英語の履歴書は、下記のテンプレートをそのままコピペし、名前と経歴を入れ替えるだけで今すぐ完成します。会員登録も外部サイトへの移動も不要です。ただしコピペしただけでは他の応募者と同じに見えてしまうため、写真や生年月日を書かない理由、採用担当者が見る書式ルール、自分の経歴に合わせて仕上げるコツまで解説します。
英語の履歴書はこのテンプレートをコピペすればすぐ作れます
結論:無料の会員登録なしでこのまま使えます
英語の履歴書(Resume)には決まった書式がありますが、市販のテンプレートサイトのように会員登録や個人情報の入力を求められることはありません。下記の見本をコピーし、氏名や職歴を自分の情報に置き換えるだけで、Resumeとして提出できる状態になります。
コピペ用|英語の履歴書(Resume)全文テンプレート
良い例文(コピペ用テンプレート)
Taro Yamada
taro.yamada@email.com|+81-90-XXXX-XXXX|Tokyo, Japan
Professional Summary
[職種] with [経験年数]+ years of experience in [業界]. Proven track record of [主な実績]. Skilled in [スキル1], [スキル2], and [スキル3].
Work Experience
[Job Title] | [Company Name] | [City, Country] | [MM/YYYY – Present]
・Achieved [結果] by [行動], resulting in [数値インパクト]
・Led [チーム/プロジェクト] to deliver [成果] within [期間]
Education
[Degree] in [専攻]
[大学名] | [City, Country] | Graduated: [MM/YYYY]
Skills
[ツール1] / [ツール2] / English: [レベル](例:Business-level, TOEIC 900)
[ ]の部分を自分の情報に書き換えれば、そのまま英語の履歴書として使えます。写真を貼る欄も生年月日を書く欄もありません。理由は次の章で解説します。
【状況別】転職者向け・学生/新卒向けの書き換えポイント
- 転職者の場合:Work Experienceを厚めに書き、直近の実績を数値で明記する。過去の職歴もこの様式で揃えたい場合は転職用の履歴書テンプレートもあわせて確認しておくと安心です
- 学生・新卒の場合:Work ExperienceをRelevant Projects / Internship Experienceに差し替え、ゼミ・部活・インターンの実績を数値化する
英語の履歴書(Resume)が日本式と根本的に違う3つのポイント
外資系企業やグローバル求人に応募する際に求められる英語の履歴書は、日本式の履歴書とはフォーマットも記載内容も根本的に異なります。日本式の書き方をそのまま英語に翻訳しただけでは、採用担当者には届きません。
写真・生年月日は書かない(欧米の法的背景)
日本の履歴書では顔写真や生年月日の記載が必須ですが、英語の履歴書では写真・生年月日・性別・婚姻状況・国籍の記載は原則として避けるべきです。米国・英国・カナダなどでは、これらの情報を採用選考に使うことが雇用機会均等法(EEO)の観点から問題になるケースがあります。
採用担当者はここを見ている
- 写真・生年月日が記載されていないか(記載があると法的リスクを避けるため書類ごと弾く企業もある)
- 職務内容の羅列ではなく、数値で示した業績が書かれているか
- 応募ポジションのJob Descriptionに合わせてカスタマイズされているか
ResumeとCVの違いと使い分け
英語の履歴書には「Resume(レジュメ)」と「CV(Curriculum Vitae)」の2種類があります。日本語の厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートのように様式が固定されている日本の履歴書とは異なり、応募先の地域や職種によって選ぶべき書類が変わります。
| 書類種別 | 主な利用先 | 長さの目安 |
|---|---|---|
| Resume(レジュメ) | 北米・アジアの一般企業 | 1〜2ページ |
| CV(カリキュラム・ビタエ) | 欧州・英国・学術機関 | 2ページ以上(制限なし) |
求人票にどちらを提出すべきか記載がない場合、北米・シンガポール・香港などアジアの外資系企業であればResumeを選んで問題ありません。欧州系企業や学術・研究職への応募であればCVが標準です。
「業務内容の説明」ではなく「数値化した実績」で書く
日本式の職歴欄では「〇〇業務を担当していました」という説明が中心になりがちです。英語の履歴書では「何をしたか」ではなく「何を数値で達成したか」を行動動詞(アクションバーブ)で書くことが大原則です。
良い例文
Led a team of 8 and increased sales revenue by 30% within 12 months.
Reduced customer complaints by 45% by implementing a new QA process.
NG例
Was responsible for sales activities.
Worked on customer support.「担当していました」の直訳で、何を達成したかが伝わらない典型的な書き方です。
項目別の書き方と例文|Contact〜Skillsまで6項目
テンプレートの[ ]をどう埋めればいいか、項目ごとに実際の記載例で確認していきます。
連絡先・職務サマリー
連絡先は名前・メールアドレス・電話番号・居住都市(国)の4点で十分です。住所の番地まで細かく書く必要はありません。LinkedInのURLがあれば添えると、採用担当者が経歴を補完する材料になります。
良い例文
Results-driven marketing professional with 7 years of B2B digital campaign experience. Proven track record of increasing lead generation by 40% and managing annual budgets over $500K.
NG例
I am a hardworking and passionate person who wants to grow.抽象的な形容詞だけで実績がなく、何ができる人か伝わらない書き方です。
職歴・学歴
職歴は直近から逆順に記載し、1つのポジションにつき箇条書き3〜5項目が目安です。学歴は転職者なら職歴の後、学生・新卒なら職務サマリーの直後に置きます。
- 職歴:Job Title|Company Name|City, Country|在籍期間の順で記載する
- 学歴:大学名・学部・専攻・卒業年(または卒業予定年)の4点を記載する
スキル・語学資格
使用できるソフトウェア・ツール名は「Salesforce CRM」「Google Analytics 4」のように具体的な名称で記載します。語学力は日本のTOEICスコアだけでは外資系採用担当者に評価の基準が伝わらないことがあるため、CEFR(A1〜C2)やNative / Business / Conversationalの4段階に換算して補足するのが国際標準です。
English: Business-level (TOEIC 920/990 / CEFR B2)
IELTSのスコアを保有している場合の書き方や有効期限の考え方は、以下の記事でも詳しく解説しています。

