MENU

事務職の履歴書でパソコンスキルを書く場所と例文|採用担当者が落とすNG表現

事務職の履歴書でパソコンスキルを書く場所と例文|採用担当者が落とすNG表現

この記事では、事務職の履歴書にパソコンスキルをどこに・どのように書けばいいかを採用担当者の視点から解説します。書く場所の選び方から「Office使えます」がなぜ落とされるのかの理由、Excel・Word別のレベル別例文まで、書類選考を通過するための実践的な書き方がわかります。

目次

事務職の履歴書でパソコンスキルを書く場所

まず確認しておきたいのが「どこに書くか」という問題です。履歴書の中でパソコンスキルを書ける場所は複数あり、書く場所を間違えると採用担当者に伝わる印象が大きく変わります。

書く場所向いているケース優先度
資格・免許欄MOSなどのPC資格を取得している★★★(最優先)
特技・その他記入欄資格はないが実務スキルをアピールしたい★★(次点)
職歴欄(補足)直近の職歴と一体でPCスキルを伝えたい転職者★(職歴がある場合)

資格・免許欄:PC資格がある場合の最優先の書き場所

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)や日商PC検定などのパソコン関連資格を取得している場合は、資格・免許欄への記載が最も効果的です。資格は「スキルの客観的な証明」になるため、採用担当者に伝わる信頼性が最も高い記載方法です。

資格名は必ず正式名称で記載します。「MOS取得」ではなく「Microsoft Office Specialist Word 365(MOS Word 365)合格」のように、試験の種類とグレードまで書くことで具体性が増します。

なお、履歴書をパソコンで作成する際のツールについては別記事で詳しく解説しています。

特技欄・備考欄:資格がなくても実務スキルをアピールできる

PC資格を持っていない場合は、特技欄や「その他特記事項」欄を活用します。履歴書のフォーマットによっては「本人希望記入欄」などにスペースが設けられていることもあります。

「特技・趣味」欄に書く場合は、趣味と並列で書かずにスキルとして独立させて記載するのが採用担当者に伝わりやすい方法です。たとえば「趣味:読書。スキル:Excelで売上集計・データ分析の経験あり」のように、スキル部分を明確に分けて書きましょう。

職歴欄への補足記載:転職者に使えるテクニック

転職者の場合、職歴欄の「業務内容」の中でパソコンスキルに触れる方法もあります。「Excelで在庫管理表を作成・管理」のように、業務内容の一部としてPCスキルを自然に示せます。

この書き方は職務経歴書的な記法になりますが、転職者で職歴の説明が少ない場合に有効です。ただし、採用担当者に確実に伝えるためには、特技欄への明示的な記載と併用することをおすすめします。

採用担当者が一瞬で見抜く、パソコン欄のNG表現3つ

事務職の採用担当者は、1日に何十枚もの履歴書を確認します。その中で「この人は使える」と判断できる根拠を探しており、書かれている内容があいまいだと読み飛ばしてしまいます。

採用担当者はここを見ている

  • 「何のソフトで」「何の業務ができるか」が具体的に書かれているか
  • スキルが業務と結びついているか(単なるソフト名の羅列ではないか)
  • 応募するポジションで実際に活用できるスキルかどうか

NG表現に共通するのは「採用担当者が業務イメージを持てない」点です。以下の3つは特に多い典型例です。

NG①:「パソコンが使えます」「Officeが使えます」

NG例

パソコンが使えます。OfficeソフトはWord・Excelを使用できます。

最もよくある書き方ですが、「どのレベルで何の業務ができるか」が一切伝わりません。採用担当者から見ると「誰でも書ける内容」として処理されます。事務職に応募してくる人はほぼ全員がOfficeを使えると想定されているため、差別化にはなりません。

NG②:「業務上支障なく使用できます」「PC作業に問題ありません」

NG例

WordおよびExcelは業務上支障なく使用できます。パソコン作業に問題ありません。

「支障なく」「問題ありません」という表現は、スキルをアピールしているつもりで実は何もアピールできていない典型例です。採用担当者は「どの程度のレベルなのか」「何が作れるのか」を知りたいのに、この表現ではまったく業務イメージが湧きません。

NG③:「PCスキル:中級」「Excel:上級」などの主観的なレベル表現

NG例

PCスキル:中級 Excel:上級(ピボットテーブル使用経験あり)

