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エントリーシートの自由記入欄の書き方|空欄はNGな理由と例文を徹底解説

エントリーシートの自由記入欄の書き方|空欄はNGな理由と例文を徹底解説

エントリーシートの自由記入欄は、「テーマ→エピソードや根拠→入社後の展望」の型で埋めるのが基本です。空欄のまま提出すると熱意不足と判断されやすく、選考で不利になります。この記事では、状況別の例文と採用担当者が実際に見ているポイント、評価を下げてしまうNG行動までまとめて解説します。

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目次

エントリーシートの自由記入欄の書き方【結論】書くべき内容と例文

結論|自由記入欄は「テーマ→エピソードや根拠→入社後の展望」の型で埋める

自由記入欄には決まった設問がない分、何を書けばよいか迷いがちですが、書く順番は他の設問と同じ考え方で組み立てられます。最初に伝えたい内容を一言で示し、その根拠となる具体的なエピソード、最後に入社後どう活かすかで締めます。「自由だから何でもいい」ではなく、伝えたい人物像を1つに絞ることが読みやすさにつながります。

  • 1文目:テーマ(伝えたい強み・人柄・想いを一言で)
  • 2〜3文目:エピソード・根拠(具体的な経験や事実で裏付ける)
  • 最後の1文:入社後の展望(その経験や考え方を仕事でどう活かすか)

【強み・人柄補足編】自己PRで書ききれなかった一面を伝える例文

良い例文

私は、一度始めたことを最後までやり切る継続力があります。自己PR欄ではアルバイトでの成果を中心に書きましたが、実は大学3年間、毎朝6時から続けているランニングも私の一面を表しています。就職活動が忙しい時期も欠かさず走り続け、体調管理と気持ちの切り替えに役立てています。この継続力は、地道な業務にも粘り強く取り組む姿勢として、入社後の仕事にも活かせると考えています。

【志望動機の補足編】企業研究の深さを伝える例文

良い例文

志望動機欄では貴社の事業内容への共感を中心に書きましたが、自由記入欄では実際に貴社の店舗を3店舗訪れて感じたことをお伝えします。どの店舗でもスタッフの方が商品説明を一方的に行うのではなく、お客様の質問を引き出しながら会話していた点が印象に残りました。この接客スタイルこそが貴社の強みだと感じており、入社後は自分自身もお客様との対話を大切にした接客を実践したいです。

【将来の展望編】入社後のビジョンを伝える例文

良い例文

入社後は、まず現場で商品知識と接客の基礎を身につけたいと考えています。そのうえで、ゼミで取り組んだ地域商店街の活性化プロジェクトの経験を活かし、店舗単位の売上データを分析して改善提案ができる人材を目指します。将来的には、現場の声を反映した販促企画にも携わり、お客様と貴社の双方にとって価値のある売り場づくりに貢献したいです。

NG例

私は貴社で頑張りたいと思っています。学生時代はアルバイトやサークル活動に力を入れ、多くのことを学びました。入社後もこれまでの経験を活かして、精一杯努力していきたいです。具体的なエピソードがなく、他の設問の内容と重複しているため、自由記入欄を設けた意味がなくなっています。

採用担当者はここを見ている

  • 他の設問と内容が重複せず、ここでしか分からない一面が書かれているか
  • 抽象的な決意表明だけでなく、具体的な経験や事実の裏付けがあるか
  • その内容が入社後の働き方や成長イメージにつながっているか

なぜ空欄はNG?自由記入欄を設ける企業の意図

自由記入欄が設けられているのは、志望動機や自己PRといった定型の設問だけでは、応募者の人間性や自主性まで把握しきれないためです。採用担当者は、決められた質問にどう答えるかだけでなく、自由な条件で何を選び、どう表現するかにも人柄が表れると考えています。そのため、空欄のまま提出すると「意欲が低い」「自己表現力が乏しい」と受け取られやすく、他の設問の評価が高くても総合評価を下げる原因になります。

そもそも履歴書とエントリーシートで役割が違うことを理解しておくと、自由記入欄で何を補うべきかも見えやすくなります。両者の違いに不安がある場合は、先に確認しておくと安心です。

とはいえ、どこまで書けば十分なのか判断に迷う人も多いはずです。目安として、以下の記入量を意識してください。

記入量の目安採用担当者の受け取り方
空欄・1〜2行のみ意欲が低い、自己表現力が乏しいと判断されやすい
空白部分が4分の1以上残っている熱意・想像力・自己表現力に欠けると判断されるリスクがある
スペースの8割以上を記入熱意と自己表現力が伝わりやすく、評価されやすい
枠を大幅にはみ出す要点を整理できていない印象になりやすい

枠の大きさや形式は企業によって異なりますが、「8割以上を目安に、要点を絞って埋める」という考え方はほとんどの自由記入欄に共通します。

自由記入欄で書くことがないときのテーマの選び方

自由記入欄で手が止まる最大の理由は、テーマが決まっていないことそのものです。以下の6パターンから、他の設問とかぶらない内容を選ぶと書きやすくなります。

  • 強み・人柄の補足:自己PR欄で書ききれなかったエピソードで人物像を補う
  • 志望動機の補足:企業研究で得た気づきや、実際に店舗・製品に触れた体験を伝える
  • 入社後の目標・展望:短期・中長期でどう成長し、何に貢献したいかを具体的に書く
  • 事業への提案・アイデア:企業研究をもとに、自分なりの改善案や新しい視点を提示する
  • 価値観・大切にしていること:仕事選びの軸や、これまでの経験から得た考え方を伝える
  • その他アピールしたい経験:資格取得の過程や趣味の中で工夫したことなど、自分らしさが出る話題

