履歴書の学歴と職歴の間|1行空けるか正解が割れる理由を徹底解説

履歴書の学歴と職歴の間|1行空けるか正解が割れる理由を徹底解説

履歴書の学歴欄と職歴欄の間は1行空けるのが基本です。学歴を書き終えたら1行空け、次の行の中央に「職歴」と記載します。ただし、この基本ルールが当てはまらないケースもあり、様式によって正解が変わります。この記事では、間隔の正しい空け方と、ネット上で情報が割れる理由、採用担当者が実際に見ているポイントを解説します。

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目次

学歴欄と職歴欄の間は1行空けるのが基本【結論】

結論

学歴と職歴が同じ欄に続けて記載する形式の履歴書では、学歴の最後の行から1行空けて、次の行の中央に「職歴」と書きます。これにより「どこまでが学歴で、どこからが職歴か」が一目で分かり、採用担当者が情報を読み違えることを防げます。

手書き・パソコン作成のどちらでも同じルールです。学歴欄の1行目中央に「学歴」と書いた場合、職歴も同様に1行空けたあとの行の中央に「職歴」と書き、その次の行から会社名などを記入します。

記載例

良い例文

学歴
2020年4月 〇〇高等学校 入学
2023年3月 〇〇高等学校 卒業
2023年4月 〇〇大学 〇〇学部 入学
2027年3月 〇〇大学 〇〇学部 卒業見込み

職歴
2027年4月 株式会社〇〇 入社
現在に至る
以上(右寄せ)

NG例

学歴
2020年4月 〇〇高等学校 入学
2023年3月 〇〇高等学校 卒業
職歴
2023年4月 株式会社〇〇 入社
学歴の卒業と職歴の入社が隣り合っていて区切りが分からない。行間を詰めすぎると、採用担当者が一瞬で情報を追えず、読み飛ばしのリスクが上がります。

欄が一体型か分割型かで対応が変わる

すべての履歴書で「1行空ける」ルールが同じように当てはまるわけではありません。市販の履歴書には主に2つのタイプがあります。

欄のタイプ特徴間の空け方
一体型(学歴・職歴が同じ罫線の中)1つの大きな枠に学歴と職歴を続けて書く1行空けて区切りを作る
分割型(学歴欄・職歴欄が罫線で分かれている)あらかじめ「学歴」「職歴」の見出しが印刷されている欄がすでに分かれているため無理に空けなくてよい

厚生労働省の推奨様式やJIS規格の履歴書には、あらかじめ「学歴」「職歴」の欄が印刷され罫線で仕切られているものが多くあります。この場合は欄そのものが区切りの役目を果たしているため、1行空けなくても採用担当者が混乱することはありません。

なぜ「空ける」「空けない」で情報が割れるのか

この点についてインターネットで調べると、「1行空けるべき」という解説と、「空けなくても問題ない」という体験談の両方が見つかり、迷ってしまう方も多いようです。実際にどちらの意見も間違いではなく、履歴書の様式が違うために起きているすれ違いです。

  • 学歴・職歴が1つの罫線内に続けて書かれている様式 → 空けないと見分けがつかないため「空けるべき」という声が多い
  • 学歴欄・職歴欄があらかじめ分かれている様式 → すでに区切られているので「空けなくても平気だった」という声が出る
  • 職歴が多く欄が窮屈な様式 → 1行空けると書ききれないため、意図的に詰めて書いている場合もある

つまり、どちらの情報も「自分が使っている履歴書の様式」を前提に語られているため、単純にどちらかが不正解というわけではありません。まずは自分の履歴書が一体型か分割型かを確認したうえで、対応を決めることが重要です。採用担当者も様式によって書き方が変わることを理解しているため、様式に合った書き方であれば不安に思う必要はありません。

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採用担当者はここを見ている|間隔よりも重視されるポイント