「中級」「上級」は書いた本人の主観であり、客観的な基準がありません。「ピボットテーブルが使える」と書いてある部分は評価できますが、「中級」という言葉を付けることで、かえって「自己評価が甘い人」という印象を与えることもあります。レベルを示したいなら「できる具体的な操作」で伝えるのが正解です。

事務職の履歴書パソコン欄|レベル別の書き方と例文

NGを踏まえた上で、実際にどう書けばいいかをレベル別に解説します。基本のルールは「ソフト名:できる具体的な操作・業務内容」の形式で記載することです。

基本操作レベル(初心者〜初級)の書き方

Wordで文書を作成できる・Excelで簡単な表が作れる程度のスキルの場合、「基本操作レベル」として正直に書くことが重要です。背伸びした表現は面接や入社後に必ずバレます。

初級レベルでも、「文書作成」「データ入力」という具体的な業務が書けていれば、採用担当者は「この人なら入力作業を任せられる」と判断できます。

良い例文(基本操作レベル)

Word:ビジネス文書・報告書の作成、書式設定
Excel:表の作成、SUM・AVERAGE関数による集計、データ入力・管理

NG例

Word・Excelが使用できます。→「何が作れるか」が不明なため、採用担当者は業務に使えるかどうか判断できない

中級レベル(関数・データ集計ができる)の書き方

VLOOKUP関数やIF関数、ピボットテーブルを使いこなせるレベルは、事務職では「即戦力」として高く評価されます。このレベルの方は関数名を具体的に記載することが重要です。

良い例文(中級レベル)

Excel:VLOOKUP・IF・SUMIF関数を使ったデータ集計、ピボットテーブルによる売上分析、グラフ作成
Word:フォームや定型文書のテンプレート作成、差し込み印刷
PowerPoint:会議資料・提案書のスライド作成(20〜30枚規模)

使用経験のある関数名を具体的に列挙することで、採用担当者は「どの業務を任せられるか」を具体的にイメージできます。実際に使っていない関数を記載することは厳禁です。

上級レベル(マクロ・VBA・DB連携など)の書き方

ExcelのVBAやAccessでデータベース管理ができるレベルは、事務職の中でも特に高い評価を受けます。業務での具体的な活用実績を記載できると、さらに説得力が増します。

良い例文(上級レベル)

Excel:VBAによるデータ処理の自動化(月次集計レポートの自動生成)、ピボットテーブル・高度な関数によるデータ分析
Access:顧客情報DB作成・クエリ設計・フォーム作成
Word:差し込み印刷を活用した大量文書の自動作成

「業務での活用実績(月次集計レポートの自動生成など)」まで書けると、採用担当者は「うちでも活用できる」と即判断できます。上級スキルを持っているなら、実績まで記載することが採用への最短ルートです。

ソフト別の書き方早見表(Excel・Word・PowerPoint)

よく使われるオフィスソフト別に、履歴書への記載例をまとめます。自分のスキルに近い表現を参考にしてください。

ソフト初級(基本操作)中級(実務応用)上級(高度操作)
Excel表作成・SUM/AVERAGE関数・データ入力VLOOKUP/IF/SUMIF関数・ピボットテーブル・グラフ作成VBA自動化・Access連携・大規模データ分析
Wordビジネス文書・報告書の作成・書式設定テンプレート作成・差し込み印刷・変更履歴管理マクロを使った文書自動生成・スタイル管理
PowerPointスライド作成・図形・テキスト挿入会議資料・提案書の作成(20〜30枚)・アニメーションマスタースライド設計・ブランドガイドライン準拠の資料作成

この表を参考に、自分が実際にできる操作・業務の記述を選んで記載してください。できないスキルを書いた場合、入社後のギャップが大きなトラブルにつながります。

また、パソコンで履歴書を作成する際のフォント選びについては、履歴書の書体選びに関する記事もあわせて確認してみてください。

完全無料の履歴書・職務経歴書作成ツール
「サクレキ」質問に答えるだけで、選考書類がカンタンに完成

  1. 自己PR・志望動機も例文付きで安心
  2. スマホからでもOK。たった3分で履歴書・職務経歴書が完成
  3. 自動フォーマットで書き間違いゼロ

\ 完全無料・簡単3分で完成! /

無料で履歴書・職務経歴書を作成する →

パソコンスキルを証明する方法:資格と学習中のアピール

「資格がない場合は例文で補える」とお伝えしましたが、時間と余裕があるなら、パソコン関連の資格取得は書類選考において大きな武器になります。特に事務職未経験者や転職者にとって、資格は「客観的なスキル証明」として機能します。

