英検の証明写真は縦3cm×横2.4cm、撮影から6ヶ月以内のものが正解です。運転免許証サイズとも呼ばれるこの規格を外すと、本人確認票の貼り直しが必要になり、申込のやり直しで時間をロスします。1〜3級で必要になるサイズの基準と自宅・コンビニでの用意方法、2026年度から厳格化された本人確認の新ルールまでまとめました。
英検の証明写真サイズと撮り方【結論】
結論:サイズは縦3cm×横2.4cm・6ヶ月以内撮影
英検の証明写真は、縦3cm×横2.4cmという規定サイズで撮影します。運転免許証の証明写真とほぼ同じ大きさで、証明写真機やコンビニのマルチコピー機でも「運転免許証サイズ」を選べばこの規格になります。
- サイズ:縦3cm×横2.4cm(運転免許証サイズ相当)
- 撮影時期:試験日から6ヶ月以内に撮影したもの
- 構図:正面から撮影した上半身、無帽
- 色調:モノクロ・カラーのどちらでも可
- 対象級:1級〜3級(6区分)が必須、4級・5級は写真不要
この5点さえ守れば、写真館で撮る必要はありません。次の項目で、実際にどう用意すれば失敗しないかを具体的に見ていきます。
良い写真の撮り方(自宅・証明写真機・コンビニ)
英検の証明写真は、写真館で撮ったスナップ写真を切り抜いたものでも構いません。規定サイズと撮影条件さえ満たせば、次のどの方法でも問題なく通用します。
良い例文
- 証明写真機:駅前やコンビニに設置された機械で「運転免許証サイズ」を選んで撮影。その場で規定サイズに仕上がる
- スマホ撮影+コンビニ印刷:白い壁を背景に正面から撮影し、証明写真アプリでサイズを合わせてからネットプリントで出力
- 手持ちのスナップ写真:直近6ヶ月以内に正面から撮った写真があれば、顔を規定サイズに切り抜いて使用可
サイズミス・撮影ミスになりやすいNG例
証明写真のトラブルで多いのは、サイズそのものよりも周辺の条件を見落とすケースです。次のようなミスは本人確認票の貼り直しにつながるため、撮影前に確認しておきましょう。
NG例
「証明写真用」と表示のない汎用サイズ(縦4cm×横3cmなど)のまま貼ってしまう、帽子や大きめのマスクをつけたまま撮影する、1年以上前に撮った写真を使い回す。どれも本人確認票の貼り直しが必要になり、申込のやり直しで時間をロスする原因になります。
英検協会はここを厳しくチェックしている
英検協会はここを見ている
- 本人確認票の写真貼付欄からはみ出していないか(規定サイズより大きい写真は不可)
- 正面を向き、顔全体がはっきり写っているか(うつむき・横顔は不可)
- 撮影から6ヶ月を超えていないか(見た目の変化が大きいほどリスクが上がる)

顔写真が必要な級・不要な級と提出方法の違い
英検は受験する級と方式によって、証明写真が必要かどうか、提出方法がどう違うかが変わります。自分がどのパターンに当てはまるかをまず確認しておくと、当日になって慌てずに済みます。
1〜3級(従来型・S-Interview)は必須、4級・5級は不要
| 対象 | 証明写真の要否 |
|---|---|
| 1級・準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級 | 必須(本人確認票に貼付) |
| 4級・5級 | 不要 |
4級・5級を受ける小学生・中学生は写真の準備自体が不要です。準備が必要かどうかを最初に確認しておくだけで、無駄な手間を省けます。
英検S-CBTはデジタル申込|ファイル形式・容量の規定
会場のパソコンで受験する英検S-CBTは、申込時に証明写真の画像データをアップロードします。紙の写真を用意する従来型とは条件が異なるため、混同しないよう注意が必要です。
- ファイル形式:JPEGまたはPNG
- 容量:最大6MBまで
- 縦横比率:4:3(縦長)
- 背景:白または薄い色、本人のみが写っていること
- 眼鏡を常用している場合は、着用した状態で撮影する
iPhoneで撮影した写真はHEIC形式で保存されることがあり、そのままではアップロードできません。カメラの設定を「互換性優先」に変更してJPEGで撮影するか、画像変換アプリで形式を直してから登録します。
【2026年度更新】本人確認が厳格化された新ルール
2026年度第1回検定から、英検の本人確認方法が厳しくなりました。証明写真だけでなく、当日持参する身分証明書の扱いも変わっているため、これまでの感覚のまま準備すると当日つまずく可能性があります。
対象級と開始時期
新ルールは2026年度第1回検定より実施されています。試験監督者が「受験者本人」「受験票兼本人確認票」「顔写真付き身分証明書」の3点を照合する運用に変わりました。
| 試験方式 | 対象級 |
|---|---|
| 従来型(一次・二次試験、公開会場) | 1級〜3級 |
| 英検S-CBT | 準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級 |
| 英検S-Interview | 1級〜3級 |
認められる身分証明書/認められないもの
本人確認票の証明写真に加えて、当日は原本の身分証明書を持参します。認められる書類と認められない例をあらかじめ分けておくと、直前に慌てずに済みます。
認められる身分証明書
- 学生証・運転免許証・パスポート
- マイナンバーカード・社員証
- 在留カード・特別永住者証明書・障害者手帳
いずれも原本かつ有効期限内のものに限られます。
NG例
スマートフォンやタブレットに表示させたデジタル証明書、身分証明書のコピーや写真画像は認められません。有効期限が切れた学生証や免許証も同様にNGです。
写真や身分証明書を忘れた場合の対応(翌々日9:30締切)
忘れた場合の対応期限
身分証明書を忘れた場合は、試験翌々日の午前9時30分(日本時間)までに協会指定サイトへ身分証明書の画像をアップロードする必要があります。この期限を過ぎると「認証失格」となり、受験した成績そのものが無効になります。
証明写真は準備できていても、当日の身分証明書を忘れると受験そのものが無効になりかねません。前日のうちに、写真と身分証明書を同じ場所にまとめておくと安心です。
証明写真の用意方法4パターン比較|費用・時間・仕上がり
証明写真の用意方法は大きく4つに分かれます。試験までの残り日数や予算に合わせて、無理のない方法を選びましょう。
| 用意方法 | 費用の目安 | 所要時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 写真スタジオ | 2,000〜3,000円程度 | 数日〜1週間 | 仕上がりが安定、予約が必要 |
| 証明写真機 | 700〜1,000円程度 | その場で完結 | 駅・コンビニ設置で手軽 |
| コンビニプリント | 700〜800円程度 | スマホ撮影後すぐ | 自宅で撮影しコンビニで出力 |
| 自宅プリンタ | 数十円程度 | すぐ | 写真用紙とサイズ調整アプリが必要 |
試験直前で時間がない場合は、証明写真機かコンビニプリントが現実的です。どちらも規定サイズを選ぶだけで縦3cm×横2.4cmに仕上がるため、サイズ間違いのリスクを減らせます。