採用担当者は行間の広さそのものよりも、書かれている内容が整理されて読み取れるかを重視しています。間隔にこだわりすぎて他の項目がおろそかになると、かえって評価を下げてしまいます。

採用担当者はここを見ている

  • 学歴と職歴の境目が一目で分かるか(間隔よりも見出しの有無を重視)
  • 年月や学校名・会社名の記載に抜け漏れがないか
  • 行間の空け方が書類全体で統一されているか

行を空けるかどうかで合否が決まることはまずありません。一方で、学歴欄だけ空けて職歴欄は詰めるといった不統一な書き方は、書類全体の丁寧さの印象を下げる原因になります。1枚の履歴書の中でルールを統一してください。

職歴が多くて間隔を空けるスペースがない場合の対処法

転職回数が多い場合や、同じ会社で異動・昇進を繰り返している場合は、1行空けると職歴欄に収まりきらないことがあります。この場合は、無理に間隔を空ける必要はありません。

良い書き方(職歴が多い場合)

学歴
2018年3月 〇〇大学 〇〇学部 卒業
職歴
2018年4月 株式会社〇〇 入社
2020年6月 株式会社△△ 入社
2022年9月 株式会社□□ 入社
現在に至る
以上

このように学歴と職歴の間だけは区切りとして1行空けたまま、職歴内の各社の間は詰めて書くことで、読みやすさとスペースの両方を確保できます。採用担当者が確認しているのは行数の多さではなく在籍年数や社数の把握しやすさなので、学歴と職歴の境目さえ明確であれば、職歴内の詰め方で不利になることはありません。

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学歴・職歴欄を書き終えたら|「以上」の位置と改行のコツ

学歴と職歴をすべて書き終えたら、最後の行に右寄せで「以上」と記載します。「以上」は学歴欄の末尾ではなく、職歴を書き終えた最後の行に置くのが正しい位置です。

また、学校名や会社名が長く1行に収まらない場合の改行にも、学歴・職歴欄と同じ考え方が使えます。区切りが分かりやすいことを優先し、無理に1行へ詰め込まないようにしてください。

関連して、以下の内容もあわせて確認しておくと、学歴・職歴欄全体の書き方に迷わなくなります。

これから履歴書を作成する場合は、あらかじめ厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートJIS規格に沿った履歴書テンプレートのように学歴欄・職歴欄が分かれた様式を選んでおくと、間隔で迷う場面そのものを減らせます。

転職活動中の方は転職用の履歴書テンプレート、新卒で就職活動中の方は新卒用の履歴書テンプレートを使うと、学歴・職歴欄の広さがあらかじめ調整されているため書きやすくなります。

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まとめ

  • 学歴と職歴が同じ欄に続く様式では、間に1行空けて「職歴」と記載する
  • 学歴欄・職歴欄が罫線で分かれた様式では、無理に空ける必要はない
  • 職歴が多い場合は学歴と職歴の境目だけ空け、職歴内は詰めてよい
  • 最後は右寄せで「以上」と記載し、書類全体で書き方を統一する

自分が使う履歴書の様式を確認したうえで、区切りが分かりやすい形を選んでください。

学歴と職歴の間は何行空ければいいですか?

学歴と職歴が同じ欄に続けて書かれている様式では、1行空けるのが基本です。2行以上空ける必要はなく、1行の空白があれば区切りとして十分に伝わります。

学歴と職歴の間を空けないと不合格になりますか?

間隔だけで不合格になることはありません。学歴欄・職歴欄が罫線で分かれた様式であれば、空けなくても区切りは明確です。ただし一体型の様式で空けずに書くと、区切りが分かりにくくなるため注意してください。

職歴が多くて1行空けると書ききれません。どうすればいいですか?

学歴と職歴の境目だけ1行空け、職歴内の各社の間は詰めて書いて問題ありません。区切りが分かることを優先し、無理に全体を空ける必要はありません。

この記事を書いた人

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 著者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

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