒を開けたときに送付状が一番上にくるよう重ねる(送付状→履歴書→エントリーシート)
- 手書きかPCか:企業から指定がなければパソコン作成で問題ない。手書き指定がある場合のみ丁寧な文字で仕上げる
- コピペ・使い回しの確認:会社名・日付・宛名を毎回必ず見直し、前回応募先の情報が残っていないか確認する
- 印刷の仕上がり:白黒でも問題ないが、インクのかすれや用紙の折れ・汚れがないか確認する
まとめ
- エントリーシートを郵送する場合、送付状は同封するのが基本マナー
- 書く内容は日付・宛名・差出人情報・件名・本文・同封書類の6項目のみ
- 自己PRや希望条件は書かず、簡潔な表紙として仕上げる
- メール・Web提出・持参の場合は紙の送付状は不要
状況別の例文をベースに、会社名や氏名を差し替えるだけで、送付状は誰でも短時間で仕上げられます。
- エントリーシートの送付状は手書きとパソコンどちらがいいですか?
-
特に指定がなければパソコンで作成して問題ありません。誤字脱字を減らせるうえ、テンプレートを使えば短時間で仕上げられます。企業から手書き指定がある場合のみ、丁寧な文字で作成しましょう。
- 送付状の日付はいつの日付を書けばいいですか?
-
エントリーシートを作成した日付ではなく、実際に投函する日付を記載します。日付を間違えると投函日と書類の内容がずれ、不自然な印象を与えてしまうため注意しましょう。
- エントリーシートをメールで送る場合も送付状は必要ですか?
-
メールやWeb提出フォームでの提出では、紙の送付状は不要です。その代わり、メール本文に簡潔な挨拶文と送付書類の一覧を記載すれば、郵送の送付状と同じ役割を果たせます。