テンプレートをそのままコピペすると書類選考で落ちる理由と直し方
ここまでのテンプレートは、あくまで「構造の枠」です。名前と経歴を埋め込んだだけでは、他の応募者と同じに見えて採用担当者の目に止まりません。書類通過率を分けるのは、埋め込んだあとの2つの作業です。
Job Descriptionのキーワードを反映させる方法
応募ポジションのJob Description(職務要件)を読み込み、使われているキーワードをSkills欄やWork Experienceの箇条書きに意識的に反映させることが、書類通過率を高める最も重要な作業です。求人票に「data analysis」とあれば、自分の実績もその言葉を使って言い換えます。
ATS(採用管理システム)に弾かれないためのチェック
多くの外資系企業では、人が読む前にATS(採用管理システム)が書類をキーワードでスクリーニングします。図形やテキストボックスを多用したレイアウトはATSが正しく読み取れず、内容が良くても弾かれることがあります。
採用担当者はここを見ている
- 装飾を減らし、テキストベースのシンプルな構成になっているか
- Job Description内のキーワードが自然な文脈でSkills・Experienceに含まれているか
- 全求人に同じ内容を使い回していないか(カスタマイズ度は必ず確認される)
学生・新卒・職歴なしの場合の英語履歴書の書き方
「職歴が少ないとResumeは書けない」と感じるかもしれませんが、学生・新卒でも冒頭のテンプレートは十分に活用できます。ポイントは職歴欄を無理に埋めようとせず、学歴・スキル・学内活動の実績を前面に出す構成に切り替えることです。新卒向けの様式を日本語でも並行して用意したい場合は、新卒用の履歴書テンプレートもあわせて確認してください。
職歴の代わりに書ける項目
- ゼミ・研究プロジェクト:テーマ・研究手法・成果(発表数・論文数など)を具体的に記載する
- サークル・部活動:役職・チームサイズ・運営上の実績を数値で示す
- インターンシップ:期間が3ヶ月以上あれば正規の職歴と同列にWork Experienceとして記載できる
インターン・学内活動の実績変換例
良い例文
Served as Event Coordinator for 120-member English Speaking Society, organizing 8 speaker events per year with 50+ attendees each.
NG例
Member of English Speaking Society.ただ所属していたという記述だけで、役割も実績も伝わらない書き方です。
提出前の最終チェックリスト
テンプレートを埋め終えたら、提出前に以下を確認してください。1つでも見落とすと、内容が良くても採用担当者の心証を損ねます。
- 写真フレーム・生年月日欄が残っていないか(テンプレートに含まれていた場合は必ず削除する)
- スペルミス・文法エラーがないか(1つあるだけで落とす採用担当者も多い)
- 職歴10年未満なら1ページ以内に収まっているか
- ファイル形式はPDFで、ファイル名が「FirstName_LastName_Resume.pdf」のように英数字のみになっているか
- 応募ポジションのJob Descriptionに合わせてSummaryとSkillsを調整したか
日本語版の履歴書も並行して用意する必要がある場合は、JIS規格に沿った履歴書テンプレートも参考にしてください。また、封筒に英語で宛名を書く必要がある場合は、以下の記事も役立ちます。

手書きよりも編集・作り分けがしやすいツールを併用したい場合は、以下の記事で用途別の選び方を紹介しています。

まとめ
- 英語の履歴書(Resume)は、本文のテンプレートをコピペし名前と経歴を入れ替えればすぐに完成する
- 日本式と違い、写真・生年月日・性別の記載は原則不要
- 職歴は「担当した業務」ではなく「行動動詞+数値で示した実績」で書く
- コピペしただけで終わらせず、Job Descriptionのキーワードを反映させてカスタマイズする
- 学生・新卒はWork ExperienceをProjects/Internship Experienceに差し替えて活用できる
テンプレートを土台に、実績の数値化とポジション別のカスタマイズを整えれば、実務レベルの英語の履歴書は今日中に完成します。
英語の履歴書ダウンロードに関するよくある質問
- 英語の履歴書はWordとPDFどちらで提出すればいいですか?
-
特に指定がない限りPDF形式で提出するのが原則です。PDFはOSやデバイスが変わってもレイアウトが崩れないため、採用担当者に意図した見た目のまま届きます。求人票でWord形式が指定されている場合や、ATSがWordしか受け付けない場合のみWordのまま提出してください。
- 写真は本当に貼らなくていいですか?
-
不要です。米国・英国・カナダなど多くの国では、雇用機会均等法の観点から採用書類への写真添付を避けるのが一般的です。テンプレートに写真フレームが含まれていた場合でも、使用せず削除してください。
- ResumeとCV、どちらを提出すればよいですか?
-
外資系の一般企業や転職活動ではResumeが標準です。CVは大学・研究機関や欧州企業向けの書類で、複数ページにわたる詳細な記録を指します。求人票に指定がない場合はResumeを提出し、欧州系企業であればどちらが適切か採用担当者に確認するのが確実です。
- テンプレートをコピペしただけで採用担当者に見抜かれますか?
-
構成自体を使うこと自体は問題ありません。ただし内容が使い回しのままだと、Job Descriptionのキーワードが反映されていない点や、実績が数値化されていない点から、担当者にはすぐに見抜かれます。テンプレートは土台として使い、応募ポジションごとに内容を調整してください。