迷ったときは、まず他の設問に書いた内容を見直し、「この人はこういう人だ」と伝わりきっていない部分を探すのが近道です。自己PR・志望動機・ガクチカの3つと内容が重ならないテーマを選ぶだけで、自由記入欄の説得力は大きく変わります。エントリーシートの各設問で何をどう書くかまだ固まっていない場合は、全体像から見直すのもおすすめです。

新卒での応募でエントリーシートと合わせて履歴書の提出を求められる場合は、様式を先に決めておくと記入がスムーズです。新卒用の履歴書テンプレートを使えば、記入項目の抜け漏れを防げます。

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採用担当者に評価される書き方・レイアウトのコツ

内容が良くても、読みにくいレイアウトでは伝わる印象が半減します。以下のポイントを押さえるだけで、同じ内容でも読みやすさが大きく変わります。

読みやすい自由記入欄にするコツ

  • 結論を先頭に置く:見出し的な一文を最初に置き、何についての話か先に示す
  • 1テーマに絞る:複数のアピールを詰め込まず、伝えたい人物像を1つに絞る
  • 段落を分ける:手書きの場合も改行や字下げを使い、文字の塊を作らない
  • 枠の8割を目安に埋める:余白を残しすぎず、かといって詰め込みすぎない

Web提出の指定がある場合は文字装飾や画像を使えないケースが多いため、文章の構成だけで読みやすさを作る必要があります。手書き・PC作成いずれの場合も、指定がなければどちらでも問題ありませんが、丁寧な字や整った文章構成そのものが、几帳面さや誠実さのアピールになります。

採用担当者はここを見ている

  • 最初の一文を読むだけで、何についてのアピールか分かるか
  • 1つのテーマに絞り込めており、話が散らかっていないか
  • 枠のサイズに対して、文章量と余白のバランスが取れているか

手書き提出で改行や段落分けに迷う場合は、履歴書の改行ルールと考え方が共通する部分が多いため、あわせて確認しておくと安心です。

自由記入欄で評価を下げるNG行動と対処法

自由記入欄で意外と見落とされがちなのが、「空欄」よりも「当たり障りのない内容で埋めてしまう」ことのリスクです。文字数は足りていても、内容に具体性がなければ、空欄に近い評価になってしまうケースがあります。

NGパターン具体例対処法
空欄・極端に少ない記入1〜2行のみで終わっている枠の8割を目安に、エピソードを1つ足して具体化する
他の設問との重複志望動機や自己PRとほぼ同じ内容を繰り返す他の設問で触れていないテーマを選び直す
抽象的な精神論のみ「頑張ります」「一生懸命取り組みます」で終わる具体的な経験や数字を根拠として1つ加える
ネガティブな内容のみ不満や弱みだけを書いて締めていない課題への向き合い方や改善の工夫まで書き添える

提出前は、上記の表に当てはまる箇所がないかを見直すだけでも、読み手に与える印象が変わります。第三者に読んでもらい、内容が具体的に伝わるかを確認するのも有効です。

厚生労働省の推奨様式に準じた書類を基準にしたい場合は、記入欄の形式そのものを確認しておくと迷いが減ります。

参考として、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートを確認しておくと、記入欄のバランス感覚をつかみやすくなります。また、志望動機欄で書くことが浮かばない場合は、志望動機なしの履歴書テンプレートも選択肢の1つです。

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まとめ

  • 自由記入欄は「テーマ→エピソードや根拠→入社後の展望」の型で埋める
  • 空欄や記入量の少なさは意欲不足と判断されやすいため、枠の8割を目安に埋める
  • 他の設問と重複しないテーマを選び、具体的なエピソードで人柄を補完する

自由記入欄は決まった正解がないからこそ、他の設問では見えない一面を伝えるチャンスにもなります。テーマを1つに絞り、具体的なエピソードで裏付ければ、限られたスペースでも十分に人柄は伝わります。

エントリーシートの自由記入欄に関するよくある質問

自由記入欄は空欄で提出しても大丈夫ですか?

空欄のまま提出することは避けてください。自由記入欄は応募者の人間性や自主性を見る項目のため、空欄だと意欲や自己表現力が乏しいと判断されやすくなります。少しでも枠を埋めることを心がけましょう。

自由記入欄と自己PR欄で同じ内容を書いてもいいですか?

内容が重複すると、自由記入欄を設けた意味が薄れてしまいます。自己PRや志望動機で触れていない一面(別のエピソードや価値観など)を選んで書くと、人物像に厚みが出て評価されやすくなります。

自由記入欄にイラストや写真を入れても評価は上がりますか?

クリエイティブ職など個性を重視する企業では効果的な場合がありますが、必須ではありません。イラストや写真がなくても、具体的なエピソードと読みやすい構成があれば十分に評価されます。企業からの指示がある場合はそれに従ってください。

この記事を書いた人

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 著者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

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