新卒の履歴書で学歴を書くときは、中学校卒業から古い順に、正式名称・統一した年号で記入するのが基本です。「どこから書けばいいのか分からない」「この書き方で本当に合っているのか不安」という声も多いため、採用担当者が実際に確認しているポイントとあわせて、迷わず書ける記入例を紹介します。
履歴書の学歴の書き方【結論】新卒はどこから書くか
結論:学歴は中学校卒業から古い順に書く
新卒の履歴書では、学歴欄の1行目中央に「学歴」と記入し、2行目から中学校の卒業を古い順に書いていきます。小学校の記載は不要です。中学校卒業のあと、高等学校の入学・卒業、大学(または短大・専門学校)の入学・卒業見込みの順に記入すれば、学歴欄の基本形は完成します。
- 1行目中央:「学歴」
- 2行目:中学校卒業
- 3〜4行目:高等学校 入学・卒業
- 5〜6行目:大学(短大・専門学校) 入学・卒業見込み
行数があらかじめ用意されている新卒用の履歴書テンプレートを使うと、学歴欄の行数や余白のバランスで迷うことがなくなります。
【記入例】新卒の学歴欄の書き方
良い例文
学 歴
2020年4月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 入学
2023年3月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業
2023年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
2027年3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業見込み
NG例
学 歴
2023年4月 〇〇大学 入学
2027年3月 〇〇大学 卒業見込
学部・学科の省略と「卒業見込み」の送り仮名抜けは、書類の正確性を疑われる典型的なミスです。
学校名・年号の書き方ルールと注意点
学校名は正式名称・設置者まで省略しない
学校名は略さず、正式名称で記入します。高校は「都道府県立」「市立」「私立」などの設置者も明記してください。
| よくある省略表記 | 正しい表記 |
|---|---|
| 〇〇高校 | 〇〇県立〇〇高等学校 |
| 〇〇大 | 〇〇大学 |
| 〇〇大学 経済 | 〇〇大学 経済学部 経済学科 |
指定のフォーマットがない場合は、厚生労働省の規格に沿った履歴書テンプレートや、JIS規格に沿った履歴書テンプレートを使うと、学歴欄の行数や体裁で迷うことがありません。
年号は西暦・和暦どちらかに統一する
学歴欄の年号は西暦・和暦のどちらを使っても構いませんが、履歴書全体で表記を統一する必要があります。学歴欄は西暦、職歴欄は和暦のように混在させると、細部への注意力が足りない印象を与えてしまいます。作成日の日付欄も含めて、最初から最後まで同じ形式で書いてください。
在学中・卒業見込みはどちらを書く?
就職活動の本選考に提出する履歴書では、「卒業見込み」と書くのが基本です。「在学中」はアルバイトやインターンシップなど、卒業時期が選考条件にならない場面で使う表現のため、新卒の本選考では書き分けに注意してください。


採用担当者は学歴欄のここを見ている
見ているのは学校の知名度ではなく正確さ
採用担当者が学歴欄でまず確認しているのは、学校の偏差値やブランドではなく、正式名称・年号・書式が正確に整っているかという点です。学歴欄は志望動機や自己PRより先に目を通される箇所であるため、ここでの印象が書類全体の評価に影響します。
採用担当者はここを見ている
- 学校名・学部・学科が正式名称で書かれているか
- 学歴欄と職歴欄で年号の書き方が統一されているか
- 「卒業見込み」の送り仮名や日付に誤りがないか
思わず通過させたくなる学歴欄の書き方
多くの就活生が学歴欄を「事実を並べるだけの欄」だと考えていますが、採用担当者は正確な学歴欄から応募者の几帳面さや基礎的なビジネスマナーを読み取っています。学歴欄で丁寧さが伝われば、その後の職歴・自己PR欄も好意的に読み進めてもらいやすくなります。

状況別の学歴欄の書き方(浪人・留学などがある場合)
新卒の学歴に浪人や留学などの経歴が含まれる場合も、基本的な書き方の考え方は変わりません。状況別のポイントを押さえておきましょう。
- 浪人:特別な記載は不要です。高校卒業から大学入学までの期間が空くだけで、採用担当者は年度から把握できます
- 留学(1年以上):休学期間として「休学(語学留学のため)」のように添えて記載できます。語学力のアピールになる場合は積極的に記載を検討してください
- 転校・編入:転校前後の学校をそれぞれ「入学」「卒業(または転入学)」で分けて記載します
浪人や留学の期間が長く学歴欄の書き方に迷う場合は、自分の状況に近い記入例を個別に確認しておくと安心です。
まとめ
- 学歴は中学校卒業から古い順に、正式名称で記入する
- 学校名・年号の書き方は履歴書全体で統一する
- 新卒の本選考では「卒業見込み」と書くのが基本
- 採用担当者は学歴欄の正確さから基礎的なビジネスマナーを見ている
学歴欄は書類の最初に目が通る箇所です。正式名称と統一した年号を守り、記入漏れがないか提出前に見直してください。
履歴書の学歴欄に関するよくある質問
- 履歴書の学歴は中学校からではなく高校から書いてもいいですか?
-
新卒の就職活動で提出する履歴書は、中学校卒業から書くのが一般的です。中学校の記載を省略すると経歴に空白があるような印象を与えることがあるため、中学校卒業から書いてください。
- 学歴欄の「卒業見込み」を「卒業見込」と書いてしまいましたが問題ないですか?
-
「卒業見込み」が正式な表記です。送り仮名の「み」が抜けていると誤字として扱われるため、提出前に必ず書き直してください。
- 学歴と職歴の間はどのくらい空ければいいですか?
-
学歴欄の最後の行を書いたあと、1行空けて中央に「職歴」と記入します。学歴欄と職歴欄を続けて書くと区切りが分かりにくくなるため注意してください。