事務職で評価されるパソコン関連資格

  • MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト):Word・Excel・PowerPointなど各ソフトの公式資格。採用担当者への信頼性が最も高い
  • 日商PC検定:文書作成・データ活用・ネットワーク活用の3種類。3級から受験でき事務職向けのスキルを証明できる
  • ITパスポート:ITの基礎知識を証明する国家資格。PCスキルの証明としてより上位の評価を受けやすい

これらの資格は取得に数週間〜数ヶ月かかりますが、書類選考・面接を通じて繰り返し活用できる投資です。特に事務職経験が浅い場合や空白期間がある場合は、資格取得を通じたスキルアップの意欲も同時に伝えられます。

パソコンスキルが低い場合の正直な書き方

「自分のパソコンスキルはかなり基本的なレベルだが事務職に転職したい」という場合、スキルを偽って書くよりも、正直に書いた上で「学習意欲」を添えることが有効です。

スキルが低い場合の書き方例

Word・Excelの基本操作(文書作成・表作成・データ入力)が可能。現在MOS Word 365の取得に向けて学習中。

「〜に向けて学習中」という一文が加わることで、採用担当者は「スキルアップ意欲がある人」として評価します。入社前から自己投資している姿勢は、事務職未経験者の書類選考では強いアピールポイントになります。

採用担当者はここを見ている

  • 現在のスキルが正確に把握できているか(自己評価の正確さ)
  • 入社後に必要なスキルを習得しようとする意欲があるか
  • スキルが低い事実を隠さずに伝えているか(誠実さ)

なお、パソコンで履歴書を効率よく作成したい場合は、無料のWeb作成ツールを活用する方法もあります。

完全無料の履歴書・職務経歴書作成ツール
「サクレキ」質問に答えるだけで、選考書類がカンタンに完成

  1. 自己PR・志望動機も例文付きで安心
  2. スマホからでもOK。たった3分で履歴書・職務経歴書が完成
  3. 自動フォーマットで書き間違いゼロ

\ 完全無料・簡単3分で完成! /

無料で履歴書・職務経歴書を作成する →

まとめ

  • パソコンスキルを書く場所は「資格欄(PC資格あり)>特技欄(資格なし)」が基本
  • 「Officeが使えます」「業務上支障なく」は採用担当者に何も伝わらないNG表現
  • 「ソフト名:できる具体的な操作・業務内容」の形式で記載するのが正解
  • 初級でも「SUM関数・データ入力・文書作成」など具体的な操作名を書けば採用担当者に伝わる
  • スキルが低い場合は「現在MOS取得に向けて学習中」と添えることで意欲を示せる

事務職の履歴書でパソコンスキルを正確に伝えるには、「採用担当者が業務イメージを持てる書き方」が唯一の正解です。本記事の例文を参考に、自分のスキルに合った表現で記載してみてください。

事務職の履歴書パソコンスキルに関するよくある質問

パソコンスキルが全くない場合、履歴書に何と書けばいいですか?

スマートフォンの基本操作ができる場合は「スマートフォンを使ったメール・Webブラウジングに慣れています。現在、Word・Excelの基本操作を習得中です」と記載し、学習意欲を伝えましょう。何も書かないより、現在の状況と今後の姿勢を正直に伝えることが採用担当者に好印象を与えます。

事務職の履歴書ではExcelとWordのどちらをアピールすべきですか?

応募先の職種によって異なりますが、一般事務ではExcelのデータ管理・集計スキルを重視する傾向があります。Word・Excelどちらも使えるなら両方記載し、特に得意な方を先に書くことをおすすめします。会議資料や提案書の作成が多い企業ではPowerPointもアピールポイントになります。

MOSはどのグレードから履歴書に書いてもいいですか?

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)はGeneralクラス(旧:スペシャリスト)から履歴書に記載できます。ExpertやMaster(上位)まで取得しているとより高い評価を受けます。どのグレードでも「Microsoft Office Specialist(ソフト名・バージョン)合格」という正式名称で記載することが必須です。

パソコンスキルを書くとき、使用していないソフトも記載してもいいですか?

実際に使用経験がないソフトを記載することは絶対に避けてください。面接や入社後の業務テストで発覚した場合、信頼を大きく損なう原因になります。「経験はないが学習中」という場合は「現在○○を学習中」という形で正直に伝えることが、採用担当者への誠実なアピールになります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

コメント

コメントする

目次