英検の証明写真は履歴書の証明写真と使い回せる?
就活や転職活動と英検の受験が重なる時期は、「手元にある履歴書用の写真をそのまま使えないか」と考える人も少なくありません。結論から言うと、サイズが異なるため使い回しはできません。
| 用途 | 標準サイズ |
|---|---|
| 英検 | 縦3cm×横2.4cm |
| 履歴書 | 縦4cm×横3cm |
履歴書用の写真は英検の規定サイズより一回り大きいため、そのまま貼るとはみ出したり、無理に切り抜くと構図が崩れたりします。厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートのように写真欄のサイズが明記されたテンプレートを使う場合も、英検用の写真は別に撮影しておく必要があります。
用途別に写真を分けて用意するケース
- 転職活動中の方:転職用の履歴書テンプレートで書類を整えつつ、英検用は規定サイズで別に撮影する
- 就活中の学生:新卒用の履歴書テンプレートを準備しながら、英検を併願する場合は写真を分けて撮影する
- JIS規格の用紙を使う方:JIS規格に沿った履歴書テンプレートで写真欄のサイズを確認してから撮影する
なお、資格として英検を履歴書に記載する際の級の選び方や書き方は、証明写真とは別の話です。次の記事で確認できるので気になった方は是非ご覧ください。

受験当日に焦らないための持ち物チェックリスト【級・方式別】
証明写真の準備ができても、当日に持ち物が揃っていなければ意味がありません。受験方式ごとに必要なものを整理しました。
一次試験(1〜3級)の持ち物
- 受験票兼本人確認票(証明写真貼付済み)
- 顔写真付き身分証明書(原本)
- 筆記用具(HB以上の鉛筆・消しゴム)
- 腕時計(スマートウォッチ不可)
英検S-CBTの持ち物
- 顔写真付き身分証明書(原本)※証明写真は申込時にデータ登録済み
- 受験票(メールまたは会員ページで確認したもの)
- 筆記用具(英作文・ライティング用)
二次試験(面接)でも、一次試験と同様に本人確認票と身分証明書の持参が必要です。前日までに写真の貼り忘れがないか、身分証明書の有効期限が切れていないかを見直しておくと、当日の不安が減ります。
まとめ
- 英検の証明写真は縦3cm×横2.4cm、撮影から6ヶ月以内が基準
- 1級〜3級は必須、4級・5級は写真不要
- 英検S-CBTはJPEG/PNG・最大6MB・縦横比4:3のデータ提出
- 2026年度から本人確認が厳格化、身分証明書を忘れた場合は翌々日9:30までの提出が必須
- 履歴書用の写真(縦4cm×横3cm)とはサイズが異なり使い回し不可
規定を満たした証明写真と有効な身分証明書、この2つを前日までにセットで確認しておけば、当日の受験に集中できます。
英検の証明写真に関するよくある質問
- 英検の証明写真は自撮りでも大丈夫ですか?
-
正面から撮影し、規定サイズ(縦3cm×横2.4cm)に切り抜けば自撮りでも問題ありません。ただし顔に影が入りやすいため、明るい場所で白い壁を背景に撮影すると失敗しにくくなります。
- 証明写真のサイズを間違えて貼ってしまった場合はどうすればいいですか?
-
本人確認票の写真貼付欄に収まっていない場合は、正しいサイズの写真に貼り替える必要があります。試験日までに時間があれば、証明写真機やコンビニで撮り直すのが確実です。
- 4級・5級を受ける子どもも証明写真は必要ですか?
-
4級・5級は証明写真が不要です。証明写真が必要になるのは1級〜3級(準1級・準2級プラス・準2級を含む6区分)を受験する場合のみです。
- 英検S-CBTの証明写真データはスマホで撮影したものでも登録できますか?
-
登録できます。ただしiPhoneで撮影するとHEIC形式で保存される場合があるため、カメラの設定を「互換性優先」にしてJPEGで撮影するか、事前に画像を変換してからアップロードしてください。

